テンマクデザイン テント テンマクデザイン パンダ ライト

バックパックでのキャンプやソロキャンプには、少しでも荷物を小さく軽くしたいですよね。軽くてコンパクトなテントをお探しの方におすすめなのが、テンマクデザインの「パンダライト」です。

パンダライトは総重量が1.94gと非常に軽量で、サイズも2Lペットボトルくらいのコンパクトさが魅力です。女子キャンパーとして有名な「こいしゆうか」さんが監修したテントで、女性でも扱いやすいように設営や撤収も簡単にできます。

この記事では、テンマクデザイン「パンダライト」の魅力や口コミ情報とあわせて、冬にも使えるかなどの気になる疑問点もまとめて解説します。キャンプギアの軽量化を目指している方は、参考にしてください。

テンマクデザイン「パンダライト」は、キャンプコーディネーターの「こいしゆうか」さんが監修して作られたテントです。こいしゆうかさんは、男の趣味として扱われがちだったキャンプを女性視点で発信し、「女子キャンプ」と名付けたブログやSNSでのコミュニティを開設しました。

現在は「女子キャンプオフ会」を通じてできた女子キャンパーメンバーも着実に増え、雑誌やテレビなどのメディアでも活躍しています。イラストレーター・エッセイ漫画家でもあるので、キャンプ著書も人気です。

テンマクデザインには「パンダシリーズ」として、さまざまなデザインのテントが販売されています。「パンダ」「パンダTC+」「パンダVC+」などのラインナップがあり、「パンダライト」はシリーズの中でも最も軽量のモデルとして人気です。

総重量はペグ・張り綱・収納ケースを含んで約1.94kg。フライ・インナー・ポールの本体重量は約1.55kgです。収納サイズも約430×140cmと非常にコンパクトなので、女性でも負担なく持ち運びできます。

テンマクデザイン「パンダライト」は、作りがシンプルで女性でも扱いやすく作られているので、設営や撤収も簡単です。

【設営の手順】

1. フライシートを広げ、角が直角になるようペグダウンする
2. フライ内側の白い補強布の部分にポールを当てて立ち上げる
3. 中央のペグを打つ
4. フットプリント四隅のループにインナーボトムのロープを通す
5. インナーテント天井のトグルをフライシート内部天井のリングに引っ掛ける

撤収するときはポールとペグを抜いて、折りたたむだけとこちらも非常に簡単にできます。

テンマクデザイン「パンダライト」には、大きめのベンチレーターがトップの前後2箇所に搭載されています。ベンチレーターとは、テントの通風・換気できる窓のような穴で、外気を取り入れ内部の温度調整や結露を防ぐ役割があります。

広めのベンチレーターなので通気性が良く、夏場は熱がこもりがちなテントの中も、快適に過ごせます。ベルクロが付いているので、大雨の時は閉じれるのも便利です。

テンマクデザイン「パンダライト」のインナーテントの内部には、便利なポケットが配置されています。1つはインナーテント下部の端にあり、スマホやお菓子などの小物が入るので、くつろぎながら使えます。

もう1つは天井部分のポケットで、LEDランタンなどの照明器具を入れられます。テント内は床に物を置くとごちゃつきやすく、スペースが狭くなってしまうので、ポケットを活用してすっきりさせましょう。

テンマクデザイン「パンダライト」は、テント内の前室が広いのも魅力です。大きめのバックパックやシートバックを置いても広さに余裕があり、荷物が多くてもすっきり置けます。

テーブルとローチェアなどのキャンプグッズも置けるので、フルクローズにしていても食事やリラックスタイムを過ごせるのが嬉しいポイントです。自転車も小さめサイズなら配置できます。

テンマクデザイン「パンダライト」にはスカートがありません。風の強い日は下から冷気が入ってきますが、しっかり寒さ対策さえしておけば冬でも使えます。

• メーカー製の高性能・冬用のシュラフを使う
• クッション性・保温性があるキャンプパッド敷く

寝袋は封筒型だと冷気を通しやすいので、しっかり身体全体をカバーできるシュラフがおすすめです。下に暖かいパッドを敷くと保温性がアップします。

「パンダライト」を冬に使うためには、冬用のフルクローズインナーを取り付けたいですよね。しかしパンダライト用のフルクローズインナーは販売されていません。同シリーズの「パンダ」には「STDインナー（スタンダードインナーDX）」が販売されていますが、こちらはパンダライトには対応していません。

パンダライトは対策さえしておけば冬でも使えますが、真冬には不向きです。パンダライトは夏や過ごしやすい気候に使用し、「パンダテントTC」や「パンダテントVC」を冬用にするのもおすすめです。

キャンパーならチャレンジしたくなるのが、タープとの連結。テントの入口を雨風から防ぎ、広々とした空間が使えるのが魅力です。パンダライトはテントの先端に接続用のループが付いているため連結はできるものの、軽量なので風に煽られると一緒に倒れる可能性があります。連結は自己責任で行いましょう。

パンダライトは下部は広めですが、上部は狭いので基本的には大人1人での使用がおすすめです。大人2人では狭く、座れても寝るのは厳しいスペースになります。大人1人でも高身長で大柄な男性は立ち上がると狭く感じる方もいるので、サイズはよく確認しておきましょう。

パンダライトには、専用のフットプリントも販売されています。フットプリントとは、テントの底面を保護するシートです。テント内は結露や湿気で内部が濡れてしまいがちですが、フットプリントを使えば浸水や湿気を軽減するので、テント内で快適に過ごせて荷物の濡れも防ぎます。

パンダライト専用のアイテムなので、大きさははジャストサイズ。前室を含めたテント底面全体をカバーし、インナーテント底部の耐久度を上げるので、パンダライトの寿命を伸ばせます。

テンマクデザイン「パンダライト」は、女性でも持ち運びやすい軽量さが魅力です。設営や撤収も簡単なので、キャンプ初心者にもおすすめです。パンダライトを導入して、キャンプや登山を楽しみましょう。