冷蔵庫シートを紹介｜放熱に影響はある？冷蔵庫にリメイクシート貼っても大丈夫？

購入したばかりの冷蔵庫を少しでも長く、きれいに使い続けたいと思ったことはありませんか？定期的なお手入れが必要なのは、もちろんですが、そのお手入れを少しだけ簡単にする方法があるのです。それは、冷蔵庫シートを使用すること。

冷蔵庫シート、何それ…初めて聞いた。という人もいるのではないでしょうか？冷蔵庫シートとは庫内に敷き、食材や食器と板がくっつくのを防いだりすることのできるアイテムなのです。軽い汚れならシートを拭くだけで取れますし、拭くだけでは足りない場合はシートを取り換えればOK！

この記事では、そんな冷蔵庫シートのメリットや選び方、おすすめの商品。加えて、冷蔵庫を自分好みにカスタマイズできるリメイクシートについて紹介していきます。ぜひ最後まで読んで、冷蔵庫への愛着を深めてくださいね。

冷蔵庫に仕舞ったおかずの汁もれ、野菜や肉の水分によるシミなどを防止してくれるのが冷蔵庫シートです。仕切り板に敷いて使うことで、もれた汁や水分が他のものにつくことや食器・食材が板についてしまうのを防ぐことができます。

冷蔵庫を掃除をする際にはシートの汚れている部分を拭くだけで良くなり、時間短縮に繋がると言えるでしょう。また、汚れがひどい場合にはシートを取り換えます。冷蔵庫自体が汚れることを防ぐことができるので、よりきれいな状態で長く使用することができますよ。

冷蔵庫シートの多くはハサミで切れますので、冷蔵庫の敷きたい部分に合わせて好きな大きさや形にできるのも嬉しいポイント。たとえば、水の出る野菜の下にのみシートを敷くことも可能です。

冷蔵庫シートの中には、除湿性に優れたものが存在しています。冷蔵庫内の湿気が少なくなれば、ニオイが庫内につきにくくなり防臭効果が見込めますよ。また、湿気が少なくなれば菌が繁殖しにくい環境になるので、抗菌効果も期待できます。

後述しますが、それぞれに特化した商品もありますので自分に合った効果のあるものを選ぶといいでしょう。

冷蔵庫シートは、商品によって厚みのあるものやクッション性のあるものがあります。そういうタイプのものを購入し、敷くことでトレイが傷つくのを防ぐことができますよ。

冷蔵庫シートの中には、色のついたものや柄の印刷されたものなどもあります。これらのタイプを敷くことで、冷蔵庫内を自分好みにカスタマイズすることができるのです。貼り替えればいいだけなので、気分に合わせて変えることができるのも嬉しいポイントですね。

また、色分けしどこに何を置くか決めておけば冷蔵庫内の整理整頓が簡単になり、今よりも冷蔵庫の利便性が向上するかもしれませんよ。

前述した通り、冷蔵庫シートの中には汁もれや水分によるシミを防ぐだけでなく、防臭・抗菌効果のあるものがあります。防水性に優れたものや抗菌加工の施されたものです。

冷蔵庫内の菌の繁殖やニオイが気になるという人は、それぞれの効果がある商品かどうかをチェックしてから購入するといいでしょう。

こちらも前述しましたが、冷蔵庫シートは厚さやクッション性に違いがあります。トレイが傷つきやすいガラスの場合は、厚みのあるものやクッション性の高いものを選んだ方がいいでしょう。

また、重いものをよく冷蔵庫に入れる場合も厚みやクッション性のあるものの方がいいかもしれません。冷蔵庫内のどこにシートを使うのかに合わせて、厚みやクッション性の有無をチェックしましょう。

常に隙間なく冷蔵庫の中にものが入っているという人は、少ないのではないでしょうか。野菜室にしろ、冷蔵室にしろ多少なりともトレイが見えているはず。それはつまり、冷蔵庫シートが見えるということです。

どうせ目に入るなら自分好みの色や柄の方が、冷蔵庫を開けるのが楽しくなると思いませんか？汚れたら取り換える必要のあるシートです。定期的に色や柄を変えたら気分転換にもなることでしょう。

冷蔵庫シートを購入する際は、デザインも要チェックですよ。

冷蔵庫シートは100均ショップで手に入ります。たとえば、ダイソーでは冷蔵庫冷凍庫用マットは3枚入りで100円です。野菜室・中棚用とドアポケットのサイズ違いのシートが入っていて、抗菌脱臭も得られるため庫内の汚れ防止におすすめです。備長炭の力を発揮する冷蔵庫シートは、消臭・抗菌・防カビ効果が期待できます。

