高倍率ズームの人気おすすめデジタルカメラを紹介|撮影方法と選び方も解説

デジタルカメラにおいて、光学ズーム倍率は重要な性能となります。デジタルカメラの中には、100倍以上の高倍率な光学ズーム倍率を持つ物があり、人間の目では見えない世界を映してくれます。ズーム方法と選び方を知る事で、高倍率でも鮮明に撮影できるようにしましょう!

2020/03/01 更新

高倍率ズームレンズと言われると、望遠機能が強いレンズかと思われがちですが、それは少し訂正が必要です。もちろん望遠ができるレンズが高倍率であることは間違いないのですが、あくまで「倍率」なので重要なのは広角から望遠までの幅広い焦点距離に対応したレンズであるということです。

 

高倍率ズームカメラとは、そんな高性能なレンズを初めから持つコンパクトデジタルカメラで、機種によってはエントリーモデルの一眼レフカメラに引けを取らない、あるいはそれ以上の撮影性を備えたものがあります。

デジタルカメラのズームには光学ズームとデジタルズームの二種類があります。光学ズームは画質が落ちないといったメリットがあるものの、レンズの構造が複雑になり質量と値段が増加するデメリットがあるので、デジタルズームも上手く併用しましょう。

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光学ズーム

光学ズームはレンズを実際に動かして被写体の拡大を行う動作であるため、何らかの操作が必要となります。Wが広角側でTが望遠側となるので、スイッチの場合はTを押し続けて、ダイヤルの場合はTの方向に回し続ければ、最大倍率までズームできます。

 

光学ズームを使った場合はデジタルズームと違い望遠時の画像処理による劣化が起きませんが、レンズ構造の都合上、望遠時は広角時に比べて若干画質が悪いとされています。望遠に特化したズームレンズであっても最大に望遠すると画質が悪くなると言われますが、広角側にも対応している分、高倍率ズームレンズは画質にやや難ありと考えた方が良いでしょう。

なぜ大幅な高倍率光学ズーム搭載のデジタルカメラが生まれたのか

高倍率ズーム搭載のデジタルカメラの歴史としては、2000年頃は光学ズームの倍率は精々10倍程度で、当時は非常に高額で珍しいカメラとして扱われていました。その後数年で20倍、30倍とスマホでは撮れない超望遠撮影が楽しめるデジタルカメラが続々と登場しました。

 

その背景には高性能レンズの低コスト化や画像処理エンジンの性能の向上など、カメラに関する技術の進歩があります。

 

デジタルカメラの歴史を振り返る【デジカメ誕生から現在に至るまで】

デジタルズーム

デジタルズームは単なる画像処理であり、撮影素子(イメージセンサー)に写った画像の一部を切り取って画像を拡大する手法となっています。そのため、デジタルズームの倍率を高めすぎると、画像が粗くなってしまい鮮明に画像が表示されないといった欠点があります。

 

デジタルズームに強いソニーのデジタルカメラでは、ズーム設定をONにするだけで自動的に切り替えを行ってくれます。デジタルズームを併用することのメリットとしては、光学ズームの倍率を下げることで、カメラの質量と値段を抑えられる事が挙げられます。

一般的なデジタルカメラや一眼レフカメラでは、光学ズーム倍率の上限が10倍程度となるので、20倍未満の物は高倍率とはなりません。高倍率な光学ズームを持ったカメラの中には、125倍という驚くべき倍率を持ったデジタルカメラも存在します。

光学ズーム20倍未満

一般的なデジタルカメラの光学ズーム倍率は10倍程度となっています。そのため、デジタルカメラの望遠性能にこだわる場合は、光学ズーム倍率が20倍未満では差別化が難しく、高倍率なデジカメとは言えないでしょう。

 

しかし、一般的な用途では光学ズームが全く使えないカメラに比べて、光学ズームが4倍でもあった方が使いやすいです。望遠機能にこだわらないという人でも、光学ズーム機能を持ったカメラを選んだほうが良いでしょう。

