省エネ性能の良い冷蔵庫とは?節約につながる仕組みや使い方の解説。

家庭の電化製品の中でも常に稼働している冷蔵庫は、古い機種だと省エネ機能も低くかなり電気代がかさんでしまいます。なので、省エネ性能に特化した冷蔵庫を分かりやすく、省エネの仕組みや電気代節約の賢い使い方を交えて解説してみました。

2021/10/21 更新

冷蔵庫はキッチンの主役として、毎日の生活に欠かせない家電の一つです。そして家庭の中で一番、電力を消費している家電でもあります。

 

なので冷蔵庫を省エネ性能の良い機種にするだけでも、電気代をこれまでの2/3以下にできてしまうほどお得になります。家族が増えて冷蔵庫のサイズが小さく感じる方やもう古いようであれば、冷蔵庫を省エネ性能の良い機種に買い替えることによって節約が簡単にできてしまいます。

 

冷蔵庫が家庭の電力消費を占める割合は、なんと全体の14.2%にもなると言われています。その割合は電化製品の中でも最大で、冷蔵庫と同様にシーズンを問わずに使う照明器具やテレビも激しく電力を消費しています。逆を言えば、常に稼働させているものを省エネ仕様にするだけで、かなりの節約をすることが可能です。

省エネ性能の良い冷蔵庫はなぜ、消費電力量が他の機種と比べて少なくて済むのか。サイズや設置する場所、普段の使い方や手入れの仕方によってかなり電気代に差がでます。

冷却の仕組み

最近の大型冷蔵庫ではモーターの回転数を制御するインバーターや、内容量を把握するセンサーなどに、エコナビという人工知能が採用されています。

 

その人工知能が冷蔵庫内を冷やしすぎたり、不要なオン・オフをしないため、消費電力も抑えることが可能になりました。ただ一方で、小型の冷蔵庫は基本的に価格帯が安く設定されています。

省エネの冷蔵庫の断熱材について

冷蔵庫は例えるなら巨大なクーラーボックスのようなもので、一度冷やした冷蔵庫内の温度を保つ性能が高ければ高いほど、消費電力を抑えられます。

 

ただ価格帯が低い小型の冷蔵庫は、インバーターやセンサーの場合と同様に、大型の冷蔵庫が採用するような性能の良い断熱材や方法を採用しにくいです。

 

また、熱は冷蔵庫の表面から逃げていくので、容量あたりの表面積が小さくできる大型の冷蔵庫は冷気を保つという面でも、小型の冷蔵庫に比べて有利になります。

冷蔵庫は一回り大きく

家族が増えて冷蔵庫のサイズが小さく感じて、大きい冷蔵庫へ買い替えるという場合。大きな冷蔵庫に買い替えると、消費電力はやはり大きくなってしまうのか?

 

実は、大きな冷蔵庫に買い替えると、消費電力はむしろ少なくなる傾向があります。大型の冷蔵庫は、冷蔵庫内に余裕があることで詰め込みすぎを避けることができます。また冷気が流れるスペースも設計上確保しやすいので、サイズアップすることによって、効率よく冷やせることも、消費電力に関係してきます。

 

ただ、必要以上に大きすぎる冷蔵庫は無駄な電力をたくさん使ってしまいますし、逆に小さすぎる冷蔵庫は冷蔵効率が悪くなるので、家族の人数や使い方に合わせた容量の冷蔵庫を選ぶのをおすすめします。

冷蔵庫の賢い使い方でさらに省エネ

冷蔵室は詰め込みすぎない

冷蔵室への食品の入れ方や温度設定によって消費電力は大きく変わります。コツは冷蔵室内に食品を大量に詰め込みすぎないことです。詰め込みすぎてしまうと、冷気の循環が悪くなり庫内を冷やすための消費電力が増してしまいます。冷風口がふさがれることも同様に、激しく電力を消費する原因になります。

 

一般的には、冷蔵庫に入れる食品の量は7割以下が理想と言われています。食材や食品、食べ残しなども詰め込みすぎの原因になります。冷蔵室内の中身も定期的にチェックして消費期限が切れているものなどがあれば処分することをおすすめします。

 

また、未開封の缶詰や瓶詰、調味料などは常温保存で大丈夫です。それ以外にも冷蔵庫に入れなくても涼しいところで保管できる野菜や食品もあるので、冷蔵室内の効率的な容量管理に気をつけてみてください。

冷凍室は隙間なく

逆に冷蔵室内とは違い、冷凍室内は隙間なく食品を入れることによって温度管理がしやすくなります。冷凍室内に隙間なく入れた食品同士が保冷しあい、保冷効果がアップします。そのため、ドアを開け閉めしたときの温度上昇を抑えることができます。これにより、かなり効率的に省エネが可能になります。ただし、小型の冷蔵庫には冷凍室にファンがついていないものもあるため、霜取りが必要になってくるので庫内の温度が変わらないように注意してください。

