オリオンテレビの特徴や評価・評判を紹介｜壊れやすいって本当？なぜ安いの？

オリオンはドウシシャ傘下の日本メーカー、オリオン電機が運営するブランドです。テレビ・ビデオデッキ・DVDプレーヤーなどの製造を中心に展開しており、OEM供給メーカーとしても定評があります。

特にテレビは低価格路線を継続しており、50インチ4Kテレビでも約5万円で提供中です。初心者を中心に支持を集める一方、口コミでは壊れやすいといったネガティブな評判もあり、正確な情報をお求めの方が少なくありません。

以上を踏まえ、本記事ではオリオンテレビの特徴・選び方・シリーズ別おすすめ商品を紹介します。なぜ安い・どこの国のメーカーかといった疑問点についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ものづくりはおおまかに、「企画→設計→製造→販売」という流れで行われます。オリオン株式会社は、そのすべての工程を担う自社ブランドとして「オリオン」があります。さらに、大手メーカーからの依頼によって「製造」のみを担うOEM、「企画～製造」までを担うODMによってテレビを生産しているのが特徴です。

特筆すべきはOEMで、「企画～設計」までは依頼元である大手メーカーが担うため、オリオンとしては大手メーカーの技術を吸収することができます。さらに、その技術を自社ブランドの製造に生かすことができるため、もともと持っているオリオン独自の技術と組み合わせて、より高品質のテレビを製造することができるのです。

チューナーレスのため、別途4Kチューナーを購入する必要がなく4K放送が楽しめます。国内でオリジナル開発された繊細さと正確さが凝縮したメインボードで、日本の美意識にフィットする映像を実現しました。

HDR（ハイ・ダイナミック・レンジ）対応で、肉眼に近い鮮明でリアルな映像を楽しむことができます。より高輝度な光の表現やハイコントラストな映像を実現しました。

XDシリーズは映像をよりきれいに楽しむため、4K美・彩・細エンジンを搭載しています。

• 美コントラストリマスター　HDRではない映像でも映像を分析しコントラストを改善。
• 彩ビビッドクロマアジャスター　色を12軸で補正し、3次元カラーマネジメントシステム(3D-LUT)を組み合わせ、特定の色に対して適切な補正を行う。
• 細4K ハイディテールコンバーター　独自の画像解析技術により、映像に対して高精細化処理を施す。映像のノイズ除去やスケーリング時に発生するジャギーをスムーズ化し、細部(ディテール)にこだわった映像を実現。

直下型LEDバックライト採用で、LEDライトをパネルの全面に配置し明るくムラのない映像を実現しています。低反射パネルと組み合わせ、映像がより鮮やかになりました。

目や体に悪影響を及ぼすブルーライトをリモコンのボタン1つでカットしてくれます。長時間の視聴や、お子様の視聴も安心です。

文字の見やすさと押しやすさにこだわったリモコンで、テレビの操作も快適です。録画・再生もワンタッチで簡単で、よく使うボタンにはメタルドーム加工を施するなど使いやすい工夫がされています。

4つのモードから選べる音声モードがあり、自由にカスタマイズできます。おすすめ・ミュージック・はっきり音声・お好み設定で映像に合わせた音声に調整しましょう。8バンドのイコライザー機能も搭載されています。

現在、オリオンテレビからは4Kチューナー内蔵液晶テレビのXDシリーズ・ハイビジョン液晶テレビのWDシリーズが販売されています。XDシリーズは40V型から65V型、WDシリーズは19V型から40V型までのサイズ展開です。以下ではシリーズ別に商品を紹介します。

オリオンテレビのレビューを見ていると「音質がいい・良くない」「画質がいい・良くない」など、正反対の評価が見られます。理由として、ユーザーの評価基準として以前にどのメーカーのどの製品を利用していたのかに左右されることが大きいでしょう。

ここでは、オリオンテレビでYouTubeを見る方法を紹介します。Wi-Fi環境がある場合とない場合に分けて紹介するので参考にしてください。

「Fire TV Stick」というデバイスをHDMIでテレビと接続すると、YouTubeを視聴することができます。さらに、Prime Video・YouTube・Hulu・Netflix・AbemaTV・DAZN・dTVなど、有名なVODサービスの中から選んで利用することも可能です。ただし、各サービスで有料コンテンツの視聴には契約をする必要があります。

また、「Chromecast」というミラーリングのデバイスがあり、HDMI端子でテレビと接続し、スマートフォンで専用アプリをダウンロードしてテレビに表示させる方法もあります。ただし、YouTubeを視聴する場合は専用アプリだけではなく、YouTubeアプリもスマートフォンにダウンロードされている必要がある点は注意してください。

Wi-Fi環境がない場合、PS4・PS3・Wii U・Xbox 360・Xbox Oneなどの各種ゲーム機と接続する方法や、スマートフォンやPCをHDMIでダイレクトに繋ぐ(ミラーリング)などの方法があります。それぞれ自分のニーズと照らし合わせて選択するといいでしょう。詳細な方法については、お手持ちの各機器の取扱説明書等で確認してください。

オリオンテレビの寿命は、目安としておおよそ5～6年程度です。低価格を追求している分、パーツの精度・耐久性は大手高級モデルのものに及びません。ランニングコストを10年単位でお考えの方には不向きですが、数年で買い替える予定であれば非常におすすめです。

低価格で高品質を実現するテレビのメーカーは、オリオンの他にも「TLC」「maxzen」「ハイセンス」などが存在します。

オリオンと同様に、同じメーカーでも製品のシリーズが変われば特長は大きく異なるため、テレビ選びの際にはメーカー名だけで判断せず、それぞれの製品の強みを吟味することが重要です。ここでは、代表的なメーカーの製品を1つずつ取り上げて紹介します。

コストを抑えたい方は、中古を購入するのも視野に入れましょう。中古テレビなら費用を安く抑えられます。しかし、しっかり動作するかどうか・故障がないかなど、実物を見て判断しないといけません。そのため、実店舗に足を運ぶのがおすすめです。

オリオンテレビについて、メーカーの概要や製品の特徴、口コミをまとめました。オリオンテレビは、コスパのいいテレビです。4Kチューナー内蔵・HDR対応という高性能に関わらず、低価格でテレビを購入できるのでテレビを安く購入したい方にはおすすめです。