冷蔵庫マットのサイズの後悔しない選び方｜ギリギリサイズは？おすすめマット8選も

床の上にそのまま冷蔵庫を設置すると、キズや水漏れによる床の腐敗や地震の振動で冷蔵庫が移動したり、転倒したりするなどのトラブルを引き起こしたりします。新築の家ではキズや腐敗は避けたいものです。

後悔をしないようにするために、冷蔵庫の下にマットを敷くと、これらの問題が解決します。しかし選び方がわからず大きさが合わなかったり、サイズがギリギリになったり、ピッタリのものが探せない場合も。冷蔵庫の下に敷くマットにはいくつかの種類やサイズがあります。

こちらの記事では、冷蔵庫マットを使用するメリットやデメリット、また選び方のポイントやおすすめの冷蔵庫マットをご紹介します。ぜひ、冷蔵庫マットを選ぶ際の参考にしてください。

冷蔵庫の重みで床が凹む場合の問題点とは何なのか。同じ冷蔵庫を同じ場所に置き続ける場合は特に問題がないように思えます。実際、床の凹みが問題になるのは冷蔵庫を置き換える時です。

古い冷蔵庫と新しい冷蔵庫では足の位置が異なります。冷蔵庫があった場所には古い冷蔵庫の足の形に凹んでいるため、新しい冷蔵庫をそこに設置すると凹みに足が上手く入らず傾いてしまいます。賃貸住宅の場合は凹みを修理しなければなりません。

敷金に修理費用が含まれているため基本的に修理費用を請求とはなりませんが、傷が酷い場合は別途修理費用が請求される可能性もあるため、賃貸住宅にお住まいの方は冷蔵庫マットの導入を検討してみてください。

地震と冷蔵庫にどのような関係性あるのかと思われるかもしれません。あんなに重い冷蔵庫が地震で倒れるなんて考えられませんよね。ところが、重たいからこそ地震の影響を無視できないのです。

スリムタイプの冷蔵庫やコンプレッサーを冷蔵庫上部に設置したタイプは見た目に反して地震に影響されやすく、振動で移動する危険性があります。また、床の凹みの影響で重心位置がずれてしまった冷蔵庫は地震が起こると倒れる危険性もあります。

100kgを超える大型冷蔵庫が倒れたら大変ですよね。転倒を防ぐためには防振効果のある冷蔵庫マットが最適です。冷蔵庫の地震対策については、以下の記事でも紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。

夜中目を覚ますと「ブオーン」と音がどこからか聞こえてきた経験はありませんか？あの音、実は冷蔵庫のモーター音で冷蔵庫が動作している間はずっとなり続けています。普段は生活音にかき消されて気にならない方が多いですが、一度聞こえてくるとなかなか意識から外れない方も少なくありません。

また、冷蔵庫は古くなるとモーターや内部が劣化して振動音が大きくなる傾向にあります。今は気にならなくても数年後…となる可能性があります。冷蔵庫マットの中には防音機能がある製品もあるため、そちらもおすすめです。

冷蔵庫はキッチンに設置が多く、常に水に濡れる可能性があります。冷蔵庫と床の間には隙間がほとんどない場合が多く、万が一冷蔵庫に水を溢してしまったりすると掃除が難しく、自然に乾燥するのを待つしかありません。

すぐに乾いてくれるといいのですが、なかなか乾いてくれない場合は床が腐食する原因となり、床の強度が落ちて床がさらに変形したりと無駄な被害が増えてしまいます。冷蔵庫と床のクリアランスを広くしてくれる冷蔵庫マットなら万が一水を溢しても掃除が簡単です。

すべての冷蔵庫マットには当てはまるわけではありませんが、商品によっては、冷蔵庫の重みに耐えきれずマットが床に張り付いてしまって、床が汚れてしまうデメリットがあるようです。また、冷蔵庫下に敷くマットだと掃除がしにくいデメリットも聞こえてきます。

冷蔵庫の足だけに置く「ゴムマット」ですと、これらのデメリットは解消されます。下に敷くタイプの冷蔵庫マットでも、床を汚さない優れ商品も多く出ているため、総合的に考えると、デメリットよりはメリットの方が多いといえます。

冷蔵庫マットを買うと決めたら、マットのタイプやサイズの他に、機能や素材もよく確認しましょう。床にくっつかない素材か、掃除はしにくくないかなどのデメリットになる要素がないかを確認するのも大切なポイントです。冷蔵庫マットには、いくつかの種類やサイズがあります。平均的な値段と一緒に見てみましょう。

