【1分で選べる！】カメラのズーム倍率による違い｜高倍率ズームレンズとは？わかりやすく解説！

ズーム倍率を搭載したカメラを使用すると、離れた被写体も鮮明に撮影することが可能です。しかし、光学ズーム・デジタルズームなど専門的な用語もありよくわからないという方も多いですよね。ここでは専門用語の解説しながら初心者さんでもわかりやすくまとめているので、カメラ選びの際の参考にしてみてください！

2023/08/10 更新

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【1分で選べる】初心者でも失敗しないズーム倍率選びを！

ズーム倍率って重要？
違いがよくわからない！

この記事にたどり着いた皆さんも、同じ悩みを抱えているのではないでしょうか？

本記事の目標はズバリ、ズーム倍率選びの失敗をなくし、ご自身にぴったりのカメラを見つけることです。そのため、選び方の解説を非常に簡潔にわかりやすく、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。

☆この記事を読めば1分でズーム倍率選びができます！

ズーム倍率の違いが知りたい人、選び方に迷っている人はぜひ参考にしてくださいね！

高倍率ズームレンズと言われると、遠くの被写体を大きく撮影できる望遠機能が強いレンズかと思われがちですが、それには少し訂正が必要です。

高倍率ズームレンズは、広角から望遠までの幅広い焦点距離に対応したレンズを指しています。一般的にズーム率10倍以上だと高倍率とされ、近くの被写体も遠くの被写体も撮れる便利なレンズです。

遠くにある被写体を撮影するにはズーム倍率が重要です。

ズーム倍率には主に「光学ズーム」「デジタルズーム」の2種類があります。それぞれの特徴やデメリットを簡単に解説します。

【光学ズーム】

【デジタルズーム】

こだわりのない方は、ズームしても画質に影響の出ない「光学ズーム倍率」を選べば間違いありません。

カメラ選びの際、もし光学ズーム○倍と記載がないときは焦点距離の範囲から計算しましょう。光学ズーム倍率は、焦点距離がわかっていれば簡単に割り出せます。

光学ズーム倍率=焦点距離の最小値(広角端)÷最大値(望遠端)です。
24～360mmのデジカメなら、360÷24=15倍となります。

ここでは倍率ごとの特徴とおすすめの撮影シーンについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【目次】

ズーム倍率が20倍以上あると、グラウンドが広い小学校・中学校の運動会でも子どもの顔をアップにして撮影が可能です。

一般的なコンデジや一眼レフの光学ズーム倍率の上限が10倍～20倍未満になるため、20倍以上の光学ズーム倍率でようやく高倍率となり、差別化できるようになります。

30倍ズームを搭載しているカメラは、フィールドの広いサッカーなどのスポーツ試合の撮影などにもおすすめです。また、遠くからでも鮮明に撮影できるため動物を驚かせずに撮影でき、より自然な姿で写せます。

光学ズーム倍率30倍以上のデジタルカメラはかなり高倍率なものとなりますが、ニコンのデジカメなら2万円程度から購入できる機種もあります。

光学ズームが50倍を超える機種はズーム性能が最上級の物となるので、相当な高倍率となります。

野鳥を撮影する場合は、近づいてしまうと鳥が逃げてしまいます。そのため、高倍率ズームのカメラは鳥のマクロ撮影を行うために最適なカメラです。

ただし、高倍率なカメラはレンズの枚数が多い分取り込める光の量が少なくなるため、明るさを操作するF値も重要な性能となってきます。その他、遠い被写体のひとつである飛行機等の撮影にもおすすめです。

光学ズームが100倍を超える機種は1機種しかなく、ニコンのCOOLPIX P1000はズーム倍率100倍以上のデジカメとなります。COOLPIX P1000では125倍といった驚異の光学ズーム倍率を持ち、デジタルズームと合わせると500倍まで拡大できる優れものです。

COOLPIX P1000はイメージセンサーが1/2.3型でレンズ交換が出来ないので、光学100倍ズーム機能があるといえど一応デジカメですが、重量と値段はもはや普通のデジタルカメラではありません。それでも価格コムで人気ランキング上位を取っているため、望遠機能を求める人は多いです。

特に、月や星の撮影をしたい方には光学ズームが100倍以上あるものだとより鮮明に撮影しやすくなるためおすすめです。

デジタルカメラのズーム機能についてご紹介しました。離れた被写体の撮影や望遠撮影もきれいに行える光学ズームが特におすすめです。撮影できる写真のバリエーションを広げて、写真ライフを充実させましょう。