VA方式とIPS方式は利用シーンで選ぶ!
液晶パネルについて調べると必ず出てくるVA方式とIPS方式ですが、「液晶分子の回転する方向が〜」と言われてもわからない!という方がほとんどだと思います。
そこで本記事では思い切って以下のようにおすすめをしています。ポイントは利用シーンです。
- VA方式
一人暮らしで、自分一人で正面からテレビを見ることが多い方
- IPS方式
家族暮らしで、複数人がいろいろな角度からテレビを見ることが多い方
思い切った解説にはなりますが、こちらを意識してお選びいただけると大きく間違えることはないです。なお、画質を気にする方にTN方式はあまりおすすめできませんので説明からは省きます。
ちなみに、それぞれのパネルの特徴を説明すると以下のようになりますので、気になる方は参考にしてみてください。
【VA方式のパネルを使った液晶テレビ】
- 正面から見た時のコントラストが強く、色が鮮やか。
- 斜めから見た時の視野角が甘く、色がくすんで見える。
【IPS方式のパネルを使った液晶テレビ】
- 斜めから見た時、画面がきれいに見える。
- 正面から見ると色味に物足りなさを感じる。
また、ソニーのトリルミナスディスプレイなど、ブランドごとにさらに改良を加えた液晶もありますが、かなり専門的になるため、本記事では解説を省略します。
「画質へのこだわりがマニアほどではない」という方は、そこまでブランドごとの違いを意識せずに選んでも失敗はありません。