【2019年最新】風景撮影におすすめのコンデジを紹介|選び方・撮影方法の解説も

風景撮影に適したコンデジ選びのポイントと、おすすめのコンデジについて紹介いたします。最も手軽な被写体である「風景」について、広角レンズとイメージセンサーの2点に絞って簡潔に説明させて頂きますので、カメラ選びの基準がわからない方は是非参考にしてください。

風景撮影に適したコンデジ選びのポイント

肉眼で見る美しい風景の感動をできる限り画像に残すためには、その風景の「広範囲」を撮影できるカメラでなければ、その壮大さを伝えられません。広範囲の写真を撮るために必要な要素に「広角レンズ」と「イメージセンサー」が挙げられます。この2つの要素は撮影する範囲=画角に関わるため大切です。

風景を撮るなら広角レンズを必須条件に据える

標準レンズよりも広範囲を撮影できる広角レンズは、さらに「遠近の差を強調して迫力のある画を作る(パース効果)」「ピントの合う範囲が広い(被写界深度が深い)」と、風景撮影における大きなメリットがあります。詳細に知りたい方は下の記事をご覧ください。

【2019年】広角レンズ搭載の人気おすすめデジタルカメラと特徴・選び方!

一般的に焦点距離が35mm未満のレンズが「広角レンズ」と呼ばれていますが、実際には24mm以下のレンズを搭載したコンデジを推奨します。その理由は後述する「イメージセンサー」の説明をご覧ください。

 

画質と画角を左右するイメージセンサー

イメージセンサー=「映像素子」のことです。センサーサイズの基礎知識についてのは以下の記事をご覧ください。

【画質に拘る方必見】コンパクトデジタルカメラのセンサーサイズで何が変わるのか。特徴とおすすめの選び方を紹介

センサーサイズが大きいほどに高画質で広い画角になります。コンデジの中で最小のサイズが「1/2.3型」、近年ではその10倍以上にあたる「APS-C」サイズのセンサーを搭載したものもありますが、やはり価格は高くなります。そのため、小さなセンサーサイズでも広い画角を確保するために広角レンズが必須条件となるのです。焦点距離24mm以下の広角レンズを推奨する理由がここにあります。

 

画質については、撮影した画像を大きなスクリーンに投影したりポスターを作成する場合には「APS-C」以上が望ましいでしょう。しかしSNSやホームページにアップロードしてPCで閲覧するぐらいでしたら小さいセンサーサイズでも、ほぼ問題になりません。

広角+高倍率ズームで風景の一部を主役に

風景撮影は広範囲を撮影できることが大切ですが、その風景の一部分に強い魅力を感じることがあります。高倍率ズームが可能なカメラであれば風景の一部をそのままの立ち位置で主役として強調することができ、風景撮影の楽しさの幅が広がります。

 

 

「高倍率」と呼ばれるものは、倍率20倍(イメージ例:学級集合写真のうち一人を画面の主役に映せる程度)から、近年では80倍以上の超高倍率ズームレンズ(月面撮影ができるほど)を搭載したモデルも登場しています。

単焦点レンズか、ズームレンズか

単焦点レンズ(=ズームができない)比較的安価で、「全景(全体的な風景)の撮影が主である」「ズームは使わず自分が被写体に近づく」という目的や方法がはっきり決まっていればおすすめできます。しかし積み重なる撮影経験の中で、いつでも被写体に近づける状況とは限らずズームへの欲求は高まっていく可能性は高いでしょう。

【2019年最新】風景撮影におすすめのコンデジ6選

キヤノン

Canon デジタルカメラ PowerShot G1 X Mark III APS-Cセンサー 2420万画素 PSG1X MARKIII

価格:92,020円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

メーカーキャノン(Canon)商品名Canon デジタルカメラ PowerShot G1 X Mark III
映像素子APS-CF値2.8(広角)~5.6(望遠)
有効画素数約2420万画素光学ズーム3倍
焦点距離24mm(広角)~72mm(望遠)※35mmフィルム換算撮影感度ISO100~25600
手ぶれ補正有りAF(オートフォーカス)像面位相差AF
連写速度約9.0コマ/秒動画フルHD(1920×1080)
サイズ約115.0×約77.9×約51.4mm重量399g
その他機能wi-fi機能

