【徹底解説】フードプロセッサーでパンを作るコツ|ホームベーカリーと比較

家でパンを作るのは工程も多く労力がかかり想像以上に大変です。フードプロセッサーを使えば、羽根を変えることで最も大変な生地をこねる作業が簡単にできます。今回は、パン作りでフードプロセッサーを使う際のコツやパン生地づくりにおすすめのフードプロセッサーを紹介します。

2021/06/08 更新

焼き立てのパンを家で簡単に作れたらいいですよね。しかし、パンを作るのは想像以上に大変です。生地をこねる工程は、手でこねると10分以上、ホームベーカリーだと20分以上もかかることがあります。

 

より早く手軽にパン生地をこねたいなら、フードプロセッサーを使うのがおすすめです。フードプロセッサーなら数分でパン生地づくりが完了します。パンの生地をこね上げた後は、発酵させて形を整えるだけで生地の完成です。

 

コツさえつかめば簡単にできるので、毎日焼き立てのパンを食べられます。本記事では、フードプロセッサーを使って美味しいパンを簡単に作るコツを紹介します。パンこねにおすすめのフードプロセッサー6選もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

今すぐ見る!パンこねにおすすめなフードプロセッサー6選

フードプロセッサーでパンの生地を作れるイメージはあまりないですよね。しかし、フードプロセッサーを使えば、手でこねたり、ホームベーカリーを使ったりするよりも短時間でパンの生地を作れます

 

材料を入れてスイッチを押すだけで生地を混ぜてくれるので、手が汚れる・体力を消耗することもありません。女性でネイルをされている方は爪を汚さないですみます。

 

また、フードプロセッサーはパンの生地を作れるだけでなく、つみれやハンバーグのタネなど、さまざまな用途に使えます。時間がかかる調理が手軽にできるうえに、料理のレパートリーが増えて時短にもなるので、1台持っておいて損はありません。

フードプロセッサーを使うメリット

フードプロセッサーを使うメリットは、時短と手軽さです。手ごねの場合は10分以上もこねないといけないため手間がかかって面倒ですが、フードプロセッサーを使えば数分ですみます。やることは、材料を入れてスイッチを押すだけです。短い時間で簡単に作れるので、初心者の方でも気軽にパン作りに挑戦できます

手ごねやホームベーカリーとの比較

一般的に、パンの生地は手ごねかホームベーカリーで作ります。ここでは、手ごね・ホームベーカリー・フードプロセッサーをそれぞれ比較しながら、具体的に解説します。

ホームベーカリーで作る場合

ホームベーカリーのメリットは、フードプロセッサーより本体価格が安いことです。しかし、ホームベーカリーは基本的にパンを作る以外に使えません。また、本体サイズが比較的大きいので、収納する際に場所をとります。ほかの調理にも使えてコンパクトに収納できるフードプロセッサーの方がメリットが多いです。

 

生地の作成は、手ごねに比べると手間がかかりません。しかし、こねる時間は長く、生地を作るだけで15分~20分かかります。毎回こねるだけでこれだけの時間がかかるのは不便ですよね。また、こね具合を直接見れない点もデメリットです。

手ごねの場合

手で生地をこねて作る場合のメリットは、生地のこね具合を確認しやすいことです。フードプロセッサーやホームベーカリーは、こねる様子を逐一確認できません。ちょうどいいこね具合を自分で見極めるには、手ごねが最も向いています。

 

しかし、パン作りに慣れていない方が手でこねて生地を作るのはかなり大変で、筋肉痛になる方もいます。また、初心者の方が一度にこねられる生地は150gほどと、家族分を作るとなるとかなり少ないです。

 

一方でフードプロセッサーは、パン生地をこねる体力も使わないうえに、手を汚すこともありません。さらに、一度に多くの生地を混ぜられるのでたくさんパンを作りたい方には特におすすめです。

フードプロセッサーの中にはパンこね羽根がついていないモデルもあり、チョッパー刃でもパン生地をこねられるのか、疑問に思いますよね。ここでは、その疑問にお答えします。

基本はパンこね羽根がおすすめ

これからフードプロセッサーを購入する方は、基本的にパンこね羽根が付属しているモデルを選ぶのがおすすめです。パンこね羽根は生地をこねるのに特化しているため、材料を入れてスイッチを入れるだけで生地を作れます。フードプロセッサーをすでに持っている方は、モデルによってはパンこね羽根を後から追加購入することも可能です。

