富士フイルム デジタルカメラ X100V

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FUJIFILM X100V デジタルカメラの商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較、価格などをまとめ、FUJIFILM X100V デジタルカメラがどんな人におすすめなのかを評価しました。

2023/10/31 更新

写真家、カメラ評論家

田中希美男

X100シリーズ五世代目の最新機種で内蔵レンズの新規設計など各部で改良が加えられた

X100シリーズのすべての機種は、EVF(電子ビューファインダー機能)とOVF(光学ファインダー機能)を備えたハイブリッドビューファインダー、大口径F2.0の画角35mm相当のレンズ、APS-C判のイメージセンサー内蔵という3つの基本コンセプトを備えています。そのX100シリーズの集大成とも言える最新型がX100Vです。約2600万画素のAPS-C判のX-Trans CMOS 4型を採用し、画像処理エンジンも最新型のX-Processor4を使って最高感度は低ノイズのISO51200で撮影ができます。内蔵レンズはスペック値は同じですが光学系を改良して描写性能を向上させています。連写性能は最高11コマ/秒で最大38コマの連続撮影が可能です。液晶モニターはチルト式の上下可動になりました。

画角

写真に映る範囲を角度に置き換えて表現したもので、一般的に言われる視野と近しい意味。焦点距離と密接な関係を持つ。焦点距離が長いほど画角は狭くなり、望遠レンズなどと呼ばれる。画角が46度前後、フルサイズ版換算で焦点距離50mm前後のレンズを標準レンズの目安にするといい。

ISO感度

光を電気信号に変換して記録する際の感度。高感度に設定して撮影することで、夜間の撮影でもカメラに届く光を増幅し適切な明るさで写真に残すことが可能。撮影時の状況に適した値を設定することが重要。

チルト液晶

可動式モニターの一種。モニターを手前に引くことで上下に動かすことができる。バリアングル式と違い、左右に動かすことはできない。最近は、横方向に動かすことができる3軸チルト液晶も誕生している。

光学ビューファインダー(OVF)

ファインダー内に入った光をそのまま見ることができる仕組みのこと。よく電子ビューファインダー(EVF)と比較される。電源を入れずとも、ファインダー越しに遅延なく被写体を見ることができる。一方で、EVFと異なり写真を撮ってからでないと明るさや色合いの調整が確認できないことがデメリット。動く被写体を撮影するのに向いている。

電子ビューファインダー(EVF)

ファインダー内に格納された小さなモニターを見ることができる仕組みのこと。よく光学ビューファインダー(OVF)と比較される。撮影時に細かく設定した、明るさや色合いの状態が反映されたものを撮影前に見ることができ、夜間での撮影もしやすい。電源をつけないと使えないこと、多少の遅延が生じることが弱点。

CMOSセンサー

カメラの撮像素子の一種。CCDセンサーと比較し、消費電力が小さく、処理スピードが速いと言う特徴を持つ。技術の進歩により、CCDセンサーとの画質差も解消されているため、現在はほとんどのカメラがCMOSセンサーを搭載している。

センサーサイズ(撮像素子サイズ)

光を受けて画像を作り出すイメージセンサーの大きさのこと。基本的に、イメージセンサーが大きければ大きいほど画質はよくなり、また同時に価格も高くなる。一般に普及していセンサーサイズは大きい順に、フルサイズ(=35mm)、APS-C、マイクロフォーサーズ、1.0型など。コンデジだとさらに小さいサイズもある。◯型センサーと書かれていたら、基本的にセンサーサイズの話をしていると思えば良い。

APS-C判イメージセンサー

センサーサイズの一つ。フルサイズのイメージセンサーより1段階小さいイメージセンサー。APS-C判のイメージセンサー搭載カメラの「焦点距離×1.5=35mm換算した時の焦点距離」という公式が成り立つ。ちなみにCanon製のAPS-C判は他社と比べて若干小さく作られているがほとんど差はない。

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X100Vの基本スペック

画素数
2610万画素(有効画素)
ローパスフィルターレス
撮像素子
23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) X-Trans CMOS 4(裏面照射型)
焦点距離
23mm(35mm判換算値:35mm)
F値
F2
光学ズーム
-
マニュアルフォーカス
ファインダー方式
光学式/電子式
タッチパネル
GPS機能
-
USB充電
撮影枚数
350 枚
最短撮影距離
10cm(標準)
記録メディア
SDカードSDHCカードSDXCカード
記録フォーマット
JPEG/RAW
シャッタースピード
4〜1/32000 秒
液晶モニター
3型(インチ)162万ドット
撮影感度
通常:ISO160〜12800拡張:ISO80、100、125、25600、51200
内蔵メモリ
-
起動時間
0.5 秒
ファインダー
ハイブリッドビューファインダー
電池タイプ
専用電池
専用電池型番
NP-W126S
連写撮影
11コマ/秒
インターフェース
USB Type-C、HDMIマイクロ端子
4K対応
フレームレート
29.97 fps
動画撮影サイズ
4096x2160(C4K)
記録方式
MOV(MPEG-4 AVC/H.264/リニアPCM ステレオ)
最長撮影時間
約50分
自分撮り機能
-
チルト液晶
バリアングル液晶
-
タイムラプス
-
顔認識
AF自動追尾機能
手ブレ補正機構
-
セルフタイマー
10/2秒
バルブ撮影
Wi-Fi
Bluetooth対応(常時接続)
Wi-Fi Direct対応
-
PictBridge対応
-
防水性能
-
防塵性能
-
耐衝撃性能
-
耐低温性能
-
耐結露
-
幅x高さx奥行き
128x74.8x53.3 mm
重量
本体:428g総重量:478g
カラー
シルバーブラック

