冷蔵庫の電気代を節約する驚きの方法とは | 電気代の計算方法は?

冷蔵庫は暮らしに欠かせない家電です。だからこそ電気代が気になることはありませんか?1年間にどれだけ冷蔵庫にお金がかかっているかを知ることで暮らしにも役立つはず。この記事では冷蔵庫の電気料金の調べ方や計算方法を紹介します。

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冷蔵庫は24時間365日、常に稼働していますので、もっとも消費電力の高い家電製品となります。

 

消費電力の高い電化製品を順に紹介しますと、電気代約9パーセントはテレビ、照明器具は約13パーセント、そして冷蔵庫は14パーセントほどと言われています。節電を計画する際は、冷蔵庫の消費電力を抑えれば、電気代の節約にもっとも大きく影響を与えるのです。

 

実は小型冷蔵庫より小型冷蔵庫の方が電気代が安い、という場合もあります。ぜひ電気代について知ってお得な生活を送りましょう。

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古い冷蔵庫ほど電気代が高い

家電製品は古くなるほど消費電力が高くなります。冷蔵庫も同じです。それだけでなく冷蔵庫は年々進化して省エネ機能も高性能になっていますので、例えば2008年製の冷蔵庫と2019年製の冷蔵庫の年間消費電力量を比較すると大きな違いが現れてきます。

 

日立の製品で比較してみましょう。

 

2008年の冷蔵庫(R-SF54YM)(生産終了)543Lのサイズで、年間消費電力量380kWhと記載されています。

 

一方で、2019年2月に発売された最新の冷蔵庫(R-HW52K-XH)520Lのサイズですが、年間消費電力量234kWhとなっています。

 

電力量単価をこれまでどおり「26円」と仮定して計算してみましょう。

 

2008年製のR-SF54YMならば、380kWh×26円=9,880円

2019年製のR-HW52K-XHは、234kWh×26円=6,084年

 

具体的な計算をしてみれば、なんと3,796円もの差がありますね。冷蔵庫は10年を目安に買い替えてみるのもいいでしょう。それだけで年間消費電力量を一気に抑えることができるかもしれません。

 

冷蔵庫の消費電力量にこれほど大きな差がある理由は、省エネ機能の進歩に他なりません。年々進化している省エネ機能は冷蔵庫を購入する際に大きなポイントになりますので、要チェックです。

 

ちなみに年間消費電力量は、2006年以降に起用されたJIS規格による最新の測定方法ですので、06年以降に販売された冷蔵庫は非常に正確な電気代を計算できるようになっています。

上記で紹介したとおり、冷蔵庫はもっとも電気代のかかる家電ですので、節電するだけでもその効果は非常に大きく現れます。年間消費電力量によっては1年で1万円を超えることもある大型家電製品の節約方法を知っておくだけで生活も大きく変わるはず。

 

それではさっそく、冷蔵庫の具体的な節電方法を紹介しましょう。以下で紹介させていただく節約の内訳は、先ほどと同じく1kWhあたりの電力量単価を「26円」の契約で、年間消費電力量が300kWhの冷蔵庫の場合とします。

庫内温度を調整してて冷蔵庫の電気代を節約する

例えば夏場は室内の気温が高く、冬場では室内の気温は低いですよね。室内の温度は当然、冷蔵庫の冷却機能にも影響を与えます。冬場でしたら真夏ほど冷やす必要はないので、冷却機能を弱めればいいのです。

 

設定温度を変更したことがなければおそらく「強」に設定されていますので、「中」にしましょう。これだけでも年間で約60kWhの節電になると言われています。計算してみますと、電気代60kWh×契約電力単価26円=約1,560円も節約ができるのです!

適性温度を知ろう

やみくもに設定温度を「強」から「中」や「弱」などに下げればいいというわけでもありません。冷蔵庫には適性温度が定められていますので、そちらも知っておく必要があります。

 

適性温度を知るだけで菌の繁殖も抑えることができるので、紹介させていただきます。
・冷蔵庫 1℃~5℃ ・野菜室 3℃~7℃ ・冷凍室 -18℃~22℃ 

 

上記の温度基準に従って冷蔵庫は設計されていますが、先ほど説明した通り、環境によっては基準の数値から逸脱する場合もあります。基準から外れてしまえば食品が傷む原因になりますので、こまめなチェックが必要です。

 

そこでおすすめなのは、冷蔵庫に温度計を設置することです。

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クレセル 室内・室外 デジタル温度計 最高・最低温度 時計付き AP-07W

価格:1,300円 (税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

こちらの商品は冷蔵庫内と室内の温度を測定してくれる温度計です。日付や時計機能も搭載されていますので持っておくだけでも非常に便利でしょう。

 

