富士フイルム デジタルカメラ X100T

最安値:¥1,562
FUJIFILM X100T カメラの商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較、価格などをまとめ、FUJIFILM X100T カメラがどんな人におすすめなのかを評価しました。

2022/03/08 更新

写真家、カメラ評論家

田中希美男

EVFとOVFの機能を備えたハイブリッドビューファインダーが魅力の高級コンパクトカメラ

昔のレンジファインダーカメラふうのスタイルにF2.0の35mm相当単焦点レンズ、ハイブリッドビューファインダーを内蔵した「X100シリーズ」は2011年に初代X100が発売されました。その後、カメラのスタイルをほとんど変えず撮影機能の改良と画質を向上させながら、X100S、X100T、X100F、X100Vと5世代にわたってモデルチェンジをしてきました。X100Tは3世代目にあたる機種で、カメラ性能や撮影画質と現在の実販価格を考慮すれば「X100シリーズ」の中ではもっともおすすめのカメラと言えるでしょう。この機種から最高シャッタースピード1/32000秒の電子シャターを内蔵し、無音のサイレントシャッターモードも備えました。

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X100Tの基本スペック

画素数
1630万画素(有効画素)
ローパスフィルターレス
撮像素子
23.6mm×15.6mm(APS-Cサイズ) X-Trans CMOS II
焦点距離
23mm(35mm判換算値:35mm)
F値
F2
光学ズーム
-
マニュアルフォーカス
ファインダー方式
光学式/電子式
タッチパネル
-
GPS機能
-
USB充電
撮影枚数
330 枚
最短撮影距離
50cm(標準)10cm(マクロ)
記録メディア
SDカードSDHCカードSDXCカード
記録フォーマット
JPEG/RAW
シャッタースピード
4〜1/32000 秒
液晶モニター
3型(インチ)104万ドット
撮影感度
通常:ISO200〜6400拡張:ISO100、12800、25600、51200
内蔵メモリ
55MB
起動時間
0.5 秒
ファインダー
ハイブリッドビューファインダー
電池タイプ
専用電池
専用電池型番
NP-95
連写撮影
6コマ/秒
インターフェース
USB2.0(High-Speed)/マイクロUSB端子、HDMIマイクロ端子
4K対応
-
フレームレート
60 fps
動画撮影サイズ
1920x1080(フルHD)
記録方式
MOV(H.264/リニアPCM ステレオ)
最長撮影時間
メモリ容量に依存
自分撮り機能
-
チルト液晶
-
バリアングル液晶
-
タイムラプス
-
顔認識
AF自動追尾機能
-
手ブレ補正機構
-
セルフタイマー
10/2秒
バルブ撮影
Wi-Fi
Bluetooth対応(常時接続)
-
Wi-Fi Direct対応
-
PictBridge対応
防水性能
-
防塵性能
-
耐衝撃性能
-
耐低温性能
-
耐結露
-
幅x高さx奥行き
126.5x74.4x52.4 mm
重量
本体:400g総重量:440g
カラー
BlackSilver

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写真家、カメラ評論家

田中希美男

約2430万画素のX-Trans CMOS IIIにセンサー性能をアップ、高画質で高解像な写真を撮りたい人に

画素数もセンサーもさらに性能アップしたX100シリーズの最新型、より良いものを望む人に

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FUJIFILM デジタルカメラ X100T シルバー FX-X100T S

メーカー
富士フィルム(FUJIFILM)
商品名
FUJIFILM デジタルカメラ X100T FX-X100T B ブラック・S シルバー
撮像素子
23.6mm×15.6mm(APS-Cサイズ) X-Trans CMOS II
F値
2
有効画素数
1630万画素
光学ズーム
1倍
焦点距離
35mm
撮影感度
通常:ISO200~6400 拡張:ISO100、12800、25600、51200
手ぶれ補正
電子式
AF(オートフォーカス)
コントラストAF
連写速度
6コマ/秒
動画
1920x1080(フルHD)
サイズ
126.5x74.4x52.4 mm
重量
440g
その他機能
電子シャッター 1/32000秒、新フィルムシミュレーション「クラシッククローム」、インターバルタイマー撮影
同価格帯の他のカメラと比べると、画素数などスペックでは劣るものの実際の写りでは引けを取らない機種ではないでしょうか? 少し高めのカメラではありますが「撮っていて楽しい!」となることは間違いありません。

出典: https://www.yodobashi.com

X100Tは数値スペック的に凄いと言える点はないのですが、良い写真が撮れるとのことです。数字に表れない富士フィルムの長年のノウハウが蓄積されているのでしょう。
カメラには愛玩性も重要かと思っていますがx100tはいつも側に置いておきたい魅力があります。今でも満足度5ですが、ブラッシュアップして欲しいとしたらAFとファインダーの大きさ増、重量増が少なくて済むなら防塵防滴でしょうか。

出典: https://review.kakaku.com

X100Tには満足している人が多いですが、それでもオートフォーカスの改良や防塵防滴などは可能であればしてほしいということなのでしょう。
今までに、Nikon, Canon, Sony, Lumix, Sigma のカメラを使用してきましたが、 皆さんが絶賛されているJpeg での撮って出しの色味という面ではこれらの中でNO.1メーカーだと思います。 とくに肌色、水色、ピンクなどの透き通った色味は本当に素晴らしいです。

