電子レンジの故障のサインって?寿命・修理代・処分方法もご紹介!

電子レンジが動かない・温まらない…突然故障して困ってしまったことはありませんか?電子レンジはしっかりメンテナンスをして禁止行為を行わなければ、故障しにくく長持ちする家電でもあります。この記事では電子レンジが故障する要因や故障の症状についてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

2021/10/21 更新

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冷たい食品を数分で温める便利な調理家電「電子レンジ」。冷めてしまった食品を美味しくいただくためには、欠かすことのできない家電となっています。もはや「電子レンジがない生活は考えられない!」と思っている人もいますよね。

 

しかしある日突然、電子レンジから異音がする・発火した・全然温まらなくなった…といったトラブルに見舞われる場合もあります。そんな時のために、電子レンジの正しい使い方・対処方法を知りたいという方もいるのではないでしょうか。

 

リスクを回避するには、電子レンジの不調を見逃さず、故障のサインを事前に察知することが重要になります。この記事ではどのような現象が故障につながるのか・故障した場合の対処法・電子レンジを長く使うためのポイントなどを掘り下げて解説するので、ぜひ参考にしてください。

電子レンジに起こる不調はある程度パターン化しており、箇所が決まっています。こちらでは電子レンジでよく起こる不調と、自分で対処できるか故障なのかの見分け方をご紹介します。

 

電源が入らない、液晶部分の表示が出ないなどの症状が出た時は、1度コンセントを抜いて再びさし直すことで直る場合があります。それでも直らない場合は、ご家庭のブレーカーが落ちていないかも確認します。

 

それでも電源が入らない場合は、電子回路の基板の故障や、ヒューズ切れを疑いましょう。修理か買い替えか迷っている方は、以下のボタンから該当の見出しをチェックしてください。

食べ物が温まらない、ムラになるという症状も電子レンジではよくあります。これは、食品の置き方や置く場所に問題がある場合がほとんど。フラットテーブル式の電子レンジの場合はなるべく中央部分に、ターンテーブル式の電子レンジではテーブルの端に置くことで、まんべんなく熱が通ります。

 

なお、冷凍食品を温める時に自動加熱にしてしまうと、加熱が不十分になる場合もあるため注意しましょう。以上のことを試しても改善されない場合は、各種センサーに不具合が出ている可能性があります

異音は、本当に故障の前兆なのか・問題はない現象なのかを見極めることが重要です。例えば「ブ―ン」という音は製品内部を冷やすファンの動作音・「カチカチ」という音は加熱をコントロールする際の音なので故障ではありません。また「ボンッ」という破裂音は内部の壁面が膨張した際に出る音の可能性があります。

 

異臭がする場合は、レンジ内にこびりついた油汚れなどが原因の可能性があるため、庫内のお手入れを行いましょう。明らかに普段と違う大きな駆動音や、後述する火花が散っているような「バチバチ」という音が聞こえた場合は、故障の可能性があります。以下の記事もぜひ参考にしてください

ターンテーブル式の電子レンジでは丸皿が回転しなくなる不具合も発生します。まずは軸にしっかりとテーブルが装着されているか確認しましょう。ターンテーブルと底面の間に異物が挟まっている場合もあるので、それらもしっかりと取り除きます。

 

それでも直らない場合はモーターなどの部品が破損した可能性があります。ターンテーブル式の電子レンジは安価な製品が多いため、修理するより買い替えた方がお得な場合が多いことにも留意しましょう。

電子レンジでアルミホイルや金属製の食器を加熱すると、火花が発生することがあります。これは電子レンジの故障や火災に直結するため大変危険なため注意しましょう。なお、オーブン機能での加熱の場合は金属製品の加熱が可能です。

 

また煙が出ている場合は、内部の油汚れや水分の少ない食品が発火している可能性があります。水分をあまり含んでいない食品を温める際は少し水分を含ませてから行いましょう

電子レンジはどのぐらいの期間持つのか・電子レンジの寿命は何年なのかがよく分からない方も多いのではないでしょうか。ここでは、電子レンジの耐用年数や機能の限界について解説します。

 

電子レンジの寿命は、使用頻度や使い方にも左右されますが一般的におよそ8~10年程度。そのためメーカー各社もそのモデルの販売終了から部品保存は8年で終了します。

 

最近では非常に多機能な電子レンジも登場するようになりました。しかし電子レンジは多機能で複雑な構造になるほど寿命が短くなる傾向にあります。電子レンジのシンプルな温め機能を長く使い続けたい場合は、余分な機能を省いたモデルを選びましょう

電子レンジは「マグネトロン」と呼ばれる電子管からマイクロ波を発生させ、それを水のプラス分子に当てて発熱させるしくみです。そのためマグネトロンに不具合が発生すると、電子レンジはものを温めることができなくなります

 

このマグネトロンの寿命が、およそ2000時間という研究結果が出ています。例えば1日に電子レンジを30分から40分毎日使い続けた場合、およそ8年から10年程度でマグネトロンの寿命を迎えるという計算になります。

 

