自転車キャンプのテントのおすすめ8選！安いもの・おしゃれなものも！

近年キャンプをはじめとするアウトドア人気が高まっている背景から、自転車とキャンプの組み合わせにも注目が集まっています。いつもの日帰りサイクリングからその先へ、自転車にテントやキャンプギアを積み込んでキャンプに行くのは爽快です。

しかし「大容量は積載できない自転車キャンプにはどのようなテントが適しているか分からない！」という方は多いと思います。実は、自転車にも積みやすい軽量でコンパクトなテントもたくさんあります。また、軽量で組み立てが簡単な登山用のテントを選べば、快適に過ごせるのでおすすめです。

今回は、自転車キャンプに適しているテントの選び方やおすすめ商品を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。また、自転車へのテントやキャンプギアの積み方も解説します。

「自転車キャンプに使用するテントはとにかく軽量でコンパクトなものがいい！」という方は多いと思います。自転車にキャンプギアをすべて積載する必要があるので、テントの重量は2kg以下・収納サイズは45cm以内がおすすめです。

「積載物がどれだけ自転車からはみ出てもいいか」というルールが地域によって定められているので、テントの長さにも注意する必要があります。積載の仕方にもよりますが、東京都の場合ならおおよそ45cmを超えていなければ大丈夫です。

またメインの目的が「自転車での移動」なのか「移動先でのキャンプ」なのかによっても選ぶモデルは変わってきます。移動がメインの方は軽さを最重要視して、キャンプメインの場合は多少重くても居住性を重視することをおすすめします。

自転車キャンプにはポールが1本のワンポールテントがおすすめです。テントの形状はドーム型テント・2ルームテント・ワンタッチテントなどさまざまありますが、これらはパーツが多く自転車に積載する荷物がかさばってしまいます。

自転車キャンプには、持ち運びやすいワンポールテントが重宝します。コンパクトで積みやすいので、ストレスなくサイクリングが楽しめます。

テントには生地1枚の「シングルウォール」と生地2枚の「ダブルウォール」がありますが、初心者は、基本的に居住性が高いダブルウォールがおすすめです。シングルウォールは、軽くて自転車キャンプに適しているように見えますが、結露しやすく雨風の影響を受けやすいので、実は上級者向きです。

ダブルウォールは、前室があったり、結露が発生しにくかったりと快適に過ごせます。ダブルウォールのテントでも2kg以下の軽量モデルもあるのでご安心ください。シングルウォールとダブルウォールの違いについて下記にまとめましたのでご参考ください。

テントには自立式と非自立式があります。初心者には設営・撤収が簡単にできる自立式タイプがおすすめです。自立式テントは、ペグダウンせずにポールを組み立てるだけで簡単に設営できます。

また、設営した後でも場所を移動しやすいのもメリットです。自立式テントと非自立式テントの違いについて下記の表にまとめるので、ご参考ください。

テント選びは、実際に行く人数よりメーカー記載の収容人数が多いものを選びましょう。ソロキャンプで使用するなら、メーカー記載の収容人数が2人用のものがおすすめです。2人で行くデュオキャンプには3人用、3人なら4人用がおすすめです。

「寝るときには大切な自転車をテントに入れたい！」という方も多いですよね。そんな方はさらに大きなサイズのテントを選ぶのがおすすめです。近年のキャンプは盗難対策もしっかりと考える必要があります。

大切な自転車をテントで保管したいという方は前室の広いテントがおすすめです。テントにおける前室とは、家における玄関のようなものです。靴を置いたり荷物を置いたりできる空間になります。雨天時でもキャノピーが雨をさえぎってくれるので、料理ができるのも魅力です。

また、前室があるとタープを張らなくてもいいので荷物を減らせます。自転車キャンプにおいて、荷物を減らせるのはかなりのメリットです。

「冬でも夏でもテント泊を楽しみたい！」という方は多いですよね。そんな方は通気性もしっかりチェックしましょう。通気性がいいテントなら、冬の結露を防止でき、夏場でも涼しく快適に過ごせます。

