BALMUDA（バルミューダ）の電子レンジ「The Range」は何がすごい？｜新型も紹介

おしゃれで多機能な家電を多く手がけている人気ブランドのBALMUDA（バルミューダ）。若者を中心に多くの評判を呼んでおり、憧れる方も多いです。

しかし、BALMUDAの家電は値段が張るため、なかなか気軽に手を出しにくいです。本記事では、BALMUDAの家電の中でも人気が高いオーブンレンジについて解説します。BALMUDA製であるメリットとデメリットや口コミを細かく記載するので「何がすごいレンジ？」「どんな特徴があるの？」といった疑問点も解決できるはずです。

さらに、記事の最後にはBALMUDAのオーブンレンジで作るおすすめレシピもご紹介します。購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。

☆この記事を読めばBALMUDA The Rangeがご家庭に合っているかすぐにわかります！

2017年に発売し、長い間超人気機種だった「 BALMUDA The Range K04A」ですが、2023年6/1より新モデル「BALMUDA The Range K09A」にリニューアルしました。

ちなみに定価は「53,900円〜」で、旧モデルに比べてレンジ・オーブンの加熱性能が向上しています。

ちなみに旧モデルとなった「K04A」は最安4万円以下で新品がまだ取引されているため、少しでもお安く手に入れたいなら旧モデルも狙い目です。

BALMUDAのレンジはデザインがとてもシンプルなのが特徴の一つです。

色が多く用いられておらず、無駄なものが省かれているのでインテリアにも馴染んでくれます。そのためどんな家や場所に置いても違和感なく使用できます。キッチンスペースに置いた時の存在感に困っている方におすすめな商品です。

色はブラック・ホワイト・ダークグレー・ステンレスの4色展開。ステンレスは端正な存在感を生み出す特別モデルで、こちらの商品は指紋が付きにくいパウダーコートまで施されています。

BALMUDAのレンジは面倒な操作がない

BALMUDAのレンジはボタンでモードを選んで使用するので、面倒な操作が必要ないところも特徴です。

レンジには複雑な操作が必要な場合がありますが、BALMUDAのレンジは簡単な操作で使用できるので誰でも簡単に扱えます。

ギターの音やドラムの音が鳴るレンジ

BALMUDAのオーブンレンジは、他のレンジにはない独特な音色が楽しい気持ちにさせてくれます。

スイッチを回すときはギターの音。あたためを開始するとドラムの音。そしてあたため終わった後に奏でられるメロディー。操作や機能はシンプルでありながらも、独特の雰囲気を醸し出してくれる音楽で、気分もいいですよね。是非購入して、この音色を味わってみてください。

バルミューダのオーブンレンジは新品価格で6万円弱と高額です。

通常、この価格帯だと他メーカーではスチームオーブンレンジが標準ですが、バルミューダのオーブンレンジにスチーム機能はありません。

そのため、

・スチームを利用した揚げ物の温め直し
・乾燥させないスチームを使った調理

などできない点は、ご理解ください。

⏬スチームは必要！という方は以下記事をご覧ください！

あたため出力を自由に選んで自動であたためてくれる

「おまかせ自動あたためモード」は、ごはんやおかず、弁当などのあたために使用できます。出力は標準はもちろん、高めと低めの設定も自由に行えます。電子レンジと言ったら「あたため機能」なので、他のモードよりもこちらのモードの使用頻度が高くなるはずです。

