フードプロセッサーの使い方を紹介｜使い道は？wallfire・テスコムも！

フードプロセッサーは調理の下ごしらえを、一気に片付けてくれるので重宝します。野菜のみじん切りや千切りなどのカットは、意外と時間がかかるものです。包丁を使う細かい作業を苦手にする方も多いですよね。

フードプロセッサーがあれば、面倒な下ごしらえの作業を引き受けてくれます。料理の作業時間を大幅に短縮でき、その合間に別の作業ができます。また付属の刃は数種類あり、さまざまな切り方が可能です。カットだけではなく、混ぜ合わせる・おろす・ピューレなど幅広く活用できます。

そこで、フードプロセッサーの使い道・フードプロセッサーでできること・活用できるおすすめのレシピをご紹介します。また、フードプロセッサーの人気メーカーであるwallfireやテスコムについても必見です。これほどマルチに活躍するアイテムを放っておくのは勿体ないので、ぜひこれを機会に使いこなして毎日の食事作りに役立ててください。

フードプロセッサーは、食材を素早く満遍なく混ぜ合わせられます。新鮮な肉のミンチが自宅で作れ、ハンバーグや肉だんごのたねも、あっという間に出来上がります。また肉の食感を残すために、少し粗めにするなど好みで調節が可能です。

フードプロセッサーがあれば、一手間かかるひき肉料理の幅をぐんと広げてくれます。他にも、野菜サラダや手作りソースを作って混ぜ合わせるときなどにも使えて、便利です。

野菜のスライスやキャベツの千切り・みじん切りといったカットもフードプロセッサーなら、お手のものです。包丁で切るよりも、薄く、細く、細かくカットします。難しいピーマンやカボチャのスライスも切り口を崩さず、キレイに仕上がります。

フードプロセッサーは、用途に合わせた容量を選ぶのがポイントです。容量が大きめのものは、素早く均等にカットできるので、たくさんの野菜を下処理するときに役立ちます。

大根や山芋のすりおろしも、フードプロセッサーなら瞬時に対応します。山芋の処理は、手がヌルヌルして厄介な作業ですよね。フードプロセッサーがあれば、手間と労力のいる作業が一気に片付き、調理時間の短縮になります。

しかも安全に最後までおろせるので食材を無駄にしません。リンゴや粉チーズといった食材にも使え、お子さんの離乳食にも活用できます。きめが細かく、口当たりのいいなめらかな仕上がりが魅力です。

フードプロセッサーは、パンやピザ生地を捏ねられます。パン作りで最も大変なのが生地作りです。その面倒な生地作りを一手に引き受けてくれるので、大幅な時間と労力の短縮になります。手軽においしい自家製のパンを自宅で手軽に楽めます。

その他にも、餃子の皮・うどん・パスタなども作れるので、素材の良さを生かした料理を作りたい人にもおすすめです。フードプロセッサーがあれば料理の幅が広がりますよ。

メーカーによっては、コーヒー豆・ナッツ類を砕くミル機能がついているものもあります。挽き立ての香り高いコーヒーを楽しみたい方におすすめです。くるみやピーナッツ、ごまをパウダーにして料理に風味を加えたり、パウダーをさらにペースト状にできます。

手作りのピーナッツバターは、濃厚で旨みがギュッと詰まった美味しさです。たくさん作って保存しておくのがおすすめです。そのまま使うだけでなく、料理の隠し味にも一役買ってくれますよ。

フードプロセッサーは茹でたり、蒸したカボチャ・ジャガイモなどの野菜を瞬時にペースト状にするのにも向いています。時間のかかる裏ごし作業も、フードプロセッサーを使えば必要ありません。手間が省ける上にペーストは、なめらかで口当たりがいいので離乳食にもおすすめです。

簡単に本格的なポタージュやソースなどが作れます。いろいろなものに応用できるので、料理のアレンジも広がります。

フードプロセッサーには、使えない食材があるので、注意してください。

• 硬い食材や筋張った肉：筋はあらかじめ取っておく(すじ肉は使用しない)
• 凍った食品：凍った果実などの食材は、少し柔らかい状態の半解凍にすれば可能
• 40℃以上の食材：必ず冷ましてから使用する
• 長いも以外の粘り気の強い食材：故障の原因となるので避ける

