【無印など】冷蔵庫におすすめの米びつ8選｜5kgは野菜室が最適？【ニトリも】

日本人には馴染み深い食品であるお米。家に常備している方も多いです。そのお米をどこで保管していますか？袋に入ったまま切り口を縛っただけ・米びつに入れ替えて常温で保存している方に注意してほしいのが、虫の混入・カビの発生です。

乾燥しやすい状態・湿気が多い状態は、どちらもお米にとっていい環境とはいえません。切り口をしっかり縛っている場合でも、お米が入った袋自体に小さな穴がもともと開いているため安心は禁物です。そこから空気に触れたり、虫が入ったりする場合もあり、18℃以上で湿気が多いところでは、より虫が発生しやすくなります。

お米の保管場所としておすすめなのが、湿度・温度を一定にキープできる環境の冷蔵庫です。鮮度が命のお米の新鮮さをキープするために、こぼれる心配が少ない米びつに入れ替えて冷蔵庫で保存しましょう。

お米の保存に適した温度は、約10～15℃です。また、直射日光・多湿の場所は避ける必要があります。また保管時の温度を10℃下げるだけで、酸化スピードを遅くできます。

低温で湿度の変化の少ない冷蔵庫は、お米の保管に最適な環境であるのが分かりますね。冷蔵庫の中でもおすすめの場所は、比較的広い収納スペースが確保できる野菜室です。もちろん中にスペースがないと難しいため、冷蔵庫の中・ドアポケットでも問題ありません。

10kg～30kg以上の大量のお米をすべて冷蔵庫保管するのは難しいので、その場合はなるべく涼しい場所を選ぶようにしましょう。

あまり劣化を考えずにお米を食べている方が多いですが、やはり鮮度がおいしさのポイントです。業者並みの保管環境が整っている場合は別ですが、一般的においしく食べられる期間は、春・秋1ヵ月・冬2か月・夏はかなり早く2週間程度になります。基本的にはこの期間内に食べきれる量の購入が理想です。

3～4人家族では5kgのお米を購入する家庭が多いです。冷蔵庫で保管する場合には広いスペースが確保できる野菜室がおすすめです。

5kg用の米びつはニーズが高いため種類が多く、形状もさまざまな物があります。5kgのお米が保管できる容量があるため、当然ですが米びつ自体もある程度大きなサイズです。お米を入れた際の重量も考慮して、使っている冷蔵庫に入れやすい米びつを見つけましょう。

2kgの米びつはスリムな設計が多いため、ドアポケットに入れやすいです。冷蔵庫を開けた時にすぐ取り出せるため、比較的小容量である2kgの米びつは非常に扱いやすく、老若男女問わずおすすめです。

立てて収納するタイプと寝かせて収納するタイプがあるので、使う場所と冷蔵庫の空きを考慮して選びましょう。ドアポケットの収納アイデアについては、以下の記事で紹介しています。

軽量で取り扱いやすいプラスチックは、価格が安く気軽に購入・買い替えができます。水洗いで清潔さを楽にキープできるのもポイントです。一方、キズが付きやすく取り扱い方によっては破損する可能性があります。使うときは強い衝撃を与えないよう丁寧にあつかいましょう。

においが移りにくく清潔感のある、シンプルデザインで人気なのはホーローです。においを吸収しやすいお米にぴったりな素材で、おしゃれなデザインも多くあります。他の容器もホーローで揃えている方は、米びつもホーロー製を選んでお揃いにするのもおすすめです。

湿度調整や防虫性の高い桐製も、日本の風土に合っていておすすめです。湿度が高いときは桐が湿気を吸収・膨張して、内部への湿気の侵入を防ぎます。乾燥時は桐内部の水分を放出するため、内部の湿度変化が抑えられます。

さらに桐に含まれるタンニンは防虫・防カビに効果的です。基本的に水洗いはできないので、お手入れの際は水拭きしてしっかり乾燥させましょう。

中身が見やすいガラス製は耐久性があります。他の素材と比較すると密閉性が高く、虫の混入・お米の劣化を防げます。確認しておきたいのが米びつ自体の重量です。

米びつそのものが重い商品が多く、お米の重量が合わさると持ち上げるのが大変になります。使用頻度や設置場所をよく検討して選びましょう。

米びつはシンプルな無地から、一目でお米と分かるロゴ入りまで、さまざまなデザインから選べます。キッチンのテイスト・好みに合わせて、容量だけでなく米びつのデザインにも注目しましょう。

特にシンプルなデザインの人気が高く、米びつらしさを控えた商品が話題です。昨今は生活感を出さないデザインの雑貨・家電が求められる傾向にあるため、ニーズに合わせたシンプルデザインは要チェックです。米びつと聞いてイメージしていたものとはひと味違う、おしゃれな商品もたくさんありますよ。