出典: https://review.kakaku.com

X100Tの色味が具体的にどう良いのかと言うのを書いているレビューは少ないのですが、これはわかりやすいのではないでしょうか。
AFは改善の余地ありだし、全体的に動きはもっさり グリップも自分にはやや合わないです ですが、優秀な光学ファインダーは作品作りへの意欲を高め、 こだわり抜いた絵作りは、デジタル世代の私の心を動かすものがあります

出典: https://review.kakaku.com

この方はデジタル世代を自任してある程度厳しいことも言われていますが、それでもX100Tをとても気に入っているとのことです。
描写力に関しては個体差が大きいのが大きな問題点だと思います。 特に風景撮影の場合、購入したら、まず最初に念密な試写を行なって、四隅の描写性能に問題が無いかどうかを確認することが必要ですよ。

出典: https://review.kakaku.com

X100Tの四隅で欠落があるという初期不良に触れたレビューもありますので、購入したらこのように確認した方が良いでしょう。
ファインダーも、OVF/EVFに切り替えが可能なうえ、OVFであってもカメラの情報を直接画像に乗せて表示させるスーパーインポーズができる点、その他、OVFを利用している際も、フォーカスエリアだけを画面の隅に拡大表示して正確なフォーカスなどを得られる機能など、ちょっと他では見受けられない、ユニークかつ斬新な機能を搭載しています。

出典: https://www.amazon.co.jp

X100Tのこのファインダーの変わった機能はメーカーもアピールしています。
今どき、正直言って、カメラにおまかせ!の方がキレイな写真が撮れたりするんだけれども。 撮影する、という行為自体にロマンというか、たのしみを求めるのもなかなか知的で良いのかと。

出典: https://www.amazon.co.jp

X100Tはズームも手振れ補正もありませんが、それにより考えて工夫して撮るというカメラ本来の楽しみを味わえるのかもしれませんね。
・画像はとてもきれい。 ・操作しやすい。 ・ファインダーがとても良い。 ・外装がレトロで良い。 ・所有する喜びを感じ、長く愛用したくなります。

出典: https://www.amazon.co.jp

とても簡単でシンプルで、X100Tの良さが簡潔によくまとまっているレビューですね。

FUJIFILMのX100FはX100Tより3年後に発売された後継モデルです。X100Tよりも様々な点で性能がアップしています。

 

画質については、X100Tは有効画素数が1630万画素でしたが、X100Fは2430万画素に向上しています。撮影感度のISOはX100Tの最大6400からX100Fは最大12800に倍増しています。撮影間隔はX100Tの6コマ/秒からX100Fは8コマ/秒に向上しています。

 

そして最短撮影距離はX100Tの50cmからX100Fは10cmになりました。非常に近くまで寄ることができます。

 

またX100Fはオートフォーカス(AF)速度も向上しています。AF測距点はX100Tの49点からX100Fは91点に、像面位相差AFエリアはX100Fは230%拡大しています。

 

操作性については、X100Tで背面の左側に合ったボタンはX100Fでは全て右側になっています。これは操作しづらいという声に対応したものと思われます。さらにX100Fは新たにフォーカスレバー、露出補正ダイヤルのCポジション、ビルトインISOダイヤルがついています。

 

光学ファインダーについてはX100Fは小型EVFの倍率の変更が追加されました。撮影モードはX100FはACROSモードとグレイン・エフェクト機能が追加されています。

 

なおサイズと重さはX100FはX100Tとほとんど変わっていません。

 

このように非常に多くの改良が施されていて、X100Fは性能はX100Tに大きく勝る結果になっていますが、ただ1点劣る所があります。それは撮影枚数で、X100Tの330枚からX100Fは270枚に低下しています。スペックが上がった結果、消費電力が増してしまったのでしょう。ただしこの270枚は光学ファインダーにEVFを使用した場合で、OVFのみを使用した場合は390枚とむしろ改善しています。

 

結論としてはX100TよりもX100Fを買った方が良いことになりますが、実勢価格もX100Fの方がかなり高くなっていますので、それを考慮する必要があります。

FUJIFILMのX100SはX100Tの前年に発売された先代モデルです。性能的には同じ所も多いのですが、違いも色々とあります。

 

大きな違いは光学ファインダーで、X100TはX100Sから改良された「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」によって、OVFの上にEVFを乗せるといったような新開発の機能が搭載されています。X100Tの光学ファインダーは口コミで好評のため、大きな差と言えるでしょう。

 

またX100TはX100Sに無い電子シャッターが搭載され、シャッタースピードが1/4000から1/32000に向上しています。X100Tはサイレント撮影もできます。さらに液晶モニターのサイズと解像度がX100TはX100Sから向上しています。内蔵メモリはX100Sの24MBからX100Tは55MBに向上しています。

 

またX100TはマイクロUSBに対応し、USB充電ができるようになりました。さらにX100TはWiFiに対応、顔認識、顔キレイナビなどデジタル系の仕様が進化しています。というよりは、X100Tで上位モデルのデジカメで普通は出来ることが追加されたと言うのが正しいでしょう。

 

サイズ・重さは変わっていませんが、口コミではX100Tの方が高級感が増したと言われています。

 

結論としては、X100Sをかなり安く買える機会が無い限りは、X100Tを買うべきでしょう。