冷蔵庫のワット数(消費電力)は何ワット? | 調べ方や平均・最大消費電力も

冷蔵庫を購入する際、電力量(ワット数)を気にしますよね。冷蔵庫は日々進歩し、10年前の冷蔵庫よりも消費電力量(ワット数)大幅に減りました。この記事では、消費電力(ワット数)の見方や調べ方の解説をします。また、節約方法やおすすめの商品もご紹介しますのでぜひご覧ください。

2022/08/15 更新

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皆さんは冷蔵庫を購入するときは何を指標に購入しますか?なかには、電気代を気にして冷蔵庫を購入する方もいます。電気屋さんに置いてある冷蔵庫には必ず年間消費電力量が記載されていますが、その数字の意味を知っている方は多くありません。

 

年間消費電力量にはワット数が関係しています。ワット数は冷蔵庫内のラベルや取扱説明書に記載されています。しかし、ワット数と年間消費電力量、電気代がどう関わっているのかいまいちわかりにくいですよね。

 

そこでこの記事では、冷蔵庫のワット数の見方と電気代の関係を徹底的に解説していきます。記事の最後には、消費ワット数が少ない冷蔵庫も紹介しているのでぜひご覧ください。

ワット・年間消費電力量・定格消費電力量など、似たような言葉がたくさん並ぶとわかりにくいですよね。ここでは、ワットの意味や算出方法について解説するとともに、消費電力量や定格消費電力の特徴についても説明します。

 

【目次】

簡単に説明すると、ワット【W】とは消費電力を指し、家電を動かすために使う電気の量を表しています。ワット【W】は以下の計算式で数値として出せますが、数値が大きいほど消費電力も大きくなり、電気代も高くなります

 

  • ワット【W】=電圧(ボルト【V】)×電流(アンペア【A】)

冷蔵庫の消費電力を調べようとしても消費電力量しか出てこない、あるいは両方出てくるけど違いがわからないといった方が多いです。

 

そもそも消費電力量とは、電化製品を1時間動かした場合に使われる電気の量を指します。単位にはkWh(キロワットアワー)が使われ、冷蔵庫の場合は200kWh/年といった表示を使用し、年間でどれくらいの電気を使うのかが表示されているのが特徴です。

消費電力【W】には以下の2種類があります。

  • 消費電力
  • 定格消費電力

 

消費電力が電化製品が実際に使った電力を表すのに対し、定格消費電力は最も電力を消費するときにかかる電力を表します。

 

冷蔵庫の場合は、運転時に消費される電力が「消費電力」で、ドアを開けているときや霜取りのときに消費される電力が「定格消費電力」です。

冷蔵庫は常に一定の消費電力で動いているわけではありません。そのため、冷蔵庫の消費電力とされる数値は、実際に消費されている電力量とは大きく異なる場合が多いです。

 

冷蔵庫はドアを開けると内部の温度が上がるため、その都度冷却器が動作して消費電力が上がります。そして、庫内が十分冷えると冷却器の動作が弱くなるため消費電力は小さくなるのが特徴です。消費電力と定格消費電力を表示しているのには、そういった理由があります。

冷蔵庫の取扱説明書には消費電力に関するさまざまな数字が並んでいますが、電気代を知るうえで確認してほしいのは「年間消費電力量」です。ここでは、年間消費電力量の意味と、年間消費電力量を使って電気代を算出する方法について説明します。

冷蔵庫の消費電力を知りたいときは「年間消費電力量」を参考にしましょう。年間消費電力量はカタログや仕様書に記載されています。以前は一般的な消費電力しか記載されておらず、消費電力量のブレや季節ごとの消費電力の差を計算していなかったため、正確な数値がわかりませんでした。

 

しかし、年間消費電力量として2015年からJISが定める方法での計測が定められた結果、数値の精度は上がりました。ただし、使用する環境や使用方法によって数値は変わるので、あくまでも目安として考えましょう。

 

年間電力消費量を知っておけば、おおよその年間電気代は算出できます。計算式は以下の通りです。この値を参考に冷蔵庫を含めた電気代をイメージしてください。

 

