5人用テントのおすすめランキング10選｜ワンタッチテント・2ルームテントも

キャンプの準備をする際に必要なのはテント選びです。5人用程度の大きめのテント選びに関しては大きすぎても小さすぎても困ってしまうので難しいですよね。失敗しない選び方があれば、とは皆さん共通の思いです。

そこで、5人用のテントを選ぶポイントを挙げてみます。自分に合うテントのタイプ、扱いやすさや耐候性などの必要な機能、それに価格といった要素があるので、こういったポイントをよく検討すればハズレはないはずです。

この記事ではこうしたポイントに沿って、さまざまな角度から実際のテントを取り上げてチェックしていきます。これから家族・グループでキャンプを楽しもうとしている方には参考になる記事なので、最後までじっくり読んでください。

ファミリーでキャンプを楽しむなら、2ルームタイプのテントがおすすめです。悪天候に強く、2ルームなので中が大変広くなっています。また、クローズできるので雨が吹きこまず、一定の保温性能もあって小さい子供がいても安心・快適です。ただ、サイズが大きく重たいので設営に手間がかかるデメリットもあります。

ワンポールテントは中心部に柱が1本だけなので、大型でも構造が単純です。そのため設営が簡単な点がメリットで、柱を立ててペグを打つだけで完了します。ただし、テント内は天井の高低差が大きく中央にポールが立っているので、あまり広く感じられないのがデメリットです。

設営が簡単なワンタッチテントは小型のものが多い中、家族向けの4~5人用もいろいろあります。折り畳み傘の感覚で展開できるので、初心者でも素早く設営できます。安いものでは防水性、耐熱性に問題がないかをよく確認してください。

テントでも広い空間で過ごしたいなら、他のテントに比べて内部がはるかに広いロッジタイプがおすすめです。壁がほぼ垂直に立ち上がるので、無駄なスペースがなく天井も高い空間が作れます。鉄骨ポールが使われているものが多いので、重く設営は大変です。また価格も他のテントより高くなっています。

ドームテントは、骨組みとなるクロスポールをアーチ型に反らせて、テントを半円状に広げるテントです。簡単で使いやすい形のため、キャンプ初心者からベテランまで使用する定番の形状になっています。ドーム型はテントの高さがないと中で移動しづらいため、外にタープを付けるなど、スペースを広げる工夫が必要な場合があります。

組立てがいらず、収納袋から出して広げるだけで完成するのがポップアップテントです。畳むのもコツをつかめば簡単にできるので、設営や撤収作業が苦手でも安心して使えます。耐久性や強度は普通のテントより劣りますが、遮光性の高いものやUVカット機能がついた商品もあります。

5人用テントの重さは、素材にもよりますが10〜20kg程度あります。コンパクトに収納できても、持ち運ぶには力が必要です。何人で運ぶのか、駐車場からサイトまでどのくらいの距離があるのか、なども考えて重量をチェックしましょう。

力の弱い方やできるだけ軽量なテントを探している方は10kg以下のモデルがおすすめです。中には5kg程度のものもあります。

テント用の素材で最も一般的なのはポリエステルです。気密性・耐水性ともに高く軽くてコスパもいいので、初心者用はポリエステル素材が多くなります。ただ、通気性がない分夏の暑さがデメリットになりえます。

これに対しコットンを混ぜたポリコットン素材があり、これはポリエステルに通気性がいいコットンを加えたものです。両方のメリットを持ちますが、メンテを怠るとカビが生えます。使用後にこまめなメンテができる方にはおすすめできます。

5人用テントはファミリーで使うことも多いですよね。テントのスペースが拡張できる前室やキャノピーがあると便利です。日陰で食事ができたり子どもたちが遊ぶスペースが増えたりなど、より広々快適に過ごせます。

• 前室
  前室とは簡単にいうとインナーテントとフライシートの間のスペースのことで、出入口に作れる屋根付き玄関のようなものです。荷物や汚れた靴が置けるので、前室が広いほうが大人数で過ごすにも便利です。前室は多くのテントに付いていますが、ワンポールテントに関しては付いていないものの方が多いので注意しましょう。
• キャノピー
  キャノピーとは出入口部分に付いた「ひさし」のこと。キャノピー付きテントなら日陰スペースを増やしたり雨の侵入を防いだりできます。キャノピーが大きなモデルならタープを別途用意する必要もなく、荷物が減らせて便利です。

