ビデオカメラの種類を紹介！選び方や人気メーカーも！

子供の運動会や発表会のために、ビデオカメラを購入することはひと昔前までは当然のように行われていました。しかし、最近はスマホの性能がいいのでビデオカメラはいらないと思っている方もいるのでは。

画質や手ブレ補正、ズーム機能の質はスマホよりもビデオカメラの方が優れています。子供の大事なイベントや旅行の素敵な思い出を残すには、ビデオカメラで撮影した方がきれいに残せます。しかし、ビデオカメラにも種類があり、どれを選んでいいか分からない方もいますよね。

そこでこの記事では、ビデオカメラの種類とその特徴、ビデオカメラの選び方をご紹介します。ビデオカメラの人気メーカーやおすすめのビデオカメラも10選ご紹介するので、ぜひ記事を読んでビデオカメラ選びの参考にしてください。

ビデオカメラは動画を高倍率でズームできる・手ブレ補正に優れているといったメリットがあります。スマホでは動画で遠くをズームをすると粗くなってしまいますが、ビデオカメラでは遠くの被写体の文字が読めるほどきれいに撮れます。ズームをしても手ブレ補正で安定した撮影が可能です。

また、一回の撮影で動画を長時間撮影できるため、子供の運動会やお遊戯会でも活躍します。スマホで長時間撮影を行うと本体が熱くなってしまいますが、ビデオカメラはスマホに比べると発熱しにくいです。

ビデオカメラは主に、ハンディカメラとアクションカメラの2種類に分かれます。それぞれの特徴やメリットを確認して、自分に合うビデオカメラの種類を選んでください。

ハンディカメラは手の平サイズのコンパクトなビデオカメラです。初心者でも使いやすく、高画質や高倍率ズームのモデルが多いので、子供の運動会や旅行など大切なイベントを高画質で残せます。ハンディカメラにはフルHDと4Kがあるので、それぞれの特徴を見ていきましょう。

フルHDビデオカメラは、小型で価格が比較的安く美しい映像を撮れます。どのくらいの画素数で画面が構造されているかを「解像度」と呼びますが、フルHDの解像度は1920×1080で、約200万画素の画像を作れます。

4Kビデオカメラよりも画像の質は劣りますが、望遠ズームは4Kの倍の距離まで可能です。高画質な映像を撮るのに必要な、手ブレ補正やオートフォーカス機能も搭載されています。また、4Kのように4K対応のパソコンやテレビでなくても、手軽に映像を転送して再生できるのも魅力です。

4Kビデオカメラは、フルHDの4倍の解像度の超高画質で撮影できるのが特徴です。4Kの解像度は3840×2160で、約800万画素の映像を撮影できます。画質の美しさを極めたいなら4Kビデオカメラがおすすめです。

フルHDよりも手ブレ補正も強力で、オートフォーカスなどその他の機能も充実しています。昔はフルHDよりも大きくて重いモデルばかりでした。しかし、最近では4Kビデオカメラも軽量化・小型化されてきて、価格も以前より安くお求めやすくなってきています。

アクションカメラは、ハンディカメラの約半分くらいの大きさの、非常に小型のビデオカメラです。防水機能や防塵機能が付いていることが多く、衝撃に強くて耐久性にも優れています。また、手ブレ補正機能も優れているので、動きの激しいスポーツの撮影に向いています。

手軽に自撮りができるだけでなく、バイクやスノボなどでも自分目線での臨場感のある映像を撮影可能です。バイクや服に装着して使えるので、ハンズフリーでも撮れます。

ビデオカメラを手軽に使いたいなら、小型で軽量のビデオカメラがおすすめです。小型で軽量だと、長時間の撮影でも手が疲れにくいので、子供の運動会や発表会の撮影に向いています。コンパクトなのでバッグの中にも収納しやすく、携帯性にも優れていてどこにでも持ち運びできます。

運動会で子供の活躍を残したい！と思いませんか？遠くの被写体をアップできれいに撮りたいなら、高倍率ズーム機能は欠かせません。高倍率ズームが搭載されていれば被写体が遠くにいても、顔の表情まできれいに撮影できます。高倍率ズーム機能があれば、お子さんの運動会や結婚式の撮影・スポーツ観戦に重宝します。

動きのある被写体を撮影する時は、手ブレ補正機能があると使い勝手がいいです。手ブレ補正機能があれば、手が揺れてしまっても安心です。レンズとイメージセンサーが揺れを吸収して動き、ぶれのない滑らかな映像に補正してしてくれます。手ブレ補正機能には、光学式と電子式がありますが、光学式の方が自然によりきれいに補正してくれるので、その点も確認してください。

結婚式や運動会など、長時間の撮影には大容量の内蔵メモリ付きのモデルがおすすめです。ビデオカメラは普通、32GBの内蔵メモリが搭載されています。しかし、5時間以上の長時間の撮影なら64GBは欲しいです。64GBなら連続使用時間も長く、時間に余裕を持って撮影でき安心です。

GoProなど、普通のレンズではなく最初から広角レンズのカメラもあります。広角レンズが搭載されていると、広い画角で撮影できる表現の幅が広がり、景色をダイナミックに撮影できます。

広角レンズのビデオカメラは車の車載カメラやアクティブな用途・VLOG撮影で使うのにおすすめです。迫力のある動画をお手軽に撮れます。

山や海など野外での撮影が中心なら、防水・防塵機能付きのモデルがおすすめです。これらの機能はアクションカメラには大抵付いています。水や塵に強ければ、ダイビングやハイキングなどでも安心して使えますね。防水機能付きは水深3～10mくらいまで撮影可能なことが多いので、その点もよく確認しましょう。

ソニーは豊富なラインナップでビデオカメラを扱っています。小型で軽量のフルHDから、高画質の4Kまで揃えていて、用途に合った商品が選びやすいです。小型でおしゃれなハンディカムシリーズでもよく知られていますね。空間光学手ブレ補正機能が付いたモデルは、動きのある被写体の撮影にはおすすめです。

パナソニックは高性能でも比較的価格の安い商品を多く扱っています。フルHDでズーム機能に優れたモデルや、軽量の4Kビデオカメラもあります。手ブレ補正が付いてるモデルや長時間撮影が可能なモデルでも安く手に入りやすいのでコスパがいいです。ブラックとホワイトのモノトーンだけでなく数種類のカラーから選べるのも嬉しいです。

JVCはデジタルズームが200倍のEverioシリーズで人気です。EverioシリーズはフルHD・4Kビデオカメラ共に販売しています。JVCのビデオカメラはソニーやパナソニックと比べて、価格が控えめな商品が多いです。しかし防水・防塵機能や耐衝撃に強化したモデルや、内臓バッテリーが4時間半のモデルもあり、コスパがいいのが特徴です。

ビデオカメラには高画質で美しい映像が撮れるハンディカメラと、スポーツの自撮りに最適なアクションカメラがあります。それぞれに優れた点があるので、使用シーンにあったビデオカメラを選びましょう。商品を選ぶ時はご紹介したポイントをぜひ確認してください。