使用方法は、マグネットになっていますので冷蔵庫の扉に貼り付け、付属されている吸盤のセンサーを冷蔵庫内に入れておくだけ。すると一番上の欄に室内温度、二番目に冷蔵庫内の温度を表示してくれます。

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冷蔵庫の設置スペースを見直して電気代を節約する

冷蔵庫には放熱装置が取り付けられています。内部を冷やすぶん、外部に熱を放出するわけですね。この放熱装置を塞ぐように壁へ密着させていると、冷蔵庫内の熱がしっかりと放出されないだけでなく、熱が壁によって跳ね返り冷蔵庫本体を熱してしまうのです。

 

つまり庫内が冷えません。適性温度から逸脱してしまいます。

放熱装置の場所は側面・背面・上部と冷蔵庫によって異なりますので、その設置箇所を確認し、壁から離して設置しましょう。確実なのは横・背面に少なくとも3㎝以上の隙間をつくることです。

 

ちなみに冷蔵庫の上に物を置くことも、冷蔵庫に熱を持たせる原因になりますので注意してください。

 

冷蔵庫を正しく設置するだけで年間45kWhもの節電になると言われています。 年間で計算しますと、電気代45kWh×契約電力単価26円=1,170円もの節約になりますね!

冷蔵庫の設置方法に関する詳細はこちら

ゆとりを持って冷蔵庫に食品をしまうことによって電気代を節約

食品を多く冷蔵庫内に詰めこみ過ぎると、冷風口を塞ぐことになります。冷風口とは、冷蔵庫の中に冷たい風を循環させる部分のこと。この冷風口を塞いでしまえば当然、庫内の冷気は循環を失くし、食材全体が冷えにくくなります。

 

冷蔵庫は庫内の温度を適性に保とうと運転してくれます。冷風口が塞がって庫内が冷えなければそのぶん頑張って稼働し続けます。ということは、必要以上に電力を消費してしまうことになるのです。

 

冷風口を確認し、その周辺にはなるだけ食品を置かないようにしましょう。食品の配置に気をつけ、適切な空間を作るだけで、年間で40kWhもの節電になると言われています。

 

年間で計算しますと、電気代40kWh×契約電力単価26円=1,040円もの節約になりますね!

冷蔵庫の整理方法に関する詳細はこちら

扉の開閉回数を減らすことにより電気代を節約

冷蔵庫のドアを長時間開けっぱなしにしていたり、何度も何度も開けては閉める行為を繰り返すことも禁物です。ドアを開ける=冷気が外へ逃げる=庫内の温度が上昇する=冷却機能が働く=消費電力量が増える、ことになります。

 

省エネルギーセンターは、冷蔵庫の扉の開閉回数を減らすだけで、年間で約16kWhの節電が期待できると説明しています。

 

年間で計算しますと、電気代16kWh×契約電力単価25円=416円もの節約になりますね!

 

普段から扉の開閉に気をつけるだけで、十分な節約に繋がるのです。

熱いものは冷まして入れて電気代を節約

こちらもよく言われていることですね。

 

出来上がったばかりの熱い食品をそのまま冷蔵庫へ入れてしまえば、当然庫内の温度は上がりますし、周囲の食材の温度まで上げてしまいます。庫内や食材の温度の上昇は菌の繁殖に繋がりますので要注意です。


先ほどと同じように庫内の温度が上がればそのぶん冷蔵庫の冷却機能が頑張りますので、電力消費にもつながるわけです。

買い替えてみる

思いきって買い替えることもおすすめです。紹介したように冷蔵庫の省エネ機能は年々進化していますので、古い冷蔵庫ほど電気代がかかります。一般世帯の冷蔵庫を買い替える平均年数は約10年とされています。

 

先ほど計算したように、同じくらいのサイズの製品でも年間約3,800円もの差が出てきますので、10年近く経ったら買い替えるだけでも、節電方法の一つとなるのです。

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電気料金プランの見直し

生活スタイルによっては電気料金プランを変更することで電気代を大きく節約することができます。例えば仕事で日中は家にいることが少なく、夜に電気を使用する生活ならば、夜の電気単価が安いプランに変更すればいいのです。

 

東京電力では、一日24時間単価が変わらないスタンダードプランと、夜9時~朝9時までの12時間のあいだ電気単価が安い夜トクプランがあります。

 

夜トクプラン12を契約した場合、日中は34.39円と高く設定されていますが、夜の単価は22.97円と安く、夜に活動が多い方にはお得なプランになっています。

 

大雑把に計算してみましょう。

 

例えばひと月に合計300kWhの電気を使用した場合、東京電力のスタンダードプランSは26.46円ですので、基本料金と合わせてみると……300kWh×26.46円=7,938の電気代がかかります。(正確にはこれに基本料金が加算されます)

 

では夜トク12の場合、22.97円ですので……300kWh×22.97円=6,891円の電気代となりますので、自分の生活スタイルに合わせるだけで1,000円近い節約が期待できるのです!

