ハイランダー（Hilander） 寝袋・シュラフ ダウンシュラフ 800

「冬のキャンプは夜中の寒さが堪える」「高性能なシュラフは高いのがネック」という方も多いのではないでしょうか。この記事では、リーズナブルで暖かく眠りたい方におすすめのハイランダーのダウンシュラフ800をご紹介します。

保温性を高める機能を多く搭載しているのに低価格、コンパクトにまとまるので自転車やバイクでの収納性も抜群です。しかし一方で「ジッパーが使いにくい」といった気になる口コミも見えてきます。

そこで本記事では、ハイランダー ダウンシュラフ800の評判・口コミ・レビューを徹底調査しました。ハイランダーの他モデルとの違いや、臭いに関する口コミの真相も調査しているので、商品選びの参考にしてください。

車中泊から本格的な登山まで対応できるダウンシュラフ800。まずはそのスペックを確認しましょう。

たっぷりの羽毛で使用下限温度は-5℃と冬場も暖かく使用できます。また、650のフィルパワーはかさ高性に優れた良質ランク。420Tナイロン製で肌触りも柔らかく、対応身長も最大185cmと大柄の方にもぴったりです。

ダウンを中綿にしたシュラフは、アウトドアギアの中でも特に価格の差が大きいのが特徴。耐寒性に優れるダウンシュラフは5万円以上の高価格が一般的です。さらに、ダウン自体が高価な素材で、充填量が多いほど価格も上昇する傾向にあります。

一方で、ハイランダーのダウンシュラフ800は、店舗によっては1万円台で購入できることも。厳冬期にも対応できる800gのダウンを充填した完全冬用シュラフとしては破格の安さです。

ダウンシュラフ800は、爪先から頭部までをすっぽり包み込むマミー型。保温性に優れた形状で身体に密着し、冷気が入りにくいのが特徴です。冬場や寒冷地での使用に適しており、さらにコンパクトに収納できるのも魅力です。

ボックスキルト構造とは、シュラフの表地と裏地の間にもう1枚の生地を縫い合わせた構造です。立体的な空間にダウンを封入することで、ダウンが持つ保温性を低下させないのがメリット。熱を逃さず、ダウンの偏りも防げます。

ダウンシュラフ800は、寒さを感じやすいポイントの工夫も魅力です。冷気が侵入しやすいファスナー部分の内側にはドラフトチューブを採用。さらに、首元から肩周りには、羽毛を内包したショルダーウォーマーを搭載して身体を保護します。

大きく使えてコンパクトに収納できるダウンシュラフ800。収納サイズは直径20×36cmで、バレーボール2個分よりも小さくまとまります。化繊中綿シュラフよりも省スペースに収納できるので、バイクや自転車の移動にもおすすめです。

ダウンシュラフ800を購入する際に気になる「臭い」。ユーザーのレビューを調査したところ、「数人に嗅いでもらったが異臭はない」「潜り込んでも嫌な臭いを感じることはない」という結果でした。臭いに関しては安心して使用できます。

ダウンシュラフ800に内包されるダウンのうち、50％をフェザーにしたのがダウンフェザーシュラフ800です。総重量は約300g重く、収納袋もややサイズアップ。推奨対応身長は変わりないものの、フェザーに変更すると、使用下限温度が0℃になります。

使い勝手や着用感などはほぼ変わり無いのですが、厳冬期のキャンプにはやや心許ないかも。しかし、コスパを優先する方にはダウンフェザー800がおすすめでしょう。

ダウンシュラフ400は、内包する羽毛量が400gのタイプです。総重量は0.68kgと軽量で、収納サイズもダウンシュラフ800よりも一回りコンパクト。薄手のシングルキルト構造で、夏場の使用におすすめです。

ダウンシュラフ600は、羽毛の比率がダウン80％とフェザー20％のタイプです。シングルキルト構造でも600gの羽毛を内包しており、総重量0.91kgと厚みがあります。肌寒い春先から3シーズン使用できる便利なシュラフです。

マミー型よりもやや開放的な寝心地が封筒型の魅力ですが、残念ながらダウンシュラフ800には封筒型がありません。ダウンシュラフ400のみで展開されているので、封筒型をお探しの方はチェックしてみてください。

ハイランダーのダウンシュラフ800の評判・口コミ・レビューをご紹介しました。弾力のあるダウンなのに抜群のコスパ、さらにコンパクト収納でも広々使えるのも魅力です。暖かく眠れるダウンシュラフ800で、冬のキャンプを楽しみましょう