パナソニック デジタルカメラ DMC-CM1

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パナソニック LUMIX DMC-CM1 デジタルカメラの商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較、価格などをまとめ、パナソニック LUMIX DMC-CM1 デジタルカメラがどんな人におすすめなのかを評価しました。

2022/03/08 更新

写真家、カメラ評論家

田中希美男

スマートフォンに28mm相当のF2.8レンズを内蔵させたAndroid4.4 OS搭載のカメラ

約15ミリの薄さのスマートフォンスタイルのカメラボディに28mm相当のライカDCエルマリートF2.8レンズを内蔵。2015年3月の発売で2000台限定販売でした。Android 4.4 OSを内蔵してLTE通信機能を搭載しています。センサーは約2000万画素の1.0型CMOSで、ISO感度はISO100から最高ISO2500まで設定できます。シャッターはメカ式と電子式を搭載していて、最高50コマ/秒の高速連写、4K動画が可能でステレオマイクも内蔵しています。MicroSDカードに撮影画像を記録することもSNSにアップすることもクラウドに転送保存することも容易にできます。いまのスマートフォン内蔵のカメラ機能に比べると少し見劣りするところもありますがチャレンジングな記念碑的カメラでした。

ISO感度

光を電気信号に変換して記録する際の感度。高感度に設定して撮影することで、夜間の撮影でもカメラに届く光を増幅し適切な明るさで写真に残すことが可能。撮影時の状況に適した値を設定することが重要。

CMOSセンサー

カメラの撮像素子の一種。CCDセンサーと比較し、消費電力が小さく、処理スピードが速いと言う特徴を持つ。技術の進歩により、CCDセンサーとの画質差も解消されているため、現在はほとんどのカメラがCMOSセンサーを搭載している。

センサーサイズ(撮像素子サイズ)

光を受けて画像を作り出すイメージセンサーの大きさのこと。基本的に、イメージセンサーが大きければ大きいほど画質はよくなり、また同時に価格も高くなる。一般に普及していセンサーサイズは大きい順に、フルサイズ(=35mm)、APS-C、マイクロフォーサーズ、1.0型など。コンデジだとさらに小さいサイズもある。◯型センサーと書かれていたら、基本的にセンサーサイズの話をしていると思えば良い。

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DMC-CM1の基本スペック

画素数
2090万画素(総画素)2010万画素(有効画素)
ローパスフィルターレス
-
撮像素子
1型MOS
焦点距離
28mm
F値
F2.8
光学ズーム
-
マニュアルフォーカス
ファインダー方式
-
タッチパネル
GPS機能
USB充電
-
撮影枚数
300 枚
最短撮影距離
10cm(標準)
記録メディア
microSDカードmicroSDHCカードmicroSDXCカード
記録フォーマット
JPEG/RAW
シャッタースピード
60〜1/2000 秒
液晶モニター
4.7インチ622万ドット
撮影感度
通常:ISO125〜12800拡張:ISO100、25600
内蔵メモリ
-
起動時間
-
ファインダー
-
電池タイプ
専用電池
専用電池型番
-
連写撮影
50コマ/秒
インターフェース
USB2.0
4K対応
フレームレート
15 fps
動画撮影サイズ
-
記録方式
MP4
最長撮影時間
約70分
自分撮り機能
-
チルト液晶
-
バリアングル液晶
-
タイムラプス
-
顔認識
AF自動追尾機能
手ブレ補正機構
-
セルフタイマー
10/2秒
バルブ撮影
-
Wi-Fi
Bluetooth対応(常時接続)
-
Wi-Fi Direct対応
-
PictBridge対応
-
防水性能
-
防塵性能
-
耐衝撃性能
-
耐低温性能
-
耐結露
-
幅x高さx奥行き
135.4x68x21.1 mm
重量
本体:203g総重量:204g
カラー
シルバー

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パナソニック

LUMIX DMC-CM1

メーカー
パナソニック(Panasonic)
商品名
LUMIX DMC-CM1
撮像素子
1.0型 総画素数2090万画素 高感度MOSセンサー
F値
F2.8-11
画素数
2090万画素
光学ズーム
最大4倍(EX光学ズームによる最大値。内訳は撮影サイズによって異なる。)
焦点距離
f=10.2mm (35mm 判換算: 28mm)
撮影感度
1倍*/1.25倍/2倍/4倍/8倍/16倍/32倍/64倍/128倍/256倍*(1/3EVステップに変更可能) *[拡張ISO感度]
手ぶれ補正
-
AF(オートフォーカス)
23点(コントラスト式)
連写速度
超高速(SH):約50コマ/秒 高速(H):約10コマ/秒、中速(M):約5コマ/秒、低速(L):約2コマ/秒
動画
4K/15p , 3840×2160 FHD/30p ,1920×1080 HD/30p , 1280×720 VGA/30p , 640×480/1:1/30p , 640×640
サイズ
幅 約135.4×高さ 約68.0×奥行 約21.1mm(ボディ部:15.2mm)
重量
約203g(SIMカード、SDカード除く)
その他機能
Wi-Fi対応、Bluetooth対応
スマホでしか撮影できない場所で大活躍。 画質はセンサーサイズ1.0で申し分なし。 後継機は通話機能が省かれており、スマホとしては唯一無二の存在。

