【徹底解説】テレビの電気代はどのくらい?|電気代の節約方法も

毎日使うテレビは電気代が気になるところですよね。最近は省エネ性能の高いテレビが増えていますが、テレビの種類や使い方によって電気代は大きく異なります。この記事では4Kやプラズマ・有機ELなどの電気代比較や電気代の節約方法についてご紹介します。また電気代の計算方法や音量と電気代の関係も解説しますので参考にしてください。

2021/10/22 更新

テレビは、今や1部屋に1台あることも珍しくない多くの人が毎日使用する家電製品です。毎日・毎週見るテレビ番組が決まっているということもあれば、特に目的の番組がなくてもテレビをつけっぱなしにすることも多いでしょう。またお家で過ごす時間が増えたことでテレビをつけている時間が増えた方も多いかもしれません。

 

毎日テレビを使っていると電気代がどのくらいかかっているのか気になりますよね?当然ながら、テレビの視聴時間が長ければ長いほど電気代はかかります。とはいえ、最近のテレビは省エネ性能が高く、以前のモデルよりも電気代を抑えられます。

 

また4Kや8Kのように高精細な映像が楽しめるテレビなども登場している現在、電気代はテレビの性能にも関係してくるポイントです。そこでこの記事では、テレビ使用にかかる年間電気代や電気代の節約方法、テレビの電気代にまつわる疑問について詳しく解説します。

今すぐ見る!実際にかかるテレビの電気代は?|4Kやプラズマ・有機ELも

テレビの省エネ性能は、年々進化しています。それに伴い、テレビの使用にかかる電気代も安くなっているのです。

10年前のテレビと最新機種の電気代を比較したら?

最新のテレビは、機能が進化しており省エネ性能もアップしています。省エネ性能だけを比較しても、以前のテレビよりも大きく進化しているため、昔のテレビを使い続けているよりも最新モデルのテレビを使用した方が電気代を節約できます。

 

特に、ここ10年間の省エネ技術は向上がめざましく、テレビの消費電力そのものが以前のモデルより半分近くに抑えられています。10年前に発売されたテレビと最新モデルのテレビの消費電力の差が半分ということは、電気代も約半分で済むということです。

 

また、テレビは長期間使用し続けていると消費電力効率が悪くなってしまいます。このことからも、古いテレビを長く使い続けるよりも、最新のテレビに買い替えた方が毎月の電気代は安くなるといえるでしょう。

フルHDと4Kテレビの電気代の差は?

現在販売されているテレビは、「フルHD」が主流です。さらに、近年はフルHDよりも精細な映像が楽しめる「4K」や「8K」のテレビも登場し、人気を集めています。4KテレビはフルHDと比較すると4倍の解像度、8Kは4Kの4倍の解像度をを持ちます。

 

4Kテレビは、フルHDテレビと比較すると、消費電力も高くなります。モデルやサイズ、使用環境などにより差は出てくるものの、一般的に4Kテレビの電気代はフルHDテレビの約2倍ほど高くなるといわれています。

 

8Kテレビになると、4Kテレビよりさらに消費電力が上がります。よりきれいな映像が楽しめるテレビの方が消費電力が高くなるため、その分電気代も高くなると考えていいでしょう。

では、実際に一般家庭でテレビを使っていてかかる電気代の目安はどの程度なのでしょうか。おおよその電気代と、テレビサイズなどの違いで変動する電気代について見ていきましょう。

フルHDと4Kの年間電気代は?つけっぱなしの場合は?

