ナンガ 寝袋・シュラフ AURORA light 600DX レギュラー 2019年モデル [ターコイズ]

ダウンシュラフのトップブランドであるナンガから発売されているオーロラライト600dx。羽毛をたっぷり使用した寝袋で、冬キャンプをするキャンパーや登山客に人気のシュラフです。

ナンガからはさまざまなダウンシュラフが展開されていますが、オーロラライト600dxは収納サイズと性能、価格のバランスもよく度々入荷待ちになっていることがあります。そんな人気のオーロラライト600dxの実際の使い心地はどうなのでしょうか？

この記事では、オーロラライト600dxの評判やレビューを徹底調査しました。人気のオーロラライト600dxで快適に過ごせる気温やこだわりの性能などをチェックし、ぜひ購入の際の参考にしてください。

ナンガのオーロラライト600dxは-4度から-11度までの気温で快適に使用できると設定されています。0度ほどの気温だと、シュラフの中は薄着にしないと逆に暑くなりすぎてしまうこともあるくらいです。

氷点下の冬山でも電気毛布やカイロが必要なく、朝までぐっすり眠れるのは嬉しいですね。もし寒さに不安があるなら、シュラフの上から毛布をかけたり底冷えしないようにコットやマットを用意するなどの対策をしましょう。

オーロラライト600dxは自社工場によるMADE IN JAPANの生産体制です。そのため品質も保証されていて安心して使うことができます。山や冬のキャンプでの睡眠は命がけなことが多いため、日本製というのは安心できますね。

また高品質なだけではなく、ナンガのシュラフは万が一破れたり壊れたりしても永久保証制度があります。使用していると生地が摩耗してしまうので破れやすくなりますが、破れてダウンがこぼれてしまっても修繕してもらえるため、一生使えるシュラフになります。

ナンガのシュラフは細かなこだわりが随所に盛り込まれています。特に、ファスナーは有名なYKK製で蓄光する造りになっているため、夜中の真っ暗な時間でも位置がすぐわかります。開閉もとてもスムーズで生地を噛みにくい工夫がされています。

足元は台形の形になっており、羽毛の偏りを抑えてくれる構造のため効率的に保温されます。フードや肩にも羽毛の量が多く使われていて体にフィットすることで冷えから守ってくれます。

顔が出ている部分はどうしても外気に触れるので冷えてしまいますが、気を付けたいのはそこから寝袋の中に入り込む寒さです。

特に首が冷えると寒く感じてしまいますが、オーロラライト600dxはフード部分を紐で絞ることができます。絞ることで外気の侵入を遮断できるのでシュラフ内の温かい空気を外に逃がしません。同様に肩の部分も絞ることができるため寒い空気の侵入もしっかり防いでくれます。

オーロラライト600dxは外気の侵入を防ぎ、たっぷりの羽毛で保温性を高めています。ゆったりとした造りですが、自分の身長に合わせて購入すると、より高い防寒性を得ることができます。

サイズはショート、レギュラー、ロングの3種類あり、それぞれの対応身長を表にまとめました。

オーロラライトはオーロラの上位互換モデルです。どちらもオーロラテックスという防水生地を使用したシュラフですが、生地の厚さやダウンの種類が異なります。

ダウンの種類だけではなく収納時のコンパクトさや重さも、オーロラライトの方がより小さくコンパクトな造りになっているのもポイントです。各シリーズの種類もオーロラは3種類ですがオーロラライトは5種類と、より細やかなニーズに対応しています。

オーロラライト600dxより少し重量がありながらも価格が低く設定されているのが三渓×NANGAオーロラ600dxロングオールブラックです。基本的なスペックはオーロラライト600dxと変わりません。

アウトドアショップ山渓との共同企画で作られたシュラフで、カラーバリエーションも黒のみとなっています。性能はオーロラライト600dxと変わらないため色にこだわりのない人にはおすすめです。

3tenとのコラボーレション商品の「3ten別注オーロラ600dx」と通常のオーロラライト600dxの違いは、カラー展開と全体の重量です。

基本的なスペックは通常のオーロラライト600dxと変わりませんが、インナー生地の厚さが3ten別注オーロラ600dxの方が厚くなっています。カラー展開もオーロラ600dxはカラフルな色で展開されていますが、「3ten別注オーロラ600dx」はカーキとベージュの2色のみです。

どちらも冬用シュラフとして安心できるモデルですが、600dxに比べて750dxはダウン量が多く暖かくなりすぎて冬キャンプでしか使うことができません。

オーロラライト600dxは眠るときの服を調整したり使い方次第で、夏以外の3シーズン使い回すことができます。収納時も600dxは750dxよりコンパクトに収まるため、どちらか迷った時は汎用性の高い600dxをおすすめします。

オーロラライト600dxは夏キャンプでの使用には向きません。設定気温が氷点下4度～11度のシュラフなため、夏キャンプで使用すると暑くなりすぎてしまいます。どうしても夏キャンプで使用したい場合は、ファスナーを全開にして掛け布団か敷き布団のように使いましょう。

日中と夜で寒暖差があるような場所では快適に使用できるかもしれません。氷点下での使用を設定されているシュラフですが、季節にとらわれず現地の気温で使い方を工夫しましょう。

オーロラライト600dxは家庭の洗濯機で洗うことができます。寝袋を裏返してロール状に巻いた状態で洗濯ネットに入れ、中性洗剤で毛布コースで脱水まで行いましょう。用意できるのならダウン専用洗剤を使うと撥水効果も高まります。

脱水後は乾燥器または風通しのいいところで陰干しをするのがポイントです。もちろん手洗いもできるので、毛布コースがなかったりシュラフに傷がつく不安がある人は洗濯表示をよく見て手洗いで優しく洗いましょう。

NANGAのオーロラライト600dxにはオーロラテックという素材が使用されています。防水機能があるナイロン素材で、ダウンシュラフの大敵である湿気や結露などの水滴がシュラフに染み込み冷えるのを防いぐ効果があります。

そのため化繊のシュラフで寒い時期にキャンプをする場合は防水効果のあるシュラフカバーが必須ですが、オーロラライト600dxには必要ありません。荷物が増えがちな冬のキャンプで必須ギアが必要ないというのは嬉しいですね。

NANGAのシュラフは全て高品質なため価格が少し高めに設定されています。オーロラライト600dxももちろん普通の化繊シュラフと比べると高価なモデルです。

ただ一度購入してしまえばNANGAの永久補償があるため、破れても修理することができます。機能面も防水の生地を使用しておりシュラフカバーが不必要だったり、3シーズン使えるという点もふまえて、一生使えるシュラフだと思えばコスパは非常にいい商品です。

サバティカル オーロラ600dxカップラーはオーロラ600dxが2個セットになっており、お互いを連結できる造りになっています。連結すると大人二人と子供一人でゆとりがある広さになっているため、家族で冬キャンプを楽しむのにおすすめです。

オーロラライトと同じくオーロラテックスが素材に使われているのでシュラフカバーも必要ありません。家族キャンプでも荷物を少なくできるのは嬉しいですね。

寒さ対策に油断が許されない冬キャンプはどうしても荷物が多くなりますが、シュラフをオーロラライト600dxにするだけでかなりの荷物が削減されます。暖かいシュラフで夜の寒さも心配する必要はなくなります。少ない荷物で快適なキャンプを楽しみましょう。