オールシーズンテントおすすめ13選｜4シーズンテント！ソロ・ファミリーテントも

「春夏だけでなく、秋冬など寒い季節もキャンプに行きたい！」そんな方にはオールシーズンテントがおすすめです。テントには夏用・冬用・3シーズン用などがありますが、季節ごとに揃えるとお金も場所もかかります。 オールシーズン用（4シーズンテント）なら、1つで全部の季節キャンプに行けるのでコスパもいいですよね。

ただ、オールシーズン用にもサイズのバリエーションはもちろんのこと、登山向け・ソロテント用などさまざまなタイプがあります。初めてオールシーズンテントを購入する方にとって、選ぶのは簡単ではないでしょう。3シーズンテントに比べると重いイメージもありますが、オールシーズン用で1kg以下の超軽量テントもあります。

今回はオールシーズンテントの選び方やおすすめ10選をご紹介します。形状の違いについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

オールシーズンテントとは名前の通り4シーズンのすべてを通して使用できるテントを指します。キャンプ用のテントは一般的に通気性や防水性を重視した夏向けのものが多く、夏しかキャンプをしないのであれば快適なものです。

しかし、夏向けのテントは秋冬などの寒い時期に使用するには厳しいので、年間を通してキャンプを楽しみたい場合はオールシーズンテントを視野に入れるのがおすすめです。

ドーム型テントはアーチ状で真横からの風に強く、軽量なのが魅力です。人気のある定番のテントで、ソロキャンプ用からファミリー向けまでさまざまなサイズが販売されています。シンプルな構造で、設営しやすいので初心者にもおすすめです。

2ルームテントは寝室とリビングが別になっており、くつろぎやすくファミリーに人気です。ドーム型にスクリーンタープを取り付けたような形状で、タープなしで快適に過ごせます。ただし、サイズが大きく重いテントが多く、設営・撤収に手間がかかるのがデメリットです。

トンネルテントは2ルームテントに近い構造で、前室が長くなったタイプです。別名カマボコテント・イモムシテントと呼ばれています。2ルームテントに比べると設営が簡単ですが、前後の風に弱いので強風時はガイロープで固定する必要があります。サイズが大きいとサイトに入らない場合もあるので気を付けましょう。

「おしゃれで設営が簡単なテントが欲しい」なら、ワンポールテントがおすすめです。三角錐の見た目がオシャレで、ポールが一本のみなので簡単に設営できます。室内の中央にあるメインポールが邪魔になりやすく、前室がないのがデメリットです。

「天井が高く開放感のあるテントが欲しい」なら、ロッジ型テントがおすすめです。ロッジ型テントは70年代に流行った山小屋状のテントで、壁面が垂直で天井が高くなっています。レトロな見た目が人気で設営も比較的簡単ですが、重量があって設営スペースを取るのがデメリットです。

「虫が入るのが嫌」なら、ドアパネルはテント生地とメッシュの2重構造か確認しましょう。ドアパネルが2重構造なら夏はメッシュを全開にして通気性を確保し、寒い季節はフルクローズにして保温性を確保できます。

インナーテントにパネル・ベンチレーションなどの換気口があっても、フライシートにないと換気ができないので気を付けましょう。フライシートの裾部分から外気を取り込んで換気するテントもありますが、冬は保温性が落ちてしまいます。

オールシーズンテントはスカートが付属するかだけでなく、スカートが巻き上げられるかチェックしましょう。スカートはフライシートの裾に取り付けられた生地で、下から空気が侵入するのを防ぎます。雪の降る場所でキャンプをする場合は、スノースカート付きのオールシーズンテントがおすすめです。

冬キャンプでスカートがないと寒くなりますが、夏はスカートを巻き上げられないと暑いので気を付けましょう。

オールシーズンテントにはダブルウォールとシングルウォールの2種類があります。ここではそれぞれの特徴を紹介しますので、ぜひ選ぶヒントにしてください。

• ダブルウォール：インナーテントとフライシートの2重構造。雨・風・結露に強いタイプ
• シングルウォール：1枚の生地で作られているタイプ。軽くてコンパクトにまとまるのが魅力

