登山テントおすすめランキング10選！コスパ最強のメーカー、ソロ向け軽量モデルも紹介！

「登山テントとオートキャンプ用のテントの違いがわからない」「普通のテントじゃダメなの？」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。登山用テントは、重量と機能が異なります。

オートキャンプは車移動が多いですが、登山キャンプは徒歩で持ち歩くため軽量さが何より大事です。また山の天候は変わりやすいため、雨風に強いタイプでなければなりません。

今回は、登山に適したコンパクトで軽量なテントを特集します。初心者にもわかりやすい選び方のポイント、おすすめランキングを紹介します。コスパ最強のメーカー・ファミリー向けテント・レンタル会社の情報もお届けするので、ぜひ最後までご覧いただき登山テントを購入する際のヒントにしてください。

登山の場合は、大人数のオートキャンプで使用するような大型テントを持ち運ぶことは難しいので避けてください。たとえ大人数であっても、あまり大きくないものを選ぶのがポイントです。大きくても2～3人用を目安にしてください。

3人以上で登山キャンプに行く場合は、2～3人用を複数用意した方が荷物を分散できるのでおすすめです。1人で登山キャンプに行く場合は、ソロキャンプ用の小さいサイズでOKです。

テントの構造には、フライシートが不要なシングルウォールとインナーテントがあるダブルウォールの2種類があります。

天候が変わりやすい登山キャンプでは、低温時でも結露しにくいダブルウォールの方が快適。前室が作れるので荷物が置けるのも魅力です。ここではそれぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。

テントは商品ごとに使用に適した季節が設定されています。多くのメーカーでは3シーズン用と冬用の2種類にわけて販売していますので、ご自身がいつ登山キャンプに行くのか想定してから購入するのがおすすめです。

とくに冬場の登山は冷え込むため、十分な装備が必要です。冬仕様の登山テントはテント内に冷気の侵入を防ぐスカートが付いていたり、結露対策ができたりするなど、3シーズン用にはない機能があります。

ドームテントはポールを交差させてアーチ状の屋根を作る構造で、慣れれば設営は難しくありません。横からの風に強く安定感があり、変わりやすい山の気候もぴったりです。設営の簡単さと居住性のバランスがよく、コンパクトに持ち運べる登山初心者向けです。迷ったらドームテントから選びましょう。 

登山にはあまり向きませんが、2ルームテントやロッジテントという選択肢もあります。2ルームテントは2部屋作れるファミリー向けですが、設営は複雑で初心者にはおすすめしません。またロッジテントは天井が高く開放感がありますが、サイズが大きくかさばるので持ち歩くのが大変です。

2ルームテントやロッジテントで登山キャンプしたいなら、「ベースキャンプ型」がおすすめです。ベースキャンプとは、山小屋付近のテント場にテントを立て、翌朝に必要な荷物だけを持って山頂を目指すスタイル。ベースキャンプ型であればテントを持って山を登ることはないので、多少大きめのテントでも大丈夫です。

登山テントは軽量であることが重要です。軽量テントの目安は2kg以下。最近は1kg以下のモデルも多数販売されています。たとえ軽量タイプでもサイズが大きくなればなるほど当然重量も増えてしまいますので、まずはこちらを目安に探してみてください。

「居住性は二の次！とにかく荷物を軽量化して身軽な登山キャンプがしたい！」という方には、UL(ウルトラライト)テントがおすすめです。ULテントはコンパクトなので狭く居住性は低いですが、500〜1,000g程度とかなり軽く、持ち歩きが苦になりません。

テントの素材には、ポリエステル・ナイロン・コットン・ポリコットンがあります。登山には軽量かつ耐水性の高いポリエステル・ナイロンがおすすめです。逆に重くて水を含みやすいコットンは不向きのため注意してください。

また生地の耐久性も重要です。生地の厚みを示すD（デニール）と、生地の密度を示すT（タフタ）で確認してください。登山テントはインナーテントもフライシートも20～30Dほどの薄いものが多く、代わりに190～210Tの密度の高い生地が使われています。

テントは設営方法にも種類があります。ここでは吊り下げ式とスリーブ式について、それぞれ特徴を紹介します。初心者は設営が簡単な吊り下げ式がおすすめです。

モンベルは大阪府にある総合アウトドアメーカーです。高い機能性が特徴でベテランキャンパー・登山家の方にとくに人気。もちろん初心者の方にも扱いやすいよう開発されていますので、安心してください。

モンベルのテントは高品質で信頼度抜群。とくにおすすめなのがステラリッジテントです。こちらは新しく開発された素材が使用されていて、過酷な環境でも耐えられる心強いアイテム。またトップクラスの軽量性も実現しています。

ネイチャーハイクは2010年に設立された比較的新しいメーカーです。テント・寝袋・キャンプファニチャーなどキャンプギアのほか、登山でも役立つバッグなども人気。リーズナブルな価格ながら高機能のアイテムが揃っており、多くの方に支持されています。

そんなネイチャーハイクでおすすめなのが、サイクリング1ウルトラライトテントです。3シーズン対応型で、コスパも抜群。1人で組み立てられるのでソロ登山やツーリングでも役立ちます。超軽量な点も魅力。

アライテントは1965年に創業された日本の老舗アウトドアメーカーです。登山用品を多数扱っているため、登山愛好家のなかでは有名です。また初心者にも扱いやすく、ラインナップも豊富なので幅広い方におすすめ。

登山テントではエアライズ・ゴアライズなどのシリーズが人気。2～3人用のテントも豊富なので、子連れのファミリーキャンプ・登山用としても適しています。また保温用外張・DXフライなどのオプションも豊富でより快適に過ごせます。

「登山キャンプではテント以外に何が必要か知りたい」という方も多いでしょう。ここでは初心者の方もこれがあれば安心、山でのテント泊に絶対必要な持ち物を紹介していきます。ぜひチェックしてください。リスト以外のアイテムも、季節や人によって必要なものが増えていきます。

装備・ギア

• リュック
• 登山靴
• ヘッドライト
• 予備の電池
• タオル
• コンパス
• モバイルバッテリー
• 水筒
• テント
• 寝袋
• マット
• 金づち
• ランタン
• ティッシュ
• ゴミ袋
• 現金

食事

• 行動食
• 食料
• 鍋
• マグカップ
• 食器
• カトラリー
• 燃料

ウエア

• インナー
• 長袖シャツ
• パンツ
• レインウエア
• 靴下
• 帽子
• 防寒着
• 着替え
• 手袋

備え

• エマージェンシーシート
• ライター
• 健康保険証
• ファーストエイドキット
• 非常食
• 山岳保険
• ホイッスル

ここまで登山テントの選び方・レンタル会社情報・おすすめの人気商品を紹介してきました。ぜひ記事の内容を参考にして、適切なテントを手に入れて登山キャンプを楽しんでください。