コールマン テント ラウンドスクリーン2ルームハウス

キャンプは、自然と触れ合え日常のストレスを解消できる人気のレジャーです。最近は家族で楽しむことも多くなり、子どもの情操教育や普段見せることない大人の姿を子どもに見せられるまたとない機会です。

そんな家族キャンプにおすすめなのが、リビングとテントのスペースが分かれた2ルームテントです。２ルームテントは子育て世代には高嶺の花でしたが、コールマンのラウンドスクリーン2ルームハウスなら、高機能なのにリーズナブルに手に入ります。

しかし、高機能とリーズナブルという相容れない課題を解決したラウンドスクリーン2ルームハウスを実際に購入した人の声はどうなんでしょう？今回はそんなラウンドスクリーン2ルームハウスの機能や口コミ・レビューを徹底調査してみました。また、タフスクリーンとの違いも紹介します。

テントの中はリビングスペースと寝室となるインナーテントの2室に分かれています。リビングの広さは約340×270cmの高さ約210cmで、中でテーブルを囲んでも十分な余裕があります。その奥にあるインナーテントは約320×230cmの高さ約170cmで、家族4人がゆったりと寝られます。

レビューなどを見ても大人2人と子ども2～3人の家族キャンプで使ってみえる方が多く、広さについての評価は大変高いです。

ただでさえ広いリビングですが、リビングの正面とサイド2面のシートを外に張り出し、キャノピーとして使うこともできます。数多くある2ルームテントの中でも3面がキャノピーにできる製品は少なく、このテントの大きな特徴です。

３面をキャノピーにすればリビングスペースで大人数でテーブルを囲め、2家族で楽しむキャンプなどではとても便利に使えます。キャノピーポールは2本が標準装備されています。

リビングスペースの正面とサイド2面のシートは巻き上げてメッシュ生地にでき、通気性とともに虫除けの役割を果たします。もちろんメッシュ生地は巻き上げも可能です。また、天井部分の2箇所のベンチレーションが通気をさらに助けています。

インナーテントへの出入り口もメッシュ生地にできます。インナーテントの内の一番奥の上部と出入り口入った左右の下にもベンチレーションが用意され、下から上に抜けるような換気構造です。

多くの機能を持った使い勝手のいいコールマンのラウンドスクリーン2ルームハウスですが、同程度の機能を持ったものを他に探そうとすると10万円近くします。このコストパフォーマンスの高さが多くの家族キャンパーの人気となっている要因です。

しかし、人気商品なだけにキャンプ場に行くと幾つかの同じテントが目に付きます。他の人と被ることを気にしなければリーズナブルな投資で手に入る、おすすめの高機能2ルームテントです。

コールマンのラウンドスクリーン2ルームハウスにはテント以外の付属品は付いていません。しかし、テントを張った時に必ず必要になる専用のグランドシートと専用のインナーマットが付属したスタートパッケージ製品が販売されています。それぞれを別々に購入するよりお得に購入できおすすめです。

また、スタートパッケージのテントには限定色もあり、同じテントを使っている人がいても特別感があり、個性を発揮できます。

コールマンのラウンドスクリーン2ルームハウスには専用のキャリーバッグが付いていて、直径28cmで長さが82cmの円柱形にコンパクトに収納できます。しかし、重量が20kgあり簡単に持ち運べる重さではありません。

駐車場からテントサイトまで距離がある場合には、アウトドアキャリーなどがあると便利です。また、持って運ぶ際にはポールなどを他の袋などに入れて運ぶなどの工夫されることをおすすめします。

2ルームテントのデメリットとしてよく言わているのが真夏の暑さです。通気性によく配慮されているラウンドスクリーン2ルームハウスも例外ではありません。特にこのテントは大雨にも耐えられる耐水圧約2,000mmの生地が使われ、布地に通気性が欠けているのも熱がこもる原因の一つです。

真夏のキャンプにラウンドスクリーン2ルームハウスを利用する場合は、できるだけ涼しい高地のキャンプ場がおすすめです。

ラウンドスクリーン2ルームハウスのサイズはかなり大きく、キャンプ場によっては設営できない場合があります。特に区画サイトのキャンプ場は、5人用テントが基準で2ルームテントは想定されていないことが多く注意が必要です。

出かける前に必ずテントを張れる広さを確認してから出かけましょう。区画サイトの広さが何種類かある場合はできるだけ広いサイトを確保すると、ラウンドスクリーン2ルームハウスを快適に使えます。

付属のペグ・ハンマーがもろいことは、各種のレビューや口コミで指摘されています。特にハンマーは樹脂製で弱く、少し力を入れて打つと破損してしまいますので、あらかじめ別途に用意しておくのがおすすめです。

ハンマーは500g以上のベグを打ち込んだり抜いたりしやすいものがおすすめです。またペグは地面の質に合ったものがおすすめで、地面に砂利や岩石を多く含む場合は金属性がいいでしょう。

重量もあり、大きいですので設営は2人以上で行うのがおすすめです。2人で30分程度で設営できます。組立はポールや差込口が分かりやすく色分けされ、それほど難しくはありません。撤収もその逆で簡単です。

取扱い・組立て説明書もありますが、コールマンの製品ページから組立と撤収を説明した動画が公開されている他、Youtubeなどにも多くの動画がアップされていますので、困った時には参考にされるといいでしょう。

真夏にはテント内が暑いタフスクリーン2ルームハウスですが、冬のキャンプには持って来いのテントです。リビングスペースの3面を密閉し冷気の侵入を防ぎ、中を暖かくする工夫をすればさらに快適に過ごせます。

暖かくする工夫としては、断熱効果のある銀マットの利用は必須で、湯たんぽなども結構役立ちます。電源があればホットカーペットや電気毛布などもあります。テントの中で火を使う場合は換気を始め細心の注意を払いましょう。

2020年発売の「タフスクリーン2ルームハウス」は「ラウンドスクリーン2ルームハウス」のリニューアル製品です。大きな違いを下にまとめましたので参考にしてください。

価格はタフスクリーンの価格でラウンドスクリーンのスタートパッケージが購入できお得感があります。

ラウンドスクリーン2ルームハウスは、2,022年4月現在でコールマンのカタログには掲載されておらず廃盤となっています。Amazonなどの通販サイトからのみの購入となります。なお、コールマンのオンラインショップでは、各種部品の販売はされています。

ラウンドスクリーン2ルームハウスの限定色として、バーガンディカラーが人気です。バーガンディカラーはいわゆる赤ワインの色合いで、ワインレッドやボルドーカラーに深みを持たせたような色で、「ごく暗い紫味の赤」などと表現されます。

深みのあるバーガンディーカラーと明るいカラーのツートン仕上げで、とてもおしゃれなな感じになっています。使っている人の多いテントですので、他の人と被りたくない方におすすめです。

家族で楽しくキャンプが楽しめる高機能2ルームテントが4万円台で購入できるコスパ抜群のラウンドスクリーン2ルームハウスです。浮いた予算を他のキャンプグッズに当てればさらに充実したキャンプライフになります。