冷蔵庫を搬入する時の注意点|幅サイズがギリギリで部屋に入らない?

新しく買った冷蔵庫は搬入に適切な寸法か確認しましょう。事前の準備を怠ると、「これから使うつもりの冷蔵庫が搬入できない!」という悲劇を生んでしまうかも。この記事では搬入前の注意点、搬入当日までに確認すべきポイントをまとめています。「冷蔵庫がギリギリで部屋に入らない」事態を避けるために、ぜひ参考にしてください。

2022/02/25 更新

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冷蔵庫を新しく購入したら、それで終わりではありません。次に自宅への「搬入」が必要です。実は、設置するスペースと冷蔵庫のサイズだけ確認していても不十分なことがあります。搬入ルートや周辺の環境によって、搬入できない可能性があるからです。

 

新しい冷蔵庫だけでなく、引っ越しの際に今まで使っていた冷蔵庫を移動するときも同様です。せっかく新調した冷蔵庫も、搬入できなくては元も子もありませんよね。

 

この記事では冷蔵庫を搬入に伴う注意点や、搬入当日までに確認すべきポイントをまとめています。ぜひ本記事を参考にして、確実に搬入できる状態で新しい冷蔵庫の購入や引越しに踏み切りましょう。

はじめに最低限チェックすべきポイントを紹介します。冷蔵庫を設置したい場所まで運ぶために冷蔵庫が通るすべてのルートに目を配ることが大切です。以下の4つのポイントをチェックしましょう。

 

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冷蔵庫のサイズに合わせた、経路の確保が必須です。家の中の通路はもちろんですが、マンションやアパートであれば建物自体の入口から、部屋にたどり着くまでの通路も該当します。冷蔵庫の通り道すべてを意識して採寸していきましょう。

 

冷蔵庫のサイズと同じくらいの幅しかない状態は危険です。搬入業者が作業する隙間を確保できません。その場合、台車に乗せたり床をスライドさせたりと、工夫はしてくれますが、方向転換が上手くいかなかったり、搬入自体が困難になるケースも考えられます。目安としては、冷凍庫のサイズ+10~20cmほど確保できれば安心でしょう。

 

特に廊下の曲がり角や、階段の踊り場には注意してください。搬入業者が冷蔵庫を抱えて曲がれる広さが必要となりますので、余裕をもって幅を見ておくことが大切です。

部屋・玄関・ビル・エレベーターなど冷蔵庫が通過する入口はすべてチェックしましょう。建築物には既定サイズの扉が採用されることが多いため、幅に余裕がないこともありますが、冷蔵庫の幅+10cm以上が理想です。しかし既存の冷蔵庫の移動では、環境に合わせてのサイズ調整は難しいですよね。

 

搬入事例によると、冷蔵庫と扉の隙間が1cmほどしかない状況でも、どうにか搬入したというケースも見られますしかし5mmを下回ると搬入を断られる場合がほとんどの模様。扉サイズがギリギリの場合は、あらかじめ業者に相談するようにしましょう。どうしても扉を通過できない場合、戸建ての1階なら、窓から入れる方法もあります。

 

また扉を採寸する際には、ドアノブなどの凹凸や、扉の開き具合に注視してください。扉の開口寸法ではなく、有効寸(実際に使える幅)を測ることが重要です。

たとえ1cmほどの小さな段差であっても、搬入時には障害物になります。ご家庭であれば、床に敷いたカーペットなど、足元に置いている邪魔になりそうなものは、搬入時に片付けておくのがおすすめです。

 

また、搬入経路をふさぐ食器棚やタンスなども邪魔にならないところへ移動させておきましょう。基本的に搬入業者が行うのは冷蔵庫の移動のみです。食器棚やタンスが重くて自分で動かせない場合は、事前に搬入業者に相談してください。追加料金や無料サービスで対応してくれる可能性があります。

 

経路にドアノブの出っ張りや、手すりなどある場合も注意が必要です。わずかな凹凸が搬入の妨げになってしまうケースも多くあります。特に天井は盲点になりがちです。一部の天井が低かったりすると、冷蔵庫をななめに倒して運ぶことになるので、より広いスペースが必要となります。

冷蔵庫が正常に動作するためには、庫内を冷やす際に発生した熱を外に逃がす必要があります。そのため放熱できるよう、左右・背面・上面は壁から距離をあけて設置しなければなりません。必要な隙間の寸法は、事前にメーカーの商品設置に関するマニュアルを確認するようにしましょう。

 

設置場所についても適切なスペースを確保できるように心がけましょう。一般的に床が水平で丈夫であることや、熱気・湿気が少なく風通しのいい場所が条件として挙げられます。また、設置予定の場所から届くところにコンセントがあるかも必ず確認してください。