普通の刃でもこねることはできるが…

パンこね羽根がないモデルをすでに購入している場合や、パンこね羽根付属のモデルが高価で買えない場合は、普通の刃でもパンを作ることは可能です。しかし、こね専用ではないため、モーターに強い負荷がかかり故障することもあります。想定外の使い方で故障した場合、保証対象外になる可能性が高いため注意してください。

 

また、生地の量の調整が難しかったり、こねすぎてうまく生地が膨らまないこともあります。普通の刃でパンを作るのは失敗のリスクが高くなるため、あまりおすすめしません。

今すぐ見る!パンこねにおすすめなフードプロセッサー6選

うまく生地を作れないときは、フードプロセッサーの熱による過発酵が原因の可能性が高いです。過発酵を防ぎながら上手にパンを作るために、4つのポイントを押さえましょう。それぞれのポイントについて解説します。

 

  1. 夏は全ての材料を冷やす
  2. ぬるま湯は水で代用
  3. バターはある程度こねられてから
  4. 水分は後入れでもOK

 

ただし、参考にしているレシピによってはこれらのポイントが当てはまらないケースもあります。その場合には、まずはレシピ通りに作りましょう。

1.夏は全ての材料を冷やす

パンを作るときはイースト菌による発酵を利用しますが、夏は気温が高いため菌の活動が活発になります。過発酵を防ぐためにあらかじめ材料を冷蔵庫で冷やしましょう。前日から冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。

2.ぬるま湯は水で代用

手でこねてパンを作るときは人肌程度まで温めた水を使いますが、フードプロセッサーでパンを作るときは常温や冷水を使いましょう。モーターによる熱やパンこね羽根との摩擦熱が発生し、材料がすぐに温かくなるため、ぬるま湯を使うと過発酵の原因になります。

3.バターはある程度こねられてから

フードプロセッサーでパン生地を作る場合は混ぜ時間が短いため、ある程度こねた生地の中心にバターを投入するのがポイントです。バターは細かく切って入れるとスムーズに混ざります。バターもあらかじめしっかり冷やして、過発酵の原因にならないようにしましょう。

4.水分は後入れでもOK

フードプロセッサーで生地をこねるときは水・牛乳・卵などの水分は後から入れてください。最初に入れると生地がまとまりにくく、長時間フードプロセッサーでこねる必要があります。長時間こねるとフードプロセッサーの熱で材料が温まるため、過発酵の原因になります。生地がまとまらなかった場合は、フードプロセッサーから取り出して手でこねましょう。

パン作りに使うフードプロセッサーを選ぶときは、以下の2つを重視しましょう。

 

  • カップの容量
  • モーターの強さ

 

カップの容量が大きすぎると空回りして生地がうまくこねられません。逆に、小さすぎると小さなパンしか作れないため、家族分を作るには何度もこねる必要があります。作りたい量と空回りしない適切な大きさを選ぶのが重要です。

 

また、フードプロセッサーは基本的に粘度の高い食材を混ぜるのには適していません。粘度の高いパン生地はモーターに負担がかかります。パンをこねる場合は、モーターの強いモデルを選びましょう。モーターが強いモデルは、パナソニックやクイジナートから販売されています。

どのフードプロセッサーを選べばいいかわからない方のために、フードプロセッサーを販売しているメーカーを紹介します。困ったらメーカーで選ぶのもおすすめです。

パナソニック(Panasonic)

たくさんの家電を販売しているパナソニックはフードプロセッサーも取り扱っています。アタッチメントが豊富で、パン生地専用の羽根も用意されているのが特徴です。耐久性が高く扱いやすいガラス製容器を採用しています。

クイジナート(Cuisinart)

フードプロセッサーが有名なアメリカの家電メーカーです。パワフルなフードプロセッサーが多く、業務用モデルも取り扱っています。大量の食材を調理する方におすすめです。食洗機に対応しているためお手入れに手間がかかりません。

タイガー魔法瓶(TIGER)

タイガーのフードプロセッサーにはパンこねブレードが付属しているモデルがあります。コードリール機能で収納時にコードが邪魔にならない・ステンレス製カップで食材がくっつきにくいので使い勝手がいいのが特徴です。

山本電気

山本電気のフードプロセッサーは、粘性のある食材や硬い食材も調理できるのが特徴です。パン作りをはじめとした幅広い料理に使用でき、時短にも役立ちます。ラインナップも豊富で自分のニーズに合わせてモデルを選べるのが魅力です。スペアセットやスライサーキットなども用意されています。

パナソニック(Panasonic)

フードプロセッサー MK-K48P

価格:6,200円 (税込)

パンの羽をつけることで、パン生地も作れる!

