パナソニックのテレビリモコンが効かない原因｜効かないボタンの対処法【bd ir6】

パナソニックのテレビやブルーレイレコーダーを使っていて、「リモコンが反応しない・効かないボタンがある・赤外線が出ない」という場合に遭遇したことはありませんか。テレビのリモコンのトラブルが起きた際は、原因を究明して適切に対処するのが大切です。

リモコンが故障した場合、メーカーに修理依頼するよりも新しく買い替えた方が安く済む場合もあります。パナソニック製テレビ対応のリモコンは、多機能なフルリモコン・無駄を省いたかんたんリモコン・高齢者や手が不自由な方でも扱いやすいユニバーサルリモコンなどラインナップも豊富です。

本記事ではパナソニックのテレビリモコンにトラブルが起きた際の解決方法と、買い換え時のおすすめリモコンを紹介します。「ディーガ（DIGA）」のリモコンBD IR6が使えるか、また設定方法についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

リモコンが効かない場合、まずは「ir6」か確認してみましょう。リモコンモードを4~6に設定してある場合、本機のリモコンである「ir6」以外では操作できない場合があります。リモコン下部に、「ir6」の表示があるのかを確認し、操作してみてください。

パナソニックのテレビリモコンが効かなくなった原因として最も多いのが電池切れです。電池が消耗していると、いくらボタンを強く押し込んでも反応しません。

また、新しい電池と古い電池を合わせて使っている場合や、マンガン電池を使っている場合もあります。その場合、リモコンを正常に作動させるための電圧が足りなくなる可能性があります。

百円均一の商品に比べて多少値段は上がってしまいますが、パナソニックのテレビリモコンにはパナソニックの純正アルカリ電池がおすすめです。

テレビリモコンは以下の流れでチャンネルが切り替わったり、音量が調節されたりします。

テレビリモコンのボタンを押す

↓

先端から赤外線を発信

↓

テレビ本体がそれを感知

しかし、電池の残量が残っているのに赤外線が出ない場合があります。赤外線が出ないのはリモコントラブルの大きな原因です。

■赤外線が出ているかはスマートフォンで簡単に確認できます。

1. テレビリモコンのボタンのどれか1つを押す
2. スマートフォンのカメラを起動してリモコンの送信部に向ける
3. 送信部が光っていれば赤外線が発信されている

リモコンとテレビの間に障害物がないのを確認してください。リモコンから発信される赤外線とテレビ本体のスムーズな受信は、「間にそのラインを遮る物がない」を前提としています。

テレビ台の置き時計やティッシュの箱など、赤外線の送受信の妨げとなる障害物がリモコンとテレビ受光部のライン状にないかチェックしてください。また、直射日光や蛍光灯などの強い光が当たっていないかも確認しましょう。

「電池は新しいものに変えたばかり」「赤外線も正しく発信されている」それにもかかわらずリモコンが効かない場合は、リモコンコードが合っていない可能性があります。リモコンコードとは、リモコンとテレビ本体がセットになっている番号です。

たとえば、パナソニックの『ビエラ』が近くにもう1台置かれている場合、ボタンを押しているリモコンと動かしたいテレビ本体のコードがセットになっていないと正しく反応しません。同じパナソニックのテレビが複数近接している場合は、リモコンコードの設定を確かめてください。

リモコンのボタンの隙間には手指の皮脂やホコリなどが詰まってしまう場合があります。ボタンの隙間に溜まったゴミは、爪楊枝や針などの先が細長いモノで取り除きましょう。隙間を掃除しても特定のボタン効かない場合、ゴミが内部にまで入り込んでいる可能性があります。

上記の場合はリモコンを分解し、ボタンと基盤の間に挟まったゴミを取り除く作業が必要です。ただし知識がないまま分解すると故障を招きやすいほか、分解・修理に伴ってメーカーの保証対象外となる場合があります。

