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最新の冷蔵庫は高機能な分、価格が高いと感じたことはありませんか?自分に使いこなせるか分からないのに、高価格な冷蔵庫を購入するのは気が引けるかもしれません。新品に強いこだわりはなく、できればお得に購入したい方におすすめなのが中古の冷蔵庫です。
中古の冷蔵庫は、家電量販店ではあまり取り扱いしていませんが、通販・リサイクルショップなどでは掘り出し物を見つけられる場合もあります。冷蔵庫の状態も確認しやすいので、納得できる商品を購入できるかもれません。
この記事では冷蔵庫をお得に購入したい方のために、中古冷蔵庫購入時のポイント・注意点・選び方を詳しく解説します。後半ではおすすめの中古冷蔵庫5選も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
中古の冷蔵庫は年式・状態によって価格に差があります。全く同じ機種でも状態の違いにより価格が変動し、販売店の基準によっても違いがあります。そのため、これといった相場価格はありません。なので、販売店によってどこまで安くなるのかが変わります。
大体の相場は新品価格から20%~50%ほど安い金額になります。平均相場を知っていると、中古冷蔵庫を買う上で目安になります。もちろん価格にバラつきがあるため、欲しい冷蔵庫を見つけたら数店舗で比較的するのをおすすめします。

中古冷蔵庫を購入する上で大切なポイント・注意点があります。購入を失敗しないために、覚えておくと安心なポイントを解説します。
中古の冷蔵庫は年式もさまざまです。古ければその分価格が低いことが多いですが、常に稼働させる冷蔵庫だからこそ、古すぎる商品は避けた方が無難です。古い冷蔵庫は状態もあまりよくない場合があり、目立つ傷・汚れ・異臭がある場合があります。
また、冷蔵庫の部品保有期間は9年間です。10年前の中古品を購入して冷蔵庫が故障した場合、メーカーに部品がないことが多いです。そのため、修理できず結局買い替えなければならなくなる可能性があります。性能的な面を考えても、5年以内の年式の中古冷蔵庫をおすすめします。

中古冷蔵庫を購入する際に気になるのは価格です。価格が安いのには理由があるので安さだけに注目せず、機能性・容量・状態・年式などから総合的に商品を検討してください。
リサイクルショップやアウトレット商品を扱う店舗では、価格表示とともにランクが記載されています。ランク内容の説明をしっかり理解した上で冷蔵庫を選ぶのがおすすめです。新品同様の状態の中古冷蔵庫もあるので、ランク表示を必ず確認しましょう。

中古冷蔵を購入できる場所は数種類ありますが、販売元が特定できるお店からの購入が安心です。冷蔵庫の状態をしっかりチェックしていたり、不良品だったりしたときの保証もあります。
保証がない場合、すぐ故障したらまた買い替えなければならなくなります。中古の冷蔵庫といっても数万円することが多いので、失敗を少なくするためにもお店が販売している実店舗・通販サイトを利用してください。

中古冷蔵庫を購入するならどこがいいのでしょうか。中古冷蔵庫を取り扱っているのは、主にリサイクルショップ・通販・オークション・フリマです。それぞれの特徴を紹介します。

リサイクルショップは家電量販店と同様に、実物を自分の目で見て購入できるのがメリットです。中古というだけあって、傷・汚れなどが付いていたり、黄ばんでいたりすることもあります。
画面だけでは分からない部分もあるので、納得できる中古冷蔵庫を見つけたい方は、リサイクルショップをおすすめします。一方、思ったよりも安くないという場合もありますので、時間があれば他店舗と比べるといいでしょう。

通販は自宅でゆっくり選ぶことができ、ちょっとした隙間時間にも手軽にチェックできます。忙しくて店舗でゆっくり見れない方も、通販なら探しやすいですよね。大手通販サイトなら、実際に中古冷蔵庫を購入した方の口コミを見ることも可能です。
基本的には中古冷蔵庫の情報・状態・写真を1度に確認できるので、詳しい部分を知ることができます。欲しい中古冷蔵庫の見比べるにも手間がかからないので、忙しい方・ゆっくり選びたい方は通販での購入がおすすめです。