出所:日立評論

電子レンジが故障した時に、買い換えるか修理するかで迷う人も多いですよね。こちらでは修理したほうがいいのか、買い替えたほうがお得なのか比較検討します。

 

電子レンジを「修理しようか」「買い換えようか」は迷うところですよね。電子レンジの修理は場合によっては想定より高額になることがあります。某大手メーカーの一例ですが、修理料金は以下のようになっています。

 

症状 故障個所の例 修理費用
  • ものが温まらない
  • マグネトロン
  • センサー
11000円~25000円+税
  • 電源が入らない
  • 液晶部分が点灯しない
  • スイッチ
  • 基盤
  • ヒューズ
11000円~23000円+税
  • 異音がする
  • 内部のネジのゆるみ
  • ファンの異常
12000円~25000円+税

 

これに出張診断料金も距離数に応じて数千円程度かかります。

 

また、古い製品の場合は他の個所も次々と修理することになる可能性が高いため購入から8~10年程度が経過している商品であれば、買い替えてしまった方が安くトータルで長く使うことが可能ですよ。

まだ買ってからそれほど期間が開いていない場合は、マグネトロンの劣化もそれほど進んでいないために修理の方が安くなる場合もあります修理箇所や出張診断料で大きく値段が変わるので、見積もりを出して比較検討しましょう。

電子レンジを処分したいがどのようにすればいいかわからないという方も多いですよね。有料での引き取りになる場合もありますが、多くの場合は無料で処分ができます。こちらでは電子レンジの処分方法について解説します。

 

家電量販店では電子レンジの無料下取りを行っているところもあります。キャンペーンで期間限定で無料引取をしていたり、まだ使える商品であればお店側がお金を払って買い取りをしていたりすることもあります。

 

また新しい商品を買ってくれた人に対して無料で引き取りをしている場合もあります。これらのサービスも上手に活用しましょう。以下の記事で詳しくご紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

電子レンジは「家電リサイクル法」の対象商品ではありませんが、新たに設定された「小型家電リサイクル法」の対象商品に指定されています。そのため自治体に依頼すればリサイクル料金や手数料を支払わずに処分できる可能性があります。

 

自治体に依頼するには2つの依頼方法があります。これらは各市町村のルールにも違いがありますがおおむね以下のような処分方法に分けられます。

 

区分 処分費用
粗大ごみ 400円程度
燃えないごみ 無料

参考:粗大ごみ受付センター

不用品の回収業者に依頼するという方法もあります。店舗を構えているところもあれば、移動回収車で市町村を回っている業者もあります。ただし、無許可業者に依頼しないようにしましょう。こちらは環境省も注意を呼びかけており、高額費用を請求されるなどの被害にあう人もいます。

出所:環境省

 

家庭の家電廃棄物を回収できるのは「一般廃棄物処理業の許可」を所有する業者のみです。「産業廃棄物処理業者の許可」や「古物商の許可」では回収ができないことに注意しましょう。

こちらでは、電子レンジを長く使うための方法を解説します。頻繁に使う家電なので、正しく使って長持ちさせましょう。

 

電子レンジの寿命が早まる原因として多いのがメンテナンスを怠ることです。特に電子レンジの庫内は、常に清潔にしておく必要があります。庫内の油分や食品カスなどからの発火のリスクのほか、熱効率が悪くなり電気代がかさむ・温めムラができるといった症状も顕著になります。

電子レンジの庫内に何も入れないでレンジ機能を使う「空焚き」も寿命を早める原因になります。庫内で発生するマイクロ波の吸収源が無いため、マイクロ波がマグネトロンを直撃してダメージを与えてしまいます

 

ただし、新品の電子レンジを購入した時や脱臭の際、「空炊き」ではなく「空焼き」をしなくてはならない場合もあります。この場合は説明書にしっかりと記載してあるので、そちらの手順に従いましょう。

アルミホイルや金属の食器は使用できません。これらを使用するとマイクロ波が金属にあたり電磁誘導を引き起こし、金属部分からの放電によって火花が発生します。さらに金属部分にマイクロ波が反射されることによって増幅し急激な温度上昇もおこります。

 

加えて内部のマグネトロンにもマイクロ波がはね返され故障の原因となります。電子レンジを使用する前に、必ず容器や包装に金属が使われていないか確認しましょう。

液状の物を長時間加熱すると過熱状態になり、何かの衝撃が加わった時に「突沸(とっぷつ)」が起こることがあります。火傷をしたり、庫内に飛び散ったりする可能性があるため、加熱の際は様子を見ながら行いましょう。

電子レンジの買い替えを考えている方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。使わない機能を極限まで省いたシンプルな一人暮らし向け電子レンジから、お菓子やケーキも焼ける高性能で多機能なファミリー層向けの電子レンジまで使い勝手に応じて紹介しています。

電子レンジを故障させないためには、常にレンジ庫内を清潔に保ち定期的にメンテナンスをする必要があります。また加熱の際には、食べ物の特性をよく考えて加熱することで、焦げや発火の危険性を抑えることができます。この記事を参考に、電子レンジを大切に扱っていつでも温かい食事を楽しみましょう!

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