冷蔵庫の霜取りの原因と方法 | 予防グッズや霜取り機能付冷蔵庫を徹底紹介

冷蔵庫の配置も気をつける

冷蔵庫の設置場所が狭いと冷蔵庫自体に熱がこもってしまうので、それを冷やそうとするために、さらに余計な電力を消費してしまいます。冷蔵庫の上部・左右・裏側に、5~10cm程度の隙間を空けて設置することで、熱がこもるのを防ぎ効率よく冷やすことができます。極力、冷蔵庫の上にも物を置かないようにするのもおすすめです。

大人気の冷蔵庫の配置場所やレイアウト | 配置の際や注意点や人気のレイアウトをご紹介

冷蔵庫の定期的な掃除

定期的に冷蔵庫の掃除をするのも省エネ効率を上げる方法としてはおすすめです。冷蔵庫の外側にホコリが溜まっていたり、冷蔵庫内が清潔に保たれていないと冷却効率も下がるので、適度に掃除しましょう。

【お手軽】冷蔵庫の掃除の仕方は?必要なものは? | 掃除の手順と掃除の便利グッズを紹介

省エネ性能が良い冷蔵庫の仕組みや機能を紹介しました。それを踏まえて、省エネ性能の良い冷蔵庫の一人暮らしから家族向けまで、おすすめの機種をピックアップしてサイズ順に分かりやすく紹介していきます。

1〜2人暮らしにおすすめ

省エネ基準達成率100% 年間消費電力300kWh ★★★★★

シャープ(SHARP)

シャープ SHARP 冷蔵庫(幅48.0cm) 137L つけかえどっちもドア 2ドア ブロンズ系 SJ-D14E-N

価格:44,059円 (税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

シャープの冷蔵庫は引越しの回数が多い方や冷凍する食材が多い方におすすめなので、一人暮らしの方や冷凍食品の買いだめなどをしておく人におすすめできます。

 

扉の左右どちらからも開けられる【どっちでもドア】は引越しをしても家の間取りをあまり気にせず設置できます。さらに来客などがあった場合に、冷蔵庫の中身が見えない方向に開けたりすることもできます。

2〜3人暮らしにおすすめ

省エネ基準達成率104% 年間消費電力335kWh ★★★★★

三菱

三菱 365L 3ドア冷蔵庫(ナチュラルブラウン)【右開き】MITSUBISHI MR-CG37E-T

価格:109,800円 (税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

三菱の冷蔵庫は肉や魚など、生鮮食品の鮮度を長持ちさせて保存できる【氷点下ストッカー】を搭載した、幅60cmのスリムモデルがおすすめです。 氷点下でも凍らせない三菱独自の技術で、食品のうまみを逃さずに保存できます。

 

幅広のチルド室はハムやチーズなどの加工食品をたくさん入れられるので、まとめ買いをしても安心です。スリムサイズでキッチンにも置きやすく、鮮度管理がしっかりしているので買いだめもしやすです。

3〜5人暮らしにおすすめ

省エネ基準達成率115% 年間消費電力245kWh ★★★★★

三菱

三菱 365L 3ドア冷蔵庫(ナチュラルブラウン)【右開き】MITSUBISHI MR-CG37E-T

価格:208,500円 (税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

三菱の冷蔵庫をもう一機種紹介します。こちらは家族向けに適した大きめのサイズで、冷蔵庫に搭載されているAIが、自動でライフスタイルに合わせて省エネと使いやすさのサポートします。 食材を解凍せずにすぐ切れる【切れちゃう瞬冷凍A.I.】は、タケノコやジャガイモなどの冷凍に向いていない食材でも、最適な凍らせ方を自動で調節するので食品を入れるだけでおいしく冷凍できます。アツアツのごはんをそのまま冷凍することもできるので、炊き立ての美味しさも逃しませんし、食材を凍ったままほぐすこともできるので、使う分だけ肉やカット野菜を取り出すのも簡単です。

冷蔵庫(省エネ評価:★★★★★)の商品一覧|ランク王

家庭で使用する電化製品の中でも、年間を通していちばん消費電力が大きいのは冷蔵庫です。年間を通して使い続けるうえに、買い換えにも手間のかかる製品だからこそ、可能な限り余裕があるサイズを選び無理のないように使用していくことで省エネに繋がります。

買い換えることでの節電と冷蔵庫の賢い使い方での省エネ化。省エネ性能の高い冷蔵庫への買い替えや、小さく感じてきた冷蔵庫のサイズアップなどの参考にしてみてください。

# 省エネ