電子レンジでパスタ！耐熱容器おすすめ6選｜絶品レンジでパスタレシピも

お昼ご飯や夜ご飯の定番のパスタですが、お湯を沸騰させてパスタを茹でて、その間にソースを作ってと、時間のない人には少しだけ手間のかかる料理です。そんな時短派のあなたにおすすめしたいのが「電子レンジで作るパスタ」です。

電子レンジでパスタなんて「美味しくできるの？」と不安な方もいますよね。この記事では、自宅で簡単に美味しく作れる電子レンジのパスタレシピをご紹介していきます。パスタはソースを変えるだけで味に飽きがこないので、このレシピは重宝しますよ。

また、沸騰したお湯ではなく電子レンジでパスタを茹でるときに注意するポイントやコツについてもご紹介するので、少し抵抗がある人も是非試してみてください。洗い物も少なく、料理時間も短縮できる電子レンジでパスタレシピを参考にしてみてください。

電子レンジでのパスタの茹で方は、難しくありません。誰でも手順通りにすれば、簡単に美味しく茹であがりますよ。電子レンジでパスタを茹でるために必要なアイテム・手順は以下の通りです。

【材料・必要なもの】

• パスタ　100g(茹で時間が5～7分程度のもの、太さ1.6mm～1.7mm程度)
• オリーブ油　小さじ1(サラダ油でも代用可能です)
• 塩　少々
• 水　260ml
• 耐熱容器(パスタを半分に折れば入る程度の長さがあるもの)

【手順】

1. パスタは半分に折って、耐熱容器に入れます。
2. 水260mlと塩少々、オリーブ油小さじ1、塩は2つまみ程度いれます。塩1つまみは親指、人差し指、中指の3本の指で塩をつまんだ量です。
3. ラップをしないで、パスタの茹で時間表示+3分ほど電子レンジをチンして加熱します。
4. 電子レンジで加熱が終われば、パスタの茹であがりです。

茹であがったパスタをソースに絡めればパスタ料理の完成です。

パスタ全体が入る大きさの容器を選ぶようにしてください。水を多めに入れるため、ある程度深さがないと吹きこぼれの原因となります。また、パスタが長く入りきらない場合は半分に折って入れても問題ありません。パスタ全体が水に浸かるようにするのがポイントです。

電子レンジでパスタを作る際によく聞くのが、吹きこぼれです。パスタを電子レンジで茹でるときは、吹きこぼれの原因になるためラップをしないようにしてください。電子レンジの中が水浸しになると、かえって手間がかかってしまうので気を付けましょう。

また、電子レンジでパスタを作る際は、専用の耐熱容器の代わりに耐熱のタッパーも使えます。ただし、タッパーを使用する場合は必ず蓋は外すよう気をつけてください。蓋をつけたまま使用すると吹きこぼれの原因になります。

電子レンジが600wのとき、茹で時間の目安はパスタのパッケージ表示+3～4分です。一方、500wのときの茹で時間の目安はパッケージ表示+4～5分です。ワット数の大きさによって茹で時間が異なるので、何度か調整してみて適切な茹で時間を見つけてくださいね。

茹で時間は長すぎるより、短めで火が通っていない方がリカバリーがききます。パスタが固い場合は、電子レンジで再加熱してください。最初は短めに設定して、様子を見ましょう。

「電子レンジで茹でたパスタはまずい」そんな印象を持っている人もいるかもしれませんが、正しく茹でれば美味しいパスタができます。ここからは、よくある間違った方法をチェックしていきます。

電子レンジで茹でるパスタの量が多いと、茹でムラができたり麺がくっついたりします。一度に茹でる量は1～2人前、重量にして100～200gまでにしましょう。多めのパスタを茹でるのなら、途中で一旦加熱を止めてかき混ぜると茹でムラをなくせます。

必要な水の量は、容器によって前後します。専門容器なら水の量が一定で決まっているので説明書に従って作ればほとんどの場合失敗は防げますが、専門容器ではないなら何度か茹でて調整してみましょう。

水の量は多くても500mlまでが限度でパスタがひたひたに浸るくらいが目安となります。逆に、水が少なすぎてもパスタ同士がくっつく原因になるので、適量をしっかりと見極めてくださいね。

塩とオリーブ油は、パスタ自体の味を決めます。鍋で茹でる場合に塩を入れるのも、パスタに下味を付けるためですよね。電子レンジでパスタを茹でる場合も、パスタ100gに対して塩は2つまみ程度、オリーブ油は少なめでも小さじ1/2は入れましょう。小さじ1が、通常の量です。容器に入れる水が多い場合は、塩の量を多めにすると美味しく茹であがりますよ。

