簡単！ミキサーを使ったお手軽レシピ｜おすすめのレシピ本も紹介

ミキサーはジュースやスムージーを作るときに便利ですが、それ以外に使い道がないと思われがちです。また、「以前は毎日のように使用していたけど、結局使わなくなってしまった」「料理にハンドミキサーは使うけどミキサーはあんまり…」という方も多いです。

実はミキサーでできることは多く、ミキサーを使えば面倒な料理の下ごしらえや、手作業に時間がかかるお菓子作りが簡単にできます。ミキサーを使えば時短にもなるので、「手作りしたいけど時間がない」という家事・仕事・お子さんの育児で忙しい方にもおすすめです。

この記事ではおかずやデザートなどおすすめのミキサーを使ったレシピを紹介します。さらに、記事後半では日々の料理に役立つレシピ本おすすめ5選も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

似た製品と思われがちなフードプロセッサーとミキサー、その大きな違いは調理法にあります。フードプロセッサーの刃は大きく、食材を比較的大きく粗めに刻むことを得意としています。一方ミキサーは食材を細かく刻み、食材の食物繊維を残したままスープ状にします。

このように、フードプロセッサーとミキサーは似た製品でありながら得意なことが異なります。以下に表を記載してありますので、用途や好みに合わせて使い分けましょう。

また、ミキサーとフードプロセッサーについて詳しくまとめた以下の記事をぜひご一読いただき、参考にしてください。

材料（1人分）

• バナナ　1/2本
• 牛乳　150ml
• 練乳　大さじ2～3杯（お好み）
• ミントの葉　適量

作り方

1. バナナは輪切りにする
2. ミントの葉以外の材料をミキサーで攪拌する
3. グラスに注ぎ、ミントの葉を添えて完成

甘いスムージーで子どもに人気のレシピです。練乳の量はお好みで調節できるので、量を減らせば甘みを抑えられます。

材料（2人分）

• トマト 0.5kg
• A レモン汁 少々
• A 塩 少々
• A 水 1/2カップ

作り方

1. トマトは洗って湯むきする

2. トマトのへたを取り除き、ざく切りにする

3. 鍋にトマトを入れて中火で10分煮込む（煮込んでる間はアクをとる）

4. 火を止めて冷ます

5. 粗熱がとれたらAの材料と合わせてミキサーにかける

6. 冷蔵庫で冷やして完成

忙しくて野菜不足になりがちな大人にもおすすめのジュースです。トマトの栄養がたっぷり含まれているので、ダイエットや美容目的の女性にもぴったりです。

材料（1本分）

• 卵　4個
• はんぺん　1枚
• 砂糖　大さじ1
• 白だし　小さじ1
• みりん　大さじ1/2

作り方

1. 材料をすべてミキサーに入れなめらかになるまで混ぜる
2. フライパンに油をしき生地を流し入れ弱火で両面を焼く
3. 焼けたら取り出し巻き簾で巻く

お正月に食べるおせちには伊達巻が欠かせませんよね。市販のものを買うと意外に高く、食べきれずに余ってしまったことはありませんか？ミキサーを使えば必要な分だけ作れますし、甘さも自分好みに調節できます。レシピは甘さ控えめなので、お好みでアレンジしてください。

材料（4人分）

• 海老　200g
• 長芋　100g
• はんぺん　1枚
• 卵　1個
• 片栗粉　大さじ1
• 塩　小さじ1/2
• 酒　小さじ1

作り方

1. 海老は殻をむき背わたを取り半分に切っておく
2. はんぺんや長芋もミキサーに入れやすい大きさにカットする
3. すべての材料をミキサーにかける
4. 混ざったら適量をラップに取り巾着にしてレンジで1～2分加熱する

料亭で出てくるような海老しんじょも、ミキサーを使えば簡単です。食べ方は、あんかけにしてもいいですし、油で揚げて揚げしんじょにしても美味しく食べられますよ。小さめに作りお吸い物にするなど、アレンジも楽しめます。