キャンプ場に持っていくギアといえば、主なものだけでもテーブルやチェア、焚き火台にタープなどいろいろあります。こういったギアとの相性がよくないテントだと、雑然として何となく落ち着かないものです。

五人用テントを探すときには、すでに持っていたり同時に探すキャンプギアとの相性も考えてください。色合いはもちろんですが、サイズや外観がちぐはぐにならないように、キャンプ場でのレイアウトをイメージしながらテントを選びましょう。

5人用のテントを探すうえで、決定的な要素はやはり価格です。安い買い物ではなく簡単に買い直しはできないので、ここは慎重に検討して予算と折り合いをつけましょう。

テントはキャンプギアの中でも最も重要な位置にあるものなので、予算のしわ寄せをテントに持っていくのは避けましょう。順序としては、諸条件を考えあわせて納得できるテントをまず選び、予算総額からテントを引いた残りでその他のギアを調達する方向をおすすめします。

気に入ったテントが壊れてしまった場合、原因が何であっても修理してもらいたいものです。壊れたら廃棄では、あまりにもったいないですよね。そこで購入時に確認しておきたいのが、アフターフォローの有無です。

大手ならほとんどがアフターフォローがあります。たとえばスノーピークは保証書を発行せず、破損したら原因を問わずどんな修理でも対応可能です。購入者の過失なら有償で対応、希望すればメンテナンスもやってくれます。

最初はスノーピークです。人気も品質も高レベルの代表的な国内メーカーで、キャンプサイトに行くと必ずスノーピークのテントが見つかるといわれます。スノーピークのテントは機能性と耐久性に定評があり、その証明が保証書を発行しない事です。

つまり、保証書なしでも無条件で修理に応じる形の対応で、自社のテントに自信があるからできる方法です。代表的な5人用テントでは、入門用として扱いやすいアメニティドームが高評価されています。

コールマンはアメリカのキャンプ用品メーカーで、国内では日本法人が販売しています。あらゆるキャンプ用品を扱う総合メーカーで、特におしゃれなデザインが人気です。さらに、シンプルで誰にでも使いやすい事でも定評があります。

アメリカのメーカーながら、日本の環境に配慮した通気性のいいテントが好評です。しかも全般的に低価格で、有名ブランドが安く買えると人気を集めます。おすすめの5人用テントは、大型なのに1人でも設営できるタフワイドドームです。

ogawa(オガワ)は昔から「小川テント」として知られてきた老舗ブランドです。軍用のテントやリュックを作ってきた実績があり、品質と機能性には定評があります。そんな経歴から、得意とするのはグループや家族向けの比較的大型なテントです。

看板商品は1961年販売開始以来進化を続けてきたオーナーロッジで、大型で居住性の良さは変わらぬ人気を誇ります。そして、もう一つ、オガワが先駆けになったワンポールテント・6人用ピルツも、設営のしやすさで人気です。

LOGOS（ロゴス）は1985年に設立された日本のアウトドアブランドです。テントやアウトドア用品、衣類まで幅広くあつかっていてキャンパーには長く愛されています。テントはソロ用からファミリー用の3ルームまで、またリーズナブルなものから高機能なものまで目的に応じたテントが選べるように多くの商品が販売されています。

キャンプを楽しむには、今回紹介したテントのほかに、寝袋・テーブルセット・照明などさまざまな必需品があります。ファミリーやお友達同士、またはソロキャンプなど、必需品は共通で使うものやシーンによって異なるものがあるので、事前に確認してしっかり準備しましょう。

下の記事では、キャンプの必需品について紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

家族やグループキャンプに必須の大型5人用テントを紹介しました。5人用テントは形も機能も多種多様です。そこから最適なものを選ぶために、この記事で紹介した選び方や商品情報を参考にしていただけたら幸いです。