おすすめの夏用テント5選｜快適な夏キャンプにはテント選びが重要！

眩しい太陽にテンションが上がり、絶好のアウトドアシーズンでもある夏。しかし、夏キャンプはとにかく暑さとの闘いです。その上、朝起きるとテントが結露でビショビショになっていたり、虫に刺されて脚がパンパンになっていたりと、トラブルが多いのも事実です。

夏キャンプを快適に過ごすためには暑さ対策はもちろん、結露対策や虫対策など事前準備が大切です。中でも重要なのがテント選びです。実は、同じ形でも使われている素材によってテント内の温度が変わります。暑い夏はいかに通気性のいい素材を選ぶかがポイントです。

ここでは、夏テントを選ぶ際のポイントや、夏キャンプを快適に過ごすためにできる工夫について詳しく解説します。夏におすすめのテントも紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

夏のキャンプは、とにかくいかにテント内を涼しくできるかがポイントです。そのためには、通気性のいいテントを選ぶことが大切です。快適に過ごせる夏テントについてご紹介します。

夏のテントでおすすめな素材はフルメッシュです。他のどの素材よりも通気性は抜群で、昼夜問わず蒸し暑い夏には最適です。風が通り抜けやすいためテント内に熱がこもりにくく、メッシュではないテントに比べると、テント内の涼しさは抜群です。

また、その分外気との寒暖差も少なくなるため、メッシュテントは結露しにくいというメリットもあります。ただし、結露してしまった場合にフライシートの結露がメッシュを通してテント内部に入りやすいという難点もあるため、念のため結露対策はしておきましょう。

夏キャンプでは日中の強い日差し対策も重要です。素材に紫外線加工が施されているテントを選びましょう。紫外線加工が施されていないと、テント内に居ても紫外線は入ってくるため日焼けをしてしまいます。

また、過酷な炎天下で使用するテントは傷みやすいため、紫外線や熱による劣化を防ぐためにもＵＶ加工や遮熱加工が施されているテントがおすすめです。

メッシュ程の通気性はありませんが、通気性や吸水性に優れたコットン素材のテントもテント内の室温を快適に保ってくれます。また、ベンチレーションや小窓の数が多いテントであれば、ベンチレーションを開けて換気ができるので通気性が良くなります。

オールシーズンテントの場合は、スカート部分を巻き上げるなどしてテント内の風通しを良くすることで、テント内に熱気がこもりにくくなります。テント内にインナーシートを敷く場合は、薄目のインナーシートを選ぶと涼しく過ごせますよ。

夏キャンプにおいてテント選びも大切ですが、他のアイテムと組み合わせたり工夫次第でさらに快適に過ごすことができます。そこで、夏キャンプならではのおすすめの方法をご紹介します。

テント内が蒸し風呂状態になりがちな夏キャンプでは、シェルターやタープが活躍してくれます。日中は涼しいメッシュシェルターの中で、ベンチを置いてひと眠りするのもいいですね。

また、夏キャンプならではの設営方法が、フライシートを使わずにインナーテントのみをタープやシェルターと併用する方法です。メッシュのインナーテントのみであれば、通気性抜群で1日中テント内も快適に過ごせます。

暑い夏キャンプでは、フライシートをかぶせずにメッシュのインナーテントのみで過ごすのがおすすめです。風通しが良くなり、テント内でも涼しく過ごせます。しかし、風通しが良くても直射日光が当たると暑くてたまりません。そこで活躍するのがタープです。

タープをテントの上に張ることで直射日光を遮りながらも、タープとテントの間に隙間があるため風通しが良く涼しくなります。タープを張るときは、ヘキサタープを低めに張って目隠しも兼ねると一目を気にすることなく過ごせます。

夏キャンプにおすすめなのがハンモック。日本ではまだメジャーではありませんが、ハンモックは夏キャンプにぴったりです。全身で直接風を感じながら、ゆらゆらと揺られて眠るなんて最高ですよね。

ハンモックの上にタープを設置すれば日除けの役割を果たしてくれます。中には、タープ付きのハンモックやメッシュ付きのハンモックテントも登場しており、虫を気にせずぐっすり眠りたい人におすすめです。

夏キャンプで悩むのがインナーマットです。凸凹を防ぐために銀マットは敷きたいけど、直接触れると暑いのが問題です。

そこでおすすめしたいのが銀マットの上にゴザを敷く方法です。銀マットで凸凹を防ぎつつも、ゴザのおかげで直接銀マットに触れず、ゴザの隙間が熱を逃がしてくれるため涼しく眠れます。

直接ゴザに寝るのは痛いという人は、ゴザの上に冷感マットを敷くのもおすすめです。体感温度が下がり、寝苦しい夜も過ごしやすくなります。

テントやキャンプグッズ以外にも夏キャンプの必需品なのが防虫グッズです。草木の多いキャンプ場はヤブ蚊がたくさんいるため、虫よけスプレーや蚊取り線香など置き型の虫よけグッズは必須です。最近では防虫繊維を使用したウェアもあります。

また、キャンプ場に多いのがアブです。大きな体にも関わらず人間に気付かれることなく刺すため、気付いた時には脚が腫れ上がって熱を持つ厄介な虫です。夏キャンプの敵ともいえるアブ対策としては、ポイズンリムーバーを携帯しておくのがおすすめです。

アブだけでなく万が一ハチに刺された場合の応急処置としても役立ちます。ポイズンリムーバーで早急に毒を吸い上げたら、すぐに病院に行きましょう。

テント選びやちょっとした工夫と事前の準備次第で夏キャンプも快適になります。タープやシェルターを活用する以外にも、いろいろなアイデアを試して、自分だけの夏キャンプスタイルを見つけてくださいね。