ブラウン ミキサー・フードプロセッサー MQ700

ブラウンが独自に開発したドイツ製のモーターは、400Wのハイパワー設計です。ベル型のシャフトにミルブレードを搭載しているため、刃の中心部に溜まりやすい食材をまんべんなく攪拌します。また、ステンレス製のブレードはそれぞれ逆方向に傾いているので、混ざり方が均一になり食材が詰まりにくいのもポイントです。

マルチクイック7シリーズには業界初の「スマートスピードテクノロジー」を搭載しているため、ブレンダーを握る力を変えるだけでスピードの調整ができます。柔らかめの食材を刻む際は弱めに握り、硬めの食材のときは強めに握るなど、食材によって回転数を変えられて便利です。また、みじん切りやミンチの粗さも握る強さを変えることで対応できます。

MQ700は人間工学に基づくデザインで設計された、「ソフトグリップハンドル」を採用しています。手に馴染んで握りやすく、しっかりと持てて滑りにくいため、硬い食材を刻む際も疲れにくく扱いやすいのが特徴です。また、スマートでシンプルな見た目なので、出しっぱなしにしてもインテリアの邪魔になりません。

付属の専用計量カップに洗剤とぬるま湯を入れて10～20秒スイッチを入れることで、シャフトのお手入れが簡単にできます。シャフト部分は食器洗い機でも洗えるため、衛生的に使いたい方にもぴったりです。

チャイルドセーフティロック機能を搭載しているため、ボタンを押してセーフティロックが解除された5秒以内にスイッチを押さないと稼働しません。誤作動による事故や怪我を防止できるので、赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使用できます。

MQ700には調理とシャフトの洗浄に使える専用計量カップが付属しています。便利な付属品ですが、強度が低く割れやすいというレビューがありました。専用計量カップを使う際はブレンダーを回してぶつけないように注意してください。不安な方は強度の高い別の容器を使うのも1つの手段です。

MQ700を含め、BRAUNのハンドブレンダーのほとんどの保証期間は1年なのですが、保証期間を少し過ぎたタイミングで故障するという報告もあります。また、モーター部分以外は保証対象外です。保証期間内に不調がないかを確認してください。

コードの長さが1.2mと、人によっては短く感じるという意見がありました。使いたい場所の近くにコンセントがない方や部屋のさまざまな場所で使いたい方は、延長コードを使うかコードレスの商品を選ぶことをおすすめします。

専用計量カップを用いてのお手入れが簡単だと好評です。お湯と洗剤を入れてスイッチを入れるだけでブレードの汚れが落ちるので、忙しい朝でも気軽に使えます。取扱説明書にはパーツごとのお手入れ方法が詳しく記載されており、不慣れな方でも安心です。また、シャフトや専用計量カップは、食器洗い機でも洗えるのが嬉しいポイントです。

MQ700には400Wのパワフルモーターが搭載されているため、底にシャフトが届かない細長い容器でも底に沈殿しないというレビューがありました。大鍋でのポタージュ作り・牛乳パックでの飲むヨーグルト作りといった、パワーを要求されるメニューに使用できるのは魅力です。

MQ700は飛び散り防止の「スマートスピードテクノロジー」を搭載しているため、他のハンドブレンダーに比べて飛び散らないというレビューがありました。キッチンや衣服を汚す心配が軽減されるので、場所や服装に関係なくスムージーやスープを作れます。

MQ7035XGはMQ700の約5年3か月後の2020年10月に発売した多機能ハンドブレンダーです。ハンドブレンダーとして使用する際のサイズ・重量・コード長・消費電力はMQ700とほとんど変わりません。最も大きな違いは付属品の多さです。

MQ700はハンドブレンダーと専用カップのみですが、MQ7035にはフードプロセッサーや泡立て器、おろし金などの付属品が付いています。ブレンダーとしてだけでなく、みじん切り・千切り・スライス・泡立て・おろし・生地をこねるなど多機能なのが特徴です。

また、MQ7035XGはシャフトが上下に伸縮する「アクティブブレードテクノロジー」を搭載。手の動きに合わせてシャフトが上下に伸縮することで、より細かく均等に食材を攪拌できます。価格はMQ7035XGの方が2倍ほど高価なので、コストを抑えたい方・シンプルな機能で十分な方・狭いスペースに収納したい方にはMQ700がおすすめです。さまざまな用途に使いたい方・食材をより均等に攪拌したい方はMQ7035XGを選んでください。

シロカは調理家電や生活家電を製造・販売するメーカーで、2000年に創業されました。シンプルでおしゃれなデザインと、リーズナブルな価格設定が魅力です。SCB-401も2,000円弱と他のハンドブレンダーに比べて非常に安いです。サイズはMQ700に比べて一回り小さく、重量も400gほど軽いため、よりコンパクトなモデルをお探しの方におすすめです。しかし、パワーやお手入れ方法に関してはMQ700に軍配が上がります。

パワーは150WとMQ700の半分以下なので、柔らかい食材でも潰すのに少し時間がかかります。また、硬めの食材には適していません。お手入れに関しては、シャフト部分が取り外せないためこびりついた汚れが取りにくいです。PP製のため、人参のような色の濃い食材の攪拌に使うと色移りがするという意見もありました。

とにかく安いハンドブレンダーをお探しの方や柔らかい食材をメインに使う方にはSCB-401を、お手入れのしやすさや機能性の高さを重視する方にはMQ700がおすすめです。

ブラウン MQ700について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

MQ700はスイッチを握る強さで回転数を調整できるため、直感的に使うことができます。また、お手入れも簡単で食器洗い機に対応しているため、いつでも衛生的に保つことが可能です。食材の飛び散りも少ないため、キッチンや衣類の汚れを心配せずに使えます。以上の点から、スムーズなスピード切り替えをしたい方・衛生的にお手入れをしたい方・作業環境をできるだけ汚したくない方におすすめです。

また、ハンドブレンダーと専用計量カップだけなので、余計な付属品は必要ないという方にもぴったりです。ブラウンのハンドブレンダーには50年以上の歴史があり、ハンドブレンダー市場のシェアNo.1を誇っています。皆さんもMQ700を含めたブラウンのハンドブレンダーを使って、より料理やドリンク作りを楽しんでください。