 

そして、2016年4月から電力自由化もスタートしていますので、どの電力会社と契約を結ぶかによっても電気代は大きく変化します。電力会社によっては様々な種類のサービスもありますので、自分に合った電気プランを探してみるのもよいでしょう

冷蔵庫の電気代ですが、計算するにはまず年間消費電力を知る必要があります。年間消費電力は購入の際に付属されている説明書や、冷蔵庫の裏側、冷蔵室の扉内側に貼ってある型番などが記されたシールに記載されています。

 

年間消費電力が確認できたら、以下の計算式を用いましょう。

年間消費電力×電気料金プランの1kWhあたりの電力量料金単価=年間の電気代

 

例としては、冷蔵庫の年間消費電力を300kWhとし、1kWhの電力量料金単価を東京電力のスタンダードプランである「26円」とするならば、年間電気代は以下のように算出されます。

300kWh×26円=7,800円(年間電気代の目安)となるのです。

 

1kWHあたりの電力料金単価は、契約されている電力会社の契約プランや使用する時間帯によって異なりますので、あくまで目安としています。

しんきゅうさんに聞こう

冷蔵庫の年間消費電力を調べたいけれど、説明書もなく、扉内側にシールも貼られていない。冷蔵庫の裏側にカタログを記載したシールが貼ってあるけど壁に接していて確認できない……そんな場合は環境省が提供しているしんきゅうさんというサイトを活用しましょう。

 

現在使用中している冷蔵庫の購入年・定格内容積・メーカー・型番を入力することで、年間消費電力と電気代を手軽にシミレーションすることができます。また、購入予定の冷蔵庫の情報も同じように入力すれば、買い替えた際の電気代まで比較してくれますよ。

 

「しんきゅうさん」は他にも、エアコンやテレビなどの消費電力量もまとめて比較してくれますので、家にある家電製品を一括して調べてみるのもよいでしょう。

しんきゅうさん

一人暮らしor家族と共に暮らしているかによって電気代は大きく変わります。一人よりも二人のほうが冷蔵庫の扉を開閉する回数も変化しますし、なにより冷蔵庫の大きさが違いますよね。

 

ここでまず、冷蔵庫の大きさごとにかかる平均電気代を計算してみましょう。先ほどと同じく、1kWhあたりの電力量単価を26円とし、年間消費電力は最新の冷蔵庫を参考に、四捨五入してだしていきます。

1人暮らし用の2ドア冷蔵庫(146L)

年間消費電力量300kWhとするならば、300kWh×26円=年間電気代7,800円です。

 

2~3人暮らし用の冷蔵庫(335L)

2~3人暮らし向け冷蔵庫の年間消費電力は大体440kWhですので440kWh×26円=11,440円です。

3~4人暮らし用の冷蔵庫(415L)

3~4人暮らし向けの冷蔵庫の年間消費電力は大体280kWhなのです。280kWh×26円=7,280円です。

4人以上向けの冷蔵庫(600L)

4人以上向けの大型冷蔵庫の年間消費電力は270kWh

270kWh×26円=7,020円

以上が相場になりますが、気になる点がありますよね? 次項で解説していきましょう。

冷蔵庫は小型のほうが電気代が高い?

年間電気代の平均を出してみましたが、どうやら冷蔵庫のサイズと電気代は比例しないようですね。冷蔵庫のサイズが小されば消費電力量も安いと思いがちですが、どうやら大型冷蔵庫のほうが年間消費電力量が低く、電気代も安くなるようです。

 

大きいサイズなのに消費電力量が低くなるその原因は、省エネ機能の搭載が大きいようです。高額なぶん多機能を搭載している大型冷蔵庫は結果的に小型の冷蔵庫よりも電気代を安く抑えることができるのですね。

 

冷蔵庫を購入・買い替えの際は、配置スペースやキッチンの間取りのことも考慮に入れサイズを検討しななければなりませんが、消費電力や省エネ機能も確認してみることをおすすめします。

2~3人暮らしで外食も多めならば、電気代を安くしようと一人暮らし向け2ドアの冷蔵庫を購入したのに、結果的に電気代がかさむことになった、という話は多くあるのです。

冷蔵庫の電気代の計算方法から節電方法まで紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 冷蔵庫は最も消費電力の高い家電ですが、普段の扱いに気をつけるだけで節電にもなります。

 

そして、電力自由化の時代が訪れましたので、自分に合った電気プランを探してみることもおすすめです。節約するにはまず家電から。家電のなかでもまずは冷蔵庫から見直して、賢く暮らしていきましょう。