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MSRのテントはなぜこれほどまでに多くの登山愛好家から支持を集めることができているのでしょうか。それは、登山以外に自宅内でも使いたくなってしまうほど目を引くユニークなデザインや軽量で持ち運びやすいテント本体が人気の理由です。
実は、「MSR(Moutain Safety Reaseach)」の社名には「山の安全を探求する」という意味が込められており、そこからもMSR社の思いが伝わってきますよね。
しかし、エリクサーシリーズやハバハバシリーズなどさまざまな種類がありどれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回はテントを利用する「シーン」や「人数」などをポイントにMSRテントの選び方やおすすめ商品を紹介していきます!
登山に持って行くテントといえば「MSRのテント」だよね。そう思っている方も多いのではないでしょうか。なぜMSRのテントはこんなにも登山家の方たちに愛されているのでしょう。
その答えは、持ち運びがしやすく軽量で他メーカーにはないようなユニークなデザインにあります。
また、MSRテントには低難易度の登山やキャンプにちょうど良い「ESSENTIAL SERIES(エッセンシャルシリーズ)」から本格的な登山に使える上級者向けのオールシーズンに対応した「EXPLORE SERIES(エクスプローラシリーズ)」まで幅広くラインナップされているので、登山初心者さんから上級者さんまで幅広い方から支持を集めています。
登山をするときできる限り充実した装備で挑みたいものですが、あれもこれもとたくさん荷物を持って行きすぎてしまうと移動が大変になってしまいますよね。そのため、できる限りコンパクトに登山道具をまとめたいものです。
そんなときにMSRテントは活躍します。
MSRのテントは軽量かつコンパクトな設計になっているため、登山の時も邪魔になりません。そのうえ、耐久性や機能性も優れているため多くの登山家さんたちから人気を集めています。
MSRのテントは他ブランドにはないような少し変わったユニークなデザインが特徴です。そのため、もしもの時も目立ちやすくすぐに周りに気づいてもらうことができますよ。
また、キャンプ場など多数のテントが立ち並ぶような場面でも周りと違うユニークなデザインのテントならすぐに自分のテントだと気づくことができ、他の人に間違えて入られてしまう心配もありません。
MSRのテントと言えば「登山」というイメージが強いですが、実はMSRのテントは登山以外にもいろいろな使い道があることを知っていましたか?
MSRのテントは登山以外にも「キャンプ」や「おうちテント」にも大活躍。新型コロナウイルスの影響で外出することが困難な今のご時世だからこそ、おうちでキャンプ気分を味わうことができる「おうちテント」はとてもおすすめです。
一口にキャンプといってもさまざまな種類がありますよね。軽量かつコンパクトなMSRのテントは「デイキャンプ」や「オートキャンプ」さらには「ツーリングキャンプ」などにも最適です。
特に、バイクでテントを持ち運ぶ必要のある「ツーリングキャンプ」には軽量かつコンパクトな設計のMSRテントがぴったりです!

デイキャンプとはその名の通り「日帰りキャンプ」のことを指します。日帰りキャンプにテントは不要なのでは?と思われがちですが、実はテントがあるとないのとでは全く違ったデイキャンプになってしまいます。
なぜなら、テントはキャンプの雰囲気を大きく左右するからです。テントがないキャンプとテントがあるキャンプとでは全く違ったキャンプになりますよ。
さっと出してさっと片付けることができる「MSRのテント」はデイキャンプにも最適です。

オートキャンプは「車」を使ったキャンプのことを言います。車を使ったキャンプのため、近くの観光スポットにもさっと行くことができるのが魅力的ですね。
車を使ったキャンプのためやろうと思えば車中泊もできますが、やはりめオートキャンプにもテントがおすすです。大自然の中でテントにこもって寝る体験はいつもとは違う非日常を味わうことができますよ。
MSRテントには少人数から大人数対応モデルまで幅広いラインアップが用意されているため、家族でのオートキャンプにもおすすめです。

ツーリングキャンプとは「バイク」を使ったキャンプのことを言います。オートキャンプとは違い、持って行ける荷物が限られてしまうツーリングキャンプ。だからこそ、軽量かつコンパクトな設計のMSRテントがツーリングキャンプに活躍します。
バイクで自然の中のドライブを楽しみ、MSRのテントをさっと設営して自然の中でのびのびと眠る。そんな素敵な時間をMSRテントなら実現できますよ!

