小型ショーケース冷蔵庫のおすすめ10選｜おしゃれ！電気代はどのくらいかかる？

食品や飲料を保管する冷蔵庫は、今や生活必需品です。しかし、お客さんに貯蔵物を見せるように保管する上で、通常の冷蔵庫は適切ではありません。そんな時におすすめなのが、ショーケース冷蔵庫(冷蔵ショーケース・ディスプレイ冷蔵庫)です。

冷蔵庫とは異なりおしゃれに物を保存できます。ショーケース冷蔵庫と聞くと、業務用のイメージがありますよね。しかし、ネット通販でも、お店で使うモデルはもちろん、家庭用のおしゃれな小型ショーケース冷蔵庫を簡単に入手できるのです。

そこで本記事では、ショーケース冷蔵庫の相場や気になる電気代、選び方などを徹底解説します。また、おすすめのショーケース冷蔵庫10選や処分方法もご紹介します。最後までご覧いただき、ぜひ参考にしてください。

ショーケース冷蔵庫とは、扉や壁面が透明なガラスなどで作られているショーケース型の冷蔵庫のことです。お店で一度は目にしたことがあると思います。外部から保存してある食品を目視できるのが最大の特徴です。食品や飲料をアピールする形で保存できます。

ショーケース冷蔵庫の用途は、瓶飲料やペットボトル飲料を保管することです。ケーキなどの食品を保管する目的で使用されることもあります。他にも、理化学市場においては試薬などの保管に使われています。

ショーケース冷蔵庫は業務用のイメージがあるので、電気代が気になりますよね。結論から言うと、1ヶ月で3,000円～13,000円ほどの電気代が掛かります。ショーケース冷蔵庫の大きさや冷蔵性能、ライトアップ機能によって電気代は左右されます。

しかし、通常の冷蔵庫と比較するとかなり高めです。そのため、消費電力に注目して商品を選ぶのが得策です。目安として、消費電力415Wのモデルなら月に3,000円程度の電気代で済みます。一般的な冷蔵庫の電気代について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ショーケース冷蔵庫は電気代がとにかく高いので、できる限り削減したいところです。そのためには、以下のような工夫が必要になります。

• 使わない時はカーテンを掛ける
• エアカーテンを活用する
• ショーケース冷蔵庫の置き場所を意識する

ショーケース冷蔵庫を使わない時はカーテンを掛けましょう。カーテンがショーケースの冷気を閉じ込め、中の温度が上昇しにくくなります。これにより、ショーケースの中を冷やそうとする動作を抑え電気代の削減が可能です。

また、強力な空気流で作る空気の壁、いわゆるエアカーテンを使うのも有効となります。エアカーテンをショーケース冷蔵庫に当たるように流すことで、同様に温度の上昇を防止できるのです。

冷蔵ショーケースの年間電気代は、製品カタログなどに記載されている年間消費電力と契約している電気料金の1kWhあたりの電力量単価が分かれば算出できます。電力量単価は、契約している電力会社や料金プランなどによって異なります。

たとえば、冷蔵ショーケースの年間消費電力が506kWh、契約している電力量単価が29円であれば、506kWh×29円で年間電気代は14,674円になります。ただし、これは周囲や庫内の温度、使用頻度などによって違いがでるため、あくまでも目安として捉えましょう。

ショーケース冷蔵庫と聞くと、何となく高そうなイメージがありますよね。しかし、実際は40,000円～100,000円ぐらいが相場です。中古であれば30,000円～66,000円で購入可能です。通常の冷蔵庫は10,000円～250,000円ほどなので、ショーケース冷蔵庫は安いことが分かります。

確かに、本体相場で見るとショーケース冷蔵庫は安価です。しかし、上述した通り電気代はかなり割高なので、ランニングコストを考慮すると普通の冷蔵庫の方が安く済みます。

省スペースに設置できるのがコンパクトな小型タイプです。ただし、一般的な小型タイプは業務用においての小型サイズなので、家庭で使用する場合はかなり大きく感じます。

家庭用としてお酒やジュースを10本程度保存するのであれば、40～60L程度の容量で十分です。その容量だと薄型の商品も多く場所を取らないので、卓上用で取り入れたい方にもおすすめです。

