ナンガ 寝袋・シュラフ オーロラ750

冬の登山やキャンプには、保温力のあるシェラフが必要不可欠です。保温力が低いと寒くて眠れないし、命に関わる可能性もありますよね。NANGA(ナンガ)のオーロラ750は、高品質なダウンを使用した保温力の高いシェラフで、冬のキャンプでも安心して使えます。

シェラフカバー無しでも使える防水性や永久修理保証、ショート・レギュラー・ロングの3つサイズが選べるのも便利です。ただ、重量が重いという欠点もあり、実際の使用感が気になるところでしょう。使用感や欠点など知りたいなら、購入者の口コミを知るのが一番です。

今回はナンガのオーロラ750の評判・口コミ・レビューについて調査しました。750DXや山渓別注オーロラ750DXとの違い、コンパクトに収納できる方法なども、ご紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

オーロラ750は、国内工場で洗浄したヨーロッパ産の高品質なダウンを使用しています。オーロラ750のダウンは、ヨーロッパ産のスパニッシュダックダウンで、フィルパワー650の高品質なものです。更に河田フェザー三重工場で洗浄された羽毛のみを使用し、羽毛の吹込みなども全てナンガの自社工場で行われています。

国内で加工された高品質なダウンのシェラフが欲しい方におすすめです。

オーロラ750は、元祖シェラフカバーの要らない寝袋として販売されたシェラフです。ダウンのシェラフは濡れると保温力が落ちるので、シェラフカバーを使って濡れるのを防ぎます。ナンガのオーロラシリーズは、防水加工が施されたオーロラテックスというナイロン生地を使用しています。

結露で濡れても保温力が落ちないので、シェラフカバー無しでも安心して使えます。また、生地が厚いのでオーロラライトシリーズより耐久性が高いです。

ナンガのオーロラ750は、日本製で永久保証付きなのも特徴です。ナンガは1941年に滋賀県で創業したメーカーで、1995年に現在のナンガに改名しています。ナンガはオーロラ750を含む全てのシェラフに永久保証を付けているので、古いモデルでも修理可能です。

古すぎて修理を断られる心配はないので、安心して使えます。ただし、修理不能な場合や有償修理となる場合もあるので、注意しましょう。郵送だと送料がかかりますが、店舗で修理を依頼すれば送料は不要です。

ナンガのオーロラ750は、ショート・レギュラー・ロングと3つのサイズが選べます。シェラフは体格に合っていないと、隙間から冷気が浸入するなどして寒さを感じやすいです。オーロラ750は身長・対角に合ったサイズが選べるので、隙間ができて寒さを感じるなどのトラブルが少ないです。

ただし、サイズが大きいと横幅も広くなるので、シェラフの長さだけでなく横幅も考えて体格に合ったものを選びましょう。

ナンガオーロラ750は、高性能なYKK製ファスナーを使用しているのでファスナーの開閉が快適です。シェラフのファスナーは、ファスナーが生地を噛むトラブルが多いです。オーロラ750は、ファスナーが噛み込む原因になる隙間の小さい特殊なファスナーを使用しています。

ファスナーが噛み込みにくく、噛んだ場合の生地のダメージを軽減しています。暗闇で光る蓄光機能も搭載しており、暗所でもファスナーが開閉しやすいです。

オーロラ750は、他のモデルと比較して最も重いのがデメリットです。ナンガのダウンを750g使用したレギュラーサイズのシェラフの重量を比較すると以下の通りになります

• オーロラ750：1490g
• オーロラ750DX：1400g
• オーロラライト750DX：1200g

同程度の保温力がある他社のモデルと比較しても重い場合が多く、他のモデルよりも大きいです。ただし、価格は他のモデルよりも安くなっています。

オーロラ750は、標高の高い山でなければ真冬でも問題なく使用できます。冬用シェラフは快適温度が－5℃以下のものを選ぶのが目安です。オーロラ750は快適温度－6℃・下限温度－14℃なので冬用のシェラフの基準を満たしています。

ただし、厳冬期の標高2000m級山岳は、外気温が－15℃～－20度になるのでオーロラ750では厳しいでしょう。

オーロラ750DXは、オーロラライト750DXと同じダウンを使用し、オーロラ750と同じ生地を使用したシェラフです。オーロラライト750DXは、オーロラ750よりも高品質なダウンを使用した保温力が高く、軽量コンパクトなモデルです。

オーロラ750DXは、快適温度ー8℃・下限温度－16℃でオーロラ750より保温力が高く、重量は1400gと少し軽くなっています。

山渓別注オーロラ750DXは、アウトドアブランド山渓がナンガに別注して販売しているシェラフです。オーロラライト750DXと機能は同じで大量発注して、リーズナブルな価格で販売しているモデルとされています。カラーはオールブラックです。

保温力と重量は普通のオーロラ750DXと同じですが、価格はオーロラ750より少し高いぐらいに抑えられています。

サバティカルオーロラ750DXは、アウトドアブランドのSABBATICAL（サバティカル）とナンガがコラボして開発したシェラフです。保温力や生地はオーロラ750DXと同じですが、独自の機能が追加されています。

体の動きを妨げないオリジナルカッティングパターンを採用し、シェラフに入ったままでもあぐらがかけて、寝返りもしやすい構造になっています。ただし、通常のオーロラ750より60g重いです。

ダウンシェラフとしては大きなオーロラ750ですが、コンプレッションバッグでコンパクトに収納可能です。シェラフをコンパクトに収納するコンプレッションバッグが販売されており、半分ほどの大きさに圧縮できます。

ただし、ナンガのコンプレッションバッグはダウンジャケット用です。オーロラ750を収納するコンプレッションバッグは、イスカなど別メーカーのものになります。

ナンガのオーロラ750の評判・レビュー・口コミなどについてご紹介しました。オーロラ750は、高い保温力と機能性を備えた優秀な冬用シェラフです。オーロラ750で暖かく快適なキャンプを楽しんでください。