メッシュパネル搭載のものやベンチレーション(換気口)が2つ以上あるものが風通しがいいのでおすすめです。

「冬のキャンプは底冷えで眠れなかった…」なんて経験をした方もいるでしょう。そんな方にはスカート付きのテントがおすすめ。

スカートとは、フライシートの底部分から地面に伸びるヒラヒラした布のことです。下からの冷気がテント内に侵入するのを防いでくれます。スカートをペグダウンするだけで底冷えを軽減してくれるので、冬場のテント内が快適になります。

「とにかく安いテントが欲しい！」という方も多いと思います。しかし、テントの価格と品質は比例します。3回以上使用する場合は、1万円以下の安すぎるテントはおすすめしません。

1万円以下のテントもたくさんありますが、重かったり耐久性が低かったりするので、最低でも1万円以上のものを選ぶのがおすすめです。特に長く使いたい方は、多少高価でも品質がいいものの方が長い目で見るとコスパがいいですよ。

モンベルは日本の大阪で生まれた国内最大手のアウトドア総合ブランドです。機能性が高くリーズナブルな価格帯がモンベルの人気の理由です。モンベルのテントは登山向けの小型テントを中心に、幅広く展開されています。

登山向けのテントは軽量コンパクトなモデルが多いので、自転車キャンプにも最適です。設営のしやすさ・軽さ・耐水耐風性に優れているため、しっかりした作りのテントを求めている方に向いています。

ネイチャーハイクは、中国の寧波で2005年に設立された比較的新しいアウトドア用品メーカーです。リーズナブルにもかかわらず、高品質な商品を多く製作しています。非常にコスパがいいので、初心者からベテランの多くのキャンパーから支持されています。

ネイチャーハイクのテントは、リーズナブルで高品質です。ラインナップも豊富にあるので、自分に合ったコンパクトで軽量なテントを見つけられます。

バンドックは新潟県三条市に本社を構える株式会社「カワセ」のアウトドア用品メーカーです。バンドッグのキャンプギアは、無骨なデザインでコストパフォーマンスが高いのが特徴です。またシンプルな構造のギアが多いので、初心者から上級者までに支持されています。

「ソロベース」を中心としたバンドックのテントは、ミリタリーなデザインと使い勝手のよさが特徴です。また、ソロテントに適した高品質なワンポールテントも豊富にラインナップしています。

ワークマンは、群馬県伊崎市に本社を置く作業服販売最大手メーカーです。豊富な商品量・品質の高さ・コスパのよさで、多くの方から熱い支持を受けています。近年特にアウトドアギアに力を入れており、テントやタープなどを取り扱うようになりました。

ワークマンのテントは、コスパがいいのが最大の魅力です。高品質であるにもかかわらず非常にリーズナブルで、さらにカラーラインナップが豊富にあります。初心者におすすめです。

「そもそも自転車にキャンプギアをどうやって積むの？」と疑問に思う方も多いですよね。さまざまな積み方がありますが、おすすめは「バイクパッキング」と「キャリア＆パニアバッグ」です。少ない荷物ならバイクパッキング、荷物が多い時はキャリア＆パニアバッグが適しています。

バイクパッキングとは、バッグ類を自転車のフレームに直接取り付ける方法です。バッグを取り付ける場所ごとに、フロントバッグ・フレームバッグ・サドルバッグに分けられます。積載量は少なめですが、身軽なのが特徴です。

キャリア＆パニアバッグとは、自転車の前後左右にキャリアやパニアバッグを取り付ける方法です。着替えやギアが大容量になっても積載できる分、車体が重くなります。バイクパッキングとパニアバッグを組み合わせたり、自分でバッグパックを背負うなど工夫してみてください。

自転車キャンプに適しているテントの選び方や人気おすすめ商品を紹介しました。テントはキャンプの快適性を左右する重要なアイテムです。自転車キャンプに最適なテントを選んで、自転車ツーリング・キャンプを楽しんでください。