⏬使い方手順

・基本的に食材を入れてスタートボタンを押すだけ！

ワット数と時間を選んで使用できるモードで自分好みに温められる

手動でレンジ出力と時間を設定するモードです。自動あたためでうまく温まらない食材は、手動で設定して加熱します。

⏬使い方手順

100W、500W、600W、800Wから、

・ワット数
・時間

を手動で自由に設定します。

飲み物の種類に合わせてあたためられるモード

コーヒーなどをよく飲む方におすすめの機能です。特に冬はこの機能は重宝します。旧モデルの「ほっと一息モード」に該当する機能です。

⏬使い方手順

・コーヒー
・ミルク
・アツカン

から飲み物の種類を選択し、

・1〜3杯
（熱燗はお銚子(徳利)1本で固定）

の間で量を指定します。

※また初期設定で「仕上がり温度設定をON」にしていると、

冷凍ご飯を簡単にあたためてくれる

冷凍ご飯をほかほかにするモードです。（冷蔵ご飯はオートを使用）

旧モデルの「ほかほか 冷凍ご飯モード」に該当する機能です。

⏬使い方手順

ご飯の量に合わせて、

・1杯（150g）
・2杯（300g）

を選択します。

冷凍した食品を便利に解凍してくれる

冷凍した食材を解凍するモードです。旧モデルの「鮮度そのまま 解凍モード」に該当する機能です。

⏬使い方手順

・解凍
・半解凍

を指定し、

・50g単位で重量を設定

します。

※また初期設定で「仕上がり温度設定をON」にしていると、

［高］［標準］［低い］

から選べます。

10度単位で温度設定＋深角皿で調理の幅が広がる

100度～250度までを10度単位で選んで使用できるので、材料や料理によって細かい調整が可能です。また、深さ4cmの深角皿なので調理のレパートリーもグンっと広がるはず。料理にこだわりのある方にぜひ使用していただきたい機能です。

さらにオーブンモードを使えば、トーストも焼けます。しかし「BALMUDA The Toaster」のようにパンに特化した温度調節やスチーム機能はなく、オーブンモードでトーストすると余熱時間も含め時間がかかってしまいます。

旧モデルの「週末に、オーブンモード」に該当する機能です。

⏬使い方手順

・予熱あり
・予熱なし
・発酵（40℃固定で最大60分）

で選択し時間を指定します。

BALMUDAのレンジのメリットデメリットをまとめました。

メリット

• スタイリッシュでおしゃれなデザイン
• 操作のしやすいつまみ式のボタン
• ギターやドラムの音色が楽しめる

デメリット

• 価格の高さ
• 温度センサーのみのため加熱ムラがある
• スチーム機能はない

焼きムラはほとんど見られないものの、加熱や解凍に際してはムラがあるとの意見がありました。

それもそのはずで、重量の測定が必要ということは、赤外線センサーは搭載していないということ。また、加熱時の参考写真を見ても温度に関するものばかりで、蒸気センサーに該当する画像も見つけられませんでした。

そのため、「BALMUDA The Range」は置き場所や食材によっては、加熱ムラが起こりやすいと言えます。また、同価格帯のレンジはほぼ赤外線センサー搭載のため、コストの面でも割高な印象になります。

メリットデメリットをそれぞれチェックして、購入の参考にしてください。

バルミューダといえば、今も大人気の「BALMUDA The Toaster」を思い浮かべる人も多いですよね。外側サクッと、中はふわふわで絶妙加減のトースター焼き上がります。

それなら、このオーブンレンジでトースターも同じようにおいしく仕上がるのでは？とお考えの方もいるかもしれません。

しかし、この「BALMUDA The Range」はあくまでオーブンレンジ。トースト単体の仕上がりは「BALMUDA The Toaster」に軍配が上がります。

なんといっても、このオーブンレンジはスチームを使ったトーストはできません。トーストの仕上がりも求めたい方は、「BALMUDA The Range」「BALMUDA The Toaster」の2台もちが望ましいです。

BALMUDAのレンジの実際の評判はどうなのか、気になる方も多いですよね。そこで実際に使用した方の口コミをいくつかご紹介していきます。商品選びのヒントにしてみてください。

BALMUDA The Rangeは以下のような場合におすすめです。

• おしゃれなレンジに相場以上のコストをかけても気にならない
• シンプルに操作したい
• 2段オーブンは不要

このように、総合するとシンプルに使いたい場合に向いたレンジです。

実は、たった2つのポイントを意識するだけで商品選びを失敗する確率がグッと下がります。

その2つのポイントとは

　　POINT

　　①オーブンレンジのサイズ（外寸）

　　②容量は新モデル20L・旧モデル18L

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

　　CHECK

　　おしゃれでお気に入りな

　　バルミューダのオーブンレンジ

最終的に【CHECK】のオーブンレンジに行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

レンジのサイズを決める上で重要なことはズバリ、

①配置できるか

②無理なく開閉できるか

の2つです。「イメージしていた場所に配置ができず、置き場所に困ってしまった」なんてことにならないよう、必ず確認しましょう。

本体寸法

• 新モデル｜幅456x高さ331x奥行387(ハンドル含む：435)mm
• 旧モデル｜幅450x高さ330x奥行412mm(突起物含む)

