ディーオーディー（DOD） テント ライダーズバイクインテント T2-466 [ブラック]

DOD ライダーズバイクインテントは、バイクを愛するライダーのために設計して作られた、バイクツーリングキャンプに最適なギアです。広々としたリビング空間にバイクを駐められるので、バイク好きの方にとっては嬉しいポイントですよね。

しかし、ライダー向きの人気テントといっても、メリットやデメリット・実際に使用した方の体験談もチェックしておかなければ、本当に自分の使用するシーンに合っているか分かりません。

そこで今回は、DOD ライダーズバイクインテントの評判・レビュー・口コミを徹底調査したので紹介します。加えて冬キャンプでの使用は可能か・雨漏りはしないか・シェルターとして使えるか、などの気になる情報も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

DOD ライダーズバイクインテントは、寝室に加えて前室リビング空間が広いのが魅力です。また、バイクツーリングキャンプ用だけあって、キャノピーを立てればさらにリビング空間が拡張するので、縦でも横でも愛車のバイクが駐められるようにサイズ設計されています。

バイクを駐めても、ローテーブル・チェアが配置できる広々空間なので、タープを使う必要ありません。荷物を極力減らしたいライダーにとって、別にタープを積み込む必要がないのも嬉しいポイントです。

長旅をするライダーにとって、テントの設営は短時間で済ませたいものです。ライダーズバイクインテントは「ワンタッチシステム」が搭載されているので、初心者でも15分前後で組み立てが簡単にできます。組み立て方を紹介するので、参考にしてみてください。

1. キャリーバッグからテントを取り出して正方形に広げる
2. 各ポールのジョイント部分を伸ばしてロックする
3. 突出した中央部分のポール根本にあるわっか状のロープを引き上げる
4. 中央のジョイント部分が連結するまで引き上げる
5. 前室側のポール2本を下に向かってスライドさせカチッとロックする（1本につき2ヶ所）
6. テント上部の左右にあるポールを留め具に固定して完了
7. 必要に応じてロープとペグでテントを固定・雨天時はテント上部に防雨用のトップシートを装着する

ライダーズバイクインテントには、リビングと寝室それぞれ2ヶ所にランタン用のフックが装備されています。寝室に蚊取り線香を吊るし、リビングにランタンを使用するなど、用途に応じて使用可能です。室内からランタンに照らされたバイクを眺めながら寝られるのも、ライダーにとっては大きな魅力です。

また、テントの天井部分にファスナー付きのインナーポケットが装備されていて、収納機能も充実していてます。スマホ・バイクの鍵・財布などの、失くしやすい小物を収納するのに便利です。

ライダーズバイクインテントの収納時サイズは、直径 23 × 長さ 61.5cm で、重量が約 5.5Kg です。ワンタッチテントは、一般的な組み立て式テントよりも収納サイズが長くパーツが多い分、サイズが大きく重量も重い傾向にあります。

付属の専用キャリーバッグは、コンプレッション（圧力）機能が備わっているので、ベルトで固定すれば、多少荷物を小さくまとめられます。収納サイズがかさばる場合は、ギアの取捨選択で荷物の量を減らしてカバーしましょう。

設営が簡単なワンタッチテントですが、DODに限らず風に弱いデメリットがあります。風でジョイント部分が曲がるのを防ぐために、すべてロックされているか確認しましょう。ロック忘れや固定が甘いと、ジョイント部分の破損に繋がってしまいます。

ほかにも風対策で有効的なのは、付属しているロープとペグで、テントを地面に固定する方法です。コンクリートなどペグダウンできない場所には、水や土を入れて地面に固定するウェイトバッグがおすすめです。中身は現地調達できるので、折りたためばコンパクトに持ち運べます。

ワンタッチテントは、生地とポールが一体化しているので、濡れた場合に干すときは広いスペースが必要です。また、設営した状態でないとうまく乾かせないので、アパートのベランダで干すとなると、スペースがせまく入り切らない可能性があります。

どうしても干す場所がないときは、水分をしっかり拭き取り、室内でサーキュレーターなどを活用し、上の画像のようなイメージでテントに傾斜をつけて乾燥させましょう。

ライダーズバイクインテントの耐水圧は、それぞれアウターテントが3000mm・フロアは5000mmと、一般的なテントに比べて高い性能があります。2重構造なのでアウターテントには若干の浸透はあっても、インナーテントへの雨漏りはほとんどありません。

比較的に乾きやすい、40Dナイロン・210Dポリエステル素材が採用されていますが、万が一に備えて雨天時や就寝前には、付属のレインカバーを忘れず天井に取り付けましょう。

インナーテントの寝室部分は、約W200×D125×H110cmと、広いスペースが確保されているので、2人でも使用可能です。キャノピーでリビングサイズを拡張し荷物を置いて、必要最低限のアイテムだけを室内に持ち込むと、ゆとりを持って寝られます。

テント近くでの焚き火は素材の性質上、おすすめできません。ナイロン・ポリエステルは燃えやすい素材ですので、火の粉が舞ってシートに穴があいたり、溶けてしまったりする原因に繋がります。

リラックスタイムや調理用、いずれにしてもなるべくテントから離れた場所で焚き火をしましょう。雨天時はキャノピー下で、ガスコンロを使って調理ができます。風で炎があおられないように気をつけながら安全に使用してください。

吊り下げ式のインナーテントのバックル部分を外せば、アウターテントのみでシェルターとしても使用可能（ペグダウン必要）です。ツーリング途中のちょっとした休憩や、ピクニック・デイキャンプにも活躍します。

ライダーズバイクインテントのフライシートには、スカートが付いていないため、テント下の裾の周りから冷たい風が入り込んでしまいます。そのうえナイロン・ポリエステルの素材なので暖房器具も使用できません。

しかし、寒さ対策をしっかりとすれば使用可能です。グランドシート上に断熱シート・厚手のブランケットを敷き、冬用のシュラフ・重ね着装備・湯たんぽ・ホッカイロなど使用すれば対応できます。また上記アイテムに加え、高さがあるコットを使用すれば、風を直に受けずに済みます。

ライダーにとって、愛車と一緒にテントに泊まれるのは大きな魅力です。汎用性が高いので、使い方にとらわれずに、自分に合ったスタイルで楽しむのもいいですね。ライダーズバイクインテントでキャンプの旅にでかけましょう。