バンドック テント ソロベース BDK-79TCSB [サンドベージュ]

バップテントでのソロキャンプは憧れますよね。男心がくすぐられるミリタリーギアでソロキャンプしてみたいですよね。でも実際は、快適性や設営方法、焚き火との相性など気になる点がいくつかありますよね。

そんな時はバンドック「ソロベース」をおすすめします。USバップテントを再現してデザインされているテントです。見た目よりも広く、設営も簡単で、TC素材で焚き火との相性もいいです。

今回はそんなバンドック「ソロベース」について詳しくご紹介します。また、「ソロベース」の魅力・口コミ・オプション品・デメリット等もご紹介します。この記事を読むと「ソロベース」でソロキャンプするメリット・デメリットが理解できるので、ぜひ参考にしてください。

「ソロベース」には跳ね上げ用サブポール・インナーテントが付属品として付いています。サブポールやインナーテントは別売りしているものがほとんどです。ですので、キャンプ初心者にはこれだけの付属品があると安心できます。

インナーテントは全面がメッシュになっているので、夏も涼しく過ごせますし、虫も入ってきません。また、両サイドにポケット、天井にはランタンフックがあります。付属品のインナーテントで、より快適にソロキャンプが楽しめます。

「ソロベース」の設営はとても簡単です。初心者でも30分もあれば設営できます。元々シンプルなUSバップテントをより簡単にしたテントです。設営が簡単だと、その分キャンプを楽しめるので、簡単に設営したいソロキャンパーにおすすめです。

また、張り方のアレンジやレイアウトも自由なのが特徴です。テントの横の部分も開閉可能な仕組みになっています。サブポールを使ってフルオープンにすると、タープとしても利用可能です。テント一つで色々な使い方ができるとソロキャンプが楽しく過ごせます。

「ソロベース」は前面がジップ加工されていて、ジッパーで開閉可能です。ジッパー部分にはフラップとマジックテープがついているので、雨・風の侵入を防ぎます。そして、エンドキャップをポールの先端に取り付けると上部からの雨の侵入を防ぎます。

キャンプで急に雨が降るのはよくあります。そんな時に雨・風対策をしているテントがあると、急な悪天候でも一安心。ただし、一時的な防水性はありますが、完全な防水加工をしているわけではないので、長く雨がふり続けると雨漏りします。

「ソロベース」は焚き火をして火の粉が降りかかっても穴が空いたりしません。テントによく使われているポリエステル素材の場合は、穴が空いてしまうのですが、「ソロベース」で使用されているTC素材は火に強いためです。

キャンプの基本としてテントの近くでは焚き火はしないのが普通なのですが、この「ソロベース」はキャノピーを跳ね上げた下でも焚き火を楽しめます。テントの近くで焚き火を楽しみたいソロキャンパーにはおすすめのテントです。

キャノピーを跳ね上げた下が前室となります。ソロキャンプでは十分な広さで、自分のスタイルに合わせたレイアウトが組めます。跳ね上げ用サブポールにランタンを付ければ、夜も明るく過ごせます。

テントとインナーテントの間に三角の空間があり、収納空間として利用できます。TC素材でテント内の影が濃いので、クーラーボックスなどが置きやすいです。ソロキャンプでも収納空間があるので、荷物の置き場所に困りません。

「ソロベース」は十分なスペースが確保されていますが、インナーテント内では幅190cm×長さ85cm×高さ100cmと一人でも寝るスペースが窮屈です。2人で寝るのはさらに窮屈になるのでおすすめできません。

インナーテントはやや狭く感じます。幅190cm×長さ85cm×高さ100cmと一人で寝るにはスペースが狭く、寝るときは横壁が近いです。そのため、就寝前・起床時は窮屈です。三角屋根のテントですので、圧迫感があります。

「ソロベース」は居住スペースを多く取っているテントです。就寝時にキャノピーを下げると、完全な個室ですが、就寝前に使ったテーブルやチェアを、そのまま居住スペースに収納できます。就寝スペースは少ないですが、就寝前にテーブルやチェアを折りたたまずに収納できるのは便利です。

テントにスカートがあるメリットは、冷気の侵入を防ぐ・テント内を保温の2点です。しかし、「ソロベース」にはスカートがないので、冬キャンプでは足元から冷気が入ります。また、インナーテントがメッシュのため保湿性もなく寒いです。

もし、冬キャンプで「ソロベース」を使いたい方はスカートを自作するか、もしくは上位互換の「ソロベースEX」ならばスカートが付属されています。また、寒さに強い寝袋を装備してキャンプに臨むのも方法の一つです。

「ソロベース」はTC素材が使われています。TC素材は火の粉には強いですが、雨天時には使用を推奨していません。TC素材は耐水性に弱く、水を吸いやすいので重くなり、乾燥しにくくカビが生えやすくなるからです。

しかし、撥水加工がされているので、急に降ってくる小雨程度ではすぐに問題が出るものではありません。ただし、決して大雨に耐えれるほどの耐水性を有しているわけではないので、大雨になる前に撤収したほうがいいです。

「ソロキャンプ」に付属しているVペグは、アルミ合金を使用しているので、硬い地面に使用した際に曲がる場合があります。もし、キャンプ先の地面が硬い場合にはVペグでなく、スチールペグ・チタンペグを持っていきましょう。

また、ハンマーが付属していないため、ハンマーがない場合は別途購入しないといけません。ただし、付属品のハンマーより高品質ハンマーを購入したほうが強度があり、肘への負担も少なくなります。

「ソロベース」の居住空間を広げるオプション品に「二股」があります。この二股を使って設営すると、テント横にあるサイドポールが必要なくなり居住空間が広がるのです。荷物が多く置けるので便利になります。

そして、広くなった居住空間を利用して薪ストーブが設置可能です。薪ストーブを設置すると、テント内が暖かくなり、キャンプが快適になります。ただし、テント内で火器を使用するのは危険ですので、安全対策をしてからの利用してください。

地面からの影響を軽減するグランドシートも人気です。「ソロベース」は居住空間が大きくとられています。グランドシートを敷くと、砂利感を軽減してくれます。また、荷物置きとして使用すると、土で汚さず置けるので便利です。

バンドックのグランドシートは190cm×190cmの正方形で若干サイズが小さいですが、耐水性も高く、軽量で、ポール用の穴が空いているので敷く位置を決めやすいです。「ソロベース」でのキャンプをより快適にしてくれます。

「ソロベース」にフロントウォールは使えます。「ソロベースEX」は「ソロベース」の上位互換品のため、フロントウォールは装着可能です。ただし、サイズが違うので隙間が出来て、隙間から風や雨が入ってしまいます。

フロントウォールを装備すると、広い空間を確保しつつテントを閉められるので、よりキャンプが快適です。ただし、メーカーは「ソロベース」で「ソロベースEX」のフロントウォールが使用できるとした発表はありません。あくまで自己責任で行ってください。

オーソドックスで低価格を追求していくコンセプトだったバンドックの「ソロベース」。一時期は2万円を切るくらいの安さでしたが、現在はそれより高額になっています。ただし、それでもコストパフォーマンスはいいです。

「ソロベース」はコストパフォーマンスと「軍幕」のデザイン性から人気商品になりました。バンドックの商品は、おしゃれになってきたり、顧客の求める商品になってきたり、研究開発に力を入れています。

バンドックの「ソロベース」の魅力や口コミについてご紹介しました。「ソロベース」は設営が簡単だったり、TC素材が使われれていたり、高性能で人気のテントです。本記事を参考にして、かっこいい理想のキャンプを楽しんでください。