運動会に使えるカメラのおすすめ10選｜初心者でもきれいに撮影できる

運動会などのイベント時に、お子様の頑張る姿を逃さず残したいという方は多いですよね。しかし、動き回る被写体をきれいに撮影するにはどんなカメラを選べばいいのか、悩む方もいるのではないでしょうか。

中には、カメラの扱いが苦手な方や初心者もいるでしょう。また、運動会はギャラリーが多く混雑した中で撮影することも想定されますし、お子様が思ったよりも遠くにいる場合もあります。

本記事では、ママや初心者でも安心して使える、運動会におすすめのカメラの選び方や・人気メーカーの比較などを解説、記事後半ではおすすめ商品と便利グッズもご紹介します。ママ・パパ必見です。

運動会での撮影に、カメラかビデオのどちらを使うか迷う方は多いでしょう。動画を撮るならビデオカメラ！と考える方もいるかと思いますが、最近のカメラは動画撮影できる製品も多く販売されており、余計に迷いますよね。

しかし、大勢の観客で溢れるグラウンドで、お子様の位置に合わせて頻繁に移動することも多い運動会。運動会での撮影に特化するなら、かさばるビデオカメラよりもコンパクトで機能性に優れたカメラがおすすめです。

運動会では、走ったりダンスをしたりするお子様を撮影することが多いですよね。動き回る被写体を撮影するには、高いAF機能が搭載された製品を選びましょう。AF機能とは、被写体に自動でピントを合わせてくれる機能のことです。

今ではほとんどのデジタルカメラに搭載されてる機能ですが、カメラの機種によって性能が異なります。

前述したとおり、AF機能があると被写体に自動でピントを合わせてくれます。AFは速度が速いほど被写体への焦点が合いやすいので、運動会の撮影にはAFの速さを売りにしているカメラがおすすめです。

タッチパネル式のカメラなら、さらに簡単にピントを合わせることができますよ。

運動会で使用するカメラとして特におすすめなのが、一眼レフ・ミラーレス一眼・高級コンデジの3種類です。それぞれ特徴があるので、知っておくとカメラを選ぶ際に役立ちます。

一眼レフカメラも簡単に説明すると、用途に合わせてレンズを交換する必要があり、本体内に搭載されたミラー（鏡）で、外部から入る光を反射させて撮影する仕組みのデジタルカメラのことです。ピントを合わせやすく、背景がぼかした本格的できれいな写真が撮れます。

一眼レフは「扱いが難しそう」「プロが使うカメラ」と思われる方も多いでしょう。しかし、最近では初心者でも使いやすい製品も販売されています。ただし、高性能なぶん本体やレンズのサイズ・重量が大きく、値段も高いというデメリットもあります。

ミラーレス一眼とはその名のとおり、本体内部に鏡を搭載していない一眼カメラのことです。一眼レフに比べて軽量・コンパクトですが、レンズ交換可能で被写体に合わせた写真が撮影でき、初心者には嬉しい機能を多数搭載したモデルも多く販売されています。

ミラーレス一眼は価格が数万円〜数十万円までと幅広く機種も多いので選ぶのが大変です。ミラーレス一眼を検討している方は、カメラ専門店で専門家の意見を聞きながら選ぶことをおすすめします。

ひと昔前にコンデジ（コンパクトデジタルカメラ）と言えば、「レンズ交換がなくて手軽だけど、画質はよくない」と思われる方も多かったでしょう。しかし現在では、高級コンデジと呼ばれるハイスペックで高性能なカメラが人気を呼んでいます。

手軽さはそのままに、動きのある被写体でもしっかりとピントが合った、一眼レフにも劣らない写真を撮影できるのが高級コンデジです。さらに、光学ズーム機能搭載モデルであれば、遠くの被写体も鮮明に撮影できます。

初心者やママに最もおすすめなのはミラーレス一眼です。運動会はもちろん、動き回るお子様を撮影する機会が多く、撮影する頻度も高いでしょう。ミラーレス一眼は一眼レフに劣らない写真を撮影できますが、コンパクトなため移動や出し入れの煩わしさがありません。

また、撮りたい瞬間にシャッターがきれていなかったり、動画設定を失敗して撮影できていなかったり、そんなミスも起こりにくいでしょう。失敗の少ない撮影に加えて、カメラの楽しさも味わえる、ミラーレス一眼にぜひチャレンジしてください。

運動会というシーンに特化すると、どういった機能が必要なのかが見えてきます。一生懸命走ったり、大勢の中で踊ったり、運動会のあらゆるシーンを想像して最適なカメラを見極めましょう。

最初に、運動会での撮影にあると嬉しい機能をご紹介します。

運動会での撮影は、お子様の動きを追ってファインダーを常に動かすことが多く、三脚などでカメラを固定して撮影することはあまりないですよね。運動会以外でも手持ち撮影が多い場合は、「手振れ補正機能」搭載のカメラがおすすめです。

手振れ補正機能はON/OFFを切り替えることができます。三脚を使う場合・暗い場所で撮影する場合には手振れ補正をOFFにしましょう。

常に動く被写体を撮影する場合、ベストな瞬間に狙ってシャッターをきるのはプロでも難しいです。ここぞ！というシーンでは、連続で何枚も撮影する「連写」がおすすめです。何枚もの写真の中から最もいい写真を選ぶことができます。