デジタルカメラ(光学ズーム :10-19倍)の商品一覧

光学ズーム20倍以上30倍未満

一般的なコンデジや一眼レフの光学ズーム倍率の上限が10倍~20倍未満になることから、20倍以上の光学ズーム倍率でようやく高倍率となり、差別化できるようになります。ズーム倍率が20倍以上あると、グラウンドが広い小学校と中学校の運動会を上手く撮影できるようになります。

デジタルカメラ(光学ズーム :20-29倍)の商品一覧

光学ズーム30倍以上50倍未満

光学ズーム倍率30倍以上のデジタルカメラはかなり高倍率なものとなりますが、ニコンのデジカメなら2万円程度から購入できる機種があります。動物を撮影する場合には、人間と違い近づくと逃げられるので、30倍以上の高倍率で撮影を行う必要があります。

高倍率光学ズーム50倍以上100倍未満

光学ズームが50倍を超える機種は、価格コムの光学ズームのカテゴリで最上級の物となるので、相当な高倍率となります。光学ズームが50倍を超えるコンパクトデジタルカメラは12機種しか存在しません。

 

野鳥を撮影する場合は、近づいてしまうと鳥が逃げてしまいます。そのため、高倍率ズームのデジタルカメラは鳥のマクロ撮影を行うために最適なカメラです。ただし、高倍率なカメラはレンズの枚数が多い分、取り込める光の量が少なくなるため、F値も重要な性能となってきます。

高倍率光学ズーム100倍以上

光学ズームが100倍を超える機種は1機種しかなく、ニコンのCOOLPIX P1000がズーム倍率100倍以上のデジカメとなります。COOLPIX P1000では125倍という驚異の光学ズーム倍率を持ち、デジタルズームと合わせると500倍まで拡大できます。

 

COOLPIX P1000はイメージセンサーが1/2.3型でレンズ交換が出来ないので、一応デジカメですが重量と値段はもはや普通のデジタルカメラではありません。それでも価格コムで人気ランキング上位を取っていることから、望遠機能を求める人は多いようです。

ズーム倍率以外に重要な性能については、手振れ補正機能や望遠端のF値に加えてイメージセンサーのサイズといった性能があります。特に手振れ補正機能は高倍率でも鮮明な画像を撮影するのに重要な性能となるので、高性能な手振れ補正機能を持ったデジタルカメラを選びましょう。

手振れ補正機能で選ぶ

ズーム倍率が大きくなると画角が非常に狭くなるので、わずかな手の振動でも画像がぶれて鮮明に撮影できなくなってしまいます。そのため、手振れ防止機能は非常に重要な機能となるので、高性能な手振れ補正機能を持ったデジタルカメラを選びましょう。

【初心者向け】手ぶれ補正機能付きのデジカメの特徴と選び方を解説

F値で選ぶ

F値は普段は広角側の値しか意識しませんが、光学ズーム倍率が1倍のW側と光学ズーム倍率が最大のT側では、全くF値が異なり3倍近い差を持った機種も存在します。明るい画像を撮影したい場合は、望遠端のF値が7未満になる物を選びましょう。

【2019年最新】コンパクトデジタルカメラのF値(絞り)とは。特徴とおすすめの選び方を紹介

画像素子のサイズ|センサーサイズで選ぶ

光学ズームの範囲では画像の鮮明さが変化しませんが、デジタルズームになった時は、イメージセンサーのサイズが小さいと鮮明に撮影できなくなる場合があります。デジタルズームを多用する場合は、イメージセンサーのサイズに関しても重要な性能となってきます。

【画質に拘る方必見】コンパクトデジタルカメラのセンサーサイズで何が変わるのか。特徴とおすすめの選び方を紹介

使用環境を想定しよう

劣悪な環境での撮影が想定されるならば堅牢性、長時間の撮影が予想されるならバッテリー容量、旅行に持っていく場合ならなるべくコンパクトで軽い機種など、高倍率のカメラは撮影に関しては万能であると言えるので、予想される撮影環境や撮影シーンに合わせた機能を持つカメラを選びましょう。