「おうちキャンプ」という言葉を初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか。おうちキャンプとは自宅の中にテントを設置し、自宅内でキャンプ体験をすることを言います。MSRテントなら簡単に設置できるので、自宅内で手軽にキャンプの雰囲気を味わうことができますよ。
新型コロナウイルス感染症の影響で外出する機会も減ってしまい憂鬱な気持ちになってしまっている方もいらっしゃるかと思いますが、おうちキャンプをすればいつもとはちょっと違った非日常を体験することができるのでとてもおすすめです。
ここからはMSRのテントの選び方についてわかりやすく解説していきます。利用シーンにあった「シリーズ」や「利用人数」に合わせた選び方のポイントなど説明していくので、ぜひ最後までご覧いただき自分に合ったぴったりのMSRテントを見つけてくださいね。
MSRテントには利用シーンに応じて下記3つのシリーズが用意されています。
- ESSENTIAL SERIES
- EXPERIENCE SERIES
- EXPLORE SERIES
それぞれのシリーズによって対応できる環境が異なってくるので、ご自身の利用シーンに合わせて最適なシリーズを選ぶ必要があります。
登山初心者の方やキャンプに使いたい方、それほど難易度の高くない山への登山には「エッセンシャルシリーズ」のMSRテントがおすすめです。
エッセンシャルシリーズのMSRテントはリーズナブルな価格のためこれから登山を始める人でもお買い求めしやすく、コストパフォーマンスも優れています。また、かわいいデザインの製品も多くあるので女性の方にもとてもおすすめです。
ただ、エッセンシャルシリーズのテントはメッシュ素材できたものなど耐水性のないモデルも中にはあるため、そのような商品を選ぶ際は突然の雨に対応できないのが大きなデメリットです。通気性の良いメッシュタイプのMSRテントなどを使ってキャンプへ出かける際は天気予報のチェックをお忘れなく!
登山中級者の方や本格的な登山を楽しみたい方には「エクスペリアンスシリーズ」のMSRテントがおすすめです。エクスペリアンスシリーズのMSRテントは基本的に耐水性も備えているため、突然雨が降ってきた場合も安心です。
さらに、価格と性能のバランスがとても良く「リーズナブルな価格」だけど「高性能」を実現しています。エッセンシャルシリーズと比較するとユニークでかわいいデザインの製品は少なくなってしまいますが、機能面や快適な居住空間を求めている方はエクスペリアンスシリーズのMSRテントが良いでしょう。
ただ、エクスペリアンスシリーズのMSRテントはオールシーズンには対応していません。オールシーズンに対応したテントを求めているのなら次にご紹介する「エクスプローラーシリーズ」を選びましょう。
登山上級者の方や過酷な環境の登山へ挑む方は「エクスプローラーシリーズ」のMSRテントがおすすめです。エクスプローラーシリーズのテントはオールシーズンに対応しているのはもちろん、過酷な環境でも使用することができ、救助用のテントにも採用されているのだとか。
エッセンシャルシリーズやエクスペリアンスシリーズと比較すると価格は高くなってしまいますが、機能性や安全性、耐久性を重視している登山上級者の方にはおすすめできるシリーズです。
剱岳や幌尻岳など難易度の高い山への登山を考えている方は「エッセンシャルシリーズ」や「エクスペリアンスシリーズ」ではなく「エクスプローラーシリーズ」のテントを選ぶべきです。多少価格は上がってしまいますが、それ以上に安全の方が大切ですからね。
エリクサー1
初めてのソロキャンプには迷わずこれ!
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
MSRテントの中でエリクサーシリーズのテントはかなり人気を集めています。その中でも「エリクサー1」はひとりでのソロテントにもちょうど良い大きさで、重さもわずか2.1Kgと女性の方でも持ち運びやすい軽量設計となっています。
また、エリクサー1は登山やキャンプ初心者さんでも購入しやすい価格設定になっている点もうれしいポイントですね。耐水圧も1,500mmと高いため突然の雨にも安心です!
- 定員
- 1人
- 重量
- 2.1Kg
- 収納サイズ
- 48×15cm
- 耐水圧
- 1,500mm
ハバハバNX