オールシーズンテントの耐水圧は、2,000mm以上がおすすめです。耐水圧とは、テント生地の防水性を表す数値。耐水圧が高いほど雨が浸水しにくく保温性が高くなりますが、通気性が悪くなるのがデメリットです。

耐水圧が2,000mm以上あれば、かなり大雨でも浸水しません。 フライシートは防水性が求められますが、インナーテントは防水性だけでなく通気性も必要です。オールシーズンテントならインナーが3,000mmほど、フライシートは5,000mmほどがベストです。

ドーム型テントはポールの入るスリーブが交差する部分に、空間ができるか確認してから購入しましょう。ドーム型はテント天井の一番上にスリーブが交差する部分がありますが、この位置に隙間がないと換気性が悪いです。

海外メーカーのドーム型テントは、スリーブが交差する部分が塞がったモデルがあるので気を付けましょう。ドーム型でないテントは、このポイントは気にしなくて大丈夫です。

「結露が心配」なら、テントの素材はコットンかポリコットンがおすすめです。ほとんどのオールシーズンテントはメッシュではなく、テント生地で作られています。テント生地は保温性は高いですが、結露しやすいのが大きなデメリットです。

コットンもしくはポリコットンは結露しにくく、火にも強いのがメリットです。ただし、重量のある素材なので、登山やツーリングで使うのには向いていません。

「広々とテントを使いたい」なら、記載の収容人数より1人分大きなサイズがおすすめです。3シーズン用もオールシーズン用も、サイズの選び方は変わりません。人数ギリギリだとサイズに余裕がなく、1人分大きなサイズだと荷物を置くスペースができて快適です。ソロなら2人用、3人なら4〜5人用を選びましょう。

「高機能でリーズナブルなオールシーズンテントが欲しい」なら、コールマンがおすすめです。コールマンは幅広い種類のアウトドア用品を扱う世界有数のメーカーです。ドーム型・2ルーム・トンネルテント・ワンポールテントなど、豊富なバリエーションのテントを販売しています。

ソロ用はもちろん3人用や6人用までのオールシーズンテントもラインナップ。ファミリー用が多いのも特徴です。

「登山用のオールシーズンテントが欲しい」なら、モンベルがおすすめです。モンベルは大阪に本社を持つ日本のアウトドア用品メーカーで、世界中の登山家から高い人気があります。モンベルの登山用テントは、日本の山の気候にマッチして作られているのが特徴です。

シンプルな設計で組み立てが簡単なので、山の上でも素早く設営できます。リペアキットも充実しているので、ちょっとしたテントの破損なら自分で簡単に修復可能です。

「ユニークなデザインのオールシーズンテントが欲しい」なら、DODがおすすめです。DODはウサギのロゴがかわいい日本のメーカーで、カマボコテント・キノコテント・レンコンテント・タケノコテントなど、個性的なデザインのテントで人気を博しています。

デザインがユニークなだけでなく、しっかり実用性を考えたオールシーズンテントを販売しているのも魅力です。一際目を引くオールシーズンテントが欲しいなら、チェックしてみましょう。

「ずっと使えるテントが欲しい」なら、スノーピークがおすすめです。スノーピークは国内生産で、高品質なアウトドア用品を販売する日本のメーカーです。高品質なオールシーズンテントを初心者向け～上級者向けまで販売しています。

古いテントは部品が無くなって、修理できない場合がありますが、スノーピークのテントは耐久性が高いだけでなく、期限なしで修理対応する永久保証付きです。価格は高めですが、長く利用できるのでコスパがいいです。

「軽量なオールシーズンテント」が欲しいなら、MSRがおすすめです。MSRはアメリカの登山用品メーカーで、長年遠征登山や救助活動で愛用される信頼性の高いテントを販売しています。 MSRのソロテントは1.3～1.7kgと軽量で、コンパクトに収納できて簡単に設営できます。

非常に折れにくいポールが使用されており、耐久性が高いのも特徴です。

オールシーズンテントの選び方やおすすめ商品ご紹介しました。オールシーズンテントは、1つで全部の季節のキャンプで使えるのが魅力です。お気に入りのオールシーズンテントを見つけて、春夏秋冬キャンプを満喫してください。