今テレビ番組でも話題の料理研究家、リュウジさんのぺぺたまは簡単で美味しく、こくのあるペペロンチーノです。電子レンジで本当に簡単に、さっと調理できちゃいますよ。

【材料】

• パスタ (1.4mm～1.6mm)　100g
• 水　240ml
• ①割烹白だし　大さじ1.5
• ①ニンニク　2片
• ①オリーブ油　小さじ2
• ①有塩バター　8g
• ①鷹の爪　1本
• 溶き卵(常温に戻す)　2個分
• 小ネギ (小口切り)　適量

【作り方】

1. ニンニクは皮を剥いて輪切りにする
2. 鷹の爪もタネを抜いて輪切りにする
3. ネギは小口切り、卵は容器に溶いておく
4. 耐熱容器にパスタと水、そして混ぜた①を入れる
5. パスタのパッケージ表示+3～4分ほどの時間を、電子レンジで加熱する
6. 加熱し終わったら取り出し、熱いうちに溶き卵を入れて手早く混ぜる
7. 皿に盛り付け、小口切りしたネギを散らして完成

パスタで美味しいレシピは大抵、うどんでも美味しく作れます。どちらも原料が小麦なので、当たり前かもしれませんね。ぺぺたまも、例外ではありません。コシのある麺を選ぶなら、うどんの方が美味しい場合もあります。コシを重視するなら冷凍麺がベストです。

うどんでぺぺたまをする場合は、深めの耐熱皿を使用しましょう。作り方はほとんど、パスタと一緒です。パスタ食感とはまた異なる、シコシコもっちり麺のぺぺたまは美味しいです。

人気の料理ブロガーである山本ゆりさんは、「本格カルボナーラ」を電子レンジで作るレシピを発表されています。このレシピならもう、カルボナーラで失敗なしです。

【材料】

• パスタ(茹で時間5～7分)　100g
• 水　220ml
• ベーコン(ブロックがベスト)　40g
• ニンニク　半かけ
• 塩　少々
• ①生クリーム100ml
• ①顆粒洋風だし小さじ1/2
• ②溶き卵　1個分
• ②粉チーズ　大さじ1　
• ②塩、コショウ　少々
• 粗びきコショウ(黒)　適量
• 粉チーズ　適量

【作り方】

1. パスタは半分に折り、ベーコンは7mm角の棒状にカット。ニンニクはみじん切りしておく。チューブでもOK
2. 耐熱容器に塩2つまみ、水220ml、パスタを入れて表示時間より1分長く電子レンジで加熱。このときにラップはしない
3. 茹であがったパスタに①を加えて再びラップせずに、電子レンジで1分間加熱。沸騰していたら、若干混ぜて冷ます
4. 1～2回混ぜたら熱いうちに②を加え、手早く混ぜる
5. とろみが付いたら皿に盛って、上から黒コショウ、粉チーズを振って完成
6. とろみが弱い場合は、電子レンジで20秒ほど加熱してから5.を繰り返す

カルボナーラのフライパンの上の工程を、電子レンジで見事に再現しています。これなら失敗も少なくなるはずです。とろみは粉チーズでも、加えられます。

トマトとツナはパスタでも定番です。その定番パスタを、電子レンジで簡単に作れてしまうレシピがあります。

【材料】

• パスタ　100g
• ツナ油缶　1缶(70g)
• 水　230ml
• ①ケチャップ　大さじ1
• ①顆粒状コンソメ　小さじ1
• ①バター　12g(食卓スプーン2杯分)
• ①ニンニク　生は1かけ、チューブなら4cm
• ①塩　2つまみ
• ミニトマト　8個(120g)

【作り方】

1. ニンニクは生なら、みじん切りにしておく
2. 耐熱容器に半分に折ったパスタ、ツナ缶汁ごとを入れて混ぜパスタと絡ませる
3. さらに①を容器に入れ、軽くかき混ぜる
4. ミニトマトは半分に切り、上にのせる
5. ラップなしでまず5分、電子レンジで加熱する
6. 一度取り出してかき混ぜ、追加で4分加熱する
7. 皿に盛り付けて完成

電子レンジでパスタを作る場合は、市販のパスタソースも一緒に温めれば、調理時間や洗い物の手間をさらに省けられます。レトルトのパスタソースは、人気の 無印良品など多くのメーカーから販売されているのでぜひ試してみてください。

以下の記事では、そんなパスタソースについて、人気の種類や特徴はもちろん、麺の太さに合わせた選び方やパスタソースの各有名メーカーの特徴などもご紹介しています。おいしいパスタソースを見つけたい方はぜひチェックしてみてください。

電子レンジでも正しい方法で調理すれば、美味しいパスタを作れます。鍋でも電子レンジでも、パスタのコツはあまり変わりありません。火を通しすぎず、適切なソースを絡めてあげれば美味しくできますよ。洗い物なしで、楽々調理を楽しみましょう。