使用できる食材は、メーカーによって異なります。使用上の説明をよく確認してから使うようにしてください。

1. 電源プラグが抜けているのを確認
2. ワークボールをハンドルの位置を合わせてセットする
3. 刃をモーター軸に奥まで入れる
4. 食材をカットしてから入れる(野菜は2～3cm角が目安)
5. ボールカバーをワークボールに合わせて、カチッと音が鳴るまで回す
6. 電源プラグを入れ、ふたをしっかり押さえて作動させる

食材によって、間欠・連続プッシュを使い分けます。野菜は数回間欠プッシュ、肉は5～20秒、魚は30～50秒程度連続プッシュしてください。動かない場合は、もう一度確認してください。正しくセットされていないと作動しません。

フードプロセッサーの刃は、主にメタルブレードとドゥブレードです。メーカーにより、泡立てが可能なウィスクも付いているものもあります。グレイディングディスクと呼ばれる付属品にスライサーを付け替えれば、厚切り・薄切り・シュレッダーなどのカットが自在にできるので、上手に使い分けましょう。

• メタルブレード：野菜の粗みじんやみじん切りから肉のミンチ、テリーヌ、ペースト、ピューレなど用途が広いです。
• ドゥブレード：パンやピザ生地を練り上げます。ミンチ料理の練り混ぜにも使えます。
• ウィスク：卵や生クリームの泡立てに使います。

鋭利な刃ですので怪我をしないように、取り扱いには十分注意してください。

1. 本体は、水で薄めた中性洗剤に浸して良く絞った柔らかい布で、汚れを拭き取ります。
2. パッキンは外して、別々にお手入れしてください。
3. カッター・刃などの部品は、付属の掃除ブラシを使って、ぬるま湯か水でよく洗い流します。（金属たわしや漂白剤などは、器具を傷めてまう可能性がありますので、使ってはいけません。）
4. カバーやボールは、中性洗剤をつけたスポンジで洗い、ぬるま湯か水で流します。40℃以上のお湯は使えません。
5. 最後に水分を拭き取り、十分に乾燥させた状態でしまうようにしましょう。

wallfireのフードプロセッサーは、電子計りやコードレスなどの嬉しい機能が備わった、あると便利なキッチンアイテムです。肉や魚・野菜以外にも、氷も刻めるので用途が広がります。たとえば冷凍フルーツを刻んでかき氷を楽しめますよ。

見た目はインテリアにこだわる方にもおすすめな、どんなキッチンにもなじむシンプルなデザインです。小さいタイプだと600gのものも販売されています。好みや用途に合わせて選べるのが嬉しいですね。

テスコムのフードプロセッサーは、お手入れしやすいステンレスやガラス素材が魅力です。たとえばTK213は、コンパクトなのに便利な機能が5つもついています。みじん切りカッターを使えば、めんどうな「きざむ・まぜる」作業が素早く簡単にできますよ。

その他にもアタッチメントの「リバーシブル両面おろし器」は、表と裏で荒さが違うので好みによって使い分けられます。ヌルヌルしている長芋も楽々、大根おろしも手が疲れません。お菓子つくりやバター・ホイップ作りには、アタッチメントの「泡立て」が便利です。

アタッチメントが行方不明になって、困った経験はありませんか？テスコムのTK213は、アタッチメントをすべて容器の中に収納可能です。置き場所に困らないので、収納の少ないキッチンにもおすすめですよ。

ブラウンのフードプロセッサーは上下2段階のブレードなど高いテクノロジー搭載し、安全性も高くお手入れも簡単です。片手で押すだけで稼働するため力が要らず楽ちんです。

プッシュ加減によってスピードコントロールが可能で、みじん切りからペーストまでさまざまな下ごしらえが1台でできます。モーター部と一部のパーツ以外は食器洗浄機が使えるため、片付けの手間も少なくて済みます。

家庭でもプロのような技が叶うのがクイジナートのフードプロセッサーです。押すだけで攪拌し操作が簡単なため微調整がしやすく、細かな仕上がりにも対応します。重量が軽くて扱いやすく、高い耐久性がメリットである強化プラスチックを採用しています。

約120℃の耐熱性で熱い食材を冷まさず入れられるだけでなく、食洗機も使えて便利です。ブレンダーを取り換えれば刻む・ペースト・こねる・おろすなど自由自在に料理の下ごしらえができます。

