サイズ・寸法別に解説！おすすめの電子レンジ20選｜気になる口コミは？効果は？

一家に一台は欠かせない家電の電子レンジ。最近ではあたため機能だけではなく「焼く」「蒸す」などのさまざまな調理ができる、スチーム機能・加熱水蒸気機能を搭載したオーブンレンジが人気商品となっています。

電子レンジ選びで重要視するのが、電子レンジの種類とサイズ。電子レンジの種類は自分の使いたい機能の有無で検討すると思いますが、サイズや庫内容量の数字だけを見ても適切な基準がいまいちピンとこない方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、電子レンジの本体サイズと庫内容量についてご紹介します。ご家族の人数にあった電子レンジのサイズが知りたい方に、ぜひご覧になっていただきたいです。さらに、サイズ以外での電子レンジの選び方や機能を詳しく解説するので、購入する際はぜひ参考にしてください。

家族の人数が多いほど大きな庫内容量の電子レンジが必要になり、庫内容量によって本体サイズの高さや奥行きが変わるため、広い設置スペースが必要になります。

電子レンジでは、高い所でも開きやすい横開きの製品と、狭いスペースでも設置できる縦開きの製品があるので、置き場所に合った物を選びましょう。

電子レンジやオーブントースターの中には、特定の面に密着して設置できる機種が存在します。側面や背面にピッタリ密着できるピタ置きモデルであれば、置き場所が狭くても設置できるため、電子レンジの開閉方式と同様に重要な要素となります。

ただし、放出した水蒸気は上昇するので、天井の放熱スペースに関しては確保する必要があります。電子レンジの必要な空間は機種によって異なるので、設置して動かす前に必要なスペースを把握しましょう。

使用人数に対する適切な庫内容量に関しては、以下の表で表されます。2段オーブン機能があるかによっても適切な使用人数が変わるので、コンベクション（対流）機能も重要な要素です。

同じ容量の電子レンジでも、開閉方式や必要な放熱スペースによって適切な設置場所が異なるので、暮らしにあった電子レンジを選ぶようにしましょう。

電子レンジの種類は以下の3つの種類が挙げられ、電子レンジの種類によって調理できる料理の種類が大きく異なります。

1. 単機能レンジ（単機能電子レンジ）
2. オーブンレンジ
3. スチームオーブンレンジ

調理をよくするご家庭では、2段オーブンに対応したスチームオーブンレンジがおすすめです。

マイクロ波を出して食材の水分を暖める機械が、単機能レンジであり、他の種類の製品に比べて価格が安いのが特徴です。1~2人暮らしで、コンビニ弁当や冷凍食品をあたためるだけの用途で使う人におすすめです。

電子レンジでは、加熱できる温度が限られているため料理を調理することは難しく、自動メニューもほとんどありません。食材のあたためや冷凍食品の解凍以外にも行いたい人は、ヒーターで加熱を行うオーブンレンジを選びましょう。

オーブンレンジとは、四方からあたためを行うオーブン機能や、下側のヒーターを加熱して暖めるグリル機能が付いた製品です。機能と価格のバランスが取れているので、予算を抑えつつもある程度料理を行いたい人におすすめです。

加熱温度が高いので、グラタンやトースターに加えて、クッキー等のスイーツも作れます。ただし、加熱水蒸気で調理を行わないので、蒸し料理を作りたい場合は、3人以下の家庭でもスチームオーブンレンジを選びましょう。

4人以上の家庭に向いている30L以上の電子レンジに関しては、基本的に加熱水蒸気を使うスチームオーブンレンジとなっています。水を使ってスチームを発生させるので、ノンフライで料理するヘルシー調理を行える上に、蒸し料理も調理することができます。

スチームオーブンレンジの水の給水方法に関しては、角皿式とタンク式の2種類が存在します。タンク式の方が高性能なので、調理機能を重視する家庭は、水タンクを搭載した製品を選びましょう。

電子レンジのテーブルが回転するターンテーブルの製品では、センサーの性能が低くても均等に暖められるので、フラットテーブルの製品よりも価格が安くなります。しかし、中心に置くと温めムラが発生しやすくなり、調理後のお手入れも大変なのがデメリットです。

一方で、フラットテーブル式は高価ですが、温めムラが発生しづらく掃除の手間も省けるため、調理機能を重視する人はフラットテーブル式の電子レンジを選びましょう。

電子レンジに搭載されているセンサーには、いつでも使える温度センサーや赤外線センサーに加えて、使える用途が限られてくる蒸気センサーや質量センサーの4種類があります。センサーの種類ごとの役割については、以下の表のように表されます。

容器にラップをかけている時に蒸気センサーを使うことができず、重い器を使っている時は重量センサーがうまく機能しないことに注意しましょう。

赤外線センサーにおいても、センサー数や測定点数によって性能が大きく異なります。加熱ムラを抑えたい人は、センサー数と測定点数が多い、高性能な赤外線センサーを搭載した電子レンジを選びましょう。

オートメニューとはその名の通り自動調理メニューのことです。ワンタッチで簡単に調理できるので、料理の時短に役立つ機能となります。製品により自動メニュー数が大きく異なるので、自動調理機能を重視する人はなるべく上位のモデルを選ぶようにしましょう。

電子レンジの商品の特徴や口コミに加えて、選び方についても説明しましたが、自分に合った容量と機能を持った電子レンジは見つけられたでしょうか。庫内容量が大きな電子レンジは、広い設置スペースが必要なので、放熱スペースも考慮して購入後に後悔しないようにしましょう！