新鮮なお米をキープするために、重要視したいのは米びつの密封性です。ほとんどの米びつには密閉度を上げるために、ゴム製のパッキンがついています。このゴムパッキンがあると、ぐんと密封性が高まります。もちろん商品によってはゴムパッキンがついていないものもあるので、購入時にしっかり確認しましょう。

お米は乾燥・におい移り・虫の侵入・多湿を避ける保存方法がベストです。密閉性を保つと虫の侵入を防ぎ、お米を長持ちさせられます。店頭で購入する場合は、蓋の開け閉めを実際に行い、密閉度をチェックしてください。

多くの方が行っているのが計量カップを使った方法です。小さめのカップを使い、1合ずつお米を入れます。1カップで1合の計量カップが一般的のため、直感的で分かりやすいのがメリットのひとつです。

しかし、多少の誤差が生じる・うっかり何杯目なのか忘れてしまいがちです。その場合は最初からやり直しする手間がかかります。

最近は、1合ずつ小分けされている米びつが人気です。スライド式のフタをずらして入れるだけと取扱が簡単。今何合なのかがハッキリ分かるのでおすすめです。開閉するフタが最小限のため空気に触れる部分が少なくなり、お米の鮮度が落ちにくいメリットもあります。

1合ごとに小分けされる米びつは、2kg程度の容量の商品が多いです。収納スペースや食べる量と併せて、使いやすい計量方法を見つけましょう。

冷蔵庫用の米びつは種類によって手軽に購入できる1,000円以下のものから3,000円を超えるものまで、かなりの価格差があります。

その中でもプラスチック製の米びつは、比較的お手頃価格で購入できます。細かな傷が増え、汚れが目立つようになってきた時に、遠慮なく買い替えられるのも嬉しいポイントです。ライフスタイルや機能面も考えて、設定した予算の中から最適なものを選びましょう。

インテリアだけでなく、キッチン用品も種類が豊富でデザイン性が高いと話題のニトリですが、ニトリの米びつは、現在10種類展開しており、そのうち3種類が冷蔵庫に収納できる大きさです。ベーシックなデザインのものから、計量機能がついたものまでさまざま。

素材はプラスチック製と桐製のものがあり、桐製の米びつは5kg・10kg・20kg・30kgの4サイズから選べます。普段からニトリをよく利用する方は、米びつもチェックしましょう。

統一感のあるシンプルデザインで、高い支持を得ているのが無印良品です。無印良品の米びつは、ドアポケットに収納可能なスマートサイズの2kgタイプで、5kgタイプは取り扱いがありません。縦・横どちら向きでも置けるので、収納場所を選びません。

また、グラノーラやオートミールなどの食材や、ペットフード・粉末洗剤など米を入れる以外の用途としても人気があります。ふたが計量カップにとしてそのまま使えるのも魅力です。

「こんなアイテムが欲しかった」を低価格で叶えるセリアは、2kgのお米に対応している米びつを取り扱っています。セリアの米びつはフタが真上に付いており、しっかりロックされてお米が計量しやすいと人気です。いたってシンプルな構造ではありますが、110円で買えるのは嬉しいですね。

米びつはホームセンターでも販売されています。カインズではシンプルで安価なものや、米袋のままセットできるものなど、多種の米びつがそろっています。容量もさまざまで、2kgのコンパクトなものから12kgの大容量のものまで選択肢が幅広いのも魅力です。

パナソニックの冷蔵庫には、5kgの米びつを野菜室に収納できるタイプがあります。大物野菜・小物野菜・米びつが、たっぷり収納できます。ストッカーで仕切られているので、ごちゃつかずにすっきり収まるのが魅力です。

人気の「NR-F608WPX」なら、山崎実業の米びつがすっきり収まるのでおすすめです。これから冷蔵庫と米びつを購入する方は、合わせてチェックしてみましょう。

大家族・お米の消費量が多い・親族が米農家など大容量のお米の保管方法に悩んでいる方には、米びつそのものに保冷機能を搭載したものがおすすめです。10kg以上のお米をすべて冷蔵庫で保管するのはなかなか難しいですが、米びつ自体に保冷機能があれば安心です。

大容量のため広いスペースの確保が必要ですが、お米を常に大量ストックしている方や、安心しておいしいお米を食べたい方におすすめです。

お米は米びつでしっかり密閉し、冷蔵庫で保管するとおいしさをキープできます。米びつにも種類があるので、生活に合わせた商品を見つけるのが大切です。新鮮なお米でご飯を炊いて、いつもの食卓をより豊かにしましょう。