【材料】

• 合い挽き肉　　：400ｇ
• 玉ねぎ　　　　：1個
• お好みの野菜　：適量
• 牛乳　　　　　：適量
• パン粉　　　　：1/2カップ
• 卵　　　　　　：1個
• 塩　　　　　　：小さじ1
• こしょう　　　：適量
• めんつゆ　　　：大さじ3
• 砂糖　　　　　：大さじ1
• 生姜チューブ　：約2ｃｍくらい
• 片栗粉　　　　：適量

【作り方】

1. ハンバーグに入れる野菜をそれぞれ2cmくらいにカットして、フードプロセッサーにかける
2. 1と野菜、牛乳に浸したパン粉を入れ、塩・こしょうをして、混ぜ合わせる（フードプロセッサーを使って混ぜ合わせてもいい）
3. 等分に分けて、火の通りやすいよう中央をへこませて焼く
4. 片面焼き色がついたら、ひっくり返して蒸し焼きする
5. 竹串で刺して、透明の肉汁が出ている確認する
6. ハンバーグを焼いたフライパンに、水を100ml足して、めんつゆと砂糖、生姜を加える
7. 煮立ったら、水溶き片栗粉を入れて、とろみをつける
8. 仕上げにハンバーグにソースをかけて出来上がり

大人はお好みで、大葉と大根おろしをつけると美味しく食べられます。細かくカットできるので、お子さんが苦手な野菜も一緒に入れてもいいですね。

【材料】

• 豚肉　　　：300ｇ
• 玉ねぎ　　　　　：中1個
• 人参　　　　　　：1/2本
• エリンギ　　　　：1/2本
• カレールー　　
• 生姜チューブ　　：2ｃｍ
• にんにくチューブ：2ｃｍ
• ウスターソース　：大さじ1
• オイスターソース：大さじ1
• 醤油　　　　　　：大さじ1
• 鶏ガラスープの素：小さじ1
• 砂糖　　　　　　：小さじ1

【作り方】

1. 肉をフードプロセッサーでミンチにする
2. 野菜も2～3cm角にして、フードプロセッサーで粗みじんにする
3. 合わせ調味料を用意
4. 油を引いて、生姜とにんにくを入れ、香りが出てきたら、肉を炒める
5. 肉の色が変わってきたら、野菜を加える
6. 炒まってきたら、水を食材が浸るくらいに加え、ルーを入れる
7. ルーが溶けてたら、合わせ調味料を加える
8. 少し煮立てたら、火を止める

火を止めたら少し放置してください。味が馴染んで美味しくなります。

【材料】

• お好きな果物（冷凍でも可）
• ヨーグルト（牛乳、豆乳でも可）

【作り方】

1. 缶詰の果物やフレッシュフルーツなら2~3cm角にカット（冷凍果物は半解凍の状態）
2. 用意した果物をフードプロセッサーにかける
3. ペースト状になったら、ヨーグルトを加え、混ぜ合わせて出来上がり

トマトや緑の野菜を入れた、グリーンスムージーもおすすめです。その際は、レモンや蜂蜜などを加えれば、酸味や甘さで緑臭さを軽減できます。混ぜる具材を変えれば、飽きずに続けられます。忙しい朝の食事に加えてください。

離乳食は、とろとろのペースト状のものから始めます。食材をつぶす作業や裏ごしには、手間がかかります。離乳食期のお子さんの食事作りには、フードプロセッサーの活用がおすすめです。

【10倍粥】

1. 大さじ1の米に対して、150mlの水を用意
2. フードプロセッサーで米を粉々にする
3. 粉々になったら、鍋に入れてとろとろになるまで火にかける
4. とろとろになったらこして出来上がり

【ポタージュ】

1. 冷凍の枝豆を解凍しておく
2. ジャガイモを適当な大きさに切って、600Wのレンジで4分加熱
3. 薄くスライスした玉ねぎを600Wのレンジで1分加熱
4. 1と2と3をフードプロセッサーにかけて、ペースト状になるまで混ぜす
5. さらに豆乳を加えて混ぜ合わせ、塩こしょうで味を調えて出来上がり

もっと詳しくフードプロセッサーを使ったレシピを知りたい方は以下の記事もご覧ください。

フードプロセッサーは、調理時間が時短できるだけでなく、活用の幅が広いのが魅力です。ちょっと手間がかかるから…と避けていた料理にも積極的に挑戦していきましょう。毎日の食事作りに欠かせないアイテムになるはずです。ぜひ存分に活用してください。