  • 年間消費電力量(kWh)×電気代単価(円)=年間の電気代

それでは、実際に計算してみましょう。日立のR-HW52K冷蔵庫を例に、年間消費電力量から電気代を計算してみます。この冷蔵庫の年間234kWhの消費電力量の目安と、東京電力の従量電灯Bのプランで120〜300kWhの範囲内でかかる電気代、1kWhあたり26.48円を使用すると、冷蔵庫だけで6196.32円かかる計算になります。

 

何度も言いますが、この数字はあくまで目安です。極端にドアの開閉回数が多い場合や、メーカーの想定よりも設定温度を低くしていると年間消費電力量は増え、節電を心がけていれば年間消費電力量を抑えられます。

冷蔵庫の年間電力消費量は実は簡単に節約できます。ここでは、以下5つの節約方法をご紹介します。ぜひ試してみてくださいね。

 

【目次】

冷蔵庫を壁に近づけると、電力消費量が上がってしまいます。理由は、冷蔵庫の左右と後ろ側に放熱板があり、それを塞いでしまうと熱がこもって温度が下がりにくくなってしまうからです。

 

放熱板をしっかり機能させるためには、冷蔵庫を設置する際に左右に5mm以上をとり、後ろ側も50mmの隙間を確保してください。

節電のためには、冷蔵庫裏側の通気口の掃除をしましょう。通気口は冷却装置を冷やすのに空気を送る重要な部分です。たまったホコリのせいで空気を送れないと効率的に冷却できず、電気代が上がってしまいます。

 

さらに、通気口のホコリは故障につながる恐れもあるため気をつけましょう。定期的な掃除は電気代の節約だけでなく、冷蔵庫を長持ちさせるためにも有効です。

冷蔵庫の中のものを取り出すには、冷蔵庫のドアを開けるしかありません。しかし、冷蔵庫のドアを開ける度に庫内の温度が上昇し、冷蔵庫は上がった温度を下げるために冷却器の出力を上げて冷蔵庫の温度を下げようとします。電気を多く使う冷却器の動作を抑えるには、冷蔵庫のドアを開ける回数を極力減らす必要がありますが、なかなか難しいです。

 

この対策として、冷蔵庫の部屋にカーテンをかけるといった方法があります。カーテンで仕切りを作れば冷気が逃げないため、電力消費量を抑えられて便利です。冷蔵庫のカーテンに関する記事は、こちらをご覧ください。

冷蔵庫の中に物を詰め込み過ぎると、食品で通気口を塞いでしまいます。それによって冷気が冷蔵庫内に入りにくくなり、庫内の温度が下がらなくなるため、冷却器が過度に働き消費電力が上がってしまいます。

 

庫内が比較的空いていても、通気口付近に食品があると同様に庫内の温度が下がらなくなる場合があります。定期的に冷蔵庫内を整理しましょう。

冷蔵庫の電力消費の多くは、コンプレッサーが占めています。庫内を冷却する際に最も電気を使うため、設定温度の工夫次第で冷蔵庫の消費電力は抑えられるのがポイントです。

 

強設定の場合は中設定に、中設定の場合は弱設定に、1つ設定を下げるだけで消費電力を減らせます。温度設定を強から中に下げるだけで年間消費電力量として61.7kWh、電気代として考えると1600円近く節約できるといった環境省のデータがあります。

 

冷蔵庫は季節によって冷えやすさが異なるため、夏場はしっかり冷えるかが心配な方は、冬場だけでも設定温度を下げてみるのも1つの方法です。また、チルド室を有効活用するのもおすすめします。

消費電力を抑えるのも大事ですが、最初から消費電力の小さい冷蔵庫を購入すれば電気代を抑えられます。ワット数を抑えた冷蔵庫は、以下の3点に注目して選びましょう。

 

【目次】

冷蔵庫の選び方として、まず容量を決めましょう。容量は、定格内容量と呼ばれる計算式(70L×家族の人数+常備品分(100L)+予備(70L))を用いて算出します。たとえば、一人暮らしだと約240Lの容量があると便利で、二人暮らしだと約310L前後あればいいと言われています。

 

「容量が小さい方が消費電力が少ないんじゃないの?」と思う方も多いですが、実は冷蔵庫はサイズが大きいものの方が消費電力が少ない傾向にあります。理由は、大きい冷蔵庫には性能のいい断熱素材が採用される場合が多いからです。

