Naturehike（ネイチャーハイク） テント Naturehike 2人用 テント CloudUp2アップグレード版 自立式 超軽量 コンパクト 4シーズン 防風 防水 収納袋付 (灰色、20D)

バイクでのツーリングや登山には少しでも軽量で丈夫なテントがいいですね。また、ソロでも素早く簡単に設営できればもっと気軽に出かけられます。しかし、性能が良くなるほど価格が高くなるのは避けたいですよね。

今回ご紹介するネイチャーハイクのCloudUp2は、高機能でもリーズナブルな価格の2人用テント。前室ありで高い耐水圧、丈夫な上にグランドシートも付属した充実ぶりです。一方で、軽量化により生地が薄く冬場は寒いといったデメリットもあります。

本記事では、CloudUp2の評判・レビューとともに魅力もたっぷりご紹介。さらに、アップグレード版やCloudUp1との違いも解説しているので、購入時の参考にしてください。

CloudUp2の最大の魅力はその軽さで、総重量はわずか2kg足らず。インナーテントとフライシート、ペグやグランドシートなどをすべてパッキングしても、2Lのドリンクより軽いのはメリットです。

さらに、すべてのパーツを収納するバッグが付属しており、ひとまとめにするとφ13×40cmの超コンパクトサイズに。バイクの荷台に乗せてのツーリングキャンプや、バックパックで歩く登山にぴったりです。

キャンプでのもっとも大変な作業はテントの設営です。CloudUp2は設営が非常に簡単なのも魅力で、慣れれば5分ほどで設営できます。従来のテントでは、スリーブにポールを通す作業が意外と面倒ですが、CloudUp2はフック留めなので簡単です。

グランドシートを広げてインナーを立て、フライをかぶせてペグ打ちするだけ。フレームの芯にゴムが入っているので、サッと伸ばすだけで上下を間違える心配もありません。

CloudUp2は、コンパクトに持ち運べるのに大人2人で使える広さも魅力。インナーテントのフロアサイズは210×125cmあり、シュラフを2人分並べて十分に寝られます。シングルサイズのエアーマットでも2枚ぴったりと並べられるので、ゆっくり休養できるのはメリットです。

また、幅60cmの前室があるので、バックパックや汚れた靴の置き場にも困りません。ソロキャンプならチェアやテーブルも持ち込めます。

山岳テントほどのハイスペックが魅力のCloudUp2は、リーズナブルな価格もポイントです。有名メーカーの2人用ダブルウォールテントの価格は安くても40,000円ほどと高価。一方、CloudUp2は公式サイトの表示価格は14,800円です。

半分以下の価格で快適な居住空間を確保でき、内部にはランタン用フックや小物収納スペースなども充実。使い勝手にもこだわったテントを安く購入したい方におすすめです。

自然の中で過ごすキャンプでは、テントの耐久性は外せないポイントですね。CloudUp2は、高強度アルミニウムポールを採用しており丈夫なのが魅力。また、テントの生地に雨が染み込むのを抑える耐水圧が高いのも利点です。

一般的にテントの耐水圧は1,500mm以上あれば強い雨にも対応できます、しかし、CloudUp2の耐水圧はフロアとフライの両者ともに3,000mmと高性能。長く愛用できる性能を求める方におすすめです。

ClourUp2には、ぴったりサイズの専用グランドシートが付属しています。グランドシートの耐水圧も3,000mmと高いので、地面からの湿気や雨の日の浸水から居住スペースを守れるのがメリットです。

また、専用設計のグランドシートなので、設営時にも端を合わせるなど時間がかかる作業が不要。グランドシートだけ別に購入するとサイズを合わせにくく室内に水が侵入しやすくなります。天候を気にせずキャンプしたい方に最適です。

CloudUp2は非常に軽量な一方で、テント自体の生地が薄くなっています。薄いと言っても、向こうが透けて見えるほどのものではありません。しかし、やや湿度が高い日や雨に降られた後では、フライシートとインナーテントの生地同士がくっついてしまうのが難点です。

ダブルウォールテントはフライとインナーの間に空気の層を挟んで結露などを防ぎます。このため、機能はやや低下するものの大きな影響はありません。

CloudUp2のフライシートにはスカートが付いていません。足元から吹き込む冷気をシャットアウトするためのスカートは、冬場のキャンプには欠かせないアイテム。スカートを搭載していないと、フライシートと地面の間に隙間が開いてしまいます。

オールシーズン使用可能ではありますが、冬場や高地でのキャンプなら防寒対策が必須です。暖かく過ごせるよう、衣服のレイヤリングや断熱マット・シュラフの準備をしてください。

軽量性を高めるため、CloudUp2ではアルミ合金製のポールやペグを採用しています。アルミ素材は非常に軽く持ち運びには適していますが、やや強度が劣る点がデメリット。ペグダウンする際に硬い岩に当たれば曲がってしまいます。

このため、硬い地面を避けて設営するのがおすすめです。また、高強度アルミニウムポールは他社製よりも細い構造。折れて寝場所がなくなるのが心配な方は予備を持つのも方法です。

CloudUp2には、現在販売されているアップグレード版もあります。まずは、両者のスペックで異なる点を比較しましょう。

サイズや重量は同様で、アップグレード版は素材加工を変えて耐水圧を向上。また、ポールの接続部の形状変更やガイロープを追加して耐久性を、ベンチレーションを追加して居住性を向上しています。

ネイチャーハイクにはCloudUp2と人気を分けるCloudUp1があります。両者のスペックを比較します。

ソロならCloudUp1、2人ならCloudUp2と考えるのが最適ですが、大きく異なるのは自立性。CloudUp2は自立するので、ソロでも設営の簡単さを求める方におすすめです。

CloudUp2の品質と機能性をより高めた「CloudUp2 Ultralight Tent」も販売されています。使用時サイズ・収納サイズは両者とも同じで定員ももちろん2人。大きく異なるのは総重量で、Ultralight Tentはわずか1.72kgです。

最小限の荷物で行くULキャンプに最適なテントで、フロア・フライともに耐水圧を4,000mmまで高めているのも魅力。さらに高性能で軽量なテントを求める方におすすめです。

軽量でコンパクト、ソロでも簡単に設営できるCloudUp2の特徴やレビューをご紹介しました。高耐久なポールを採用した丈夫さや、購入したらすぐに使えるグランドシートも付属した高コスパなテント。本記事を参考に、ぜひ購入を検討してみてください。