シャープ 電子レンジ・オーブンレンジ RE-SS10D

庫内容量31Lという広さにより、2段調理ができます。これにより、一度にたくさん作ることができるので、大家族の方におすすめなアイテムです。

例えば、ピザを2枚同時に焼くことが可能です。熱が全体に循環し、2枚ともムラなく焼き上げます。

効率よく調理できるので、普段からたくさん作る方にとって重宝します。

RE-SS10Dは「赤外線センサー」、「絶対温度センサー」、「温度センサー」の3つのセンサーでかしこく温めることができるところがウリです。

庫内の温度や食品の温度をしっかり感知し、程よく温めます。

また、解凍もお手の物で、自動で簡単にできます。解凍のメニューは複数あるので、食品に合わせて解凍してくれます。

あたためをボタン一つで簡単にできます。飲み物などちょっとしたものを温めたいときにぴったりです。温度設定や時間設定を必要としないので、このメニューは重宝します。

ちょっとの動作でちょうど良い温度に温めてくれるので非常に便利で使い勝手がいい機能です。

庫内容量が31Lとあって、サイズが比較的大きめです。そのため、設置するときは広いスペースを確保しなければいけません。

また、一人暮らしの方や普段から料理をあまりせず温め機能のみ使用している方にとっては、サイズの大きさはデメリットになってしまいます。

使用時の音が大きいため気になるという口コミが多数あります。

過熱水蒸気オーブンレンジは性能がパワフルだからか、使用中や使用後の冷却時に大きな音がする製品が多い傾向にあります。

RE-SS10Dも例外ではないようです。

実際に家電屋へ足を運んでも、使用時の音はなかなか確認できません。

仕方ありませんが、口コミを参考にして譲歩できるかどうか検討しましょう。

最近発売されているレンジにはよくトースト機能が搭載されているものを見かけます。しかし、RE-SS10Dにはトースト機能がありません。

トースト機能は非常に便利です。それゆえ、この点を知らずに購入してしまうと、後で画竜点睛を欠いてしまったと後悔することになります。トーストは別に購入しておきましょう。

液晶表示にバックライトが無いため、画面が暗くて見に食いと言う声が多数あります。

夕方は電気をつけるほどでは無いが少しくらいという明るさになります。そのときに、過熱水蒸気オーブンレンジを使用すると不便と感じるかもしれません。

ちなみに、液晶画面はタッチパネルではありませんのでご注意を。

操作はダイヤルとボタンで行います。

あたため機能に特化しているため、ムラなく加熱できます。

3つのセンサーにより、正確に、適温にあたためてくれるので満足している声が多数あります。

RE-SS10Dはあたため機能に定評があります。温め機能のみを使用する機会が多い方にとっては、非常にコスパがいいアイテムです。

2段調理によって一度にたくさんの料理を仕上げることが可能です。お菓子づくりやパン作りを頻繁にする方にぴったりの仕様です。

一方、心配なのは火の通りにムラがあるかどうか。

せっかく大量に作ることができても、加熱のムラがあったら元も子もないです。

しかし、そこはセンサーのおかげで2段でも焼きムラがなく仕上がるので、安心して2段調理ができます。

庫内形状がフラットなのでちょっとした汚れでも拭いやすく、いつでもお掃除できます。

常に食品が出入りする過熱水蒸気オーブンレンジは清潔にしておくことが重要です。

汚れをそのままにせず、気がついたときに掃除することができるところがメリットの一つです。

RE-SS10CはRE-SS10Dの前に発売されたものです（2015年）。

基本スペック（サイズ、庫内容量、最高温度など）はほぼ変わりありません。

RE-SS10Cのカラーはレッドしかありません。

RE-SS10Dはホワイトしかありませんので、どちらもカラーバリエーションはありません。

しかし、この2点はボタンとダイヤルの位置が異なります。

他に異なる点としては、RE-SS10Dの方が自動メニュー数が多いです。

また、RE-SS10Dの方がより狭まったスペースに設置できるような設計になっています。

RE-SS10Dはより日常的な場面に適したように作られています。

RE-SS10Cの方が少々低価格ですが、大差ありません。

ところどころでの大きな違いはありませんが、もしこの2つで迷ったときは価格とデザイン性を決め手に検討してみてはいかがでしょうか。

RE-SS9Dは庫内容量が23Lで自動メニュー数が67であり、RE-SS10Dとの違いが顕著です。

ちなみに、RE-SS10Dの自動メニュー数は101です。

そして、スチームの発生方式が異なります。

RE-SS10Dは角皿式に対して、RE-SS9Dはタンク式です。

一般的に、簡易的な角皿式よりもタンク式の方が本格的でスチーム機能の良さを実感できると言われています。

頻繁にスチーム機能を使用するつもりであれば、どちらかというとRE-SS9Dの購入を検討しましょう。

RE-SS10Dにはトースト機能が付いていません。これは、口コミで残念な点として上がっていました。

しかし、RE-SS9Dには「自動トースト」の機能があります。

焼いている最中に裏返す必要がありますが、RE-SS10Dとは大きく異なる点です。

RE-SS9Dは、トースト機能はあるものの自動メニュー数は少ないので、機能の豊富性を求めない方や、あたため機能のみに重視している方などにおすすめです。

一方、たくさんの種類の料理を一気に仕上げたい場合はRE-SS10Dの方が適任です。

RE-SS10Dはファミリー向けの仕様になっていますが、料理好きの方にとっても十分満足できるアイテムです。

RE-SS10XはRE-SS10Dの後に発売されたものです（2018年発売）。デザインはほとんど変わりません。カラーバリエーションもホワイト一択です。

自動メニュー数はあまり変わりませんが、RE-SS10Xは新しくレシピ機能が搭載されています。117のレシピがあり、料理の手助けをしてくれます。

また、RE-SS10Xはスチーム機能をウリにしています。専用のカップに水を入れてセットすることでスチームが発生し、ラップがなくてもしっとりと仕上がります。

そして、ノンフライ機能によりヘルシーな揚げ物を作ることができます。鶏肉や魚など、普段は油を使わないと美味しく調理できないものを、この機能ではノンフライや少量の油で満足できるものに仕上がります。

ノンフライなのにカリッとジューシーに仕上がるのでとても嬉しい機能です。

このノンフライ機能はRE-SS10Dにはありません。もし、揚げ物をする機会が多い家庭ではRE-SS10Xの方が使い勝手がいいでしょう。

機能のバリエーションは若干RE-SS10Xに軍配が上がりますが、サイズや庫内容量などの基本スペックは変わりません。

使用している姿を想像し、用途にあったものを選びましょう。

シャープRE-SS10D 過熱水蒸気オーブンレンジについて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

RE-SS10Dは発売が2016年というのもあって、機能性は最新のものにやや劣ります。

しかし、一つ一つの機能はしっかりしています。センサーによって通常のあたため機能や、2段調理にでもムラなく加熱できる技術が充実しています。

一度にたくさんの品数を作ることができるため、このアイテムは人数が多い家庭向けです。そして、主にあたため機能を重視している方におすすめです。

効率性やバリエーションの豊富性は兼ね備えていないので、共働きの家庭や趣味で料理する方にとっては少しだけ物足りないでしょう。

他製品・他メーカーのものとポイントを抑えて比較し、自分の用途にあったものを検討することが重要です。

RE-SS10Dはコスパが良いことで定評があります。価格とスペック、機能などを十分に吟味し、満足するものを選びましょう。