オークションは、自分で入札して他の人と価格を競うシステムです。うまくいけば相場よりもかなり安く購入することができますが、結局高くついてしまう場合もあるので注意してください。個人・リサイクルショップが出品していることが多いです。
また、フリーマーケットにはサイトを通して購入する通販タイプと、実際に足を運ぶタイプがありますが、近年はフリマサイトが主流です。それから、個人が出品している場合は、情報が少なかったり実際とは違ったりする場合があるので注意してください。
フリマは値下げ交渉が可能なことも多いです。オークション・フリマは掘り出し物を見つけやすい購入手段ですが、販売元・配送設置料・保証について確認することも大切です。
中古冷蔵庫はお得に購入するからこそ、賢い選び方が重要になります。納得の商品を見つけるための賢い選び方を紹介します。
冷蔵庫を選ぶ上でチェックしたいのが容量です。合ったサイズを購入しなければ、使いにくさ・物足りなさに繋がります。各容量がどんな方に向いてるか解説します。
300L以下の比較的小型の冷蔵庫は、一人暮らし向けの容量です。最低限の量~数日分の食材を収納できる容量です。料理が趣味でさまざまな食材を使いたい方は、300L以下では物足りないと感じるかもしれません。1ドア~3ドアで収納力に差が出るので、普段の使い方に合ったドア数を選ぶことも大切です。野菜室が必要な方は3ドアがおすすめです。
300~400Lは2~3人向けの容量です。5年以内の年式であれば、機能性に優れた冷蔵庫が多いので使い勝手がアップします。もちろん年式が新しいほど価格が上がるので、予算に合った中古冷蔵庫を選んでください。また、1つ1つの引き出しにしっかり容量があるので、まとめ買いする方も助かります。
400~600Lは4人以上の人数が多い家庭向けにおすすめの容量です。スリム設計の冷蔵庫も増えていますが、冷蔵庫によっては幅が広い商品もあり、予定していた設置場所に置けないということも。買い替えの際は、現在使っている冷蔵庫の大きさをベースに選んでください。
設置場所に限りがある方にチェックして欲しいのが、本体サイズです。近年はスリムタイプの冷蔵庫が増えていますが、やはり冷蔵庫によってサイズがさまざま。サイズを選ぶ際には、搬送経路と同時に設置可能かどうかも重要です。設置場所に本体サイズより10㎝余裕があるかを確認してください。容量が多い・古い年式ほど、サイズが大きくなるので注意が必要です。
次に確認しておきたいのがドアの開閉向きです。買い替えの場合は、使っていた冷蔵庫と同じドアの向きを選べば問題ないでしょう。通路幅が広くなかったり、引っ越したりした場合、ドアの開閉向きを確認するのは重要です。普段の使い方やドアや家電の位置と合わせて決めてください。
ドアの開閉向きについては、以下の記事でタイプ別に詳しく解説しています。
各メーカー・年式によって冷蔵庫のデザイン違いがあります。新しい年式の方がおしゃれなカラーが多く、スタイリッシュさアップしています。最近は落ち着いた色合いの冷蔵庫が人気です。ほかの家電や部屋のテイストに合わせるのもおすすめです。
中古冷蔵庫でもさまざまな機能を搭載しているので、欲しい機能が付いているか・便利機能はあるのかを確認するといいでしょう。ここでは、おすすめの機能を紹介します。

飲み物に氷を入れる方におすすめなのは自動製氷機能です。水をセットしておけば、自動で定期的に氷が作られます。タンクを給水する手間はありますが、自分で割る必要はないので使いたいときにすぐに氷を取り出せます。
また、自動製氷機能が搭載されていなくても、ほとんどの冷蔵庫には氷を作る小さい冷凍庫室があります。あまり氷を使わない場合は、自動製氷機能にこだわらなくてもいいかもしれません。

多くの家電で取り入れられているAI機能は、冷蔵庫にも搭載されていることがあります。冷蔵庫のAI機能は、家族に合わせた賢い使い方を自動で行うため、無駄な稼働を抑え、省エネに繋がります。
メーカーによっては、音声でレシピを教えてくれる機能を搭載されています。冷蔵庫をしっかり使いこなしたい方は、AI機能搭載の商品を検討するといいでしょう。

買い物の手間を省いたり、お得に食材を購入したりするために、まとめ買いをする方は多いのではないでしょうか。また最近では、大容量の食材を取り扱うスーパーが多いため、1度にたくさん購入する方も多いでしょう。
もちろん冷蔵では長く保存できないため、小分けして冷凍庫で保存します。近年冷凍技術の性能がアップしており、業務用並みの急速冷凍・解凍不要で簡単に切れる冷凍が特におすすめです。チルド微冷凍という普通よりも低い温度設定で、完全に冷凍せずに食材を保存する方法も要チェックです。