2人用なのにわずか1.6Kgと超軽量!
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
ハバハバNX最大の特徴はなんと言っても軽量さ。2人用のテントなのにも関わらず、わずか1.6Kgと超軽量なコンパクト設計を実現しています。これはひとり用のテントであるエクリサー1を上回る軽量感となっています!
ただ、ハバハバNXの大きなデメリットは価格。初心者には手を出しづらい5万円を超えた価格設定になっています。そのため、これから本格的に登山やキャンプに挑戦していきたいという方にはとてもおすすめです。
- 定員
- 2人
- 重量
- 1.6Kg
- 収納サイズ
- 46×15cm
- 耐水圧
- 1,200mm
エリクサー3
友達とのどんちゃん騒ぎにもおすすめ!
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
エリクサー3はエリクサー1とほとんど変わりません。エリクサー1と違う点は「サイズ」や「定員」「価格」のみ。エリクサー3は3人で利用することができるため、複数人での友達との旅行にも最適です。
また、3人用の大きめのテントなのにもかかわらず重量も2.6Kgと比較的軽いため、持ち運びにも困りません。3人用となっていますが、荷物が多い友達同士やカップル同士での登山やキャンプにも最適ですよ!
- 定員
- 3人
- 重量
- 2.6Kg
- サイズ
- 51×20cm
- 耐水圧
- 1,500mm
エリクサー4
家族でのキャンプや登山に最適!
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
エリクサー4は4人まで使える広々とした設計になっているため、家族での登山やキャンプなどにも最適です。また、4人用の広々とした設計なのにもかかわらずその重さはわずか3.6Kgほどととても軽く、価格も6万円ほどとリーズナブルな設定になっています。
また、Amazonでの評価も非常に高く「見た目も性能もともに良い」という声が目立ちました!ただ、登山するにはちょっと重すぎるという声もあったのでそのあたりは注意が必要ですね。
- 定員
- 4人
- 重量
- 3.6Kg
- サイズ
- 56×17cm
- 耐水圧
- 1,500mm
メッシュハウス 3


とにかく軽い!通気性抜群のテント
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
メッシュハウス3の特徴はとにかく軽い点。その重量は驚異のわずか570g。500mlのペットボトル飲料とほぼ同じ重さです。また、さらに驚きなのが収納時のサイズがわずか「25×10cm」という点。女性でも楽々持ち運べる点が大きなメリットですね。
ただし、通気性がとてもよいメッシュ素材ですが「雨に弱い」というデメリットも。完全に密閉されている訳ではないため、雨が降ってきた際には容赦なく中に水が入ってきてしまいます。メッシュハウス3を使うときは忘れずに天気予報をチェックしましょうね。
- 定員
- 3人
- 重量
- 570g
- サイズ
- 25×10cm
- 耐水圧
- 1,200mm
エリクサー2






友達やカップル同士でのアウトドアにも最適
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
エリクサー2は大人気エリクサーシリーズの2人用バージョンです。価格も約4万円ほどと登山・キャンプ初心者でも手を出しやすい価格になっており、重さもわずか2.2Kgと2L飲料1本ほどになっているため登山に持って行くのにもおすすめです。
また、テント設営もとても簡単に行うことができ、広々とした空間でリラックスすることができます。さらに、天井の高さも102cmと余裕があるため、圧迫感を感じることなくテント暮らしを堪能することができますよ。
- 定員
- 2人
- 重量
- 2.2Kg
- サイズ
- 51×17cm
- 耐水圧
- 1,500mm
ハバNX














