ブラウン ミキサー・フードプロセッサー MQ738

ブラウンが独自に開発した400Wのモーターは、ハイパワー設計のドイツ製です。ベル型のシャフトにミルブレードを搭載しているため、刃の中心部に溜まりやすい食材をまんべんなく攪拌します。また、配置にこだわったステンレス製ブレードが食材の詰まりを低減させるのも特徴です。

MQ738では業界初の「スマートスピードテクノロジー」を搭載しているため、ブレンダーを握る力を変えるだけでスピードの調整ができます。柔らかめの食材を刻む際は弱めに握り、硬めの食材のときは強めに握るなど、食材によって回転数を変えられて便利です。また、みじん切りやミンチの粗さも握る強さを変えることで対応できます。

MQ738にはアタッチメントが数種類付属しているため、1台でスムージー・泡立て・挽く・みじん切り・こねる・スライス・混ぜるの7役をこなします。また、「イージークリックシステム」を搭載しており、ボタンを押すだけで簡単にアタッチメントを交換できるのも魅力です。

MQ738は人間工学に基づいたデザインの、「ソフトグリップハンドル」を採用しています。手に馴染んで握りやすいので、滑らずにしっかりと持てるのが特徴です。また、スマートでシンプルな見た目なので、出しっぱなしにしてもインテリアの邪魔になりません。

付属の専用計量カップに洗剤とぬるま湯を入れて10～20秒スイッチを入れることで、容器と刃周りのお手入れが簡単にできます。本体・接続部・蓋以外は食器洗い機でも洗えるため、衛生的に使いたい方にもぴったりです。

チャイルドセーフティロック機能を搭載しているため、ボタンを押してセーフティロックが解除された5秒以内にスイッチを押さないと稼働しません。誤作動による事故や怪我を防止できるので、赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使用できます。

泡立て器が1つしかついていないため、お菓子作りには向いていないという意見がありました。特にメレンゲや生クリームは泡立てるのにパワーが必要なので、より難しいかもしれません。しかし、手動で泡立てるよりは格段に楽にできるうえ、バターやクリームチーズを練る際は重宝するようです。

使用時に、お子さんが耳を塞ぐほど大きい音が出るというレビューがありました。フードプロセッサーやブレンダーの類はどうしても大きい稼働音がなります。フードプロセッサーの下に厚手のタオルや防振マットを敷くことで音が軽減できます。

チャイルドセーフティロックがあるため、操作の際にすぐロックがかかってもたつくという意見がありました。お子さんのいるご家庭では便利で安心な機能ですが、単身者や大人のみで生活する環境ではあまり必要のない機能かもしれません。

スパイスグラインダーの蓋を開けた際に、コーヒーやふりかけなどの粉末が飛び散る方もいます。できるだけそっと開けるか、開ける前にグラインダーの下にお皿を敷いておくのがよさそうです。

M738はもともとハンドブレンダーがメインの機能なので、フードプロセッサー以外にもハンドブレンダーとして使えます。据え置きタイプのフードプロセッサーと違い、ポタージュを作る際に鍋で直接食材を攪拌することができて便利です。

400Wのハイパワーを誇るMQ738は、あらゆる食材を切り刻んだり潰したりできます。離乳食作りの時短にもなるうえに、フルーツも素早く潰して攪拌するため、忙しい朝のスムージー作りにもぴったりです。使い始めはパワーの調整が難しいので細かくし過ぎてしまうこともあるそうですが、使っていく内にうまく調節できるという声もあります。

粉状のものや脂の多い肉類に使った際も、食器洗い機に対応しているためすっきりきれいに洗えます。また、部品を分解できるうえにシンプルな構造なので、隙間に食材が挟まることがなく汚れが落ちるとの声もありました。衛生的に使えるのは嬉しいポイントです。

ボタンやダイヤルで回転数を調整するフードプロセッサーやブレンダーが多い中、握る強さで回転数をコントロールできる「スマートスピードテクノロジー」を評価する意見がありました。徐々に回転数を速くしたい場合は、握る力を徐々に強めることでスムーズにスピードを上げられます。

MQ7035XGはMQ738の後継モデルで、約2年後の2020年10月に発売されました。容量・サイズ・重量はMQ738とほとんど同じで、回転数・連続使用時間・パワーも変わりません。しかし、パワーアップした点が2つあります。1点目はおろし金パーツが増えた点です。MQ738でも大根おろしや山芋のとろろを作ることはできましたが、おろし金パーツを使うことにより更に細かくおろすことができます。

2点目はシャフトが上下に伸縮する「アクティブブレードテクノロジー」を搭載した点です。手の動きに合わせてシャフトが上下に伸縮することで、硬い食材も楽に刻めます。また、MQ738より攪拌範囲を2.5倍拡大させたことで、食材をより細かく均等に攪拌することが可能になりました。滑らかなポタージュやスムージーが飲みたい方におすすめです。

ブラウン100周年モデルの「MQ7035XIS」はMQ7035XGと内容的には変わりませんが、従来モデルの保証期間が1年間なのに比べて5年間の製品保証対応を行っています。価格は変わらないので、気になる方はぜひチェックしてください。

MQ735はMQ738より4年以上前の2014年2月に発売されました。重量・サイズ・回転数・パワーなどの基本的な性能はMQ738とほとんど変わりませんが、スパイスグラインダーが付属していません。しかし、その分MQ735の方が価格が安く設定されています。

スパイスグラインダーを使って食材を粉砕する予定のない方はMQ735を、より多機能なものがよくコーヒーミルやスパイスミルとしても使いたい方はMQ738を選びましょう。

ブラウン MQ738について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

MQ738は1台で刻む・する・混ぜる・おろすなど7役をこなせる万能なフードプロセッサーです。握る強さで回転数を調整できるため、直感的に使えます。また、食器洗い機に対応しており、いつでも衛生的に使用が可能です。一方で、泡だて器のパワー不足・動作音の大きさに関しては悪いレビューもあります。

以上の点から、さまざまな用途や食材の下ごしらえに使いたい方・ご家族の健康面に気を遣っているご家庭におすすめです。また、ハンドブレンダーと据え置きのどちらでも使えるため、より幅広い使い方をしたい方にもぴったりです。

ブラウンのハンドブレンダーには50年以上の歴史があり、ハンドブレンダー市場のシェアNo.1を誇っています。皆さんもMQ738を含めたブラウンのハンドブレンダー・フードプロセッサーを使って、より料理やお菓子作りを快適に楽しんでください。