アパートやマンションへの搬入では、建物の構造によって思わぬ追加料金が発生することがあるので要注意です。ご紹介する項目に該当する場合は、事前に搬入業者へ相談し、必要に応じて見積を依頼されることをおすすめします。

 

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エレベーターなしの物件では搬入にかかる労力やリスクが大きくなるため、ほとんどの場合に追加料金が発生します。

 

階段だけの場合、作業員を増やすことがあるので人件費の追加が考えられます。また業者は万が一の物損事故に備えて保険に加入していますが、エレベーター搬入と比較して、物損事故の割合が高くなるので、保険料も割高に設定されることが多いです。

 

これらの差額がお客様に上乗せとなり、料金が高めに設定されるのです。1フロア上がるごとに1000~2000円程度の追加料金が相場と言われています。

エレベーターがない建物でも2階までは、通常料金で階段から搬入してもらえることがありますが、家の中などにある内階段を使用する場合には注意が必要です。螺旋階段の場合も、追加料金が発生することがほとんどです。

 

500L以上の冷蔵庫になると、おおよそ追加料金の対象になるので目安にされると良いでしょう。小型の冷蔵庫は対象にならないケースもあるようです。また、手すりなどの障害物や階段の形状で冷蔵庫が通らない時には、搬入を断られることもあるのでご注意を。

戸建ての2階にキッチンがある場合、搬入の難易度は格段に上がります。環境によっては、作業面でも費用面でもかなり負担になることがあるので、事前に対策を整えておきましょう。

 

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2階のキッチンへ冷蔵庫を上げるには、やはり階段が搬入の急所になります。通常の住宅に備わっている特別仕様でない階段も、搬入する目線でみると手狭な場合や、角度が急すぎて危険な場合があるからです。

 

手すりの凹凸や踊り場の広さが足りず、物理的に冷蔵庫が通らないときには、手すりを外したり、冷蔵庫の一部を解体するような荒業に踏み切る場合もあります。しかし、どちらかに損傷が残る可能性があるのでおすすめはできません。

どうしても家の中から搬入経路が確保できないときに、クレーンで搬入する手段もあります。冷蔵庫をクレーンで吊り下げて、2階の窓やベランダから搬入するのです。ただし、かなり大がかりな作業になります。

 

クレーン搬入できる環境も限られます。家がクレーンを駐車できる大通りに面していることや、空中に電線など障害物がないなどの条件があり、費用も2~3万円ほどが想定されます。

 

総合的に見てクレーンを使ってまでも搬入するメリットがあるかどうか、事前によく吟味して踏み切りましょう

適切な経路の確保もできず、クレーン搬入できる環境もないと途方に暮れている人の最後の砦が搬入の専門業者です。専門業者には2階に冷蔵庫を上げるプロもいます。

 

クレーンより小回りの利く電動リフトの使用や、力業で2階まで冷蔵庫を持ち上げて、窓から搬入する方法など通常の搬入が困難であっても、別の方法を提案してくれる頼もしい存在です。

 

時には冷蔵庫を解体する場合もあります。その場合、冷蔵庫の保証が効かなくなるのがデメリットです。搬入できるメリットと同時に、デメリットも合わせて確認しておくことが重要です。

冷蔵庫を購入したあとに、搬入ができないことが発覚すると一番面倒です。機種を選び直し、搬入の日程も決め直さなければなりません。

 

搬入業者によると、玄関まで冷蔵庫を運んだのに設置場所にたどり着けず、そのまま引き返したという事例も少なくないそうです。搬入ルートや周辺環境、業者の繁忙期か否かによって、料金にも差が出ます

 

直前に困ったことにならないよう、まずは見積もりを依頼しましょう。冷蔵庫の現物と搬入ルートを下見してもらうのが最も安心です。

しっかり準備していても、当日にトラブルが起こる可能性はあります。見積段階で「搬入で壁や冷蔵庫が傷ついたらどうなりますか?」と補償について必ず確認しておきましょう。後で相談するのはトラブルの元になります。

 

搬入当日は、作業中に目を離さないことが大切です。何かあった時は、搬入によって起こったトラブルなのか否かを証明する必要がありますが、その場で指摘できれば責任の所在が明らかです。搬入前と後で、壁や床や冷蔵庫などの写真を撮っておくことも有効ですよ。

冷蔵庫の搬入といっても、環境によって方法や料金はさまざまです。また、設置場所によっては追加料金が必要な場合もあります。事前のリサーチを徹底して、納得できる方法と価格でスムーズな搬入を目指しましょう。

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