あなたに合ったミキサーの種類はこれ！おすすめの選び方やレシピも紹介！【料理用】

ミキサーは一家に1台あれば、料理の手間を省いたりスムージーを簡単に作ったりすることができます。しかし、ミキサーと言ってもみなさんが想像する普通の「ミキサー」だけではなく、ミキサーの中にいくつか種類があることをご存知でしょうか？

ミキサーにはジューサーやフードプロセッサーをはじめ、離乳食を簡単に作れるハンドブレンダーや、コーヒー豆を細かく砕くための専用のミルなど幅広い種類があります。作る料理に合わせたミキサーを選ぶことで、簡単に料理をすることができます。

選んだ機器によっては、家事で忙しい奥様方の強い味方になってくれることは間違いありません。当記事では、ミキサーの種類やどの商品がおすすめかについてご紹介しています。日々のお料理作りを楽しくするためにも、ぜひ参考にしてください。

「ミキサー」とは固形の果物や野菜などを細かく切り刻み、粉末状やペースト状にできるキッチンアイテムです。水を加えることでジュースやスムージー、スープなどを作れます。また、製品によっては氷を砕くほどのパワーを持ったものもあり、あらゆる調理で使えるのが特徴です。

「ブレンダー」と呼ばれるものもありますが基本的に同じ調理器具を指しており、機能は変わりません。ミキサーはあらゆる調理で活躍しますが、1つの機能に特化した調理器具に比べると性能は落ちてしまいます。そのため、ミキサーは1台でさまざまな調理に使いたい方におすすめです。

食材を粉砕して水を加えることでジュースを作るミキサーとは異なり、「ジューサー」は食材をすりつぶして水分と繊維に分けてジュースを作るのが特徴です。繊維を取り除いて野菜のエキスや果汁を絞り出し、ジュースを作ります。

ジューサーを使えば、果汁や野菜エキス100％のサラサラとした液体のジュースを作れる点も特徴の1つ。ただ、ジューサーは名前の通り、ジュース作りに特化した調理器具なので他の用途には使えません。野菜や果物の栄養をたっぷり摂れるジュースを手軽に作りたい方におすすめです。

「ハンドミキサー」は手に持って使うミキサーですが、卵白や生クリームの泡立てに特化した調理器具です。ミキサーという名前はついていますが、食材を粉砕したりつぶしたりはできません。生クリームの泡立てを得意とするので、お菓子作りをよくする方におすすめ。

また、ハンドミキサーはシンプルな構造のものが多く、お手入れがしやすいというメリットもあります。さらに、価格も安いものが多いので購入しやすいのも嬉しいポイントです。泡立て機能だけあれば問題ない場合は、ハンドミキサーを買うといいでしょう。

「ハンドブレンダー」はスティック状の本体の先に刃を取り付け、食材をつぶしたり混ぜたりできるキッチンアイテムです。さまざまなアタッチメントが付属するモデルも多く、泡立て可能な「ホイッパー」や食材を粉砕する「ブレードアタッチメント」などがあります。

ハンドブレンダーは刃を取り替えることで、さまざまな用途に使えるのが特徴です。また、手に持って使うので、ボウルの中でも食材を粉砕したり混ぜたりできるのも嬉しいポイント。あらゆる目的や用途で使うことを想定している方には、ハンドブレンダーをおすすめします。

「ミルサー」とは乾燥した食材を細かく砕き、粉末状にすることができる調理器具です。ミキサーとは異なり、みじん切りのような状態になるのでスパイスやふりかけを作ったりナッツなどの粉砕をしたりするのに向いています。

またミルサーでは刃ではなく、プロペラを高速回転させることで叩き潰すのも特徴の1つです。さらにミルサーの中には、柔らかい食材をペースト状にできる「ウェットタイプ」と呼ばれるものがあります。より幅広く使いたいなら「ウェットタイプ」を選ぶといいでしょう。

「フードプロセッサー」は大きめの刃で野菜をみじん切りにしたりお肉をミンチにしたりと、調理の下ごしらえなどで活躍するキッチンアイテムです。みじん切りや千切りも簡単にできるので、料理が苦手な方や下ごしらえを手早く済ませたい方に特におすすめです。

刃を付け替えればさまざまなメニューに対応できるのも嬉しいポイントです。食材を細かく刻んだりペースト状にしたりすることはできますが、ジュースやスムージー作りには向いていません。ジュースやスムージーを作りたいなら、ミキサーやジューサーがおすすめです。

まず、刃の形状には波型・のこぎり型・平型の3つがあります。波型は刻んだり砕いたりさまざまな用途で使え、のこぎり型はギザギザとした形状の刃なので繊維の多い野菜を使う場合におすすめです。また、平型は柔らかい食材をこねたり刻んだりするのに最適です。

さらに、付属品が充実していると調理の幅が広がります。コーヒー豆を挽ける「ミル」付きのものやボトルが2個付属するものがあり、ミキサーの付属品によって使い方も変わるでしょう。ミキサーを選ぶ際には、刃の形状と付属品は必ずチェックするのがおすすめです。

ミキサーには容量が決まっており、一度に作りたい量に合わせて選ぶのがおすすめです。一人暮らしの方であれば、0.3~0.5Lくらいで十分でしょう。また、最近では1~2人分を作れるタンブラーミキサーが登場しており、グラスに移さずにそのまま飲めるので便利です。