ここに下記の放熱スペースを確保します。

【本体幅と放熱スペース目安】

• 本体幅45cm+左右5〜10cmずつ
  
• 上部に+10cm程度

放熱スペースは、十分なスペースを確保しないと内部が高温になり、故障や発火の原因になります。また庫内の換気のため、給気口・排気口を塞がないようにすることも重要です。

バルミューダの電子レンジは縦開きです。

縦開きは左右にゆとりがあり、熱くなりすぎたものも一度開いた扉の上に乗せられるので、あたためたものを取り出しやすいのがポイントです。また利き手を考慮する必要もありません。

バルミューダのレンジの庫内容量は、

・新モデル　20L
・旧モデル　18L

です。

どちらのモデルも庫内の幅はほぼ同じ35cm程度で、新モデルの方が高さと奥行きが1cm程度大きくなっています。

ちなみに、他社の同価格帯のレンジと比べると、この容量はかなり小さめです。

高級レンジによくある2段オーブン機能などもないため、一気にオーブンで焼きたい場合にもあまり向きません。

⏬他社製オーブンレンジの容量と価格の目安

元々コスパを重視した商品ではない点をご理解ください。

そもそも何を気にするべきなのかわからない

電子レンジに搭載のセンサーの種類が、ムラの少ないあたためや解凍精度に関わってきます。

センサーは、以下表の種類がありますが、バルミューダはこの中で「温度センサー」を採用しています。

⏬赤外線センサーとは
食材そのものの表面温度を測るため、自動あたための精度が高く、ラップをしていても力を発揮します。ただ、庫内が高温の場合は、検知力が鈍ります。

⏬重量センサーとは
比較的、単機能電子レンジにも搭載されやすく、ラップ使用時も使用できますが、極端に重みのある容器を使用していると精度が下がります。

同価格帯の他メーカー機種は赤外線センサーを併せて採用しているため、レンジとしての性能を第一に求める場合は、バルミューダ以外も選択肢としてください。

予算が1万円をきらない場合は、フラットタイプがおすすめです。

回転しながら過熱するターンテーブル式は、過熱ムラが少ない反面、お弁当など角ばっているものは引っかかりやすく、また手入れの手間もかかります。

単機能電子レンジはターンテーブル式、オーブンレンジやスチームオーブンレンジは、フラットタイプが一般的です。バルミューダのオーブンレンジもフラットタイプです。

バルミューダのオーブンレンジは「100W、500W、600W、800W」から選択できます。

500W・600Wが使えるため、大概のお弁当や冷凍食品の推奨あたため時間にあわせられます。

高出力は電気代が心配な方もいるかもしれませんが、出力が高い分早く温まるので、時間あたりの単価自体は上がりますが、トータルで見るとそこまで変わりません。

また、100〜150wの低い出力調整は冷凍食品の解凍に利用できます。温まりすぎることなく解凍できるため、解凍モードがうまく使えない、となった時に重宝します。

「BALMUDA The Toaster」のような仕上がりは求めないことが大切です。

「BALMUDA The Range」にもトースト機能がついていますが、先述した通り「BALMUDA The Toaster」とは仕上がりは別物です。トースト専用機ではないため仕方ありません。

バルミューダのレンジはオーブンモードでトーストするため、余熱時間も含め時間がかかってしまうため、この点は注意が必要です。

自動調理機能は、指定の食材を入れて設定をするだけで、時間のかかる主菜が簡単に作れます。

オーブンレンジ以上のタイプにしか基本搭載されておらず、オーブンレンジは調理可能メニューも限られます。

自動調理機能で家事の負担を減らしたい方には、スチームオーブンレンジがおすすめです。搭載メニュー数も多く、より高度な食材を入れるだけのほったらかし調理機能がついたものもあります。

また、自動調理は耐熱ガラスボウルの使用を前提としたものが多いため、本体と合わせてこちらも揃えておきましょう。

これまでも述べてる通り、目先の本体価格の安さで選ぶのはおすすめできません。

コスパは使用頻度と機能性を踏まえて考えましょう。

今まで単機能電子レンジを使っていたが、オーブンレンジに変えたことで、温め直し・解凍の手間がグッと楽になったり、逆にとりあえずいいものを買おうとスチームオーブンレンジを購入したが、結局あたため機能しか使わなかったりと、タイプ選択がコスパに直結します。

