電子レンジから火花や青い光が出る原因は?対処法を紹介

「電子レンジから火花が!」この現象、放っておくと思わぬ火災事故の原因になることも。そこで本記事では、電子レンジから火花が出る原因と対処法を詳しく解説します。また、実際に電子レンジから火花が出た際のアフターケアもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

2021/10/22 更新

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現在の生活において電子レンジは欠かせない電化製品ですが、使い方を間違えると思わぬ火災事故につながります。実際に、電子レンジによる火災事故は年々増加しており、誤った使い方をしていることに気がついていない方も多いです。火花が出た経験がある方もいるのではないでしょうか。

 

電子レンジからバチバチと青い光が出たとき・焦げ臭いニオイがしたときなどは、その原因を調べて対策する必要があります。誤った使い方を続けると電子レンジの寿命を縮めることにもなるので、正しい使い方を知ることが大切です。

 

しかし、何が原因で火花が出るのかわからない方もいますよね。そこで本記事では、電子レンジから火花が出る原因について詳しく解説します。実際に電子レンジから火花が出たときのアフターケアも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ある日突然電子レンジから異音とともに火花が散ったことがある方や、体験談を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。火花が出たときはその場ですぐ原因をつきとめ、対処しなければいけません。まずは火花が出る原因と対処法を紹介します。

 

「電子レンジにアルミホイルを入れると火花が出る」ことを認知している方は多いですよね。しかし、意外と見落としがちなのが、お皿の装飾に使われる金箔や銀箔・スプーンのような金属製のものです。電子レンジに金属製のものを入れると、マイクロ波の影響でスパークが発生し火花が出ます

 

最悪の場合、故障や火災の原因になるので、電子レンジに金属製のものは絶対に入れてはいけません。誤って金属製のものを入れた場合は、慌てず電子レンジのスイッチを切り、金属製のものを取り出してください。電子レンジでアルミホイルを加熱したときの危険性について、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

電子レンジの使用頻度が高い方は、使用するたびにお手入れするのは面倒ですよね。庫内のお手入れを全くしたことがない方も少なくありません。しかし、飛び散った汁・油・食品カスなどを放置して、庫内のお手入れを後回しにする・お手入れしないのは危険です。

 

電子レンジ内に付着した食品カスにマイクロ波が集まり、発煙・発火することが報告されています。火花が出たあと、時間をおいて別のものを温めても火花が出る場合は、まず庫内をきれいにしましょう。日頃から汚れたらすぐに拭き取って、庫内を清潔に保つことが大切です。都度の手入れが面倒な方・忙しくてできない方は、1日の最後に必ずお手入れすることを心がけましょう。

「食べ物なら何でも温められる」と誤解されがちですが、電子レンジで温めるのに向かない食べ物もあります。サツマイモ・ジャガイモ・ニンジンなどの根菜類や、ごはん・パンなど水分の少ない食べ物は温めるときに注意が必要です。

 

水分の少ない食べ物を電子レンジで加熱しすぎると、炭化が進んで食品が発煙・発火することがあります。水分の少ない食べ物を温めるときは、少量の水を容器に入れて、加熱時間を守って温めましょう。

 

もし、加熱のしすぎで食品が発煙・発火した場合、すぐに扉を開けないでください。扉を開けると庫内に酸素が入って火が一気に燃え広がる危険があります。慌てず電子レンジのスイッチを切り、鎮火するのを待ってから扉を開けるようにしましょう。

電子レンジに食品を入れないで作動させる「空焚き状態」も火花の原因になります。とても疲れているとき・体調が悪いとき・考え事をしているときなど、不注意で空焚きをすることは、ありえない話ではありません。

 

空焚きは、電子レンジの心臓部にあたるマグネトロンに大きな負担がかかります。この負荷によって、電子レンジの寿命が短くなり、故障・火花の原因になります。もし、空焚きをしていることに気付いたらすぐにスイッチを切りましょう。電子レンジを長く大切に使い続けるためにも注意してください。

電子レンジの寿命は10年といわれています。電子レンジの使い方に問題はないのに火花が出る・電子レンジの温めが弱くなってきた場合は、買い替えのサインです。マイクロ波を発生させるマグネトロンは、使えば使うほど寿命が短くなる消耗品です。

 

また、電子レンジを頻繁に使うご家庭なら、10年以内に電子レンジが寿命を迎えることもあります。この場合、放置や時間をあけても状態は改善しません。電子レンジの使用を中止し、修理・買い替えを検討してください。

電子レンジから火花が出たとしても、多くの場合は原因を取り除くだけですぐに普段通り使えます。しかし、中にはそうもいかないケースも。ここでは、火花が出た後のアフターケアを紹介します。

 

「火花が出た後の電子レンジを見てみたら、小さな板状のものが破損していたor穴が開いていた」場合、修理せずそのままの状態で使用すると、再び火花が出る原因になります。雲母(マイカ)板は、電子レンジの内部に蒸気が侵入しないよう防ぐ役割があります。内部の精密機器を故障から守る大事なパーツで、雲母板が破損していたら修理・買い替えが必要です。

 

雲母板はAmazonや楽天などのネットショップで簡単に入手できます。しかし、自分で修理するのは感電のリスクがあり大変危険です。保証期間内なら、メーカーに修理を依頼するのが最も安全です。保証期間外の場合は買い替えも検討しましょう。

電子レンジから火花が出たあと、雲母板が焦げついていたり焦げ臭いニオイが残っていたりすると、食べ物にニオイが移ります。最近では消臭機能のついたモデルもありますが、消臭機能がない場合は自分でお手入れする必要があります

 

おすすめのお手入れ方法は、コーヒーの出し殻を使う方法です。焙煎後のコーヒー豆の表面には、目に見えない小さな穴がたくさん空いていて、消臭効果は活性炭の5倍といわれています。お手入れ手順は以下の通りです。

 

  1. 飲み終わったコーヒーの出し殻を耐熱皿に広げる
  2. 電子レンジで1分間温める
  3. 冷めるまでそのまま放置する
  4. 消臭が終わったら出し殻を捨てる

火花が出るのを防ぐためにも、電子レンジの庫内を清潔に保つのはとても大切です。しかし、電子レンジ内の汚れはこびりついている場合も多く、後回しにする方も多いと思います。お手入れ方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

【用意するもの】

  • 重曹かセスキ炭酸ソーダ
  • コップ
  • キッチンペーパー
  • タオル

 

【手順】

  1. 重曹かセスキ炭酸ソーダを大さじ1杯をコップに入れて水にとかす
  2. 1を電子レンジで5分程度加熱する
  3. そのまま20分以上放置する
  4. 1で濡らしたキッチンペーパーを使って庫内を拭く
  5. タオルで乾拭きする

 

重曹やセスキ炭酸ソーダを持っていない場合は、オレンジの皮を使う方法もあります。水の中に重曹・セスキ炭酸ソーダの代わりにオレンジの皮を入れるだけで、手順に違いはありません。また、100均や薬局で販売されている電子レンジ洗浄剤を使うのもおすすめです。

火花が出るのは使い方が間違えているか、寿命が来ているかのどちらかです。どちらにしても、そのまま使っていると火災や火傷の原因となります。本記事を参考に、電子レンジを正しく使用してリスクを回避して長く愛用しましょう。