常に稼働させている冷蔵庫の電気代は気になりますよね。古い年式の中古冷蔵庫は、残念ながら省エネ性能が高くない商品が多いです。なるべく新しい年式・省エネ性能高い中古冷蔵庫を選ぶことで、電気代が抑えられます。
省エネは家計だけでなく環境にもやさしいので、積極的に選ぶことをおすすめします。省エネ達成率の表示があり、数値が高い方を選ぶのがポイントなので中古冷蔵庫を選ぶ際に確認してください。
冷蔵庫 GR-P15BS(K)
2018年製東芝一人暮らし向け2ドア冷蔵庫
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
2018年製の東芝2ドアの中古冷蔵庫GR-P15BSです。部屋の雰囲気をキチッとさせるブラックカラーは大人気。153Lなので自炊する一人暮らしの方にはちょうどいい容量です。少々キズ・へこみ・かすれがありますが、冷蔵庫内は目立つ汚れ・キズはとくにありません。必要な基本機能が揃っています。
- メーカー
- 東芝
- 商品名
- GR-P15BS
- 寸法・サイズ
- 479x1269x642(ハンドル・調節脚除く:582) mm
- 庫内容量
- 153L
- ドアの開き方
- 右開き
- 省エネ性能(★~★★★★★)
- -
- 年間消費電力
- 298 kWh
- 年間電気代
- 8046 円
- その他機能
- -
3ドア冷蔵庫 R-27FV-T
2016年製3ドア野菜室が真ん中にある日立中古冷蔵庫
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
R-27FVは、日立2016年製の3ドア冷蔵庫です。野菜室を真ん中に採用しているので、普段から野菜をたくさん使う方におすすめします。トリプルパワー脱臭で、冷蔵庫内の気になるにおいをケア。やわらかなライトブラウンがキッチンに明るさを与えます。高い機能性ではなく、必要な容量を満たす中古冷蔵庫を探している方は、ぜひチェックしてください。
- メーカー
- 日立(HITACHI)
- 商品名
- 3ドア冷蔵庫 R-27FV
- 寸法・サイズ
- 540x1520x665(ハンドル、脚カバーを除く:655) mm
- 庫内容量
- 265L
- ドアの開き方
- 左開き
- 省エネ性能(★~★★★★★)
- -
- 年間消費電力
- -
- 年間電気代
- -
- その他機能
- -
5ドア冷蔵庫 GR-H43G
2015年製5ドアの東芝のかわいらしいカラー
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
GR-H43Gは、東芝の2015製冷蔵庫です。5ドア426Lなので十分な容量があります。真ん中の野菜室は奥までしっかり引き出し可能。中が見やすい設計で野菜を使うことが多い方には助かります。冷凍庫は霜が付きにくくなっており、おいしさをキープしながら保管できます。食材を冷凍保存する方におすすめです。
- メーカー
- 東芝
- 商品名
- 5ドア冷蔵庫 GR-H43G
- 寸法・サイズ
- 600x1816x703mm
- 庫内容量
- 426L
- ドアの開き方
- 右・左開き
- 省エネ性能(★~★★★★★)
- -
- 年間消費電力
- 210kW
- 年間電気代
- -
- その他機能
- -
6ドア冷蔵庫 NR-F511XPV
進化したパーシャルで食材を長持ち大容量2015年製
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
NR-F511XPVは2015年製の大容量501Lの冷蔵庫です。微凍結パーシャルにより買った食材を長持ち保存。野菜の湿度も最適な状態にコントロールして、シャキシャキ感を楽しめます。奥までしっかり見やすい100%全開の引き出しにより、出し入れ・中身が確認しやすくなっています。6つのドアで分かりやすい収納が可能。
- メーカー
- パナソニック(Panasonic)
- 商品名
- 6ドア冷蔵庫 NR-F511XPV
- 寸法・サイズ
- 685x1828x692(脚カバー含む:697) mm
- 庫内容量
- 501L
- ドアの開き方
- 観音開き
- 省エネ性能(★~★★★★★)
- -
- 年間消費電力
- 295 kWh
- 年間電気代
- 7965 円
- その他機能
- -
冷蔵庫 プラズマクラスター SJ-GD14D-C
どっちでもドア採用2ドアのコンパクト設計
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
SJ-GD14D-Cは2018年製の137L冷蔵庫です。2ドアでコンパクト設計になっています。一人暮らしにちょうどいい容量。シャープ特許のどっちでもドアを採用し、好きな向きからの開閉が可能です。プラズマクラスターが冷蔵庫内を除菌してくれるので、清潔さをキープできます。静音設計のためワンルームでの使用も安心です。
- メーカー
- シャープ(SHARP)
- 商品名
- 冷蔵庫 プラズマクラスター SJ-GD14D-C
- 寸法・サイズ
- 80x1125x600(ハンドル・調節脚部) mm
- 庫内容量
- 137L
- ドアの開き方
- 左右開き
- 省エネ性能(★~★★★★★)
- -
- 年間消費電力
- 300 kWh
- 年間電気代
- 8100円
- その他機能
- プラズマクラスター
お得に購入できる中古冷蔵庫は、直接見て購入できないことが多いため、慎重に選びたいですね。価格が安いからといって状態が悪い冷蔵庫を選んでしまうと、故障・異臭の原因になります。なるべく機能性・状態がいいものを選び、賢くお得に購入しましょう。