カレーは子どもにも大人気のメニューですが、好き嫌いがあると嫌いな野菜だけ残してしまいがちです。野菜不足や栄養の偏りが気になるのであれば、ミキサーでペースト状にして丸ごと食べさせるのがおすすめです。材料はいつも作るカレーと同じでOKです。

作り方

1. いつも通り具材を煮込んだら、ルーを入れる前にミキサーでペースト状にする
2. 鍋に戻してからルーを入れて完成

完成したらはお好みでゆで卵や唐揚げなど、子どもが好きな具材をトッピングしてあげましょう。ペースト状にすることで、野菜の苦味や触感が気にならなくなります。

材料（2人分）

• 玉ねぎ　1/2個
• 人参　1/3本
• トマト　1/2個
• リンゴ　1/2個
• ニンニク　1かけ
• ひき肉　50g
• 水　300cc〜500cc
• カレールー　1/4箱
• ガラムマサラ　小さじ1/2
• オリーブオイル　大さじ1/2
• 固形コンソメ　0.5個

作り方

1. 野菜・りんごは皮をむきミキサーに入れやすい大きさに切る
2. ミキサーまたはフードプロセッサーでドロドロになるまで攪拌する
3. 鍋にオリーブオイルを入れ、鶏ひき肉を炒める
4. ひき肉の色が変わったらミキサーにかけた野菜も入れてさらに炒める
5. 水とコンソメを入れて、アクを取り除きながら煮込む
6. 水はカレールーの分量に合わせて入れる。
7. 火を止めカレールーを溶かす
8. 弱火をつけてトロミがつくまで煮る
9. 火を止めガラムマサラを入れたら完成。

本格的なカレーを作りたいと思っても、専門店のように味に深みを出すのは難しいですよね。そんなときもミキサーを使えば旨味が凝縮するので、手軽に一晩寝かせた味を再現できます。時短にもなるのでぜひ試してください。ルーを使わずにスパイスをブレンドして、オリジナルカレーを作りたいときにもおすすめです。

材料（2人分）

• かぼちゃ　1/4個
• 牛乳　400ml
• ☆塩コショウ　適量
• ☆コンソメキューブ　1個
• ☆バター　10g

作り方

1. かぼちゃは適当な大きさにカットしてレンジで柔らかくなるまで加熱する
2. かぼちゃが柔らかくなったら牛乳とかぼちゃをミキサーにかける
3. 混ざったら鍋に移し☆を入れ10分～15分煮込む

かぼちゃを1個を丸ごと買ったとき、食べきれずに困った経験はありませんか。使い道に悩んだときは、ぜひかぼちゃのポタージュを作ってください。牛乳の量でとろみを加減できるので、お好みで調整可能です。

材料（2人分）

• とうもろこし　缶詰1個
• 玉ねぎ　1/4個
• 牛乳　400ml
• ☆コンソメキューブ　1個
• ☆バター　10g
• ☆塩コショウ　適量

作り方

1. 玉ねぎは薄切りにしておく
2. 鍋に油をしき玉ねぎを炒めしんなりしたらコーンを入れさらに炒める
3. 鍋に牛乳と☆を入れ味を整えたら粗熱を取る
4. 粗熱が取れたらミキサーにかける

ミキサーにかけた後、ざるでこすとさらになめらかになります。お好みの触感を楽しみましょう。また、とうもろこし缶の汁を使うのであれば、牛乳の量を調整してください。

生のとうもろこしを使うと甘みのある美味しいコーンポタージュになるので、とうもろこしの旬には生のとうもろこしを使うのもおすすめです。生のとうもろこしは、包丁でそぎ切りにしてから使いましょう。