フルHDテレビの場合、1年間でかかる電気代のおおよその目安は2,100円前後です。4Kテレビの場合は1年間で3,600円程度といわれています。しかし、これはあくまでも目安です。1日の視聴時間や契約している電気会社などによって、電気代は大きく変動します。

 

なお、1日中フルHDテレビをつけっぱなしにしていた場合の電気代は、1日あたり約43円です。仮に1カ月間つけっぱなしにしていたとすると、1カ月のテレビ使用にかかる電気代は、約1,300円ということになります。

 

昔のブラウン管テレビをつけっぱなしにした場合の電気代が1日あたり約100円と考えると、省エネ性能が上がっていることが分かります。

機種やモデル、サイズによって電気代は異なる

一般的にはフルHDの方が4Kテレビよりも電気代を節約できますが、上記の電気代はあくまでもおおよその目安です。同じフルHDのテレビでも、かかる電気代は機種やサイズ、モデルでも変動します。

 

特に、テレビの画面のサイズは電気代を左右します。画面サイズが大きければ大きいほど消費電力が上がるため、その分電気代も上がります。ただし、サイズが倍になれば単純に電気代が倍になるとは限りません。

 

モデルによっては42型と50型の電気代にあまり差がない場合もあるので、事前に消費電力をチェックしてください。

ディスプレイによる電気代の違いもチェック|プラズマ・液晶・有機EL

テレビのディスプレイには「プラズマ」「液晶」「有機EL」の3タイプあります。ここではスタンダードな「液晶テレビ」と「プラズマテレビ」「有機ELテレビ」をそれぞれ比較しながら電気代について説明します。

 

「プラズマテレビ」は2013年ごろに国内生産は終了していますが、立体感のある映像を楽しめるため使い続けている方も一定数います。しかし電気代は1時間当たり約12円で液晶テレビのおよそ4倍の高さです。電気代を抑えたい方は液晶テレビへの買い替えをおすすめします。

 

「有機ELテレビ」は液晶テレビと異なりバックライトが不要なため薄く、また鮮明な黒を再現できコントラストのはっきりした映像を映し出します。しかし液晶テレビと比べて電気代は約1.5倍。さらにテレビ自体も液晶テレビより価格が高いです。電気代が気にならず、液晶テレビより美しい映像を楽しみたいなら有機ELテレビをおすすめします。

 

以下の記事では、おすすめの液晶テレビ・有機ELテレビをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ここではテレビにまつわる疑問について取り上げます。テレビの電気代の計算方法、音量と電気代の関係、録画時の電気代について解説しますので参考にしてください。

テレビの電気代の計算方法は?

現在使っているテレビの電気代を計算して把握しておきましょう。テレビの電気代を計算するときはテレビの「定格消費電力」を用います。計算式は以下のとおりです。

 

1時間の電気代=「定格消費電力(kW)」✕「使用時間」✕「1kWh当たりの電気料金」

 

定格消費電力を56W、使用時間を1時間、電気料金を1kWh当たり27円で計算した場合、1時間の電気代は以下のとおりとなります。

「56÷10000(kW)」✕「1時間」✕「27円」=1.512円

テレビの音量は電気代にかかわる?

テレビで大きな音を出すには、電力を消費する必要があります。そのため、音量を大きくすると消費電力も増えます。しかし、一般的に家庭内で使用する音量程度であれば、多少の調整だけではそこまで大きな消費電力の差はありません。

 

音量を多少下げても消費電力はわずか数ワットの差なので、年間電気代に与える差も数十円ほどです。そのため、テレビの音量を多少下げたとしても、大きな節電効果は期待できません。電気代への影響が少ないため、音量のコントロールだけではあまり節約効果は得られないと考えていいでしょう。

録画にかかる電気代は?

テレビで録画をする場合、「ブルーレイレコーダー」や「外付けHDDレコーダー」を使う方が多いと思います。テレビの電気代とあわせて確認しておきましょう。

 

ブルーレイレコーダー・外付けHDDレコーダーともに、機種や使用条件によって変わることはありますが、動作時の消費電力はおよそ20~30Wと言われています。そのため1時間当たりの電気代は電気料金を1kWh当たり27円で計算した場合「0.54~0.81円」です。テレビに比べて電気代は少ないですが、電気代を抑えたい方はクイック起動(高速起動)をオフにしたり、省エネモードを設定しましょう。