冷蔵庫マットは敷物タイプのマットと冷蔵庫の足だけにつけるゴムマットの2種類に分かれ、多くの冷蔵庫マットはゴム・フェルト・ポリウレタンなどの素材でできています。

サイズは敷物の間マットタイプはSサイズからLLサイズまであります。はみ出るのが嫌な方は、カットできる商品がおすすめです。

• Sサイズは200Lまでの冷蔵庫
• Mサイズは420Lまでの冷蔵庫
• Lサイズは600Lまでの冷蔵庫
• LLサイズは700Lまでの冷蔵に対応できます。

冷蔵庫マットは決して高くはありません。420Lの冷蔵庫まで使用できるMサイズの冷蔵庫マットの平均価格は3000円。2500円～4000円でも見つけられます。Lサイズでも、安ければ3000円台でも可能です。冷蔵庫の足だけにつけるゴムマットはさらに安く、値段は2000円代が平均的です。

このように、冷蔵庫マットは比較的安く購入できます。フローリングの床を守ってくれるだけでなく、地震対策や騒音対策もできるゴムマットなら、床の傷防止以上の効果があるため、値段的にもお得なため、購入して損はないと言えます。

上記で紹介した冷蔵庫マットの使い道を参考に、どんな対策を取りたいかで冷蔵庫マットを選ぶといいです。床の凹み、防振、防音、かさ上げとすべての対策を一枚の防振マットで行うのは難しいです。賃貸なら床の保護とかさ上げ、持ち家なら防振と床の保護など、用途に合った最適な冷蔵庫マットを選びましょう。

どんな冷蔵庫マットを選べばいいのか決めかねる場合、人気メーカーで選ぶのも1つの方法です。人気メーカーといわれてもわからないかもしれません。人気メーカーについて紹介します。

「Ccp（シーシーピー）」は、モップやクリーナーなど生活グッズの製造販売しているメーカーです。こまやかに配慮された製品は使いやすくて、多くのファンが愛用しています。

Ccpの冷蔵庫マットが他のマットと異なるのが、独自の害虫忌避剤「ムシブロック」です。ヘコミなどの対策と同時に害虫対策もできる、人気のアイテムとなっています。

「ハマダプレス」は、「株式会社タツフト」が展開していた家庭用品のブランドですが、2020年に生産終了となり、現在は「TFIシリーズ」として同様の製品が販売されています。

ゴムをメインにしたパッド型の冷蔵庫マットを販売しており、マットの高い防音性が人気です。防音性を気にする人に向いています。ゴムの耐震性により、地震対策も兼ねられるので安心です。

「CREEKS（クリークス）」は、洗濯機やタイヤなどのカバーを多く取り扱っている会社です。扱っている商品数は少ないですが、使いやすさから多くのユーザーが使用している冷蔵庫マットになります。

CREEKSの冷蔵庫マットは、ポリカーポネートを用いた強い耐久性が特徴になっています。品質と価格のバランスがいいので、はじめての冷蔵庫マットとしても購入しやすい商品です。

「Hirano」は、「株式会社e-kit」が展開しているブランドとなります。特に「ゼロキーパー」は人気が高く、多くの人に愛用されています。

滑り止めパッドや角丸仕様など、細かな工夫がたくさんあり扱いやすくなっているのが魅力です。サイズの種類も豊富なため、傷やへこみからしっかりと保護が可能です。

「osharemart（オシャレマート）」は、「株式会社AZLIX」が展開しているブランドになります。株式会社AZLIXは、家電小物や生活雑貨を広く扱う会社なので、冷蔵庫マットの取り扱いも豊富です。

osharemartの冷蔵庫マットは、ポリカーポネートを使用しているので頑丈であり、透明度が高くキッチンの雰囲気になじむため、食器棚などとの相性もいいです。

リーズナブルで高品質なアイテムをたくさん販売しているニトリ。そんなニトリからも冷蔵庫マットが発売されています。ここでは3つの商品を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

• 抗菌冷蔵庫マット：抗菌製品技術協議会認定の製品
• 冷蔵庫用マット：はさみでカットできる
• 冷蔵庫マット：おしゃれな木目調

より詳しく知りたい方は、記事の下のリンク先ページをご覧ください。

冷蔵庫マットについて紹介しました。冷蔵庫マットは一度使用すると冷蔵庫の買い替えまでそのまま使用している場合が多いです。簡単に取り換えられないので、本当に使用するか、使用する場合は機能などもチェックした上で購入しましょう。何を購入すればいいか悩んでいる人は、紹介したポイントを参考に購入してください。