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

MK-K48Pには、刻む・する・混ぜる用のナイフカッターとおろす用のおろし・とろろカッターがついています。パン生地用のパンの羽根は別売りです。本体と一緒に購入しましょう。ふたをセットして両手で押さえるとスイッチが入るので、直感的に使えます。ガラス製容器で中が確認しやすいのもポイントです。

 

スペック詳細はこちら

取扱説明書はこちら

メーカー パナソニック(Panasonic) 商品名 フードプロセッサー MK-K48P
容量 500g 消費電力 120 W
定格時間(連続使用時間) 30分 回転数 2900/分
コード長 1 m サイズ 155x190x225 mm
重量 2.6 kg 付属品 刃:ナイフ・おろし、ヘラ付きブラシ、カッターカバー、収納ケース
パナソニック(Panasonic)

パンの羽根 AUF84-137(MK-K81・61・80・60用)

価格:1,045円 (税込)

超万能!パン生地を作るフードプロセッサーに変身!

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

こちらの製品はパナソニックのフードプロセッサー専用のパンこね羽根です。フードプロセッサーの取扱説明書にパン作りのレシピやコツが記載されているので、参考にしましょう。パンの羽根を使ってできるパン生地作りの作業は、練りと一次発酵です。パン生地作りのときは、速度設定機能があるモデルは必ず高速で行ってください

 

スペック詳細はこちら

商品名 パンの羽根 AUF84-137-W 対応機種 MK-K81・61・80・60用
パナソニック(Panasonic)

フードプロセッサー MK-K61

価格:11,000円 (税込)

鬼おろしカッターを搭載!野菜を切るのも簡単に!

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

刻む・する・混ぜる・おろす・こねるの5役をこなせるフードプロセッサーです。パンの羽根は付属しているので別で購入する必要はありません。速度設定ができるため、パン以外にうどんやパスタ生地の作成も可能です。鬼おろしカッターは大根・きゅうり・りんごなどを簡単におろせます。パナソニックのMKシリーズは、食洗機非対応です。

 

スペック詳細はこちら

取扱説明書はこちら

メーカー パナソニック(Panasonic) 商品名 フードプロセッサー MK-K61
容量 500g 消費電力 120W
定格時間(連続使用時間) 30分 回転数 高速:2900回/分、低速:2200回/分
コード長 1 m サイズ 154x212x225 mm
重量 2.8 kg 付属品 刃:ナイフ・おろし・鬼おろし・パンの羽根、へら付きブラシ、カッターカバー、収納ケース
パナソニック(Panasonic)

フードプロセッサー MK-K81

価格:15,103円 (税込)

野菜のスライスやパンの生地も簡単に作れる!

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

MK-K81は、刻む・する・混ぜる・おろす・こねる・スライス・せん切りの7役をこなせる万能なフードプロセッサーです。面倒な野菜のスライスやせん切りも簡単にできます。パンの羽根付属で、パン生地や手作り麺を楽しめるのもポイント。パナソニック製で安心感があり、使い勝手もよく評判の高い人気の商品です。

 

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取扱説明書はこちら

メーカー パナソニック(Panasonic) 商品名 フードプロセッサー MK-K81
容量 500g 消費電力 120W
定格時間(連続使用時間) 30分 回転数 高速:2900回/分、低速:2200回/分
コード長 1 m サイズ 154x212x225 mm
重量 2.8 kg 付属品 刃:ナイフ・おろし・鬼おろし・スライス/せん切り・パンの羽根、へら付きブラシ、カッターカバー、収納ケース
Cuisinart(クイジナート)

フードプロセッサー DLC-191J

価格:24,464円 (税込)

料理の下準備がとっても楽になる!