材料 2~4枚分

• ホットケーキミックス 100g
• ☆ 木綿豆腐　75g
• ☆卵　1/2個
• ☆砂糖　大さじ2
• ☆牛乳　50ml

作り方

1. ☆の材料をミキサーでよく混ぜる

2. ボウルにホットケーキミックスを振るいながら入れる

3. 2のボウルにすべての材料を入れてヘラで混ぜる

4. 熱したフライパンに油を入れて生地を流し込む

5. 蓋をして表面にプツプツと気泡が浮き上がるまで焼く

6. 焼き色が付いたら裏返して蓋をする

7. 焼きあがったらお皿に乗せて完成

子どもから大人まで大好きなホットケーキも、ホットケーキミックスとミキサーを使えば簡単にできます。さらに、豆腐をいれるとダイエット中のおやつにも最適です。子どものおやつにする場合はカットフルーツやはちみつなどのトッピングもおすすめです。

※1歳未満の赤ちゃんには絶対にはちみつを与えないでください

材料 3人分

• クリームチーズ　1/2箱（100g）
• 生クリーム　1/2パック
• 卵　1.5個
• 小麦粉　大さじ1.5
• グラニュー糖（白砂糖）　30〜40g
• 無塩バター　15g
• レモン汁　大さじ1/2

作り方

1. ミキサーの中にすべての材料を入れて混ぜる
2. 途中でゴムヘラで混ぜ合わせ、再度ミキサーにかける
3. 型にバターをぬりオーブンシートを敷く
4. 材料を流して空気を抜き、180度に温めたオーブンで約40分焼く
5. 焼き上がったらそのまま冷まして完成

チーズケーキを作るときに、クリームチーズを練ると腕がパンパンになってしまいますよね。そんなときこそミキサーを活用しましょう。

混ざったら生地を型に流し入れてオーブンで焼くだけなので、簡単な上に時短もばっちりです。しっかり混ぜればなめらかで口当たりのいいチーズケーキになります。

材料 3~5人分

• さつまいも　中1本
• 牛乳　250ml
• 卵　1.5個（L）
• 砂糖　25～50g
• バニラエッセンス　適量
• 生クリームやシロップ　適量

作り方

1. さつまいもはラップして電子レンジで加熱して皮をむいておく
2. 材料をすべてミキサーにかける
3. オーブンの天板に水をはる
4. 材料を型に流し込んで140℃で約40分焼く
5. 粗熱を冷ましてから冷蔵庫で冷やし、お好みで生クリームやシロップを添えて完成

スタンダードのプリンに飽きたときは、さつま芋プリンもおすすめです。プリンなのにスイートポテト風に仕上がります。子どものおやつやホームパーティーにも活躍するデザートです。

ミキサーのお手入れは面倒そうに思われがちですが、意外と簡単です。部分ごとにわけてお手入れ方法を説明します。

【ミキサーボトル】

1. 3分の1ほどまでぬるま湯を入れる
2. 台所用洗剤を数滴入れ動作させる
3. ミキサーボトルの液体を捨て2回ほど簡単にすすぐ

油分が含まれていない食材を使った場合であれば、使用後にすぐに汚れを拭いて洗い流すだけでも汚れが取れます。

【カッター部分】

1. 食器用洗剤などをつけた歯ブラシなどで優しく洗う
2. 40度以下のぬるま湯でしっかりとすすぐ

注意点としては、刃に手が当たらないようにすること、本体と連結するミキサーボトル台の裏側は濡らさないことです。濡らしたり、浸け置きをしたりすると故障の原因となります。

【本体部分】

本体部分は水に濡れると故障の原因になります。水で薄めた中性洗剤や石けん水に浸した柔らかい布巾などを使い、汚れを拭きとりましょう。

また、食洗機対応ミキサーなら、使用後に食洗機の中に入れるだけで洗浄から乾燥まで行ってくれるので、お忙しい方におすすめです。以下の記事もぜひ参考にしてください。

ミキサーはジュースやスムージー作りだけでなく、おかずやお菓子作りまで幅広い使い道があります。とくに、野菜をたくさん食べたい方や料理のレパートリーを増やしたい方におすすめです。買ってみたものの使いこなせていない方は、ぜひ本記事を参考にミキサーレシピを試してください。