APS-Cサイズのイメージセンサーと焦点距離24mmの広角レンズを搭載しながら、399gという軽さを実現。光学ズームは3倍、カメラマン自身がアクティブに被写体を狙っていくカメラとしては優秀なコンデジです。

リコー

RICOH デジタルカメラ GRIII GRIII APS-CサイズCMOSセンサー リコー GR3 15041

価格:99,800円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

単焦点28mmのレンズですが、センサーはAPS-Cを搭載。それでいてポケットに入るほどのサイズ感と撮影者のニーズをとらえた各種設定ボタンの配置。風景撮影の枠を超えて、あらゆる撮影の相棒にできる信頼の一台です。

RICOH GR III デジタルカメラの評価・レビュー・製品情報・価格比較
キヤノン

Canon コンパクトデジタルカメラ 光学10倍ズーム IXY210(BK)

価格:17,679円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

焦点距離24mm~240mmの光学10倍ズーム。撮影シーンに合わせたオートモードの充実で難しい知識を要さないため、初心者の方が手軽に利用したい際におすすめのカメラです。

Canon ixy 210 デジタルカメラの評価・レビュー・製品情報・価格比較
キヤノン

Canon デジタルカメラ PowerShot SX70 HS 光学65倍ズーム 4K動画対応 PSSX70HS

価格:61,200円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

最大の魅力は、焦点距離が超広角21mmから望遠1365mmまで光学65倍ズームを可能にするレンズを搭載していること。撮影シーンに合わせて自動で手ぶれ補正機能が働くため、三脚使用時や未使用時などで設定を一回一回変えなくて良いマルチシーンISも便利。

キャノン PowerShot SX70 HS デジタルカメラの評価・レビュー・製品情報・価格比較
Nikon

Nikon デジタルカメラ COOLPIX P900 ブラック クールピクス P900BK

価格:44,600円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

広角24mm~望遠2000mmの脅威の光学83倍ズームで、月面撮影も美しく実現。風景撮影から風景の中の動物へのズームアップまで、瞬時の欲求に素早く応えてくれるカメラです。

ニコン coolpix p900 デジタルカメラの評価・レビュー・製品情報・価格比較
ケンコー(Kenko)

Kenko デュアルモニターデジタルカメラ DSC880DW IPX8相当防水 DSC880DW

価格:13,421円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

メーカーKenko(ケンコー)映像素子1/3.2型
商品名DSC880DWF値1.8~2.8
有効画素数約800万画素光学ズーム1
焦点距離14mm撮影感度ISO100~800(内蔵フラッシュ有り)
手ぶれ補正無しAF(オートフォーカス)無し(パンフォーカス)
連写速度連写機能無し動画MJPEG(AVI):640×480(30fps)
サイズ約97(W)×63(H)×28(D)mm重量 約151g(電池、SDカードを含む参考値)
その他機能両面デュアルモニター、防水性能IPX8(水深3mまで)、Bluetooth、単4形アルカリ乾電池2本を電源とする取扱説明書https://www.kenko-tokina.co.jp/discontinued/dsc880dw_maunual_ver1.2.pdf

番外編として非常に個性の強い面白いカメラで、超広角14mmの単焦点レンズに加え、IPX8の防水性能による水深3mまでの水中撮影可能。画質が低いので印刷やアップロードには向きませんが、アクティビティそのものを楽しく、思い出を残す意味でこの低価格は最高に遊べるカメラです。

コンデジで風景を綺麗に撮影するには

肉眼で見る魅力的な風景と、実際にシャッターを切って残した画像にギャップが生じ、満足できないことはよくあります。撮影者自身が納得できる魅力を画像に残すためには、構えてシャッターを切るだけではなく、カメラの機能の知った上で撮影シーンに合わせた設定が大切です。

