スノーピーク テント アメニティドームL SDE-003RH

キャンプには欠かせないギアのテント。設営方法や機能性によっても様々な種類のテントが登場しています。最近はデザインに凝ったものも多く、機能だけでなく見た目にもこだわって選べるようになりました。

中でもスノーピークアメニティドームLは、設営が簡単で初心者にも人気の高いテントです。しかし、天井が低いなどの口コミも見られ、購入後に失敗しないか心配な人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はスノーピークアメニティドームLについて徹底調査しました。商品の魅力や実際の口コミ・レビューをご紹介します。設営方法についても調査しましたので、スノーピークアメニティドームLの購入を検討されている人はぜひ本記事を参考にしてみてください。

スノーピークアメニティドームLは、大人4人・子供2人まで寝られる6人用サイズです。テント内に荷物を置く場合は、6人だと少し窮屈に感じることがあるので、前室部分を荷物置きに使用するなど工夫が必要になります。

スノーピークアメニティドームには他にも3人用のSサイズ・5人用のMサイズがあり、どちらも人気です。サイズによる機能性の差はないので、キャンプスタイルや使用人数に合わせて使い分けてもいいでしょう。

スノーピークアメニティドームLは、初心者向けに作られた「エントリーライン」の商品のため、値段が安いのが魅力です。スノーピークの商品の特徴である高品質のスペックはそのままに値段がリーズナブルに抑えられています。

また、初心者向けということもあり、使い勝手の良さも人気。設営が簡単で、設営の際に使うポールやテープが色分けされており、目で見てわかりやすいように工夫されています。初心者はもちろん、上級者からも人気のあるテントです。

スノーピークアメニティドームLは、風に強く耐久性も高いのが特徴です。背が低く丸みのある設計になっていることで、風がテントの上を通り、風からの影響を和らげてくれます。

また、フレームにはジュラルミンが使用されています。ジュラルミンは軽くて弾力性に優れているのが特徴で、高い耐久性を誇っています。突然の風でも壊れにくく飛ばされにくいので、安心して使用できます。

スノーピークアメニティドームLは前室部分が広く、使い勝手の良さが魅力です。前室部分を荷物置き場に使用すれば、テント内を広く使えます。前室部分が広いことで、たくさんの荷物を収納可能なので、人数が多くても安心です。

また、前室部分にローテーブルやチェアを置いて、リビングスペースとしても使用できます。出入り口が大きくサイドについているため、出入りしやすいのも特徴。前室部分を有効活用すれば、キャンプをより快適に楽しめます。

スノーピークアメニティドームLは通気性が高く、夏キャンプでも使いやすいのが特徴です。天井にはベンチレーターも付いており、テント内の風通しを良くしてくれます。また、UVカット加工も施されているので、夏の暑い日差しを和らげ、快適性を高めてくれます。

オプションとして販売されているメッシュシェルターとシェルタートンネルを連結させれば、夏場のリビングスペースとしても活躍します。全面メッシュで通気性も抜群で、虫よけ対策としてもおすすめです。

スノーピークアメニティドームLは、耐水性が高く雨天時でも安心して使用できます。生地の耐水性を表す耐水圧が「1,800mmミニマム」あり、耐水圧は1,500mm以上あると強い雨にも耐えられるとされるので、耐水性が高いことがわかります。

また、スノーピーク独自の単位「ミニマム」がついています。通常の耐水圧は平均値で表されていますが、ミニマムが付いている場合は「どの部分を計測しても最低1,800mm」という意味を表します。スノーピークのテントがそれだけ耐水性に優れていることを示しています。

スノーピークアメニティドームLは天井がやや低めの設計になっています。天井が低いのは風に強い設計になっているからですが、「真っすぐ立って移動しづらい」という口コミも見かけます。

確かにアメニティードームLは室内高は165cmのため、身長が165cm以上の人はかがんだり首を横にしないと立って移動するのは難しくなります。立って移動できないのが嫌な人には、アメニティードームLは少し不向きです。

スノーピークアメニティドームLは、冬キャンプにはあまり向いていません。スカートが付いておらず、冷たい空気がテント内に入りやすくなっているからです。しかし、工夫次第で冬キャンプにも使用可能です。

冬キャンプでの防寒対策として、スカートを自作する・寝袋や防寒着を使用する・専用マットを敷くなどの方法があります。電源コンセントのあるサイトを利用すれば、セラミックヒーターなど暖房器具も使用できます。

人気商品にはよくあることですが、他のキャンパーと被るデメリットもあります。カラー展開がないので差別化を図りにくく、同じキャンプ場で同じテントだと、他キャンパーと見分けがつきにくくもなります。

人と被りたくない・個性を出したい人には、スノーピークアメニティドームLはあまりおすすめできません。それでも使用したい場合は、テントをカスタマイズしてオリジナリティを出してみてもいいでしょう。

取扱説明書が同梱されていますが、簡単にご説明させていただきます。

1. グランドシートを広げた上にインナーテントを広げる
2. 黄色のポール2本を黄色のスリーブに通していく（×の形になる）
3. ポールの端をインナーテントのピンに差し込む
4. 緑色のポールを緑色のスリーブに通し、ポールの端をピンに差し込む
5. プラスチックフックをポールに引っ掛け、ペグダウン
6. フライシートを被せて裾と同じ色のバックルでとめる
7. 前室のスリーブにフレームを通してピンを差し込む
8. フライシートの裾のゴムループにペグ打ちをすれば完成

必ずしもタープと連結させたほうがいいわけではなく、アメニティードームLのみでも十分使用できます。もし、ツールームタイプのテントのように使用したい場合は、タープと連結しても良いでしょう。

タープと組み合わせることで、タープ部分がリビングスペースとして使用できます。タープ部分をリビング用に、アメニティードームLを寝室用にと使い分けられるので、どちらも広々と使えるのが魅力です。設営の手間は増えますが、使用目的をしっかり分けたい人にはおすすめです。

設営に必要なペグの最低本数18本です。ジュラルミンペグ18本がテントに付属されているので、18本あればテントは設営できます。もし強風対策をしっかり行いたい場合は、追加で2本用意しておくと安心です。

さらに、フロントパネルを跳ね上げて使う場合は別売りのポール・ペグセットが必要になります。それを含めると最高22本のペグが必要になります。万が一ペグが折れてもいいように、少し多めに準備しておくのがおすすめです。

スノーピークアメニティドームLをより快適に使用できる「マットシートセット」も人気です。グランドシートとフロアマットのセットで、シートごとに別の機能があります。

グランドシートは地面からくる冷気や汚れからインナーテントを守り、フロアマットはウレタンマット入りで地面の凸凹や固さをカバーして座り心地を良くしてくれます。冷気を防いでくれるので冬キャンプにも活躍するアイテムです。

スノーピークアメニティドームLは、高性能でコスパ抜群の人気テント。設営が簡単で初心者でも使いやすいので、スノーピークのテントで迷ったときは、まずはアメニティードームを試してみてくださいね。