出典: https://www.amazon.co.jp

日常でのシャッターチャンスを取り逃さないという点で評価されています。新たなスマートフォンが多く誕生していますが、これほどまでにカメラとしての機能が充実したものは他にないことから「唯一無二」とレビューされています。
個人的に最も気がかりなのがこれ。 群を抜いて持ちが悪いとは思いません。 しかし、スマホとカメラの2台がひとつとなっている機種と解釈すると、やはり心もとない減り方をします。

出典: https://review.kakaku.com

スマホとカメラの機能を両方持っている分、外に持ち出している時間が長くなるのかもしません。そのため、群を抜いてはバッテリーが悪いわけではないけど、バッテリーの減りの速さが気がかりになるようです。
価格、バッテリについては不満がかなりあります。 それ以外の部分は及第点だと思います。 もう一回り大きくなってもよかったので、液晶を一回り大きくして、 バッテリ容量を倍増していただきたいところです。

出典: https://review.kakaku.com

LUMIX DMC-CM1のおすすめポイントである超薄型という点について、そこまでの小ささを望んでいないようです。確かにカメラとしての機能を考えると、それよりも画面の見やすさとバッテリーの持ちが重要なのかもしれません。
最後に、スマホとして、余計なアプリが入っていないのが好印象です。 どれだけ長く使い続けられるかわかりませんが、 今となっては愛着にあふれる機種です。

出典: https://review.kakaku.com

投稿者はスマートフォンの機能よりもカメラとしての機能に着目しているようです。そのため、スマートフォンとしての機能は最低限で良いとレビューされています。
とても良いスマートフォン付きカメラ。 スマートフォンとして通話も活用したいため、これは唯一無二の存在。 CM10が通話無しになってしまったため、CM1が買えなくなる前に購入。

出典: https://www.amazon.co.jp

あくまでカメラであることが強調されています。スマートフォンとしての最低限の機能である通話機能が搭載されていますが、カメラがメインであり無駄なものがないため、ストレスフリーなのかもしれません。
グリップは無いですが、滑らないので、グリップ感はそれほど悪いとは 感じません。 がっちり持とうとするとパネルに手がかかってしまうのは困ります。

出典: https://review.kakaku.com

グリップが無いことについては、そこまで気にされていないですが、小型のため、構えて撮影するのは難しいのかもしれません。スマートフォンとしての気軽な撮影なのか、それともがっちりと写真を撮りたいのか、それによって良し悪しが分かれてしまうようです。
もう1つは意外と高温になりやすい。写真を撮り終えて、WIFIでクラウドにアップロードしていると、結構高温になり、画面の明るさ調節ができなくなったり、WIFIの使用もできなくなることがある。

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カメラとしての性能が良い分、本体にかかる負荷が大きいようです。連続して写真を撮り続けたい場面などでは、カメラが言うことを聞かなくなってしまうのは考え物です。
携帯電話として考えると画質は非常に良いです。ポケットに入る高画質な携帯電話と考えると、他に選択肢がありません。一眼レフは使わなくなりました。

出典: https://www.amazon.co.jp

LUMIX DMC-CM1の利点が最大限に活かされているようです。カメラと携帯を合わせて持ちたいと考えているユーザーには最適の機種なのではないでしょうか。一眼レフを使わなくなったことは驚きです。

LUMIX DCM-CM10は、LUMIX DCM-CM1のおよそ1年後に発売された後続機です。LUMIX DCM-CM1が2000台限定で販売されたのに対して、LUMIX DCM-CM10は、その制限がなく販売されています。機能面で大きな変化はなく、LUMIX DCM-CM1の普及モデルとしての位置付けで販売されているようです。ただし、もちろん変化している点もあります。

 

まず一つ目は、LUMIX DCM-CM1にはなかったストラップホールが設置されていることです。LUMIX DCM-CM1では、アクセサリー用の端子が配置されていたのですが、こちらに関するアクセサリーは結局販売されず、ユーザーの要望が多かったストラップホールが代わりに設置されたようです。これなら持ち運び便利になりますね。

 

二つ目は、デザインが変化したこと。それまでシルバーで彩られていたカメラの周りが、黒色へと変わり、よりスタイリッシュなデザインに変化しています。スマートフォンというよりも、より一般のカメラに近いデザインなのではないでしょうか。

 

また、大きな違いとしては、LUMIX DCM-CM10には電話機能がない、ということが挙げられます。パナソニックの想定に反して、ユーザーはあまり電話機能を望んでいなかったようで、スマートフォンとしての機能よりも、よりカメラにフォーカスしたシステム設計になっています。

 

LUMIX DCM-CM1で気になる点として挙げられたOSのバージョンについてですが、こちらはアップデートの予定はないようです。カメラ独自のシステム設計もあるせいか、OSのアップデートには難が生じていると思われます。

 

上記の通り、LUMIX DCM-CM1の普及モデルとしての位置付けのため、大幅な機能の変化はありませんが、電話機能を排したことなどによって、値下げすることが可能になりました。2000台という限定もないことから、より多くの人が手にしやすくなったのではないでしょうか。

 

スマートフォンは最新のものを使用するが、カメラについては別で持ちたい、というユーザーには、比較的手に入れやすいLUMIX DCM-CM10を選ぶことをおすすめします。どちらの機種も「コミュニケーションカメラ」として機能が十分に備わっているため、どちらを買うのかは、ユーザーの用途に合わせて検討してみてはいかがでしょうか。