3つのポイント

ここでは、デジタルカメラには必ず備わっている「撮影モード」と「ホワイトバランス」についての説明に加え、各カメラで個性の出る「仕上がり設定」にも触れます。これらの機能は、風景撮影に大きく影響を与え、かつ初心者でも設定しやすい機能ですので、設定による違いを感じてみてください。

撮影モードの設定は「全体にピントが合うこと」を優先に

撮影シーンに合わせたモード設定の場合、「オートモード」「風景モード」などの設定で試し撮りして最もボケ味の少ないものが全景に適していると判断すると良いでしょう。確認の際はモニターが小さいため、画像を拡大すると見やすくなります。

 

 

メーカーや機器によって、絞り優先(Canonは「Av」、Niconは「A」の名称など)モードでF値(絞り値)が手動で設定できる場合は、F値をF8~F11の範囲にし、風景を撮影してみましょう。F値が低いと風景の中でピントの合う範囲(被写界深度)が狭くなるので、設定と撮影の試行錯誤で一番ボケ味が少なくクリアと感じられる値を探すと良いでしょう。

 

 

F値とはなにか、より専門的に知りたい方は以下の記事を参照することをおすすめします。

【2019年最新】コンパクトデジタルカメラのF値(絞り)とは。特徴とおすすめの選び方を紹介

ホワイトバランスは、撮影者自身の意図を重視

ホワイトバランスとは、白を基準に画面全体の色調を決定する機能です。例えば夕焼けの赤い光を浴びている白いものは実際の白よりも赤っぽく見えるため、オートホワイトバランスではこの赤みを抑えて適正な白色を得ようと働くのですが、しばしば行き過ぎることもあり、肉眼で見ている景色よりも赤みが抑えられ画面全体が青っぽい色調に偏るようなことも起こります。

 

 

デジタルカメラのホワイトバランスの設定は、オートに加えて「太陽光」「曇天」といった各撮影シーンに適したホワイトバランスの設定が用意されていることが多いです。基本的にはオートの状態でも違和感なく撮影できると思いますが、各設定で撮影した画像と肉眼で見る景色を比べて、撮影者自身が最も納得できる色調を選択することが大切です。必ずしも肉眼で見る風景の色調に寄せることが正しいわけではなく、あえて特定の色味を強調することが効果的な場合も多々あります。

仕上がり設定で遊び心に富んだ撮影を実現

メーカーや機器によって名称が異なる機能(Canon=ピクチャースタイル、Nicon=ピクチャーコントロールなど)で、各機器の個性が出る機能でもあります。色や描画に関わるエフェクトとしての役割を持っている機能です。

 

 

例えば、夏の晴天のひまわり畑の景色で、青や黄色や緑といった色をより原色に近い鮮やかさを強調したい時は「ビビッド」設定で撮影したり、高所から見下ろした街の風景をミニチュア模型のように描画する「ジオラマ」設定など、風景撮影における遊びの幅が広がる機能です。「仕上がり設定」の有無や内容については、各機器の取扱説明書をご参照ください。

より本格派の撮影には三脚使用=物理的な手ぶれ制御で画角を確保

コンデジの中には電子制御による手ぶれ補正機能が搭載しているものが多くありますが、これは画像周辺部分をトリミングすることによって、トリミング範囲内の軽微なぶれを補正する仕組みです。そのため、手ぶれ補正のレベルによっては明らかに本来の画角より狭くなったり、補正のための微振動が生じてしまいます。

 

 

暗所などの撮影では、カメラに取り込む光量を確保する理由からシャッタースピードを遅くすることが多いため、手ぶれに弱くなりなります。三脚の使用は、そういった悪条件の撮影シーンにも臨める基本的な撮影アクセサリーとしておすすめで、使用の際には画角の確保や安定のために手ぶれ補正機能をOFFにしましょう。

デジカメ用の三脚の人気おすすめランキング 10選【2019年最新】