セリアの冷蔵庫シートは、おしゃれなデザインから選べます。ドット柄・ボーダー柄・タイル柄など庫内のサイズに合わせてハサミでカットすればOKです。

ここまで冷蔵庫内に使用するシートを紹介してきました。ここからは、冷蔵庫の外側に使用するシートを紹介していきます。

キッチンをおしゃれに模様替えしたはいいものの、どうしたって漂ってしまう生活感。その原因の1つに冷蔵庫が挙げれます。そこで出番となるのが、冷蔵庫の外側に使用するシートことリメイクシートです。

リメイクシートを冷蔵庫に貼ることで、キッチンの雰囲気はガラリと変わることでしょう。とはいえ、リメイクシートはどういうものかなのか、どのように使うのかが分からなければ購入をためらってしまいますよね。順番にお話していきますので、ぜひ読んでみてください。

リメイクシートとは、DIYでよく使用されるもので裏面が粘着のシールタイプになっている壁紙のようなアイテムことを言います。手軽に家具や壁紙を変えることができ、現場復帰も難しくないため人気を集めているのです。

木目調のものやタイル状のもの、レンガ風のものや動物・キャラクターの描かれたものまでさまざまな種類のシートが販売されています。色も多種多様ですので、きっと好みのものが見つかりますよ。

リメイクシートは聞いたことがないけれど、リメイクシールなら聞いたことがある。という人もいるのではないでしょうか？結論から言えば、リメイクシートとリメイクシールは同じものを指します。

違う点があるとすれば、リメイクシールにはステッカーのようなデザインとサイズの商品がラインナップされているところでしょう。

リメイクシートは、ニトリや東急ハンズ、ホームセンターなどで購入することができます。もちろん、通販を利用しての購入も可能ですよ。

また、100均でも購入できます。しかし、100均のリメイクシートは貼る場所や期間によって、剥がしたときに糊のベタベタが残る可能性があります。そのため、見えにくいところで試してから使用するのがおすすめです。

リメイクシートを使ってみたいけど「冷蔵庫にリメイクシート貼っても大丈夫？」と疑問に感じている方も多いです。まさしく、冷蔵庫にリメイクシートを貼る際に気を付けたいのが、放熱です。放熱とは、冷蔵庫内を冷却した際に発生する熱を逃すことを指します。最近の冷蔵庫は、この放熱に側面や天板が大きく関わっているのです。

説明書やHPに「天板や側面は壁から○センチ以上、離してください」と書かれているものが、上記のタイプで放熱するためのスペースが必要となります。放熱スペースが必要な冷蔵庫の側面に、リメイクシールを貼るとどうなるか…答えは簡単で、冷蔵庫の放熱を邪魔することになります。

• 冷却機能が低下する可能性
• 放熱をしようと動き結果として電気代が上がる可能性
• リメイクシートが変色する可能性

十分に放熱ができない冷蔵庫は上記の可能性があります。そのため、リメイクシートを貼るのは表面だけにしておくのがおすすめです。

リメイクシートを貼る際に必要なものを紹介します。代用が可能なものやあったらいいものもあるので、確認してみてください。

【必要なもの】

・リメイクシート

・マグネット／マスキングテープ

・スキージー／ヘラ／ローラー／定規

・カッター

【あったらいいもの】

・ドライヤー（リメイクシートをきれいに貼るためのポイント参照）

以下の手順でリメイクシートを貼っていきます。リメイクシートを貼る際に、無理やり引き伸ばすと歪んでしまい上手く貼れないため力を入れないようにしてください。

・手順①：冷蔵庫のリメイクシートを貼る部分は、汚れを拭き取りきれいにします。この時シールが貼られている場合は、剥がしておきます。

・手順②：リメイクシートを広げ、マグネットやマスキングテープで押さえながら、貼る場所を決めていきます。

・手順③：貼る場所を決めたら、端の方からスキージーや定規を使用して貼っていきます。この時、空気が入らないようにすること・粘着面にホコリなどがつかないようにすることが大切です。

・手順④：リメイクシートの余った部分をカッターで切り取ります。

・手順⑤：リメイクシートを貼りきれなかった部分に、余った部分を絵柄が合うように貼っていき完成です。

リメイクシートを貼る際は布つきのスキージーを使用すると、シートの表面に傷ができにくくおすすめです。

また、表面から側面にかけて折り曲げる際には、ドライヤーで温めるのがおすすめ！温風をあてつつ、ゆっくり伸ばしながら貼り付けるとシワができにくくなりますよ。ですが、ドライヤーを近付けすぎるとシートが溶けてしまう可能性があるので、当てすぎないようにしてください。

冷蔵庫のお手入れが簡単になる冷蔵庫シートと冷蔵庫や部屋の模様替えに使えるリメイクシートについて紹介してきました。自分が欲しい効果を明確にして、好みのデザインのものを見つけてくださいね。冷蔵庫を使用するうえで便利なアイテムとして、上記の他に冷蔵庫マットがあります。マットについては、下記記事で紹介していますので興味がある人は読んでみてください。