短期的な使用や取り急ぎの購入で、とりあえず安いものを探している方は、以下の記事を参考にしてみてください。

上位機種の中には、最高250度まで出せるものもありますが、230度まであれば家庭用としては十分です。バルミューダの電子レンジは250度まで出ます。

15Lの小型オーブンレンジでも、230度にタイプしているものも多くあります。30L以上の上位機種で250度に満たないものもありますが、その分他立ち上がり時間が早かったりと他と優れた部分もあります。

• 焼き菓子や肉魚類は中温（170〜190℃）
• グラタンや膨らみが必要なパイ類は高温（200〜250℃）

が目安です。よく参考にしているレシピの使用温度と同じ温度が出せると、調整の手間が省けます。

グリル性能もあたためと同様、複数センサーを採用しているものが強いです。

特にこだわりが強くない方は、通常のグリル性能に関する口コミを確認しましょう。

グリル機能は上位機種の場合、以下のような3つほどのモードがあります。

• 単に表面に焦げ目をつける炙り程度のもの
• フライや照り焼き向きの香ばしさを重視した通常のグリルモード
• 水蒸気を使用することで油分が落ちたり、生野菜に火が通りやすくなるウォーターグリル

また、グリル性能が高い（上部の火力が強い）ものは、トーストも早く焼き上がります。

BALMUDA（バリュミューダ）のオーブンレンジで作るおすすめレシピがなんとBALMUDA公式サイトで掲載されているのです！その中から厳選していくつか紹介します。

バルミューダのオーブンレンジを使えば簡単にフレンチトーストを作れます。フライパンを出したり、火加減を調節したりする手間がかかりません。

卵・砂糖・牛乳に食パンをひたし、予熱した200℃のオーブンで焼くだけです。詳しい材料の分量や手順についてはバルミューダ公式サイトで確認してください。

ここまで、BALMUDAの電子レンジのメリット・デメリットや特徴について解説してきましたが、「まだ購入まで踏ん切りがつかない」「余計に迷う」と行った方も多いはずです。そういった方には、電子レンジのレンタルサービスがおすすめです。

利用するサイトにもよりますが、月額2,000円程度から借りられるので、BALMUDAの電子レンジ購入を迷う方は、一度レンタルしてみるのもひとつの手です。

アース線は水気のある場所で使う高出力の家電についている安全装置です。水気のある場所での家電の使用はコンセントから供給している電気が漏電し、感電してしまう危険性があります。アース線には、その漏電した電気を別のところに逃がしてくれる役割があるのです。

家電自体はアース線をつけなくとも使用できるのですが、電子レンジをキッチンなどで使用する場合は安全のためにも必ずアース線をつなぐ必要があります。万が一アース線がない場合は、漏電遮断器を活用したり、電気工事の専門業者に増設の相談などして対応してください。

電子レンジで食材を加熱するときは殻や膜のあるもの、アルミ製のものに注意しましょう。殻や膜で覆われた食材は加熱すると、破裂や爆発を起こす危険があるので慎重にならなければいけません。殻にはヒビを入れ、膜は爪楊枝などで穴をあけてから加熱しましょう。

卵はヒビを入れても破裂する可能性があるので、どうしても電子レンジで加熱する場合はよくかき混ぜて塊をなくしてからにしてください。アルミホイルや缶詰などは加熱すると、火花を散らし電子レンジの故障の原因になるので絶対にやめましょう。

電子レンジで食材を加熱するときは、シリコン製のものや陶器、耐熱性ガラスなどの耐熱性を備えた容器を使用しましょう。もし耐熱性のない容器を使用してしまうと、容器自体が溶けてしまったり、火災が発生してしまう可能性があります。

また電子レンジに対応している容器でも、加熱後すぐに水につけるなどの急な温度変化で割れる場合もあるので注意しましょう。漆器や金属製の容器、木製品などは耐熱性がないので電子レンジで食材を加熱するときは絶対に使用しないようにしましょう。

BALMUDA（バルミューダ）の電子レンジは、シンプル設計で直感的な操作が可能なため、家電製品の操作が苦手な方でも簡単に使用できます。スタイリッシュな見た目にも関わらず、本格的オーブン料理もこなせる便利な1台。ぜひご自宅に導入してみては？