デジタルカメラの光学ズームで一番強いメーカーはニコンとなります。ニコン以外のメーカーでは光学ズームだけでなく接写機能でも強いキャノンや、デジタルズームにも強いソニーが、光学ズーム30倍以上の高倍率なデジカメを販売しています。

ニコンのデジタルカメラ

光学ズーム機能で断トツの性能を誇るのがニコンとなります。光学ズームの倍率にこだわる場合には、ニコンのCOOLPIX P1000がおすすめです。ズーム倍率125倍という驚異の倍率を誇るので、月や星の撮影にも威力を発揮するデジタルカメラです。

 

 

【2019年最新】ニコンのデジカメの一覧と最新情報|特徴・評判やおすすめの選び方
ニコン

COOLPIX P1000

価格:85,800円 (税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

メーカー Nikon(ニコン) 商品名 COOLPIX P1000
最短撮影距離 標準30cm / マクロ1cm 撮像素子 1/2.3型CMOS (裏面照射型)
F値 F2.8~F8 有効画素数 1605万画素
光学ズーム 125倍 焦点距離 24mm
撮影感度 ISO100~6400 手ぶれ補正 レンズシフト方式
AF(オートフォーカス) コントラスト検出方式 連写速度 7枚/秒
動画 3840x2160(4K)/ 30p サイズ 146.3mm x 118.8mm x 181.3 mm
重量 1415g その他機能
ニコン coolpix p1000 デジタルカメラの評価・レビュー・製品情報・価格比較

COOLPIX P1000は重量があり、値段が高いため一般の人にはおすすめできないカメラとなっています。総合的な性能を考慮すると、COOLPIX B500が2万円未満で手に入り、ズーム倍率も40倍と非常に高いのでおすすめのデジタルカメラとなります。

ニコン

COOLPIX B500

価格:15,800円 (税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

メーカー Nikon(ニコン) 商品名 COOLPIX B500
最短撮影距離 標準30cm / マクロ1cm 撮像素子 1/2.3型CMOS (裏面照射型)
F値 F3~F6.5 有効画素数 1602万画素
光学ズーム 40倍 焦点距離 22.5mm
撮影感度 ISO125~6400 手ぶれ補正 レンズシフト方式
AF(オートフォーカス) コントラスト検出方式 連写速度 120コマ/秒
動画 1920×1080(FHD)/ 30p サイズ 113.5mm × 78.3mm × 94.9mm
重量 542g その他機能 チルト液晶
ニコン coolpix b500 デジタルカメラの評価・レビュー・製品情報・価格比較

コストパフォーマンスに優れたデジタルカメラで、画質や手ブレ性能などの基本性能が充実している他に付属品なしで40倍の望遠撮影が可能になっています。

キャノンのデジタルカメラ

キャノンのデジカメの一覧と最新情報|特徴・評判やおすすめの選び方

キャノンはニコンに次いで光学ズーム機能が強いメーカーとなります。キャノンのデジカメは光学ズーム機能だけでなく、接写機能も優れていることが特徴となります。特にPowerShot SX70 HSは65倍ものズーム倍率に加えて最短撮影距離が0cmと化け物じみた性能を持っています。

キヤノン

PowerShot SX70 HS

価格:46,259円 (税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

メーカー Canon(キャノン) 商品名 PowerShot SX70 HS
最短撮影距離 0cm 撮像素子 1/2.3型高感度CMOS(裏面照射型)
F値 F3.4~F6.5 有効画素数 2030万画素
光学ズーム 65 倍 焦点距離 21mm
撮影感度 ISO100~3200 手ぶれ補正 マルチシーンIS
AF(オートフォーカス) TTLオートフォーカス 連写速度 約10枚/秒
動画 3840x2160(4K)/ 30p サイズ 127.1mm x 90.9mm x 116.6 mm
重量 610g その他機能
キャノン PowerShot SX70 HS デジタルカメラの評価・レビュー・製品情報・価格比較

当機種も価格コムでの人気は高いものの、質量が大きくて値段も高いことがネックになっています。予算のない人はPowerShot SX720 HSを選んだほうが良いでしょう。光学ズーム倍率と接写性能ではSX70 HSに劣りますが、値段は2万円台なので手頃に購入できます。