 

主力製品であり売れ筋でもある大型冷蔵庫には、メーカー各社惜しみなく省エネ機能を搭載するため、より冷却効率が高い製品がラインナップされています。

大きい冷蔵庫の方が消費電力が少ないと書きましたが、同じ定格内容量の製品同士でも冷却効率の面では差がつく場合があるのがポイントです。

 

冷蔵庫は大きく、特に奥行きが広い冷蔵庫が冷却効率がいいとされています。それは、冷気の流れが確保しやすく、多くのものが収納できるため通気口を塞ぐ可能性も少ないからです。冷却効率を損なう心配がない冷蔵庫は、結果的に省エネにつながります。

カタログや仕様書の年間消費電力量の表示の近くには、必ず省エネ基準達成率の項目があります。基準となる目標値の年間消費電力量を100%として、対象の冷蔵庫の年間消費電力量を評価するものです。

 

この数字が100%を超えている冷蔵庫は目標値より電力効率がいいため、ワット数が気になる方はこの数字を参考に選びましょう。

日立(HITACHI)

冷蔵庫 R-HW52N

価格:198,000円 (税込)

省エネ基準達成率107%

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

この冷蔵庫は定格内容量が520Lとかなりの大容量でありながら、年間消費電力量は268kWhと消費電力が少ない製品です。冷蔵室用と冷凍室・野菜室用に冷却器とファンをそれぞれ搭載しており、効率的に冷却できるため消費電力が抑えられます。また、冷蔵庫の使用パターンを学習し、使用頻度の低い時間帯に霜取りを行うなど、AIによる節電も可能です。ただし、急速冷却など便利な機能を使う際には、消費電力が5~30%程度上がります。

 

スペック詳細はこちら

取扱説明書はこちら

メーカー
日立(HITACHI)
商品名
冷蔵庫 R-HW52N
寸法・サイズ
650×1833×699mm
庫内容量
520L
ドアの開き方
フレンチドア(観音開き)
省エネ性能(★~★★★★★)
★★★★★
年間消費電力
268kWh
年間電気代
約7240円
その他機能
ノンフロン・LED・閉め忘れ防止
パナソニック

冷蔵庫 NR-F557HPX

価格:288,190円 (税込)

AIエコナビ搭載

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

「AIエコナビ」を搭載した最新機種です。スマホと連携すれば、GPSで外出を検知し自動で節電モードに切り替わります。さらに、買い物していることを検知したら、庫内を冷却してスタンバイ。食材を冷蔵庫に入れても庫内の温度が下がらないようにしてくれますよ。AIで省エネが叶うだけでなく、冷却システムやコンプレッサーなど本体設備も省エネ設計になっています。年間消費電力量は265kWh、省エネ基準達成率は111%です。

 

スペック詳細はこちら

取扱説明書はこちら

メーカー
Panasonic(パナソニック)
商品名
冷蔵庫 NR-F557HPX
寸法・サイズ
685×1828×699mm
庫内容量
550L
ドアの開き方
フレンチドア(観音開き)
省エネ性能(★~★★★★★)
-
年間消費電力
265kW
年間電気代
7160円
その他機能
ノンフロン・LED・スマホ連携・AI

今までは冷蔵庫について解説してきましたが、その他の家電の平均ワット数はどのくらいなのかを一覧にまとめてみました。以下は、主にエアコン・ドライヤー・掃除機など各家庭にある家電の平均ワット数です。これは、2021年版の製品のカタログを基に算出されています。

 

家電 消費電力(W)
エアコン 400〜3,200W
電子オーブンレンジ 1,200〜1,400W
ドライヤー 1,000〜1,400W
掃除機 スティック式:10〜300W、サイクロン式:60〜600W
洗濯機(稼働時) 200〜1,200W
冷蔵庫 150〜300W
液晶テレビ 40〜600W

ワット数は時間や条件によっても変動する値ですが、おおよその電気代はわかるので、電気代が予算と目的に適合しそうなときに購入するのがおすすめです。また、冷蔵庫を選ぶ際には、寸法や庫内容量を考えたうえで選びましょう。購入金額と電気代を含めた運用代金で納得のいく買い物をしてください。