大人気・車中泊におすすめの冷蔵庫 | 選び方とおすすめ商品

全国のいたるところに「道の駅」が登場するようになってから、車中泊をしながら旅行に行く方も増えてきました。また、車中泊でキャンプ場を楽しむなどアウトドアが人気です。そして、車中泊にあると便利な車載冷蔵庫にも注目が集まっています。

車載冷蔵庫はさまざなタイプの種類があることから、選ぶのに苦労するという方も多いですよね。ここでは、車中泊で使用する車載冷蔵庫のおすすめの選び方を解説します。

車載冷蔵庫の給電は、シガーソケットで給電するDC電源とコンセント差し込み式で給電するAC電源があります。その他にも、USBやバッテリー内蔵などもありますが、主にDC電源かAC電源の2種類です。

AC電源は家庭用コンセントでも使用できる100Vのものが多く、DC電源は普通車用の12Vとトラックなどの大型車用の24Vがあります。AC電源とDC電源が両方付属している商品もあれば、DC電源12Vのみの商品もあるので使用する車種のDC電源やAC電源の使用が可能かなど確認が必要です。

また、AC電源もDC電源も基本的に車のバッテリーから給電するのでエンジンが停止しているときは使用できません。使用すると、バッテリーが上がるなど故障の原因になります。そのため、エンジン停止のときにも冷蔵庫を作動させたいときはサブバッテリーを使用しましょう。

車中泊冷蔵庫を選ぶさいのサイズは、車に置く場所のスペースを計ってから選ぶことをおすすめします。車載冷蔵庫は水平に置かないと安定感がなく、故障の原因になります。安定したスペースを確保してサイズを計りましょう。重量に関しては、持ち運びが楽にできる軽量にするのか、車内に固定する場合は重量は気にしないなど用途によって選ぶようにしましょう。

車載冷蔵庫は、6Lなどの小さい容量から40Lなどの大容量まで豊富な種類があります。飲み物だけを冷やしたいなどの場合は15L程度の容量があれば十分です。キャンプなどで食材と飲み物などを冷やしたい場合は30L以上の容量がほしいところです。このように、用途や使用人数などを考慮して容量を選びましょう。

車載冷蔵庫の温度設定は、商品によって違いがあります。冷蔵庫として好ましい温度設定は、食材や飲み物がしっかりと冷やせる2℃~6℃です。ほとんどの車載冷蔵庫は０℃~10℃までは対応しているので問題ありませんが、すごく冷やしたい食材や冷凍したい場合などは-20℃まで対応しているものを選びましょう。

車載冷蔵庫の種類は主に、冷蔵のみ・冷温庫・冷蔵冷凍庫・冷蔵冷凍温蔵庫の4種類があります。暑い夏場などは、冷蔵庫のみや冷蔵冷凍庫機能が活躍します。寒い冬場はどは、温かい飲み物が欲しくなるので冷温庫や温蔵庫機能があると便利です。使用する季節や用途に合った機能が搭載されている車載冷蔵庫を選びましょう。

車中泊で冷蔵庫を使用する場合、冷蔵庫の設置スペースはもちろんのこと多くの荷物があるので車内が狭くなります。また、車内をキレイに見せたい場合は車載冷蔵庫のデザインにもこだわりたくなりますよね。

そこで思いつくのが「車載冷蔵庫の純正」です。しかし、オプションで車載冷蔵庫の純正が付けられるのはラグジュアリーを求める高級車がメインです。ですので、オプションで車載冷蔵庫の純正を希望する場合は、車の買換えのときに検討しましょう。

それでは、車中泊におすすめの冷蔵庫を厳選して6選紹介していきます。選び方で解説したように、容量や給電方法などを含めて紹介していきますので、購入を検討している方はさんこうにしてください。