キヤノン

PowerShot SX720 HS

価格:16,569円 (税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

メーカー Canon(キャノン) 商品名 Power Shot SX720HS
最短撮影距離 1cm 撮像素子 1/2.3型高感度CMOS
F値 F3.3~F6.9 有効画素数 2030万画素
光学ズーム 40倍 焦点距離 24mm
撮影感度 ISO80~3200 手ぶれ補正 マルチシーン手振れ補正
AF(オートフォーカス) TTLオートフォーカス 連写速度 7.1枚/秒
動画 1920×1080(FHD)/ 60p サイズ 109.7mm × 63.8mm × 35.7mm
重量 270g その他機能
キャノン powershot sx720 hs デジタルカメラの評価・レビュー・製品情報・価格比較

「プログレッシブファインズーム」と「フレーミングアシスト」と「スポーツモード」などの、高倍率性能以外の、動きのある被写体の撮影に強い機種です。

ソニーのデジタルカメラ

ソニーにも光学ズーム倍率の高いデジカメはありますが、光学ズームよりもデジタルズームに力を入れています。価格コムで大人気のデジタルカメラであるDSC-RX100は、光学ズーム3.6倍に対してデジタルズームが54倍となっています。

【2019年最新】ソニーのデジカメの一覧と最新情報|特徴・評判やおすすめの選び方
ソニー

サイバーショット DSC-WX500-B

在庫なし

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

メーカー SONY(ソニー) 商品名 DSC-WX500
最短撮影距離 5cm 撮像素子 1/2.3型CMOS (裏面照射型)
F値 F3.5~F6.4 有効画素数 1820万画素
光学ズーム 30倍(デジタルズーム併用時459倍) 焦点距離 24mm
撮影感度 ISO80~12800 手ぶれ補正 光学式手ぶれ補正
AF(オートフォーカス) オートフォーカス(AF-S)、オートフォーカス(AF-C) 連写速度 約10枚/秒
動画 1920×1080(FHD)/ 60p サイズ 101.6mm x 58.1mm x 35.5mm
重量 236g その他機能 ロックオンAF・チルト液晶

DSC-WX500は画像素子の大きさはDSC-RX100に比べると小さいですが、30倍の光学ズーム倍率を持っていて、デジタルズームまで加えると459倍という驚異の高倍率となります。

 

パナソニックのデジタルカメラ

ニコンやキャノンほど光学ズームの性能は高くありませんが、パナソニックも高倍率のデジタルカメラを販売しています。LUMIX DC-FZ85は三万円台というお手頃な値段で60倍の光学ズームを持っていることから、価格コムで人気のデジタルカメラとなっています。

【2019年最新】パナソニックのデジカメの一覧と最新情報|特徴・評判やおすすめの選び方
パナソニック

DC-FZ85

価格:22,084円 (税込)

Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る Yahoo!で詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

メーカー パナソニック(Panasonic) 商品名 DC-FZ85-K
最短撮影距離 1cm 撮像素子 1/2.3型 高感度CMOSセンサー
F値 F2.8~F8.0 有効画素数 1810万画素
光学ズーム 60倍 焦点距離 20mm
撮影感度 ISO80~3200 手ぶれ補正 POWER O.I.S.(静止画)
AF(オートフォーカス) コントラストAF 連写速度 約10コマ/秒
動画 3840x2160(4K)/ 30p サイズ 130mm x 119mm x 94mm
重量 572g その他機能 サイレント撮影モード
Panasonic dc-fz85 デジタルカメラの評価・レビュー・製品情報・価格比較

被写体の細かい表情まで逃さず撮影する事が可能で、広角撮影にも対応しているので、これ1台で様々な状況、シチュエーションをカメラに撮影することができます。「4Kフォトモード」や好きなフォーカスポイントを選べる「フォーカスセレクト」機能を搭載しており専用ボタンで簡単に切り換えることができ、撮りたい瞬間に即座に撮影を始めることができます。