毎日使うテレビの電気代を節約するには、どのような点を意識すればいいのでしょうか。具体的な3つのポイントを紹介します。

省エネ機能を使用する

現在販売されているほとんどのテレビには、省エネ機能が搭載されています。このモードをオンにしていると、自動的に画面の明るさを調整したり、一定時間操作をしなかった場合に自動的に電源を切ったりしてくれます。省エネモードを使っていれば消費電力を抑えてくれるので、電気代の節約に役立つでしょう。

 

省エネモードはテレビのモデルによって内容や設定方法が異なるので、使用中のテレビのマニュアルを確認して設定してください。またクイック起動(高速起動)をオフにするのも電気代の節約に効果があります。

見ていないときはこまめに消す

電気代の節約には、無駄な利用を削減するのが第1です。テレビの場合、見ていないのにつけっぱなしにする人も多いでしょう。見ていないときはテレビを消すのが電気代節約の基本です。

 

エアコンなどと異なり、テレビは主電源がオンの状態なら電源をつけたり消したりを繰り返しても消費電力にほとんど差はないので、見ていない時間はこまめに消しておくのが、電気代節約のポイントです。

 

長期間家を留守にする場合、テレビを使用しない場合は、主電源も切っておくのも電気代節約につながります。

画面の明るさを調整する

テレビの画面は明るくすると見やすくなることが多いですが、その分電力を消費します。省エネモードの使用中は、明るさセンサーが周囲の明るさを感知して自動的に最適な明るさに調整をしてくれますが、場合によっては明るすぎると感じることもあります。

 

明るすぎる画面は、無駄な電力消費の原因となってしまいます。電気代の節約には、画面を多少暗めに調整すると電気代を抑えられるでしょう。省エネモードと連動させる場合は、部屋の照明を暗めにするのも1つの方法です。

暗く感じるなら画面を乾拭きしてみる

テレビの明るさを調整しても暗く感じる場合は、画面を乾拭きしてみましょう。画面にホコリが溜まってしまうとテレビが暗く感じてしまい、自動的に画面の明るさを調整してくれる明るさセンサーも画面を余計に明るくしてしまう恐れがあります。

 

つまり、ホコリが原因の暗さにより画面が必要以上に明るくなってしまうことで、電気代が上がることもあるということです。このような事態を防ぐには、テレビをこまめに乾拭きしてきれいな状態を保ちましょう。

長期間使わない際はコンセントを抜く

一昔前のブラウン管テレビの時代は、待機電力が大きめだったので、こまめに主電源やコンセントを抜いて電気代を節約していました。しかし最近のテレビは待機電力が抑えられているため、主電源が付いた状態でも消費電力が非常に少ないといわれています。

 

とはいえ、長期間使用していない状態で主電源が付いたままやコンセントを差したままの場合は、多少なりとも電気代がかかってしまいます。長期間テレビを使用しない場合は、主電源だけではなくコンセントも抜いておきましょう。

 

ただし主電源を切ったりコンセントを抜いたりすることでテレビによっては録画内容や録画設定が消えてしまう可能性があります。事前に取扱説明書の確認をおすすめします。

テレビを購入するときは省エネ基準達成率をチェックする

テレビを購入する際、「省エネ基準達成率」という表示を見かけたことがありませんか。これは、省エネ法に基づいた製品ごとの省エネ基準をどれだけ達成しているかを%表示で表しているもので、数値が高ければ高いほど省エネ性能が高いことを意味します。

 

省エネ基準達成率は246%以上が星5つで表示され、198%以上246%未満が星4つなど星の数でも判断できます。省エネ基準達成率が高いテレビはそれだけ省エネ性能が高いので、テレビ購入時は省エネ基準達成率を必ずチェックしてください。

毎日使用することが多いテレビは、使用方法や使用時間、テレビに搭載されている省エネ機能を上手に使えば、電気代の節約が可能です。今回紹介した方法を参考にテレビの使用・設定を行い、電気代を節約をしましょう。

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