X100Vのレビュー

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「画質」に関するユーザーの反応 まとめ

X100Vの画質には、非常に満足されている方が多いようです。フルサイズのイメージセンサーを搭載したカメラにも、勝るとも劣らない美しさとのレビューも見られました。従来製品と比べF2.0まで上がった点も好評で、絞り解放時にキレの良い写真が撮影ができるようです。

実際の口コミ
新レンズ採用でシャープな描写になりとても良くなりました。十字キー不採用など色々不満なところもありますが、かっこいいカメラだから許せちゃう。

出典: https://paypaymall.yahoo.co.jp

X100シリーズで一番不満だったのは開放での甘さでしたが、新レンズ、新センサー、新画像処理エンジンのおかげでAPS-Cカメラの中でもトップクラスの画質だと思います。

出典: https://review.kakaku.com

文句の付け所無いくらいの見事な写り。新開発レンズの恩恵も有り、解放から比較的シャープな写りなのにボケ味も豊。絞るとキレキレです!

出典: https://review.kakaku.com

「デザイン」に関するユーザーの反応 まとめ

X100Vのデザインに惹かれて、購入を決めた方が多くいるようです。クラシカルなカメラデザインが、ユーザーから支持を集めているようですね。好みのカメラアクセサリーと組み合わせた、オリジナルカメラを楽しんでいる方も見られました。

実際の口コミ
外観は渋いですしクラシカルですが不思議な事にモダンでもあります。アルミを使用したとの事ですがMacBookのような感じです。シルバーと言っても安っぽいシルバーではなくずっと眺めてられます。

出典: https://www.amazon.co.jp

ブラックを選択。精悍でカッコ良い。シルバーも捨てがたいが、よりカメラらしいのはこちら。

出典: https://www.amazon.co.jp

ずっと憧れていたシリーズなので文句なし!エッジの効いたデザインがたまりません

出典: https://review.kakaku.com

「液晶」に関するユーザーの反応 まとめ

人込みの中でもカメラを頭上まで掲げて撮影でき、またローアングルでの撮影も可能なことが便利なようです。ボディの厚みが抑えられているので、見た目ではチルト式であることが分からないほどスリムなようです。

実際の口コミ
どっちでもいいなぁって思ってた液晶モニターのチルト機構ですが、あるとやっぱり便利ですね。

出典: https://www.amazon.co.jp

X100シリーズで初めて採用されたチルト式の液晶は便利ですね。混み合ったところで頭上に掲げて撮影できて重宝します。

出典: https://review.kakaku.com

綺麗です。チルトが付いていないようで実は付いてます。便利ですね。

出典: https://review.kakaku.com

低評価が多いトピックの口コミを見る

「タッチ操作」に関するユーザーの反応 まとめ

従来製品と比べてボタンの数が減り、ほとんどの設定をタッチ操作で行うようになったことに対しては賛否両論の声がありました。必要な時以外に誤って触れてしまい、液晶が反応してしまうことには、多くのユーザーが困惑しているようでした。タッチ操作をOFFにして使用している方もいるようです。

実際の口コミ
撮影スタイルや使用状況から、総じて使いやすくなったカメラだと思います。ただ、レンズの変更による描写の変化とタッチパネルの評価は人によるだろうなと思うカメラです。

出典: https://review.kakaku.com

タッチパネルの操作性が許せるか、許せないかが評価の分かれポイントと思います。

出典: https://review.kakaku.com

「操作性」に関するユーザーの反応 まとめ

十字ボタンが廃止され、残念だという口コミがいくつか見られました。従来機では撮影設定や、よく使う機能をボタン一つで呼び出すショートカットキーとして、十字ボタンが重宝されてきたようです。そのため、特に長年富士フイルムのカメラを愛用してきたユーザーの間で、操作の違いに戸惑いの声が多数見られました。

実際の口コミ
前作の100Fを知らないのですが、ボタン類は単略可されてても素早くアクセス出来ます。ただボタン類も小さくなってるので手の大きい私にはファインダー覗きながらの操作は厳しい事も。

出典: https://review.kakaku.com

デザイン優先なのはわかりますが、十字キー?はやっぱりほしいなと

出典: https://review.kakaku.com

Qボタンは完全にボディとツライチ。うっかり押しやすい場所ということもあり、Qボタンはとても小さくボディ面とツライチになってます。まだ使い込んでいないせいもあるでしょうが、Qボタンを手探りで見つけにくいです。

出典: https://www.amazon.co.jp

「手ブレ」に関するユーザーの反応 まとめ

X100Vには手ブレ補正機能がついていないため、注意が必要との声がありました。カメラの構え方や重心をしっかりキープした姿勢で撮影すれば、問題ないようです。しかし、シャッタースピードを落とすと、カメラ上級者の方でも手ブレが発生してしまうようです。

実際の口コミ
手振れ補正がないので普段手振れ補正ガッツリ効いてるOLYMPUSやSONYやPENTAXユーザー様は気を付けてください。

出典: https://www.amazon.co.jp

手ぶれ補正機構は無いのでシャッタースピード遅くなる環境ではしっかり構えるか三脚が必要になってきます。

出典: https://review.kakaku.com

少し持ちづらいかなと思います。そこまで深めのグリップはありません。後、手振れもないのでご注意を。

出典: https://www.amazon.co.jp

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