サブ
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
ハバNXは大人気のハバハバNXのひとり用バージョンです。重量が1.1Kgととても軽く持ち運びしやすいため登山に向いていますが、価格や重量がハバハバNXとあまり変わらないため、少しでも広めのテントが良いという方はハバハバNXを選ぶことをおすすめします。
しかし、ハバハバNXの重量はわずか1.1Kgと500mlのペットボトル2本分の重さのため、少しでも軽く、防水性のあるテントを求めている方にとてもおすすめできる商品です。
- 定員
- 1人
- 重量
- 1.1Kg
- サイズ
- 46×15cm
- 耐水圧
- 1,200mm
Access (アクセス)2
雪山にも最適なオールシーズンモデル
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
MSRのアクセス2は雪山にも対応したオールシーズンモデルとなっています。エクリエーサーシリーズやハバハバと比べるとどうしても少し重くなってしまいますが、保温性はエクリエーサーシリーズやハバハバと比較してもピカイチ。
雪山など寒い場所への登山は、寝ているときに体温調節がうまくできずそのまま目を覚まさなくなってしまうことも考えられるため、保温性は命に関わって来る商品選びの際の大切な観点です。アクセス2は保温性にもすぐれているため、雪山への登山にも最適ですよ!
- 定員
- 2人
- 重量
- 1.6Kg
- サイズ
- 46×15cm
- 耐水圧
- 1,200mm
Access (アクセス) 3
保温性に優れた3人用のオールシーズンモデル
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
MSRの提供する「アクセス3」は同社の提供する「アクセス2」の3人バージョンのテントです。アクセス2と同じく保温性にとても優れてるため雪山などへの利用もおすすめです。
また、雪山の登山だけでなく「スキー」や「スノーボード」の休憩用のテントとしての活用もおすすめ。友達やカップル・家族同士でスキーやスノーボードに行った際も広々とした3人用の空間でゆったりと休憩することができますよ!
- 定員
- 3人
- 重量
- 1,9Kg
- サイズ
- 53×17cm
- 耐水圧
- 1,200
リモート3
救助用にも?信頼できる耐久性
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
MSR社の提供する「リモートシリーズ」は救助用テントにも採用されるほど信頼できる耐久性を持っています。また。厳冬期の過酷な環境にも耐えることができる設計のため、超難関な山への登山へチャレンジしたいチャレンジャーの方にもおすすめです。
ただ、耐久性や保湿性がしっかりとしていている分重量が3.6Kgと少し重いため持って行くのが大変な点がデメリットです。ただし、収納時のサイズは51×20cmとコンパクトに持って行けるためその点はメリットですね。
耐水圧も1,500mmととても高いため、長時間豪雨が続くような過酷な環境での使用も安心です。
- 定員
- 3人
- 重量
- 3.6Kg
- サイズ
- 51×20cm
- 耐水圧
- 1,500mm

MSRテントの中にも大きく分けて「正規品」と「並行輸入品」の2種類があり、性能や商品自体は全く同じですが「価格」が異なってきます。正規品も並行輸入品もどちらも偽物ではなく本物のしっかりとした製品ですが、代理店を通すのかそうでないのかにより価格が異なってくるのです。
正規品の場合、株式会社モチヅキが責任を持って日本語で初期不良や保証期間中の修理への対応をしてくれますが、並行輸入品を購入した場合自身で海外にあるMSRへコンタクトを取り対応してもらう必要があります。
MSRは海外の企業のため日本語は使えません。また、製品の交換となった場合も発送先は海外のMSR指定の場所になってしまいます。並行輸入品の方が正規品よりも安く購入することができますが、もし万が一のことがあった際にすべて自己責任で対応しなければならないことを心得ていましょうね。
いかがでしたでしょうか。今回の記事ではMSRテントの選び方やおすすめ商品を分かりやすく解説させていただきました。一口にMSRテントといってもさまざまな種類の商品があり価格も安いものから高い商品まで幅広くありましたよね。
この記事を参考にあなたに合ったぴったりのMSRテントが見つかることを祈っています。最後までご覧いただきありがとうございました。
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