家族で使うのであれば、0.8~1Lくらいのファミリータイプがおすすめ。ファミリータイプなら、食材のカサが大きい撹拌中でも問題ありません。ただ、容量が大きいと本体サイズも大きくなるので、購入前には収納スペースや設置スペースの広さも確認しましょう。

ジャーの素材によってもお手入れのしやすさが異なります。樹脂やプラスチック素材のジャーは軽いので洗いやすいですが、ニオイが付きやすいです。また食洗器で使えないのも弱点の1つです。ガラス素材ならニオイが付きにくく、多少の油分なら落としやすいという特徴があります。

さらに分解できるかどうか、食洗器には対応可能か、といった点も洗いやすさのポイントです。本体とジャー、刃を分解してそれぞれバラバラの状態で洗えると、刃で怪我する危険も少なくなります。また、複雑な構造のモデルは手間がかかるので洗いやすさの面から、あまりおすすめしません。

ミキサーは鋭い刃が高速回転するので、誤って刃に触れてしまうと大きな事故や怪我に繋がります。安全機能や安全設計が採用されているかどうかも確認しましょう。誤作動防止機能を搭載したものや容器の蓋が外れにくいものなどがあり、思わぬ怪我を防ぐために必要な機能です。

また、高級モデルであっても搭載されていない場合もあります。購入前には機能性や値段を確認するのとあわせて、安全性がある製品かどうか念入りにチェックするのがおすすめです。

ミキサーによって、ワット数が大きく異なることはご存知でしょうか。100Wくらいのモデルから900W近くのパワフルなモデルまであり、数値が大きいほど粉砕力も高いです。繊維が多い野菜や氷を入れてジュースやスムージーを作りたい場合は300W以上のものがおすすめです。

また、ワット数が大きくなると稼働音も大きくなります。静音性を重視する方は、ワット数ができるだけ小さいものを選びましょう。ただ、静音性を重視するとワット数が落ちる分、粉砕力も落ちてしまうことは避けられません。

あらゆる家電で人気で日本を代表するパナソニックのミキサーは、他のメーカーよりも少し価格は高いですが品質がよく、ラインナップも豊富です。ミキサー以外にもジューサーも扱っており、自分に合ったモデルを見つけやすいメーカーでしょう。

テスコムは比較的リーズナブルな価格で、ミキサーを購入できるメーカーです。氷も砕けるパワフルな粉砕力を持つモデルからコードレスで使えるモデルまで、コスパがいいものが揃います。「初めてのミキサーだからコスパ重視で選びたい！」という方にもおすすめです。

ティファールといえば、電気ケトルや取っ手が取れるフライパンなどが人気ですが、実はミキサーもおすすめです。コンパクトなモデルからファミリータイプの大容量モデルまで、さまざまな容量を扱っています。品質もよくて機能も充実しているので、長く使い続けたい方はティファールのミキサーを選ぶといいでしょう。

栄養たっぷりの人参も、バナナと一緒にミキサーにかけることでなめらかで飲みやすいジュースになります。子供から大人まで飲みやすい1杯です。

【材料】

• 人参：1/2本
• バナナ：1/2本
• 牛乳：100ml
• 蜂蜜orシロップ：大さじ1

【作り方】

1. 人参とバナナは皮をむく
2. 人参はミキサーにかけやすくするために、適当な大きさにカットする
3. ミキサーに材料を入れてなめらかになるまで混ぜたら完成

ほうれん草や人参だけでは少し飲みにくいですが、りんごや蜂蜜の甘さを足すことでより飲みやすい味に。朝の1杯にもおすすめのジュースです。

【材料】

• りんご：1/3個(100g)
• ほうれん草：1/8杷(25g)
• 人参：1/8本(20g)
• 水：1/4カップ
• 蜂蜜orシロップ：大さじ1

【作り方】

1. りんごと人参は皮をむく
2. りんごと人参、ほうれん草はミキサーにかけやすくするために適当なサイズにカットする
3. ミキサーにカットした果物と野菜、その他の材料を入れて混ぜる
4. なめらかになったら完成

冷凍バナナを使うことでドロリとした、スムージーならではの食感を堪能できる1杯です。パイナップルを入れているので酸味が効いており、爽やかな味わいを楽しめます。

【材料】

• 冷凍バナナ：1/2本
• パイナップル：1/12個(50g)
• 小松菜：50g
• 水：50ml
• レモン汁：適量
• 氷：3、4個

【作り方】

1. 皮をむいたバナナを冷凍する
2. パイナップルは芯と皮を取り除き、適当な大きさにカットする
3. すべての材料をミキサーに入れてなめらかになるまで回す

甘酸っぱいいちごとミルクの相性は抜群！調理も簡単なので、飲みたいと思ったらすぐに作れるのも嬉しいポイントです。

【材料】

• ジュース用いちご：3~4粒
• 牛乳：150ml
• シロップ：20g
• 飾り用いちご：1粒

【作り方】

1. ジュース用のいちごのヘタをとる
2. 飾り用いちご以外のすべての材料をミキサーにかける
3. なめらかになったらグラスに注いで、飾り用いちごをのせたら完成

今回はミキサーの種類ごとの選び方、おすすめの商品に加えて、レシピも紹介しました。ミキサーが自宅に1台あると、手軽に新鮮なジュースやスムージーを飲めるのでとても便利です。今回の記事を参考に自分に合ったミキサーをぜひ見つけてください。