Paxcessポータル冷蔵庫は、おしゃれで見た目も可愛い小型冷蔵庫です。容量は10LでAC電源とDC電源12Vの2WAYなので、車載と家の中の両方で使用することが可能。また、-2℃~60℃の冷温庫タイプなので、一年中活躍してくれます。サイズ幅24㎝×高さ39・5㎝×奥行29.5㎝で、重量4.2kgの軽量設計。10Lは、350mlの缶ジュースが約11本入る容量です。

ENGELポータル冷蔵庫は、14Lの容量で-18℃の冷凍~55℃の保温機能が搭載されている優れものです。給電方法はDC電源12Vに対応で、AC電源は別売りにて対応可能です。サイズ幅44.2㎝×高さ39.8㎝×奥行28.4㎝で、重量は13.6kgで少々重さがあります。海外製品ですが、しっかり冷えて静音で省エネとの口コミが多数あり高評価を得ています。

Bonarcaポータル冷蔵庫は、-20℃~20℃までの温度設定を1℃ずつ調整可能の冷蔵冷凍庫です。給電方法は、AC電源とDC電源12Vと24Vに対応しいているので、家庭用としても利用できます。サイズ幅32㎝×高さ26㎝×奥行57㎝で、重量8.2㎏。500mlのペットボトルが12本収納できる15L容量。操作は簡単で、ボタンを押すだけで温度設定や電源のオンオフができます。

meltecポータル冷蔵庫は、冷蔵5℃保温50℃の2段階切り替えが可能の冷温庫です。500mlのペットボトルが18本収納できる18L容量。サイズ幅27.5㎝×高さ37㎝×奥行55㎝で、重量4.1kgの軽量設計。給電方法は、DC電源12Vと24Vのみとなりますので車載専用です。保温機能が搭載されているので、寒い冬場も活躍してくれます。

F40C4TMP車載冷蔵庫は、シンプルでカッコいいデザインが特徴です。給電方法は、AC電源とDC電源12Vと24Vの2WAY使用なので、家庭用としても利用可能です。サイズ幅32㎝×高さ35㎝×奥行57㎝で、重量11.5㎏。500mlのペットボトルが23本収納できる25L容量。-22℃~10℃までを1℃ずつ温度調節が可能の冷蔵冷凍庫。温度をデジタル表示してくれたり、ボタンを押すだけの簡単操作で使いやすいのも魅力です。

Hypowell車載冷蔵庫は、一人暮らしやミニ冷蔵庫としても使える26Lの大容量です。給電方法は、AC電源とDC電源12Vと24Vに対応。サイズ幅32㎝×高さ36㎝×奥行58㎝で、重量10㎏。-20℃~10℃までを1℃ずつ温度設定が可能で、省エネモードも搭載されています。振動や傾斜に強い設計なので、傾斜のある駐車スペースでも安心して車を停めておけます。

車中泊のときに車載冷蔵庫があると、飲み物や食材を冷やしておけるのでとても便利ですよね。特に、暑い夏場は冷たい飲み物は欠かせません。また、キャンプ場で車中泊する場合、冷凍しておきたい食材もあります。しかし、冬場などは車中泊する機会は減り車載冷蔵庫の活躍も激減します。

車中泊で車載冷蔵庫を使用しないときは、寝室に置くことでわざわざ飲み物をキッチンに取りに行く手間が省けるのでおすすめの使い方です。また、保温機能が搭載されている車載冷蔵庫であれば家の中でもペットボトルや缶コーヒーなどがホットの状態で飲むことができます。そして、万が一の災害にも車載冷蔵庫があれば避難時に役立ちます。このように、車中泊以外でも便利に利用してみましょう。

ただし、一点だけ注意点があります。家の中ではDC電源のシガーソケットは使用できないので、AC電源が付属されている車載冷蔵庫に限ります。

車中泊で使いたい、車載冷蔵庫の選び方とおすすめ商品を紹介しました。車載冷蔵庫の給電方法は、DC電源とAC電源の2種類があります。設置する車の電源を確認して、合ったものを選びましょう。また、使用用途や使用人数などによってサイズや容量、冷凍や保温などの機能性も重視して選ぶことをおすすめします。