安い中古の冷蔵庫はダメ？購入の注意点とおすすめ3選｜一人暮らし向けやデメリットも

冷蔵庫は10万円以上する場合も珍しくないため、できるだけ安い価格で購入したいですよね。冷蔵庫の安さを重視して、中古品に目を向ける方は多いのではないでしょうか。しかし、安い中古冷蔵庫は、安さだけに惹かれて安易に選んでしまってはいけません。

中古冷蔵庫はなんと言っても価格の安さが魅力で、新品の半値程度で購入できるものも珍しくありません。その反面、中には汚れが落ちていないものや臭いが酷いものがあります。そのため、どうしても中古品を購入したい方は、デメリットも理解した上で慎重に選びましょう。

今回は失敗しない中古冷蔵庫の選び方や安く買う際の注意点を詳しく紹介します。さらに中古冷蔵庫のおすすめ商品6選も紹介しているので、購入を迷われてる方はぜひ参考にしてください。

中古冷蔵庫を選ぶ上で最も重要なポイントの1つがニオイです。前の使用者が清潔に使っている場合、そこまで酷くありませんが、お手入れをいい加減にしていたものは、庫内が臭い場合があります。

また、断熱材の異臭が残っているパターンも多いです。ニオイチェックは重要なポイントですが、ネット購入ではできないので、概要や出品者に詳細を確認しましょう。

実際に見に行ったり写真で確認したりして、冷蔵庫の劣化・破損状況をしっかり確認しておきましょう。特にパッキンは破損しやすい部分なので、入念なチェックが必要です。

また、しっかりと掃除をされていても売れないまま長く保管されていると、内部やパッキンにカビが発生している場合があります。そのため、ネット購入の場合、写真はできるだけ購入直前のものを見せてもらいましょう。

大前提として、しっかりとクリーングされている冷蔵庫を選びましょう。クリーニングやメンテナンス前の冷蔵庫は、腐った食材のカス・飲料水のこぼれた跡などによる異臭がするパターンが多いです。また、酷い場合では、コバエやゴキブリの糞などで汚染された、劣悪な状態で販売されている場合もあります。

中古冷蔵庫を購入してからそれなりに長く使いたい場合、製造から5年以内の比較的新しい年式のモデルがおすすめです。一般的な冷蔵庫の耐用年数は、8年程度と言われています。

5年以上前の年式のモデルでは、購入してからすぐに耐用年数をオーバーし、不具合が多くなる可能性があります。当然、年式が古い中古冷蔵庫の方が価格は安い傾向にありますが、製造から5年を超えたものは避けるべきです。

中古冷蔵庫を購入する際は、故障しても安心な保証期間をチェックしておきましょう。ネット通販ではメーカー保証の1年程度である場合が多いですが、家電量販店の場合は5~10年の長期保証を行なっています。

また、冷蔵庫のメーカー保証が切れている場合でも、リサイクルショップなら独自に保証を付けているパターンもあるので、チェックしておきましょう。

冷蔵庫本体の販売価格は、家電量販店よりネット通販のほうが安く設定されている場合が多いです。しかし、本体価格以外に設置料や古い冷蔵庫の回収費用が上乗せされます。

特に、回収費用に関しては、家電量販店よりネット通販の方が高額なケースが多いです。本体価格だけでなく、送料・設置料・回収費用などの総額で判断しましょう。

リサイクルショップでは、家電量販店で冷蔵庫を探すように実物を見て決めることができます。また、リサイクルショップの店舗は多いので足を運びやすいです。しかし、店舗ごとに品ぞろえは異なるため、めあての冷蔵庫の在庫はないかもしれません。

セカンドストリートはリユースショップのひとつです。リサイクルは使い終えたものを原材料として再利用して生まれ変わらせるという意味合いがあるのに対し、リユースは、物を長く使うために、修理などを経て再度使用を促します。

セカンドストリートは服飾雑貨が多いイメージですが、家電の取り扱いも多く冷蔵庫も扱っています。全国に750店舗以上も展開しており、実績豊富で安心感があるところで買いたい方にはおすすめです。

利用者数が増えているメルカリやヤフオクといった個人売買サイトを利用するのも一つの手です。このようなフリマアプリを利用すると、一般的な中古価格よりも安い価格で買える可能性があります。また、掘り出し物に出会える機会も多いです。

ただ、個人間のやりとりのため、明記されていなかった思わぬ不具合などのトラブルが起こる可能性があります。購入する際は慎重な判断が必要となります。

中古冷蔵庫は、amazon・楽天・Yahooショッピング・メルカリ・ジモティーなどの、ネット通販でも購入できます。実際にショップに出向かず、その場で購入できるのがメリットです。

しかし、中古冷蔵庫の重要なチェックポイントである、ニオイをはじめとした詳細を把握できません。どうしてもネット通販で購入したい場合は、安心感の観点から、個人ではなくお店から購入するのがおすすめです。また、冷蔵庫の購入は大きな買い物なので、ポイント還元率などを含め、よりお買い得に購入できないか確認するようにしましょう。

「冷蔵庫をなるべく安く買いたいけど、中古品はさすがに抵抗感がある」方もいますよね。そんな方には、型落ちモデルやアウトレットの商品であれば、未使用でも比較的安く購入できる可能性があります。ここではそれぞれの購入方法やポイントなどを紹介します。

新品の冷蔵庫の場合でも、安い値段で購入できる場合があります。それは、各メーカーから新モデルが発売されたタイミングで、型落ち現行モデルを購入するやり方です。

家電量販店は、冷蔵庫に限らず家電製品の型落ちモデルは早く売ってしまいたいのが本音で、型落ちモデルの値段を下げます。最安値で購入できるタイミングは、新製品が売りに出されてから約10か月ほど経った冷蔵庫です。安いものでは、定価の6割程の値段で売り出されている場合もあります。

また、そこからうまく値段交渉すれば、さらに値引きしてもらうのも可能です。以下の記事では冷蔵庫を安く買える時期・方法を詳しく紹介しているので、ぜひあわせてチェックしてください。

続いておすすめするのは、新古品・アウトレット商品です。アウトレット商品とは、店頭展示に使用された商品やメーカーのモデルチェンジで安価に販売されている商品です。そのため基本的には未使用のため、中古品に抵抗感のある方でも比較的安価で冷蔵庫を買えます。また以下の記事ではさらに詳しく説明しているため、実際に購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

本記事では中古冷蔵庫の選び方やおすすめ商品6選を紹介しました。中古冷蔵庫は、購入する際多くの注意点がありますが、上手く買い物すれば非常に高コスパです。使い方や選び方をしっかり押さえて、自分に合った中古冷蔵庫を見つけましょう。