特定のボタンが効かない場合の対処法を紹介します。まずは、テレビリモコンの故障や不具合を確認して、それでも特定のボタンが効かないときはテレビ本体の故障が考えられます。テレビ側の音量調節ボタン・チャンネル変更ボタンを押して正しく動作しない場合は、テレビ本体が故障している可能性が高いです。

また、パナソニックの公式サイトには、「ビエラ本体の電源ボタンで電源を切り、5秒以上経ってから電源入れると解決する場合がある」と記載されています。パソコンやスマートフォンのように再起動すると、不具合が解決する場合があるので、特定のボタンが効かない場合に試してください。

SONY（ソニー）やSHARP（シャープ）など、各社リモコンから接続したいメーカーの設定を行えば使用できます。発売された時期や型番などによって設定方法が異なるので、お手持ちのリモコンの型番を忘れずにチェックしましょう。

パナソニックのブルーレイレコーダー「ディーガ」がある場合は、ディーガ用のリモコン（BD IR6）でテレビを動かせます。電源の入/切・チャンネルの切り換え・音量の操作がスムーズにできるので新たに買い換える必要はありません。他社テレビの設定も可能です。

■リモコンの設定方法は以下のとおりです。（機種：BWT620、BWT520）

①テレビ本体のメーカーを確認して番号を入力

②リモコンの「電源」を押して入／切が反応するか確認

③リモコンの「チャンネル切替」を押して選局ができるか確認

④リモコンの「音量」を押して上げ下げができるか確認

以上の設定を正しく行えば、ディーガ用リモコンでパナソニックのテレビを操作可能です。

分解をしてみて一番多い原因が「汚れ」です。特にホコリが溜まっている場合が多いので、しっかりと拭き取りましょう。ホコリで接触不良を起こしていたリモコンが正常に動く場合があります。気になった場合は、一度掃除をしてみるのがおすすめです。

リモコンの導電帯が摩擦によって擦り減り、それによってリモコンが接触不良を起こしている場合があります。分解をしたらゴムシートの裏側を見てみましょう。ゴムシートの裏側の導電帯が擦り減っていた場合、アルミを擦り減っている導電帯の箇所に貼ります。これにより、リモコンが正常に動く場合があります。

パナソニックのテレビのリモコンが故障した時は、保証書を確認して無償交換が可能かどうか確認してください。ちなみに保証期間はテレビを購入してから1年以内です。

また、保証期間内でも自分で分解したり誤って壊したり、無料修理規定対象外の場合は有料となります。しかし、テレビリモコンは修理料金相場が5,000円〜1万円なのに対して、N2QAYBシリーズのように2,000円以内で買い替えが可能な製品もあります。

そのため、パナソニックのテレビのリモコンが故障したときは、修理に出すよりも買い替えをおすすめします。その際は事前にテレビの型番号を確認して、対応するリモコンを購入してください。

リモコンの買い替えは、アマゾンや楽天市場で検索すると、さまざまな種類のリモコンが販売されていますので、そちらから購入しましょう。ただし、買い換えた後にリモコンの初期設定をしなければ動作しません。

買い換えたばかりのリモコンが動作しない原因はリモコンモードの違いです。解決方法はリモコンの蓋を開け、2または3のボタンを押しながら決定ボタンを2秒以上長押しすると、リモコンモードが設定され、操作できるようになります。

純正のリモコンや他社テレビのリモコンも使えない場合は、スマートフォンのアプリで代用してみましょう。iPhone・Androidのパナソニックの専用アプリ「TV Remote 2」のタッチパッドリモコンを選ぶと、スマートフォンやタブレットで音声操作ができます。

ただし、一部のスマートフォンで使えない場合があります。新しいリモコンを購入し届くまで時間がある場合にも有効活用できます。

テレビのリモコンにトラブルが起こった際は考えられる解決方法を試し、故障が判明した場合は修理に出すよりも安く済ませられる買い換えがおすすめです。また、買い替えた際は初期設定の確認も忘れずに行いましょう。