手動での連写は難しいですが、連写機能が搭載されたカメラであれば、とても速い速度での連写が可能になります。

広いグラウンドでの撮影では、お子様までの距離が遠くて満足できる写真が撮れない、というのはよくあることです。そんな運動会の撮影にはぜひ「ズーム機能」を搭載したカメラをお使いください。

運動会では、父兄の撮影場所が限られていることも多く、お子様の場所も常時変わるので、常に近くで撮影するのは難しいでしょう。運動会には、遠くの被写体を簡単・きれいに撮影できるズーム機能が必須と言えます。

基本的に屋外で実施される運動会では、急に天候が悪くなることも想定されます。そのような事態に備えて、防水機能付きのカメラを選ぶと安心です。運動会以外にプールや海でカメラを使いたいと考える方は、高い防水性能を搭載した製品がおすすめです。

また、強風によりグラウンドの砂ぼこりが舞う恐れもあるので、防塵機能もあればなお安心できます。

前述したとおり、運動会では移動が多く撮影時間も長くなるので、できるだけコンパクトなカメラがおすすめです。高機能でレンズ交換が必要になる一眼レフを使えば、高画質できれいな写真が撮れますが、大きくて思い分負担も大きくなります。

ただし、カメラはコンパクトになるほど機能も劣る傾向があるので、自分に必要な機能や求めるクオリティをよく考えて、重量と機能のバランスがいいカメラを選びましょう。

ここからはカメラの人気メーカーをご紹介します。それぞれの特徴を知っておくと、カメラ選びに役立ちます。ぜひご覧ください。

オリンパスは、東京に本社を置く光学・電子機器メーカーです。オリンパスのカメラはコンパクトなサイズの製品が多く、操作も簡単で初心者の方でも扱いやすいのが特徴です。軽量性に優れ、手振れ補正機能も搭載されているので、運動会での使用に向いています。

SONYはカメラはもちろん、音楽・映画・ゲームなど、幅広い分野の製品を展開している企業です。SONYと言えばミラーレス一眼。ミラーレス一眼の注目度が低い時代から一途に開発を続けてきました。

SONYのミラーレス一眼にはプロフェッショナルモデル・ハイアマチュアモデル・エントリーモデルの3シリーズがあり、自分のレベルに合わせて選ぶことができます。また、瞳AF機能を搭載しているので動く被写体も逃さず捉えます。

Canonはカメラなど映像機器のほか、事務用機器・半導体などを製造する日本の大手企業です。Canonはデジタル一眼レフカメラの種類が12種類と豊富で、プロ向け〜リーズナブルな初心者向け製品まで幅広く展開しています。

特に、EOSシリーズは初心者でもプロ級の写真を撮影できると人気があります。

Nikonはカメラのほか、望遠鏡・顕微鏡・測定機器などを開発する日本の企業です。Nikonのカメラは過酷な状況でも耐えうる堅牢性と、色の再現度の高さが特徴。被写体の色を細部まで再現してくれるので、プロの写真家も愛用者が多いです。

初心者向けのエントリーモデルも販売されていて、ガイドに従って操作するだけできれいな写真が撮影できます。

家電大手のPanasonicは、ミラーレス一眼・デジタルカメラを開発・販売しています。実は、ミラーレス一眼を最初に開発したのはPanasonicです。家電を多く開発しているだけにデジタルにも強く、ビデオカメラの技術を一眼カメラにも活用しています。

また、Panasonicのミラーレス一眼はほとんどの機種で4k動画の撮影が可能です。さらに、4k動画の機能を活かして静止画に流用する4kフォト機能も搭載しています。

長時間にわたる撮影を行う運動会。ここからは長丁場のビデオ撮影も快適に行える便利グッズをご紹介します。

運動会の最中でもカメラを固定して撮影できる環境であれば、三脚の使用がおすすめです。三脚を使えば、手の疲れ・手ブレによる画質の低下を防げます。最近ではさまざまな三脚が販売されていて、中でも軽量・コンパクト・長く伸ばせる商品が運動会には最適でしょう。

混雑している状況下でも、長く伸ばせるタイプであれば後方から撮影できるので、持っておいても損はないアイテムと言えます。

カメラ用グリップを使うと、カメラが持ちやすいうえに手ぶれを軽減できて便利です。ハンドグリップタイプであれば一眼レフカメラだけでなく、ミラーレスカメラ・スマートフォンなどにも使えます。汎用性の高さも魅力と言えます。

運動会での撮影では、予備のSDカードを持っておくことをおすすめします。運動会前にはカメラに保存した画像をパソコンなどに移行しておくのが必須ですが、うっかり忘れてしまった場合に予備のSDカードがあれば、容量を気にせず十分に撮影できます。

本記事では、運動会での使用に向いているカメラについてご紹介しました。常に動くお子様を撮影する運動会では、適したカメラを使わないと満足する写真が撮れない可能性もあります。この記事を参考に、運動会でのお子様の成長記録をきれい写真や動画で残しましょう。