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

パンの生地なら300g(食パン1斤分)、肉のミンチならハンバーグ3~4個分にもなる400gを一気に作れます。強力パワーですが静音性が高く、夜遅くに朝ごはんの仕込みをしたい場合でも安心です。容器は食器洗浄機対応で、手入れが簡単にできます。投入口は食材を入れやすいように大きめに作られているのもポイントです。

 

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メーカー Cuisinart(クイジナート) 商品名 フードプロセッサー DLC-191J
容量 1.9L 消費電力 300W
定格時間(連続使用時間) 10分 回転数 (回/分) 約1500(50Hz)/約1800(60Hz)
コード長 1.5m サイズ 248×177×350 mm
重量 5.1 kg 付属品 刃:メタルブレード・ドゥブレード・2mmスライサー・おろし・ファインシュレッダー、スパチュラ
タイガー魔法瓶(TIGER)

マイコンフードプロセッサー SKF-H100K

価格:10,772円 (税込)

多彩な調理が簡単にできる!

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

容量が650gと大容量サイズのフードプロセッサーです。みじんミンチやすりみなどが作れる4つの調理コースを搭載しています。容器がステンレス製でガラスタイプより軽く、耐久性も高いのが魅力。パンこねブレード付属で手作りパンを楽しめます。刻む用のチョッパーカッターはブラックチタン加工が施されていて切れ味が長持ちするのもポイントです。

 

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メーカー タイガー魔法瓶(TIGER) 商品名 マイコンフードプロセッサー SKF-H100K
容量 0.6 L 消費電力 160W
定格時間(連続使用時間) 30分 回転数 高速:2800、低速:1600
コード長 1.2 m サイズ 幅276×高さ271×奥行243 mm
重量 2.6 kg 付属品 刃:チョッパー(ブラックチタンコート)・おろし、パンこねブレード、カッターブラシ、ヘラつきブラシ
山本電気

MICHIBA KITCHEN PRODUCT フードプロセッサー MB-MM56

価格:10,480円 (税込)

液体や粘性のある食材でも使える!

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

ステンレス製で耐久性が高く、使い勝手のいいフードプロセッサーです。刻む・混ぜる・する・砕く・泡立てる・こねる・おろす・ひくの8役をこなしてくれます。液体や粘性のある食材・氷やコーヒー豆などの硬い食材にも対応しているため、料理のレパートリーを手軽に増やせます。また、静音性にも優れており軽くて扱いやすい点もポイントです。

 

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メーカー 山本電気 商品名 MICHIBA KITCHEN PRODUCT フードプロセッサー MB-MM56 RD[レッド]・W[ホワイト]・SL[シルバー]
容量 0.5 L 消費電力 140W
定格時間(連続使用時間) フードプロセッサー使用時:20分、液体使用時:1分 回転数 低速:800回/分、高速:3000回/分
コード長 2 m サイズ 幅210×高さ250×奥行160 mm
重量 約3.1Kg 付属品 ブレード、グレーター、スパチュラ

フードプロセッサーで生地を作るときの材料について紹介します。手ごねやホームベーカリーでパンを作るときとそれほど材料は変わりません。パンの種類によって使う材料は変わるので、ここではオーソドックスなものを紹介します。

材料

こちらがパンの材料です。

 

  • 中力粉 300g
  • 砂糖 15g
  • 塩  4g
  • 牛乳 100g
  • ぬるま湯 95g
  • イースト 3g
  • バター 20g
  • 酵母液種 20g

 

クルミやレーズンなど、パンに何か混ぜ込みたい方や味をつけたい方は、アレンジを加えてください。また、牛乳が苦手な方は、豆乳や水を使うことをおすすめします。

パン生地をこねるときのポイント

フードプロセッサーを使ったパン生地作りの工程は以下です。

 

  1. 30℃のぬるま湯にイーストを入れ、イーストに水を含ませる(※フードプロセッサーで混ぜる前に必ず行う)
  2. 中力粉・砂糖・塩を入れ、フードプロセッサーで混ぜる
  3. 2が混ったらトロっとしたイースト液を入れる
  4. 20秒回して1度止めて、底や周囲に残った粉を生地に合わせる
  5. 再度回して30秒たったらバターを投入する
  6. 2分程度混ぜ合わせたら完成

 

フードプロセッサーのモーターの熱で生地が温まっていることがあるので、やけどに注意しましょう。また、夏場はとくに温まりやすいので、過発酵を防ぐために生地の温度を調節しましょう。適温は27℃です。

フードプロセッサーがあれば、手ごねやホームベーカリーより短時間で美味しい生地がこねられます。フードプロセッサーでパン生地を作るときは注意点もありますが、慣れると初心者でも簡単においしいパン作りができます。ぜひ本記事を参考に、フードプロセッサーでパン作りを楽しんでください。