リーチインタイプは小型タイプと比較すると大きく、たくさんの飲みものや食べ物を保存できます。サイズや形状は商品によってさまざまですが、一般的に3段以上の棚を有しており価格も高額なものが多いです。基本的には店舗で使用する業務用ですが、家庭で使用する方もいます。

その名の通り、4面をガラスに覆われたタイプです。内容物がどこからでもしっかり確認できるので、管理がしやすいのがメリットです。こちらも対面販売時に顧客へのアピールができることから業務用として取り入れるケースが多いものの、60L前後の小型タイプも販売されているため家庭でも使用可能です。

左右の扉を横にスライドさせて開くタイプです。扉を開けるためにスペースが必要ないため、狭い場所でも設置できるのがメリットです。しかし、1度に開けられるのは左右どちらか一方の扉なので、出し入れの際にやや扉が邪魔に感じる可能性があります。

片側、もしくは両面で扉をスイングさせるように大きく開けられるのがスイング扉です。家庭用の小型タイプにはスイング扉が多く採用されており、奥まで手が届きやすく出し入れが容易に行えます。ただし、設置の際は扉の分のスペースを考慮する必要があります。

ホシザキは、日本で初めて全自動氷製機を開発した業務用厨房機器メーカーです。冷蔵庫ショーケースも数え切れないほど開発・販売しています。ホシザキのモデルは、主に飲料を保管する目的で使う物が多いです。

容量も多く、中にはビール中ビン75本・ビール大ビン69本を収納できるものもあります。棚が陳列されていて、飲料を分けて保管しやすいのもメリットです。スライド扉を多くのモデルに採用しており、飲料を取り出しやすいのもポイントですね。

もちろん、食品を保管するショーケースも販売しています。消費電力185～180Wで済むモデルもあり、電気代を考慮したい方にとっても使いやすいです。

パナソニックが販売している冷蔵庫ショーケースは数多く、選択肢が多いです。ホシザキと同じく、飲料の保管目的で使うモデルがほとんどとなります。

また、卓上型ショーケースを販売しているため家でも使いやすいです。壁にぴったりくっつけられる薄型モデルもあり、設置に困りません。木目調・レトロ調など外見にこだわったショーケースも多く、オシャレなモデルを求めている方におすすめです。

消費電力も231～246Wほどなので、そこまで電気代は掛かりません。250mL缶を153本保管できるモデルもあり、容量も申し分ありません。

「ショーケース冷蔵庫に高いお金を払うのはちょっと…」「一定の期間だけショーケースを使いたい…」そんな方にはショーケース冷蔵庫のレンタルがおすすめです。レンタルなら食品用・飲料用・オープンケース・ヒナ段ケースなどさまざまなモデルから選べます。

安いショーケースは15,000円程度、高くても44,000円ほどで1週間レンタル可能です。まずは手頃なショーケース冷蔵庫をレンタルで試してみて、気に入ったら実際に購入するのもおすすめです。

大きくて重さもあるショーケース冷蔵庫は、不要になった場合どう処分すればいいのでしょうか。ショーケースの処分方法には以下のようなものが挙げられます。

1. 買い取りショップで買い取ってもらう
2. フリマサイトなどで売る
3. 産業廃棄物処理業者に処分してもらう
4. 不要品回収業者に処分してもらう

売れれば利益になる上、処分に費用が掛からないため金銭的なメリットが大きくなります。しかし、故障したり使用年数が長いものは値がつかない、もしくは買い取ってもらえないことが少なくありません。

一方、業者に依頼すれば確実に処分できます。ただし、業者によっては処分に30,000円掛かるケースもあるので、事前に見積りや問い合わせを行って費用をしっかり把握してください。

電気代が掛かる反面、普通の冷蔵庫よりも安く求められるのがショーケース冷蔵庫です。中のものを見せる形で保存するので、オシャレさも魅力ですね。レンタルすれば安く使えるので、気になる方はぜひ冷蔵庫ショーケースを試してみてください。